ARKのPvP(Player vs Player)は、プレイヤー同士が戦い合う対人戦モードです。PvEとは根本的にゲームの楽しみ方が異なり、他プレイヤーの拠点を攻撃する「レイド」や、恐竜を使った対人戦闘など、緊張感のあるゲーム体験ができます。
しかしPvPサーバーの設定は、PvE以上に繊細なバランス調整が求められます。攻撃側と防御側のバランスが崩れると、初心者が一方的に狩られるだけの環境になったり、逆にレイドが不可能なほど防御が硬くなったりと、サーバーが過疎化する原因になります。
この記事では、PvPサーバーの設定で重要なパラメータの解説、バランスの良いおすすめ設定パターン3種(コピペ対応)、ORP(オフラインレイド保護)の設定方法、そしてPvP初心者向けのサーバー運営のコツを解説します。
この記事で分かることは、PvPサーバーで重要な設定パラメータ一覧、バランスの良い設定パターン3種(コピペ対応)、ORP(オフラインレイド保護)の設定方法と推奨値、タレットと建築の保護設定、PvP初心者向けサーバー運営のコツ、そしてPvEサーバー設定との違いです。
PvEモードの設定については「ARK PvEモードのサーバー設定おすすめ一覧」を参照してください。
👑 2026年4月最新・ARK対応レンタルサーバー比較
PvPサーバーを自分で立てるなら
レンタルサーバーならルール設定も倍率もORPも自由自在。理想のPvP環境を構築できます。
🥇 第1位
ConoHa for GAME
月額394円〜|ARKテンプレートで5分構築|設定変更もコンパネで完結
- ✅ PvP/PvE切替もGameUserSettings.iniから即変更
- ✅ ORP設定もコピペで簡単導入
- ✅ 長期割引で最大81%OFF
🥈 第2位
Xserver VPS for Game
月額830円〜|NVMe SSD搭載|PvPの大規模戦闘でもラグなし
- ✅ 自動バックアップ14日分(レイド後のロールバックに)
- ✅ 大人数PvPでも安定の高スペック
- ✅ 帯域幅が広く同時接続に強い
🥉 第3位
ロリポップ! for Gamers
月額800円〜|PayPay対応はここだけ|少人数PvPを気軽に始めたい方に
- ✅ PayPayで契約OK(クレカ不要)
- ✅ Discordコミュニティで質問可能
- ✅ ARK対応テンプレートあり
※料金は長期割引適用時の税込価格です。キャンペーンにより変動します。
PvPサーバーとPvEサーバーの最も大きな違いは「プレイヤー間の攻撃が有効かどうか」です。
PvPサーバーでは、他プレイヤーのキャラクターや恐竜を直接攻撃できます。また、他プレイヤーの建築物も爆破物やC4、ロケットランチャーで破壊可能です。さらに、テイムした恐竜を奪ったり、倒して素材を奪ったりすることもできます。
PvEサーバーでは、プレイヤー同士の攻撃が無効化されており、他プレイヤーの建築物や恐竜にダメージを与えることはできません。PvEはサバイバルと協力プレイに特化したモードです。
設定ファイルでの切り替えは GameUserSettings.ini の [ServerSettings] セクションに記述します。PvPサーバーにする場合は ServerPVE=False、PvEサーバーにする場合は ServerPVE=True と設定します。
PvPサーバーの設定は大きく分けて「戦闘バランス」「建築と破壊」「オフラインレイド保護(ORP)」「ブリーディング・テイム」の4カテゴリに分類できます。以下で各パラメータの意味と推奨値を解説します。
戦闘バランス系
PlayerDamageMultiplier はプレイヤーが与えるダメージの倍率です。デフォルトは1.0で、値を大きくするとプレイヤーの攻撃が強くなります。PvPではプレイヤー同士の戦闘速度に直結するため、高すぎると即死ゲーになり、低すぎると泥仕合になります。推奨は1.0〜1.5です。
PlayerResistanceMultiplier はプレイヤーが受けるダメージの倍率です。デフォルトは1.0で、値を小さくするとプレイヤーが硬くなります。初心者が多いサーバーでは0.8〜0.9に下げると、一撃死を防ぎやすくなります。
DinoDamageMultiplier は恐竜が与えるダメージの倍率です。PvPでは恐竜を使った対人戦闘が頻繁に発生するため、1.0〜2.0の範囲で調整します。高すぎるとティラノサウルス1体でプレイヤーキャラクターを即死させてしまうため注意が必要です。
DinoResistanceMultiplier は恐竜が受けるダメージの倍率です。1.0がデフォルトで、値を小さくすると恐竜が硬くなります。ブリーディングに時間をかけた恐竜を簡単に失わないよう、0.7〜0.9に設定するサーバーも多いです。
StructureDamageMultiplier は建築物に対するダメージの倍率です。レイドの難易度に直結する設定で、デフォルトの1.0だと鉄建築がかなり硬くなります。攻撃側を有利にしたい場合は1.5〜2.0、防御側を有利にしたい場合は0.5〜0.8に設定します。
StructureResistanceMultiplier は建築物が受けるダメージの倍率です。値を小さくすると建築が硬くなります。StructureDamageMultiplierと併用して調整します。
DinoTurretDamageMultiplier はタレットが恐竜に与えるダメージの倍率です。タレットは防衛の要であり、この値が低いとタレットが機能せず防衛が成り立ちません。推奨は1.0〜2.0です。
建築と破壊系
PreventTribeAlliances をTrueにすると、トライブ同盟を禁止できます。大規模トライブが同盟を組んで小規模トライブを圧倒する状況を防ぎたい場合に有効です。
AllowRaidDinoFeeding をTrueにすると、タイタノサウルスなどのレイド用恐竜に餌を与えて維持できるようになります。Falseにするとタイタノサウルスは自然に餓死するため、レイドの長期化を防げます。
PvPStructureDecay をTrueにすると、PvPサーバーで一定期間ログインしなかったプレイヤーの建築物が自動的に劣化します。放置拠点によるマップ汚染を防止するために有効です。
AutoDestroyOldStructuresMultiplier は建築物の自動劣化速度を制御します。値が大きいほど劣化が早くなります。デフォルトは0.0(劣化しない)です。PvPでは1.0に設定して、非アクティブプレイヤーの建築を自然除去するのが一般的です。
ORP(オフラインレイド保護)系
PreventOfflinePvP をTrueにすると、サーバー内のすべてのプレイヤーがオフラインのトライブに対するレイドが制限されます。PvP初心者向けサーバーでは、ORPの導入を強く推奨します。
PreventOfflinePvPInterval はプレイヤーがログアウトしてからORPが発動するまでの秒数です。デフォルトは900秒(15分)ですが、即座にORPが発動するとログアウト逃げが横行するため、600〜1800秒(10〜30分)の範囲で調整するのが良いでしょう。
PreventOfflinePvPConnectionInvincibleInterval はログイン直後にORPが解除されるまでの秒数です。デフォルトは5秒で、ログイン直後に即レイドされることを防ぐために15〜30秒に設定するのも有効です。
⚙️ ini ファイルの編集が難しい?
ConoHa for GAME なら管理画面から直接設定を変更可能
PvP設定のパラメータはGameUserSettings.iniに記述しますが、ConoHa for GAMEならSSH接続不要で管理画面からini編集が可能。月額394円〜、ARKテンプレートで5分構築。設定変更もサーバー再起動もワンクリックです。
以下の設定を GameUserSettings.ini の [ServerSettings] セクションに追加してください。ブリーディング・テイム・経験値の倍率は含まれていないため、「ARK サーバー倍率おすすめ早見表」の設定と組み合わせて使用してください。
パターン1:カジュアルPvP(初心者向け・ORP有効)
ServerPVE=False
PreventOfflinePvP=True
PreventOfflinePvPInterval=900
PreventOfflinePvPConnectionInvincibleInterval=15
PlayerDamageMultiplier=1.0
PlayerResistanceMultiplier=0.9
DinoDamageMultiplier=1.0
DinoResistanceMultiplier=0.8
StructureDamageMultiplier=1.0
StructureResistanceMultiplier=0.8
DinoTurretDamageMultiplier=1.5
PreventTribeAlliances=True
AllowRaidDinoFeeding=False
PvPStructureDecay=True
AutoDestroyOldStructuresMultiplier=1.0
MaxTribeLogs=100
このパターンはPvP初心者やカジュアルプレイヤー向けです。ORP(オフラインレイド保護)がONのため、ログアウト中にレイドされる心配がありません。プレイヤーと恐竜の耐久が少し高めに設定されているため、一撃死が起きにくく、戦闘の駆け引きを楽しめます。建築もやや硬めで、防衛施設を丁寧に作ればレイドに耐えられます。トライブ同盟を禁止しているため、大規模勢力の独占を防げます。
社会人や学生など、プレイ時間が限られるメンバーが多いサーバーに最適です。
パターン2:バランスPvP(中級者向け・ORP遅延あり)
ServerPVE=False
PreventOfflinePvP=True
PreventOfflinePvPInterval=1800
PreventOfflinePvPConnectionInvincibleInterval=10
PlayerDamageMultiplier=1.2
PlayerResistanceMultiplier=1.0
DinoDamageMultiplier=1.5
DinoResistanceMultiplier=1.0
StructureDamageMultiplier=1.5
StructureResistanceMultiplier=1.0
DinoTurretDamageMultiplier=1.5
PreventTribeAlliances=False
AllowRaidDinoFeeding=False
PvPStructureDecay=True
AutoDestroyOldStructuresMultiplier=1.0
MaxTribeLogs=200
攻撃と防御のバランスが取れた中級者向け設定です。ORP発動までの猶予が30分と長く、オンライン状態での戦闘が促進されます。恐竜のダメージが1.5倍に設定されているため、ブリーディング済みの恐竜が戦場で大きなアドバンテージを持ちます。建築ダメージも1.5倍のため、適切な火力を持つトライブであればレイドが現実的に成功します。トライブ同盟は許可されており、外交や同盟関係がゲームプレイの一部になります。
PvPの緊張感を楽しみつつ、完全なハードコアまでは求めない層に向いています。
パターン3:ハードコアPvP(上級者向け・ORPなし)
ServerPVE=False
PreventOfflinePvP=False
PlayerDamageMultiplier=1.5
PlayerResistanceMultiplier=1.0
DinoDamageMultiplier=2.0
DinoResistanceMultiplier=1.0
StructureDamageMultiplier=2.0
StructureResistanceMultiplier=1.0
DinoTurretDamageMultiplier=2.0
PreventTribeAlliances=False
AllowRaidDinoFeeding=True
PvPStructureDecay=True
AutoDestroyOldStructuresMultiplier=1.5
MaxTribeLogs=300
ORPなしの完全PvP環境です。オフライン中でもレイドが可能なため、防衛施設(タレット、植物タレットX、蜂の巣配置)の構築が生死を分けます。恐竜と建築のダメージが2倍に設定されているため、戦闘と破壊のテンポが速く、常に緊張感のあるプレイが求められます。タイタノサウルスの餌やりが許可されているため、大規模レイドが可能です。
ARKのPvPを本格的に楽しみたい上級者、またはPvP経験者のグループサーバーに適しています。
ORPはPvPサーバーの運営で最も議論になるテーマの一つです。ORPを有効にすると、トライブの全メンバーがオフラインになった一定時間後に、そのトライブの建築物と恐竜に対するダメージが大幅に軽減(または無効化)されます。
ORPのメリットは明確です。社会人や学生がログアウト中に一方的に拠点を壊されることがなくなるため、プレイヤーの離脱を防ぎ、サーバーの過疎化を抑制できます。
一方、ORPのデメリットとして「ログアウト逃げ」があります。レイドされそうになったらメンバー全員がログアウトしてORP発動を待つ、という戦術が横行する可能性があります。これを防ぐために PreventOfflinePvPInterval の値を長め(1800秒=30分)に設定し、即座にORPが発動しないようにするのが一般的です。
さらに高度なORP運用として、「レイドタイム制」を併用する方法があります。例えば毎日19:00〜23:00の4時間だけORPを解除してレイドを許可し、それ以外の時間はORP有効にするルールです。これは設定ファイルだけでは実現できないため、サーバー管理者が手動で切り替えるか、スクリプトで自動化する必要があります。
PvPサーバーでは、拠点の防衛設計がゲームの勝敗を左右します。設定値だけでなく、プレイヤーに伝えるべき防衛知識も簡潔に紹介します。
タレットの配置はPvP防衛の基本中の基本です。オートタレットは1つの範囲に最大100台まで設置でき(公式サーバー準拠の場合)、密集させて設置することで攻撃側に大量の弾幕を浴びせます。タレットの弾薬切れが最大の弱点なので、弾薬の自動供給体制(弾薬箱やテイム個体のインベントリからの補給)を整えましょう。
植物タレットX(Plant Species X)は序盤から設置可能な防衛設備で、麻酔弾効果があるため飛行生物の迎撃に有効です。ただし火力は低いため、メインの防衛はオートタレットに頼りましょう。
蜂の巣配置(ハニカムウォール)は、建築物の外壁を二重三重の壁で覆い、爆破物による侵入を遅延させるテクニックです。C4やロケットランチャーで壁を破壊しても、その内側にさらに壁がある状態を作ることで、レイドの成功に必要な爆破物の量を大幅に増やせます。
⚔️ PvPの大規模レイドはサーバー負荷が極大
タレット100台+恐竜50体の戦闘でも落ちないサーバーを
PvPの大規模戦闘はARKで最もサーバー負荷が高い場面です。Xserver VPS for GameはNVMe SSD + 広帯域で大人数の同時戦闘も安定処理。14日間の自動バックアップでレイド後のロールバックにも対応。
PvPサーバーを管理者として運営する際に、設定値以外で重要なポイントを紹介します。
ルールの明文化
設定ファイルでは制御できない部分をサーバールールとして明文化しましょう。「初心者プレイヤーのキル禁止期間(例:サーバー参加から72時間はキル禁止)」「特定エリアの安全地帯指定(例:オベリスク周辺500m以内は戦闘禁止)」「レイド時間の制限(例:平日21時〜23時のみレイド可能)」などが代表的です。ルールはDiscordサーバーやゲーム内掲示板に掲示し、全員が確認できるようにしましょう。
管理者の中立性
PvPサーバーの管理者は、特定のトライブに有利な行動(管理者コマンドで装備を渡す、特定トライブの拠点だけ保護するなど)を絶対に行ってはなりません。管理者の不公平な介入はサーバーの信頼を一瞬で崩壊させます。管理者は自身のプレイキャラクターと管理者アカウントを分けて運用するのがベストプラクティスです。管理者コマンドの使い方については「ARK 管理者コマンド一覧」を参照してください。
定期ワイプの検討
PvPサーバーでは、長期間運営するとトップトライブとの格差が広がりすぎて、新規プレイヤーが参入できない状態になりがちです。1〜3ヶ月に一度、サーバーデータをリセットする「ワイプ」を実施することで、全員がフラットな状態から再スタートでき、サーバーの活性化につながります。ワイプ前にはバックアップを取り、プレイヤーに事前告知してから実施しましょう。バックアップ手順は「ARK バックアップ&移行ガイド」を参照してください。
PvPサーバーの推奨プレイヤー数とスペック
PvPサーバーではPvEよりもサーバー負荷が高くなります。タレットの弾丸処理、爆破物のエフェクト、多数のプレイヤーと恐竜の同時戦闘がCPUとメモリに大きな負荷をかけるためです。
1〜10人程度の少人数PvPであれば8GBプランで対応可能ですが、10〜20人以上の中〜大規模PvPでは16GB以上を推奨します。大規模レイドが頻繁に発生するサーバーでは32GBプランも検討してください。詳しくは「ARKサーバー推奨スペック|人数別おすすめプラン」を参照してください。
- PvEサーバーをPvPに変更できますか?
- はい、
GameUserSettings.iniのServerPVE=TrueをServerPVE=Falseに変更してサーバーを再起動するだけで切り替え可能です。ただし、PvE環境で建てた拠点はPvP環境では攻撃対象になるため、事前にプレイヤーに告知してから切り替えましょう。
- ORP有効のサーバーは人気がありますか?
- 非常に人気があります。特にカジュアル〜中級者向けのPvPサーバーではORP有効が主流です。ORP有効のサーバーは「オフライン時の理不尽さ」が軽減されるため、プレイヤーの定着率が高い傾向にあります。ただし上級者向けのハードコアPvPサーバーではORPなしが好まれる場合もあります。
- PvPとPvEの中間的な設定はありますか?
- 「PvPvE」と呼ばれる設定が人気です。基本はPvPモードですが、ORP有効+レイド時間の制限(特定の時間帯のみレイド可能)+初心者保護期間を組み合わせることで、PvPの緊張感を残しつつPvEの安心感も確保できます。パターン1の「カジュアルPvP」設定をベースに、Discordルールでレイド時間を制限する運用が最も手軽です。
- タレットの上限数を変更できますか?
Game.iniの[/Script/ShooterGame.ShooterGameMode]セクションにMaxTurretsInRange=100を追加することで変更できます。公式サーバーでは100台が上限ですが、非公式サーバーでは自由に変更可能です。ただし上限を上げすぎるとサーバー負荷が増大するため、150〜200台程度に留めることを推奨します。
PvPサーバーの設定は「攻撃と防御のバランス」がすべてです。攻撃側が強すぎれば初心者が定着せず、防御側が強すぎればレイドの醍醐味が失われます。
初心者〜カジュアル層にはパターン1(ORP有効+耐久アップ+同盟禁止)、中級者にはパターン2(ORP遅延+バランス倍率+同盟許可)、上級者にはパターン3(ORPなし+高ダメージ+タイタノ餌やり許可)がそれぞれ推奨です。
ブリーディング・テイム・経験値の基本倍率設定はPvEと共通で使えるため、「ARK サーバー倍率おすすめ早見表」を参照してPvP設定と組み合わせてください。
⚔️ 最高のPvP環境を自分で作ろう
ORP・倍率・ルールを自由に設定できる
自分だけのPvPサーバー
カジュアルPvPからハードコアまで、設定次第で理想の戦場を実現。
初期費用0円・月額394円〜で今すぐ始められます。
※料金は長期割引適用時の税込価格です。キャンペーンにより変動します。
関連記事
- ARK PvEモードのサーバー設定おすすめ一覧
- ARK サーバー倍率おすすめ早見表
- ARK ボス攻略ガイド
- ARK ブリーディング完全ガイド
- ARK 管理者コマンド一覧
- ARK バックアップ&移行ガイド
- ARKレンタルサーバーおすすめ5社比較
他のゲームのサーバーも立てたい方へ
同じVPS(ConoHa / XServer)で複数ゲームのサーバーを構築できます

