ARKのサーバー運営で最も怖いのが「データの消失」です。
何十時間もかけてブリーディングで厳選した恐竜、大規模な拠点、変異ブリーディングで育てた最強個体。これらがサーバーのクラッシュやアップデートの不具合で一瞬にして消えてしまうことは、残念ながら珍しくありません。
また、サーバーのスペックが足りなくなったり、別のVPSサービスに乗り換えたい場合にも、正しい手順でデータを移行しないとワールドデータが破損するリスクがあります。
この記事では、ARKサーバーのバックアップの取り方、セーブデータの復元方法、VPS間でのサーバー引っ越し(移行)手順を、ConoHa for GAME・Xserver VPS for Game・ロリポップ!for Gamersの3社それぞれに対応する形で解説します。
この記事で分かることは、バックアップが必要な理由と推奨頻度、手動バックアップの取り方(SSH/SFTP操作)、自動バックアップの設定方法(3社別)、セーブデータの復元手順、ローカルサーバーからVPSへの移行方法、VPS間(他社→他社)の引っ越し手順、そしてバックアップでよくあるトラブルと対処法です。
サーバーの立て方がまだの方は先に → 「ARK: Survival Ascended サーバーの立て方」
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🥈 第2位
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- ✅ 14日間の自動バックアップが標準付帯・無料
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🥉 第3位
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ARKサーバーのデータが消失する原因は主に5つあります。
1つ目はサーバークラッシュです。ARKは重量級のゲームサーバーであり、MODの競合や大量の建築物・恐竜による処理過負荷でサーバーがクラッシュすることがあります。クラッシュの直前に行われたオートセーブが破損していた場合、ワールドデータの復旧が不可能になります。
2つ目はARKアップデートの不具合です。ARKのアップデート適用時にワールドデータが破損するケースが過去に何度も報告されています。特にASAの大型アップデートでは互換性の問題が発生するリスクがあります。
3つ目はMODの更新・削除です。使用していたMODがアップデートされた際に互換性が崩れたり、MOD作者がMODを削除した場合にワールドデータが読み込めなくなることがあります。
4つ目は操作ミスです。マップ変更の際にワールドデータを上書きしてしまったり、設定ファイルの編集ミスでサーバーが起動しなくなるケースがあります。
5つ目はVPSの障害です。ホスティング会社側のハードウェア障害やネットワーク障害により、サーバーのデータが損傷するケースもまれに発生します。
これらのリスクに対する唯一の防御策がバックアップです。定期的なバックアップさえ取っていれば、どのような障害が発生してもデータを復元できます。
推奨するバックアップ頻度は、ブリーディングや大規模建築を頻繁に行うサーバーでは毎日1回、通常のプレイであれば週2〜3回、最低でも週1回は必ずバックアップを取りましょう。
ARKサーバーのバックアップに必要なファイルは主に3種類です。
1つ目はワールドデータです。マップの地形変更・建築物・野生恐竜のスポーン情報などが保存されています。ファイル名は マップ名.ark(例:TheIsland.ark、ScorchedEarth_P.ark)です。保存場所は通常 ShooterGame/Saved/SavedArks/ ディレクトリです。
2つ目はトライブデータとプレイヤーデータです。トライブ(部族)の情報は *.arktribe ファイルに、プレイヤーのキャラクター情報は *.arkprofile ファイルにそれぞれ保存されています。これらも同じ SavedArks/ ディレクトリにあります。
3つ目はサーバー設定ファイルです。GameUserSettings.ini と Game.ini の2ファイルに、倍率設定・MOD設定・管理者パスワードなどすべてのサーバー設定が保存されています。保存場所は ShooterGame/Saved/Config/LinuxServer/(Linux VPSの場合)です。
バックアップの際は、上記3種類すべてをまとめてコピーするのが鉄則です。ワールドデータだけを復元しても、トライブデータがなければプレイヤーの所有権が消失します。
手動バックアップはSFTPクライアント(WinSCP、FileZillaなど)を使ってサーバーからファイルをダウンロードする方法です。どのVPSサービスでも共通の手順で実行できます。
まず、ARKサーバーを停止します。サーバーが稼働中にファイルをコピーすると、書き込み中のファイルが破損する可能性があるため、必ずサーバーを停止してから作業を行います。ConoHa・Xserver・ロリポップいずれもコントロールパネルからサーバーの停止操作が可能です。
次に、SFTPでサーバーに接続します。SFTPクライアントにVPSのIPアドレス、ポート番号(通常22)、ユーザー名(root)、パスワードまたはSSH鍵を設定して接続します。
接続後、/opt/ark/ShooterGame/Saved/ ディレクトリに移動します(ARKのインストール先はVPSサービスやテンプレートによって異なる場合があります)。SavedArks/ フォルダと Config/ フォルダをまるごとローカルPCにダウンロードします。
ダウンロードが完了したら、ファイルを日付付きのフォルダに整理して保存します(例:ARK_Backup_20260427/)。複数世代のバックアップを保持しておくと、特定の時点へのロールバックが可能になるため安心です。
最後にARKサーバーを再起動します。
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毎日自動でバックアップが取得され、過去14日分のデータをいつでも復元可能。SFTPでの手動ダウンロードが不要になり、ブリーディングや変異ブリの保険としても最適です。
ConoHa for GAME の場合
ConoHa for GAMEの自動バックアップは、コントロールパネルから簡単に設定できます。
コントロールパネルにログインし、対象サーバーを選択します。左メニューの「自動バックアップ」を開き、自動バックアップをONに設定します。バックアップは週1回自動で取得され、最大3世代まで保持されます。
復元したい場合は、バックアップ一覧から復元したい世代を選び「リストア」ボタンをクリックするだけです。
さらに、「イメージ保存」機能を使えば、サーバーの状態をまるごとスナップショットとして保存できます。マップ変更や大規模なMOD導入の前にイメージ保存を取っておけば、問題が発生しても完全に元の状態に戻せます。
注意点として、自動バックアップは週1回のため、毎日バックアップが必要な場合は手動バックアップと併用しましょう。
Xserver VPS for Game の場合
Xserver VPS for Gameの自動バックアップは、標準機能として無料で提供されています。設定不要で、自動的に毎日バックアップが取得され、過去14日分が保持されます。
復元はゲームパネルから「バックアップ」メニューを開き、復元したい日付のバックアップを選択して「復元」をクリックするだけです。
14日分のバックアップが常に保持されているため、「3日前の状態に戻したい」「1週間前の状態に戻したい」といった柔軟な復旧が可能です。変異ブリーディング中に最強個体を誤って処分してしまった場合でも、前日のバックアップから復元できます。
Xserver独自の機能として「ARK簡単移行」があります。これは他社のARKサーバーからXserverへワンクリックでデータを移行できる機能で、引っ越しの際に非常に便利です。
ロリポップ! for Gamers の場合
ロリポップ!for Gamersでは、管理画面からバックアップ操作が可能です。自動バックアップの詳細な仕様については、ロリポップ!for Gamersの公式ドキュメントまたはDiscordコミュニティで最新情報をご確認ください。
手動バックアップについては、前述のSFTP手順で同様に取得可能です。
バックアップからの復元手順は、自動バックアップを使う場合と手動バックアップを使う場合で異なります。
自動バックアップの復元(ConoHa / Xserver)は、各VPSのコントロールパネルから数クリックで完了します。復元ボタンを押すと、選択した世代のバックアップでサーバー全体が上書きされます。復元後にARKサーバーを再起動すれば、バックアップ時点の状態でゲームが再開されます。
手動バックアップの復元は、SFTPを使ってバックアップファイルをサーバーにアップロードする作業が必要です。まず、ARKサーバーを停止します。次に、SFTPでサーバーに接続し、SavedArks/ ディレクトリ内の現在のファイルを別名でリネームまたは移動します(復元に失敗した場合の保険として)。その後、バックアップしておいた SavedArks/ フォルダの中身をアップロードし、必要に応じて Config/ フォルダの設定ファイルもアップロードします。最後にARKサーバーを起動して、正しく復元されているか確認します。
復元時の注意点として、復元先のARKサーバーのバージョンがバックアップ時のバージョンと大きく異なる場合、ワールドデータの互換性問題が発生する可能性があります。ARKのメジャーアップデート前には必ずバックアップを取っておきましょう。
自宅PCでARKサーバーを運営していたが、電気代やPCの負荷、24時間稼働の安定性を考えてVPSに移行したいという方は少なくありません。
ローカルサーバーからVPSへの移行手順は以下のとおりです。
まず、ローカルPCでARKサーバーを停止します。次に、ローカルPCのARKサーバーディレクトリから ShooterGame/Saved/ フォルダ全体をコピーします。PC版(Steam)のデフォルトパスは C:\Program Files (x86)\Steam\steamapps\common\ARK Survival Evolved Dedicated Server\ShooterGame\Saved\ です。ASAの場合は ARK Survival Ascended Dedicated Server フォルダになります。
次に、VPS側にARKサーバーをテンプレートで構築します(ConoHa・Xserver・ロリポップいずれもARKテンプレートがあるため、数分で完了します)。構築が完了したら、VPS側のARKサーバーを一度停止します。
SFTPでVPSに接続し、VPS側の SavedArks/ ディレクトリの内容を、ローカルからコピーした SavedArks/ の内容で上書きします。Config/ フォルダの GameUserSettings.ini と Game.ini も、ローカルの設定をVPSにコピーします。ただし、サーバーのIPアドレスやポート番号に関する設定はVPS側の値に合わせる必要があるため、設定ファイルの内容を確認してから上書きしてください。
アップロードが完了したらARKサーバーを起動し、マップ・建築物・恐竜・プレイヤーデータが正しく引き継がれているか確認します。
現在使っているVPSから別のVPSサービスに乗り換える場合の手順を解説します。
Xserverの「ARK簡単移行」を使う場合(推奨)
Xserver VPS for Gameでは「ARK簡単移行」機能が提供されています。この機能を使えば、移行元サーバーの接続情報(IPアドレス、ポート、SSH認証情報)を入力するだけで、Xserver側が自動的にデータを取得して移行を完了してくれます。
手順は、Xserver VPS for Gameを新規契約する際に「ARK簡単移行」メニューを選択し、移行元サーバーの情報を入力して「移行開始」をクリックするだけです。
手動で移行する場合
手動での移行は、基本的に「移行元でバックアップ → 移行先にリストア」の流れです。
移行元サーバーでARKを停止し、SFTPで Saved/ フォルダをダウンロードします。移行先のVPSにARKテンプレートを構築し、サーバーを停止した状態でSFTPでファイルをアップロードします。設定ファイルのIPアドレスやポート番号を移行先のVPSに合わせて修正し、ARKサーバーを起動して確認します。
移行前のチェックリストとして、ARKのバージョンが移行元と移行先で同じであること、使用しているMODがすべて移行先でもインストールされていること、設定ファイル(GameUserSettings.ini / Game.ini)のサーバー固有の値(IPアドレス、ポート番号、管理者パスワード)を移行先の値に更新していること、移行元のバックアップを複数世代保持していることを確認してください。
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他社VPSやローカルPCからXserver VPS for Gameへの移行が、接続情報を入力するだけで完了。SFTPの操作は一切不要です。さらに14日間の自動バックアップが無料で付帯するため、移行後も安心。
復元後にワールドデータが読み込めない
ARKのバージョンが異なる状態で復元しようとすると、ワールドデータの互換性エラーが発生することがあります。復元前に、バックアップ取得時のARKバージョンと現在のバージョンが一致しているか確認してください。バージョンが進んでしまった場合は、SteamCMDでARKのバージョンを固定する方法もありますが、セキュリティリスクを伴うため推奨しません。
復元後にプレイヤーの所有権が消えている
ワールドデータ(.ark)だけを復元し、トライブデータ(.arktribe)やプレイヤーデータ(.arkprofile)を復元し忘れると、建築物や恐竜の所有権が失われます。バックアップ時は SavedArks/ フォルダ全体をまとめてコピーし、復元時も全体をまとめて上書きしてください。
SFTPで接続できない
SSHのポート番号がデフォルトの22から変更されている場合や、ファイアウォールでSFTPの接続がブロックされている場合に発生します。VPSのコントロールパネルでSSHポート番号とファイアウォール設定を確認してください。
バックアップファイルが巨大でダウンロードに時間がかかる
大規模な建築や大量の恐竜がいるワールドでは、セーブデータが数GBに達することがあります。SFTPクライアントの転送速度が遅い場合は、SSH接続で tar コマンドでファイルを圧縮してからダウンロードすると高速化できます。コマンド例は cd /opt/ark/ShooterGame/Saved/ && tar -czf /tmp/ark_backup.tar.gz SavedArks/ Config/ です。
定期バックアップを自動化したい(上級者向け)
cronジョブを設定すれば、任意のタイミングで自動バックアップを実行できます。例えば毎日AM4:00にバックアップを取る場合は crontab -e で 0 4 * * * /usr/local/bin/ark_backup.sh のように設定し、バックアップスクリプト内でサーバー停止→ファイルコピー→サーバー起動の処理を記述します。ただし、Xserver VPS for Gameのように14日間の自動バックアップが標準搭載されているサービスであれば、この手順は不要です。
ARKサーバーのバックアップは、やるかやらないかの問題ではなく、やらなければ必ず後悔する作業です。
バックアップで最も大切なのは、SavedArks/ フォルダと Config/ フォルダを丸ごとバックアップすること、サーバー停止中にバックアップを取ること、複数世代のバックアップを保持すること、そして大型アップデートやMOD変更の前には必ず手動バックアップを取ることです。
自動バックアップ機能があるVPSを使えば、日常のバックアップは自動化でき、手動バックアップはアップデート前などの重要なタイミングだけに集中できます。特にXserver VPS for Gameの14日間自動バックアップは、ARKサーバー運営者にとって最も心強い機能です。
大切なブリーディング個体や拠点を守るために、今すぐバックアップ体制を整えましょう。
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