【2026年最新】RustサーバーをエックスサーバーVPSで構築する方法|初心者でも10分で完了

「Rustのマルチサーバーをエックスサーバーで構築したいけれど、手順が複雑そうで不安…」と感じていませんか。サーバー構築の経験がない方にとって、VPSの申し込みからゲームへの接続までは難しそうに見えるものです。

結論からお伝えすると、XServer VPS(エックスサーバー)のRustアプリイメージを使えば、専門知識がなくても約10分でサーバーが完成します。

この記事では、XServerの3つのサービス比較から、申し込み・構築・接続・設定変更・MOD導入・セキュリティ対策まで、Rustサーバー構築に必要な情報を1ページにまとめました。記事の手順どおりに進めるだけで、今日からフレンドと一緒にRustを楽しめます。


Rust(ラスト)とは?マルチプレイの魅力

Rustはどんなゲーム?基本的な特徴

Rustは、Facepunch Studiosが開発したオープンワールド型のサバイバルFPSゲームです。プレイヤーは何も持たない状態からスタートし、資源を集めて武器や道具を作り、拠点を建築しながら生き残りを目指します。

Rustの最大の特徴は、PvP(プレイヤー同士の戦闘)とクラフト要素が融合している点です。自然環境だけでなく、他のプレイヤーからの襲撃にも対処する必要があるため、緊張感のあるゲーム体験が味わえます。

2018年のリリース以降、Steamでの販売本数は1,200万本を突破しました。日本でもストリーマー配信がきっかけで人気が急上昇し、今なお多くのプレイヤーが楽しんでいるタイトルです。

マルチプレイで遊ぶにはサーバーが必要

Rustはマルチプレイ専用のゲームであり、シングルプレイモードはありません。ゲームをプレイするには必ずサーバーに接続する必要があります。

フレンドや仲間同士だけで楽しみたい場合は、自分専用のサーバーを用意するのがおすすめです。公式サーバーは誰でも参加できる反面、見知らぬプレイヤーから攻撃される可能性が高く、特に初心者にとってはハードルが上がります。

自分専用のサーバーを立てれば、参加者を限定でき、マップサイズやゲームルールも自由にカスタマイズできます。快適な環境で仲間とRustを満喫するなら、レンタルサーバーを使った構築が最も手軽な方法です。

Rustサーバーの3つの種類(公式・コミュニティ・MOD)

Rustのサーバーは、以下の3種類に分かれています。それぞれの違いを理解して、目的に合ったサーバーを選びましょう。

サーバー種類運営者特徴おすすめ対象
公式サーバーRust運営誰でも参加可能。上級者が多く初心者には厳しい環境対人戦を楽しみたい上級者
コミュニティサーバーユーザー独自ルールを設定可能。管理者がいるので秩序がある初心者~中級者
MODサーバーユーザーOxide等のMODを導入し、機能を拡張できるカスタマイズしたい人

自分でサーバーを立てる場合は「コミュニティサーバー」から始めるのがおすすめです。サーバー管理に慣れたらMODを導入して「MODサーバー」にステップアップするとよいでしょう。


エックスサーバーでRustサーバーを構築するメリット

XServer VPS・VPS for Game・GAMEsの違いと選び方

エックスサーバーには、Rustサーバーを構築できるサービスが3つあります。サービスごとに特徴が異なるため、自分の用途に合ったものを選ぶことが大切です。

XServer VPS(標準VPS)の特徴

XServer VPSは、ゲーム以外の用途にも使える汎用的なVPSサービスです。Rustを含むゲーム用テンプレートも用意されており、アプリイメージを選ぶだけでサーバーを構築できます。

最大の魅力は「メモリ無料増設」機能です。たとえば8GBプランを申し込むと、追加料金なしで12GBに増設できます。同じ料金でより多くのメモリを使えるため、Rustのようにメモリ消費が激しいゲームには大きなメリットです。

XServer VPS for Gameの特徴

XServer VPS for Gameは、ゲーム用途に特化したVPSサービスです。申し込み時にゲームタイトルを選ぶだけで、すぐにサーバーが構築されます。操作画面がシンプルで、VPS初心者でも迷いにくい設計になっています。

ただし、メモリ無料増設の対象外です。同じ料金帯で比較すると、XServer VPSのほうがメモリ容量で有利になります。

XServer GAMEsの特徴

XServer GAMEsは、2023年にリリースされた新しいサービスです。専用の管理画面(ゲームパネル)からマップ変更やサーバー設定をGUIで操作できるため、コマンド入力が苦手な方にも扱いやすい仕様です。3日間438円(Rust 4GBプラン)からの短期利用にも対応しています。

Rust Oxideのアプリイメージも提供されており、MODサーバーの構築もワンクリックで可能です。

【結論】どのサービスを選ぶべきか?

判断基準おすすめサービス
メモリ重視・コスパ優先XServer VPS(メモリ無料増設あり)
簡単さ重視・初心者向けXServer GAMEs(GUI管理が充実)
ゲーム特化の中間的存在XServer VPS for Game

コマンド操作に抵抗がなく、コスパを重視するなら「XServer VPS」が最適です。コマンド操作が苦手で直感的にサーバー管理したい方は「XServer GAMEs」を選びましょう。

他社VPS(ConoHa・さくら・KAGOYA)との比較

エックスサーバーを選ぶ理由は、性能・価格・使いやすさのバランスが優れている点にあります。以下は、Rustサーバーで人気の主要VPSサービスとの比較です。

項目XServer VPSConoHa for GAMEさくらVPSKAGOYA VPS
8GBプラン月額(1ヶ月契約)4,400円4,400円3,740円3,630円
メモリ無料増設あり(8GB→12GB)なしなしなし
Rustテンプレートありありなしなし
CPUAMD EPYCIntel XeonIntel XeonIntel Xeon
ストレージNVMe SSDSSDSSDSSD
ネットワーク最大10Gbps非公開非公開非公開

XServer VPSは、メモリ無料増設を適用すると実質12GBのメモリが使える上に、CPUにはAMD EPYCを採用し、ストレージもNVMe SSD、ネットワークも最大10Gbpsと高速な構成です。Rustテンプレートも用意されているため、コマンド操作なしでサーバーを立てられます。

さくらVPSやKAGOYA VPSは月額料金がやや安い一方、Rustのアプリイメージが用意されておらず、手動でのインストール作業が必要になります。初心者の方にはテンプレートが用意されたXServer VPSまたはConoHaがおすすめです。

Rust構築におすすめのプランと料金【メモリ8GB以上推奨】

Rustサーバーは、メモリ消費が非常に大きいゲームです。快適にプレイするためには、メモリ8GB以上のプランを選ぶことを強く推奨します。

プランメモリ(増設後)月額料金(1ヶ月)推奨プレイヤー数おすすめ度
4GBプラン6GB2,200円2〜4人(動作やや重い)
8GBプラン12GB4,400円5〜20人(快適)
16GBプラン24GB9,750円20〜50人(大人数対応)

※料金はXServer VPSの1ヶ月契約時の金額です。3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の長期契約で割引が適用されます。

4GBプラン(増設後6GB)でも2〜4人であれば動作はしますが、マップサイズが大きいとサーバーが起動しないケースも報告されています。将来的にMODやカスタムマップを導入する予定がある場合は、最低でも8GBプラン(増設後12GB)を選んでおくと安心です。


【事前準備】XServerアカウントの作成手順

STEP1:XServer公式サイトからお申し込み

Rustサーバーを構築するには、まずXServerのアカウントを作成する必要があります。XServer VPSの公式サイトにアクセスし、画面右上の「お申し込み」ボタンをクリックしてください。

初めてXServerのサービスを利用する方は、「すぐにスタート!新規お申込み」を選択します。すでにXServerアカウントをお持ちの方は「ログイン」から既存アカウントで申し込みが可能です。

STEP2:お客様情報の入力と本人認証

申し込みフォームに、メールアドレス・パスワード・名前・住所・電話番号などの必要情報を入力します。登録区分は「個人」を選択してください。

入力完了後、登録したメールアドレスに確認コードが届きます。メール本文に記載されたコードを画面に入力し、「次へ進む」をクリックします。

続いて、電話認証を行います。認証に使用する電話番号を入力すると、自動音声またはSMSで認証コードが届きます。認証コードを入力して「認証してサーバー申し込みに進む」をクリックすれば、本人認証は完了です。

STEP3:アカウント作成完了

電話認証が完了すると、XServerアカウントが作成されます。引き続き、VPSサーバーの申し込み画面に自動で遷移しますので、そのままRustサーバーの構築手順に進みましょう。

アカウント作成にかかる時間は約3〜5分です。クレジットカードをあらかじめ用意しておくと、支払い手続きもスムーズに進められます。


【本編】XServer VPSでRustサーバーを構築する手順

STEP1:サーバープランを選択する

アカウント作成後、サーバーの申し込み画面が表示されます。サービスは「標準サーバー」を選択してください。

プランは前述のとおり、メモリ8GBプラン(増設後12GB)以上をおすすめします。契約期間は1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月から選べます。長期契約にすると月額料金が割引されるので、継続利用が確定している場合は3ヶ月以上で申し込むとお得です。

たとえば、8GBプラン(12ヶ月契約)の場合、1ヶ月契約の4,400円/月と比較して約1,000円以上安くなります。キャンペーン期間中であればさらに割引されることもあるため、公式サイトの最新情報をチェックしておきましょう。

STEP2:イメージタイプで「Rust」を選択する

サーバープランを選んだら、イメージタイプの設定に進みます。「アプリケーション」タブを選択し、一覧の中から「Rust」を選んでください。

「他のアプリケーションを表示する」ボタンをクリックすると、全てのゲームタイトルが表示されます。Rustを選択すると、サーバー構築に必要なソフトウェアが自動でインストールされる仕組みです。

この「アプリイメージ」を使うことで、コマンド操作なしでRustサーバーの環境が整います。手動でLinuxにSteamCMDをインストールし、サーバーファイルをダウンロードする手間が一切不要になるのが最大のメリットです。

STEP3:rootパスワードを設定する

次に、rootパスワードを設定します。rootパスワードはサーバーの管理者権限でログインする際に使用する重要なパスワードです。

パスワードの要件は「半角英字・半角数字・半角記号から2種類以上を含む9文字以上70文字以内」です。推測されにくい複雑なパスワードを設定し、必ずメモに残しておきましょう。このパスワードを忘れるとサーバーの設定変更ができなくなるため、保管には十分注意してください。

STEP4:お支払い方法の選択と申し込み完了

rootパスワードの設定が終わったら、「XServer VPS利用規約に同意する」にチェックを入れ、「お申し込み内容を確認する」をクリックします。

申し込み内容の確認画面が表示されるので、プラン・契約期間・イメージタイプに間違いがないか確認し、「お支払いへ進む」をクリックします。

支払い方法は「クレジットカード」と「コンビニ払い/銀行払い」の2種類に対応しています。クレジットカード払いを選ぶと自動更新が設定できるため、更新忘れによるサーバー停止を防げます。

支払い情報を入力し、「支払いをする」をクリックすれば申し込みは完了です。

STEP5:サーバーの稼働確認とIPアドレスの確認

支払い完了後、Rustサーバーの自動構築が開始されます。通常は数分〜10分程度で完了しますが、最大で1日かかる場合もあります。

VPSパネルに表示されるステータスが「稼働中」になれば、サーバーの構築は完了です。10分経っても表示が変わらない場合は、ブラウザのページを更新してみてください。

VPSパネルの右上に表示されている「IPアドレス:xxx.xxx.xxx.xxx」の数字がサーバーの接続先IPアドレスです。この数値をメモしておいてください。Steam経由でRustサーバーに接続する際に使用します。


RustクライアントからサーバーにSteam経由で接続する方法

STEP1:SteamでゲームサーバーをIPアドレスで追加する

Rustサーバーに接続するには、Steamのゲームサーバー機能を使います。まずSteamクライアントを起動し、画面左上の「表示」メニューから「ゲームサーバー」をクリックしてください。

ゲームサーバーのウィンドウが表示されたら、「お気に入り」タブを選択します。画面右下にある「+(サーバーを追加)」ボタンをクリックし、入力欄に以下の形式でサーバー情報を入力します。

サーバーのIPアドレス:29015

たとえば、IPアドレスが「123.456.78.9」の場合は「123.456.78.9:29015」と入力します。入力後「このアドレスをお気に入りに追加」をクリックしてください。

29015はRustサーバーのデフォルトポート番号です。特に設定を変更していなければ、この番号で接続できます。

STEP2:お気に入りからRustサーバーに接続する

お気に入りに追加すると、サーバー一覧にRustサーバーが表示されます。サーバーを選択した状態で、画面右下の「接続」ボタンをクリックしてください。

自動的にRustが起動し、サーバーへの接続が始まります。初回接続はマップデータの読み込みに時間がかかるため、数分間待つ必要があります。

ゲーム画面が表示されれば接続成功です。一緒に遊ぶフレンドにも同じIPアドレスとポート番号を伝え、同じ手順でお気に入りに追加してもらいましょう。

接続できない場合の対処法(待機時間・IP確認・ポート設定)

サーバーに接続できない場合は、以下の原因が考えられます。一つずつ確認して対処してください。

症状原因対処法
Steamにサーバーが表示されないサーバーの起動が完了していない10〜15分待ってから再度追加する
「ゲームサーバー上でプレイできません」と表示サーバー情報の読み込みが未完了「更新」ボタンを押してから再度「接続」を選択
接続中のまま進まない初回のマップ生成に時間がかかっている30分〜1時間待ってから再接続する
接続拒否されるIPアドレスまたはポート番号が間違っているVPSパネルでIPアドレスを再確認する
接続拒否されるパケットフィルターでポートがブロックされているVPSパネルで接続許可ポートの設定を確認する

初回のサーバー起動時は、マップの自動生成処理が走るため30分〜1時間程度の待機が必要になるケースがあります。申し込み直後に接続できなくても慌てず、時間を置いてから試してみてください。

パケットフィルターの設定は、VPSパネルの「パケットフィルター設定」メニューから確認できます。RustのポートがブロックされていないかEを確認し、必要に応じて「OFFにする」または個別にポートを許可する設定を行ってください。


Rustサーバーの設定を変更する方法【SSH/コンソール操作】

設定ファイルの編集方法(nano /etc/systemd/system/rust-server.service)

Rustサーバーの各種設定は、サーバー内の設定ファイルを編集することで変更できます。設定ファイルのパスは以下のとおりです。

/etc/systemd/system/rust-server.service

VPSパネルのコンソール画面、またはSSHクライアント(Tera Termなど)からサーバーに接続し、以下のコマンドでファイルを開きます。

nano /etc/systemd/system/rust-server.service

nanoエディタが起動すると、サーバーの起動オプションが記述された「ExecStart」行が表示されます。この行に追記・編集を行うことで、マップサイズやゲームモードなどの設定を変更できます。

編集が完了したら「Ctrl + O」で保存、「Ctrl + X」でエディタを終了してください。設定を反映するには、以下のコマンドでサーバーを再起動します。

systemctl daemon-reload
systemctl restart rust-server.service

マップデータのワイプ(リセット)手順

Rustサーバーのマップデータをリセット(ワイプ)すると、マップ上の建築物や資源配置がすべて初期化されます。定期的にワイプを行うことで、サーバーの動作を軽くし、プレイヤーに新鮮な体験を提供できます。

以下のコマンドを実行すると、マップデータが削除されます。

systemctl stop rust-server.service
rm -f /home/steam/rust_server/server/RustServer/{*.map,*.sav,*.sav.*}
systemctl start rust-server.service

ワイプ後にサーバーを起動すると、新しいマップが自動生成されます。ブループリント(設計図)のデータは残るため、プレイヤーが覚えたアイテムはリセットされません。

マップサイズ・シード値を変更する方法

マップのサイズとシード値(地形の生成パターンを決める数値)は、設定ファイルの「ExecStart」行で変更できます。

nano /etc/systemd/system/rust-server.service

ExecStart行にある +server.worldsize+server.seed の値を変更します。

設定項目パラメータデフォルト値説明
マップサイズ+server.worldsize3000値が大きいほどマップが広い。1000〜6000で設定可能
シード値+server.seedランダム同じ数値を入れると同じ地形が生成される

少人数(2〜5人)なら2000〜3000、大人数(10人以上)なら4000〜5000程度が目安です。マップサイズを大きくするほどサーバーのメモリ消費量が増えるため、プランのスペックとのバランスを考慮してください。

編集後は保存して systemctl daemon-reloadsystemctl restart rust-server.service を実行します。

マップタイプを変更する方法(Procedural Map・Barrenなど)

Rustには複数のマップタイプが用意されています。デフォルトは「Procedural Map」(自動生成マップ)ですが、設定ファイルにパラメータを追記することで変更可能です。

ExecStart行の末尾に以下のように追記します。

+server.level "Barren"

主なマップタイプは以下のとおりです。

マップタイプ特徴
Procedural Mapランダムに生成される標準マップ。バリエーション豊か
Barren草木がほとんどないシンプルなマップ。動作が軽い
HapisIsland固定レイアウトの島マップ。毎回同じ地形で遊べる
CraggyIsland小さな島のマップ。少人数向け

動作の軽さを重視する場合は「Barren」、毎回異なる地形を楽しみたい場合は「Procedural Map」がおすすめです。

PvP→PvE(プレイヤー戦闘無効)に切り替える方法

Rustサーバーをプレイヤー同士の戦闘がない「PvEモード」に変更できます。フレンドと協力プレイを楽しみたい場合や、建築を中心に遊びたい場合に便利な設定です。

設定ファイルのExecStart行の末尾に、以下のパラメータを追加します。

+server.pve true

追加後、以下のコマンドで設定を反映してください。

systemctl daemon-reload
systemctl restart rust-server.service

PvPモードに戻したい場合は、追記した +server.pve true を削除するか、+server.pve false に変更します。

サーバーの再起動・アップデート方法

Rustの本体アップデートが配信された場合や、設定変更を反映したい場合は、サーバーの再起動を行います。

コンソールまたはSSHから以下のコマンドを実行してください。

systemctl restart rust-server.service

XServer VPSでは、サーバーの再起動時にRust本体の自動アップデートが実行されます。そのため、手動でSteamCMDを操作してアップデートする必要はありません。

大型アップデートの場合は再起動に30分程度かかることがあります。再起動中はプレイヤーがサーバーに接続できなくなるため、事前にプレイヤーへ告知しておくとよいでしょう。

VPSパネルからの再起動も可能です。VPSパネルの「電源操作」メニューから「再起動」を選択すると、VPS自体の再起動と同時にRustサーバーも再起動されます。


Rustサーバーにmod(Oxide)を導入する方法

Oxideとは?MODサーバーにするメリット

Oxide(uMod)は、Rustサーバーに拡張機能を追加するための前提MODフレームワークです。Oxideを導入することで、さまざまなプラグインをサーバーにインストールでき、ゲームのルールや機能を自由にカスタマイズできます。

Oxideを導入するメリットは以下のとおりです。

  • 資源の採取量や経験値倍率を変更できる(Gather Manager)
  • パスワード認証によるアクセス制限を設定できる(Authentication)
  • テレポートやホームポイント機能を追加できる
  • プレイヤーの行動ログを記録できる

MODを導入すると、コミュニティサーバーの種類が「MODサーバー」に変わります。Rust内のサーバーブラウザでは「Modded」タブに表示されるようになります。

XServer GAMEsなら「Rust Oxide」テンプレートで簡単導入

XServer GAMEsでは、2024年9月から「Rust Oxide」のアプリイメージが提供されています。申し込み時にゲームタイトルとして「Rust Oxide」を選択するだけで、Oxideがプリインストールされた状態のサーバーが構築されます。

コマンド操作は一切不要のため、MODサーバーを簡単に立てたい方にはXServer GAMEsが最適な選択肢です。プラグインのインストールもゲームパネルから操作できる場合があり、技術的なハードルが大幅に下がります。

XServer VPSでOxideを手動インストールする手順

XServer VPSを利用している場合は、SSHまたはコンソールからOxideを手動でインストールする必要があります。基本的な手順は以下のとおりです。

  1. Rustサーバーを停止する
  2. uModの公式サイトからOxideの最新版をダウンロードする
  3. ダウンロードしたファイルをサーバーのRustインストールディレクトリに展開する
  4. Rustサーバーを再起動する

詳しいコマンド手順やファイルの配置方法については、Oxide導入の専門記事で別途詳しく解説しています。初めてOxideを導入する方は、まずバックアップを取ってから作業を進めてください。

おすすめプラグインの紹介(Gather Manager・Authenticationなど)

Oxide導入後にインストールできるおすすめプラグインを紹介します。いずれもuModの公式サイトから無料でダウンロード可能です。

プラグイン名機能おすすめ用途
Gather Manager資源の採取倍率を変更少人数サーバーでの効率化
Authenticationパスワードによるサーバー接続制限プライベートサーバーのアクセス制御
NTeleportationテレポート・ホームポイント機能広いマップの移動を快適にする
Backpacksバックパック(追加インベントリ)持てるアイテム数を増やす
Kitsアイテムキットの配布機能イベント運営やスタートアイテム配布

プラグインはサーバーの oxide/plugins フォルダにファイルを配置し、サーバーを再起動すれば自動で読み込まれます。


セキュリティ対策とサーバー管理のポイント

ファイアウォール(ufw)でSSH/FTPポートを遮断する

Rustサーバーを公開すると、インターネット上から誰でもアクセスできる状態になります。不正アクセスを防ぐために、使用しないポートはファイアウォールでブロックしておきましょう。

XServer VPSでは、VPSの接続許可ポートを「全て許可」に設定し、VPS内部のファイアウォール(ufw)で通信制御を行う方法が推奨されます。以下のコマンドを1行ずつ実行してください。

ufw enable
ufw default allow
ufw deny 22
ufw deny 23
ufw reload

上記のコマンドにより、SSH(ポート22)とFTP(ポート23)への外部からの接続を遮断できます。設定が正しく反映されたかは ufw status コマンドで確認できます。

注意点として、SSH接続を遮断するとTera Termなどの外部ツールからの接続もできなくなります。設定変更が必要な場合は、VPSパネルのコンソールから直接操作してください。

RCONを使ったサーバー管理の方法

RCON(Remote Console)は、Rustサーバーをリモートで管理するための仕組みです。RustAdminなどのRCONクライアントを使うと、サーバーの状態確認やプレイヤー管理(BANなど)をGUIで操作できます。

RCONを使用するには、RustサーバーのRCONポート(デフォルト28016)とパスワードが必要です。XServer VPSのRustテンプレートでは、RCONがデフォルトで有効になっている場合があります。

RustAdminの導入手順は以下のとおりです。

  1. RustAdmin公式サイトからアプリケーションをダウンロードする
  2. RustAdminを起動し、Server > Connectメニューを選択する
  3. サーバーのIPアドレス、RCONポート(28016)、RCONパスワードを入力する
  4. 「Connected」と表示されれば接続成功

RCONを使えば、チャットメッセージの送信やプレイヤーリストの確認、サーバーコマンドの実行がブラウザのような使い勝手で行えます。

Tera Termを使ったSSH接続の手順(Windows向け)

Rustサーバーの設定変更やOxideのインストールでは、SSH接続でサーバーにコマンドを送る場面があります。Windowsユーザーには、無料のSSHクライアント「Tera Term」がおすすめです。

Tera Termの導入手順は以下のとおりです。

  1. Tera Termの公式サイト(https://teratermproject.github.io/)からインストーラーをダウンロードする
  2. ダウンロードしたファイルを実行し、画面に沿ってインストールする
  3. Tera Termを起動し、「ホスト」にVPSのIPアドレスを入力、サービスに「SSH」を選択して「OK」をクリックする
  4. ユーザ名に「root」、パスフレーズにrootパスワードを入力して「OK」をクリックする

ログインに成功すると、コマンド入力画面が表示されます。XServer VPS公式サイトや本記事で紹介しているコマンドをコピーし、Tera Termの画面上で右クリックすると貼り付けが可能です。手入力によるミスを防げるため、必ずコピー&ペーストで操作しましょう。


よくある質問(FAQ)

Rustサーバーをバージョンアップ(アップデート)するには?

Rustサーバーのアップデートは、サーバーの再起動で自動的に実行されます。手動でSteamCMDを操作する必要はありません。

XServer VPSの場合、以下のいずれかの方法で再起動を行えばアップデートが適用されます。

  • コンソールまたはSSHから systemctl restart rust-server.service コマンドを実行する
  • VPSパネルの「電源操作」メニューから「再起動」を選択する

大型アップデートの場合はサーバーの再起動に30分程度かかることがあります。再起動中はプレイヤーがサーバーに接続できなくなりますので、事前にゲーム内チャットやDiscordなどで告知しておくことをおすすめします。

なお、Rust本体のアップデートとOxide(MOD)のアップデートは別々に管理されています。Oxideを使用している場合は、Rust本体のアップデート後にOxideの対応バージョンがリリースされるまで数時間〜数日かかることがあります。その間はプラグインが正常に動作しない可能性があるため、急いでアップデートする必要がない場合は、Oxideの対応を確認してから再起動するのが安全です。

サーバーにパスワードを設定して参加者を制限するには?

Rustの標準機能では、サーバーにパスワードを設定する機能はありません。参加者を制限するには、Oxide(MOD)とプラグインを使う方法が最も一般的です。

具体的には、以下の手順で対応できます。

  1. サーバーにOxideを導入する(導入手順は本記事のOxideセクションを参照)
  2. uModの公式サイトから「Authentication」プラグインをダウンロードする
  3. プラグインファイルをサーバーの oxide/plugins フォルダにアップロードする
  4. サーバーを再起動する
  5. RCONまたはサーバーコンソールからパスワードを設定する

Authenticationプラグインを導入すると、サーバーに初めて接続したプレイヤーにパスワードの入力を求める画面が表示されます。正しいパスワードを入力したプレイヤーのみがゲームをプレイできるようになります。

フレンドだけのプライベートサーバーを運営する場合は、この方法でアクセス制限をかけるのがおすすめです。

カスタムマップで遊ぶには?

Rustでは、ユーザーが作成したオリジナルのカスタムマップを導入してプレイできます。通常の自動生成マップとは異なるユニークなレイアウトで遊べるため、マンネリ解消に効果的です。

カスタムマップの導入手順の概要は以下のとおりです。

  1. RustMapsやRustEdit等のサイトからカスタムマップファイル(.map形式)をダウンロードする
  2. マップファイルをWebサーバーにアップロードし、ダウンロードURLを取得する
  3. Rustサーバーの設定ファイル(rust-server.service)のExecStart行に +server.levelurl "マップファイルのURL" を追記する
  4. 既存のマップデータをワイプする
  5. サーバーを再起動する

カスタムマップのファイルサイズは大きいものが多いため、メモリ12GB(8GBプランの増設後)以上のスペックが推奨されます。4GBプランではマップの読み込みに失敗する場合があるため注意してください。

ブループリントをワイプ(リセット)するには?

ブループリント(プレイヤーが覚えた設計図データ)をリセットするには、以下のコマンドを実行します。

systemctl stop rust-server.service
rm -f /home/steam/rust_server/server/RustServer/*.db
systemctl start rust-server.service

ブループリントのワイプを行うと、全プレイヤーの設計図データが初期化されます。マップデータのワイプとは異なり、ブループリントのワイプは頻繁に行うものではありません。一般的には、大型アップデートや長期運用の節目に実施します。

ブループリントだけをワイプし、マップデータはそのまま残すことも可能です。逆に、マップワイプとブループリントワイプを同時に実施する「フルワイプ」も行えます。サーバーの運営方針に合わせて使い分けてください。

途中でプランを変更(アップグレード)できる?

XServer VPSおよびXServer VPS for Gameでは、契約後にプランを上位プランへアップグレードすることが可能です。たとえば、4GBプランで始めて動作が重いと感じたら、8GBプランへ変更できます。

ただし、プラン変更にはいくつかの注意点があります。

  • プラン変更を行うと、サーバーのIPアドレスが変わる場合がある
  • プラン変更時にサーバーの再構築が必要になる場合がある
  • 下位プランへのダウングレードができないサービスもある

プラン変更の詳細な手順や制約については、XServer VPSの公式サポートページを確認してください。最初から余裕を持ったプランを選んでおくと、途中変更の手間を省けます。


まとめ:エックスサーバーでRustサーバーを構築してマルチプレイを楽しもう

Rustサーバーをエックスサーバー(XServer VPS)で構築する手順を解説しました。この記事の要点をまとめます。

Rustサーバーの構築は、XServer VPSの「Rustアプリイメージ」を使えば、コマンド操作なしで約10分で完了します。プランはメモリ8GB以上(増設後12GB)を選ぶことで、5〜20人規模のマルチプレイが快適に楽しめます。

エックスサーバーにはXServer VPS、XServer VPS for Game、XServer GAMEsの3サービスがあり、それぞれ特徴が異なります。メモリ重視ならXServer VPS、手軽さ重視ならXServer GAMEsがおすすめです。

サーバー構築後は、マップサイズの変更やPvE切替などの設定カスタマイズや、Oxide(MOD)の導入でさらにゲーム体験を広げられます。セキュリティ対策としてufwによるポート制御を忘れずに行いましょう。

フレンドや仲間と一緒に、自分だけのRustサーバーでサバイバル生活を満喫してください。

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