「RustサーバーにMODを入れたいけど、Oxideって何?」「プラグインの入れ方や権限設定が難しそう…」
Rustサーバーを運営していると、採取倍率の変更やテレポート機能の追加など、バニラ(公式と同じ状態)では実現できないカスタマイズをしたくなるものです。それを可能にするのがOxide(オキサイド)というMODフレームワークと、その中で動作するプラグインです。
この記事では、Oxideの基礎知識から、ConoHa for GAME・XServer VPS・ロリポップ!for Gamers・自宅PCの環境別インストール手順、おすすめプラグイン20選、権限(パーミッション)設定、アップデート方法、トラブルシューティングまでを1ページで完全網羅します。初めてMODサーバーを立てる方でも、この記事の手順どおりに進めれば迷うことなくカスタマイズを始められます。
MODサーバーにはメモリ8GB以上を推奨
Oxide導入+プラグイン運用に対応できる、Rustテンプレート付きVPS 3社を比較
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Oxide(正式名称:Oxide.Rust)は、Rustのバニラサーバーにプラグインを追加する土台となるMODフレームワークです。現在はuMod(ユーモッド)というプラットフォーム上で配布・管理されており、「Oxide」「uMod」はほぼ同義で使われます。GitHubでのリポジトリ名は「OxideMod/Oxide.Rust」で、2026年5月時点の最新バージョンは2.0.7338です。
Oxide自体は「箱」のようなもので、導入しただけではサーバーに変化はありません。この箱の中にプラグイン(.csファイル)を入れることで、採取倍率の変更、テレポート機能、チャット装飾、経済システムなど、バニラでは不可能なカスタマイズが可能になります。
プラグインは基本的にuMod公式サイトから無料でダウンロードできます。有料の高機能プラグインが必要な場合はCodeflingというマーケットプレイスもあります。ただし、無料プラグインだけでも十分に高機能なサーバーを構築できます。
MOD・プラグイン・フレームワークの違い
Rustサーバーの文脈では、「MOD」と「プラグイン」が混同されがちですが、厳密には意味が異なります。Oxideのようなフレームワーク全体を「MOD」と呼び、その中にインストールする個々の機能拡張ファイル(.csファイル)を「プラグイン」と呼ぶのが一般的です。「MODサーバー」とは、Oxideなどのフレームワークが導入されたサーバーのことを指します。
Oxide・Harmony・Carbonの違い比較
RustのMODフレームワークは2026年現在、大きく分けて3種類が存在します。それぞれの特徴を理解しておくと、サーバーの用途に合わせた最適な選択ができます。
| フレームワーク | 対応OS | プラグイン数 | Oxideプラグインとの互換性 | 特徴・備考 |
|---|---|---|---|---|
| Oxide(uMod) | Windows / Linux | 最多(数千種類) | ―(本家) | 最も歴史が長く情報量が豊富。日本語の解説記事も多い。初心者には最もおすすめ。 |
| Carbon | Windows / Linux | 独自プラグインは少なめ | 高い(ほぼ互換) | パフォーマンスとメモリ効率を重視した新世代フレームワーク。Oxideのプラグイン(.csファイル)をそのまま利用可能。大規模サーバー向き。 |
| Harmony | Windows / Linux | 少ない | なし | Rust公式(Facepunch)が推奨。サーバーに最初から組み込まれているが、プラグインのエコシステムはOxideに比べて小規模。 |
結論として、初めてMODサーバーを立てる方にはOxideが最適です。プラグインの数、情報量、日本語解説の充実度のすべてにおいて他を圧倒しています。サーバーのパフォーマンスを極限まで追求したい上級者は、Oxideプラグインとの互換性を保ちながら動作するCarbonを検討するとよいでしょう。この記事では以降、Oxideを前提に解説を進めます。
まだサーバーを構築していない方は、先に「Rustサーバーの構築から運用までをまとめた完全ガイド」をご確認ください。
Oxideのインストール作業自体は10分程度で完了しますが、事前に以下のポイントを確認しておくことでトラブルを防げます。
① サーバーを必ず停止してから作業する
Oxideの導入はサーバーファイルの上書きを伴います。サーバーが起動したまま作業すると、ファイルロックや不整合により正常に動作しなくなる場合があります。必ずサーバーを停止してから作業を開始してください。
② FTPクライアントの用意(VPSの場合)
ConoHa for GAMEやXServer VPSなどのレンタルサーバー(VPS)を利用している場合、サーバーにファイルを転送するためのFTPクライアント(WinSCPなど)が必要です。ロリポップ!for Gamersの場合はSSH接続で対応します。自宅PCの場合はローカルでファイルをコピーするだけなのでFTPは不要です。
③ 自動アップデートが無効になる点に注意
ConoHa for GAMEやXServer VPSのRustテンプレートでは、サーバー再起動時に自動でRust本体がアップデートされる仕組み(ExecStartPre)が組み込まれています。Oxideを導入すると、この自動アップデートを無効にする必要があるため、以降のRust本体アップデートは手動で行うことになります。手動アップデートの手順は「Oxideのアップデート方法」セクションで解説します。
④ バックアップを取っておく
万が一のために、作業前にサーバーデータのバックアップを取得しておきましょう。各VPSでのバックアップ方法はワイプガイドで詳しく解説しています。
ConoHa for GAMEのRustテンプレートを利用してサーバーを構築している場合の手順です。SSH接続とWinSCPを使用します。
ステップ1:Oxideをダウンロードする
PCのブラウザでuMod公式のRustページを開き、「Linux」セクションの「Download」をクリックしてOxide.Rust-linux.zipをダウンロードします。
ステップ2:サーバーを停止する
ConoHaのコンソールまたはSSHでサーバーにログインし、以下のコマンドでRustサーバーを停止します。
systemctl stop rust-server.service
ステップ3:自動アップデートを無効化する
Oxide導入後にサーバー再起動でOxideが上書きされないよう、自動アップデート処理をコメントアウトします。
# サービスファイルを編集
systemctl edit --full rust-server.service
# ExecStartPre の行頭に「#」を追記してコメントアウト
# ExecStartPre=/usr/games/steamcmd +login anonymous ...
# 保存して終了(nanoの場合:Ctrl+X → Y → Enter)
# 設定を再読み込み
systemctl daemon-reload
ステップ4:Oxideファイルをサーバーに転送・上書きする
ダウンロードしたOxide.Rust-linux.zipを解凍するとRustDedicated_Dataフォルダが得られます。WinSCPでConoHaサーバーに接続し、このフォルダを以下のパスにアップロードして上書きします。
/opt/rust_server/RustDedicated_Data
※ 既存のRustDedicated_Dataフォルダを削除せず、必ず「上書き」で転送してください。削除してしまうとサーバーが起動しなくなります。
ステップ5:サーバーを起動して確認する
systemctl start rust-server.service
# 起動後、oxideフォルダが生成されていることを確認
ls /opt/rust_server/oxide/
oxideフォルダの中にconfig、data、lang、logs、pluginsなどのサブフォルダが生成されていれば、Oxide導入は成功です。
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▶ ConoHa for GAMEでRustサーバーを立てる方法|全手順を見る
XServer VPS(またはXServer VPS for Game)のRustテンプレートを利用している場合の手順です。
ステップ1:Oxideをダウンロードする
ConoHaと同様に、uMod公式サイトからOxide.Rust-linux.zipをダウンロードします。
ステップ2:サーバーを停止する
# SSHでXServerに接続後
systemctl stop rust-server.service
ステップ3:自動アップデートを無効化する
systemctl edit --full rust-server.service
# ExecStartPre の行頭に「#」を追記
systemctl daemon-reload
この操作により自動アップデートが無効になります。以降のRust本体アップデートは以下のコマンドで手動実行してください。
steamcmd +login anonymous +force_install_dir /home/steam/rust_server +app_update 258550 validate +quit
ステップ4:Oxideファイルを転送・上書きする
解凍したRustDedicated_Dataフォルダを、WinSCPで以下のパスに上書きアップロードします。
/home/steam/rust_server/RustDedicated_Data
ステップ5:サーバーを起動して確認する
systemctl start rust-server.service
# oxideフォルダの確認
ls /home/steam/rust_server/oxide/
oxideフォルダとそのサブフォルダが生成されていれば完了です。
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ロリポップ!for Gamersでは、SSHを使ったコマンド操作でOxideを導入します。管理パネルのsudo gameコマンドとSSH接続を組み合わせて作業します。
ステップ1:サーバーを停止する
# SSHでサーバーに接続後
sudo game stop
ステップ2:Oxideをダウンロード・展開する
# Rustサーバーのディレクトリに移動
cd /opt/rust/
# Oxideをダウンロード
wget https://umod.org/games/rust/download/develop -O Oxide.Rust-linux.zip
# 解凍して上書き(yで全て上書き)
unzip -o Oxide.Rust-linux.zip
# ZIPファイルを削除
rm Oxide.Rust-linux.zip
ステップ3:サーバーを起動して確認する
sudo game start
# oxideフォルダの確認
ls /opt/rust/oxide/
ロリポップ!for Gamersの場合、sudo gameコマンドによるサーバー管理はOxide導入後もそのまま利用可能です。ただし、Rust本体のアップデート時にはsudo game updateの後にOxideの再導入が必要になる点に注意してください。
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自宅PCでRustサーバーを動かしている場合は、ファイル操作だけで完結するため最も簡単です。
ステップ1:サーバーを停止する
RustDedicated.exeのウィンドウを閉じるか、コンソールでquitコマンドを実行してサーバーを停止します。
ステップ2:Oxideをダウンロード・展開する
uMod公式サイトからWindows版のOxide.Rust.zipをダウンロードし、解凍してRustDedicated_Dataフォルダを取り出します。
ステップ3:サーバーフォルダに上書きコピーする
解凍して得られたRustDedicated_Dataフォルダを、Rustサーバーのインストールフォルダ(例:C:\RustServer\)にコピーし、上書きします。既存のRustDedicated_Dataフォルダは削除せず、必ず上書きで統合してください。
ステップ4:サーバーを起動して確認する
バッチファイルやスタートスクリプトからサーバーを起動し、サーバーフォルダ内にoxideフォルダが生成されていれば導入完了です。
▶ Rustサーバーの立て方【完全無料】Windows/Linux対応を見る
プラグインの導入方法と設定ファイルの編集
Oxideの導入が完了したら、いよいよプラグインを追加してサーバーをカスタマイズしていきます。手順はどの環境でも共通です。
プラグインのインストール手順
① uMod公式サイトから使いたいプラグインのページを開き、「Download」ボタンから.csファイルをダウンロードします。
② ダウンロードした.csファイルを、サーバーのoxide/plugins/フォルダに配置します。各VPSでのフルパスは以下のとおりです。
| 環境 | pluginsフォルダのパス |
|---|---|
| ConoHa for GAME | /opt/rust_server/oxide/plugins/ |
| XServer VPS | /home/steam/rust_server/oxide/plugins/ |
| ロリポップ!for Gamers | /opt/rust/oxide/plugins/ |
| 自宅PC(Windows) | C:\RustServer\oxide\plugins\ |
③ サーバーが起動中であれば、プラグインファイルを配置した瞬間に自動でコンパイル・ロードされます。コンソールに「Loaded plugin プラグイン名」と表示されれば正常です。サーバーが停止中であれば、次回起動時に自動読み込みされます。
設定ファイル(config)の編集
プラグインが初回ロードされると、oxide/config/フォルダにJSON形式の設定ファイルが自動生成されます。例えばGatherManagerプラグインであればoxide/config/GatherManager.jsonが作成されます。
このJSONファイルをテキストエディタ(VSCode、nanoなど)で開き、数値を変更して保存した後、RCONまたはコンソールからプラグインをリロードすると設定が反映されます。
# プラグインのリロード(RCON またはサーバーコンソールから実行)
oxide.reload GatherManager
# 全プラグインを一括リロード
oxide.reload *
設定ファイルを編集する際は、JSONの文法(カンマの有無、ダブルクォーテーション、括弧の対応)に注意してください。文法エラーがあると、プラグインがリロード時にデフォルト値で設定ファイルを再生成してしまい、編集内容が失われることがあります。心配な場合は、オンラインのJSONバリデーター(JSONLintなど)で事前に構文チェックしましょう。
Oxideのプラグイン管理コマンド一覧
| 操作 | コマンド | 省略形 |
|---|---|---|
| プラグイン一覧表示 | oxide.plugins | o.plugins |
| 特定プラグインをリロード | oxide.reload プラグイン名 | o.reload プラグイン名 |
| 全プラグインをリロード | oxide.reload * | o.reload * |
| プラグインをアンロード | oxide.unload プラグイン名 | o.unload プラグイン名 |
| プラグインをロード | oxide.load プラグイン名 | o.load プラグイン名 |
多くのプラグインは、インストールしただけではプレイヤーが機能を使えません。プラグインごとに定義されたパーミッション(権限)をプレイヤーやグループに付与する必要があります。この仕組みは最初は複雑に感じますが、一度理解すればサーバー運営が格段にしやすくなります。
サーバー権限とプラグイン権限の違い
Rustサーバーには2種類の権限体系があります。まずサーバー権限はRust本体が提供する権限で、ownerid(オーナー)とmoderatorid(モデレーター)の2段階があります。これはキック・BAN・テレポートなどの基本コマンドを使うために必要です。次にプラグイン権限はOxide/uModが提供する権限で、各プラグインが定義する個別の権限です。oxide.grantコマンドで付与します。
つまり、プラグインのコマンドを使うには「サーバー権限で管理者に設定されていること」と「そのプラグインの権限が付与されていること」の両方が必要な場合があります。
デフォルトで存在するグループ
Oxideをインストールすると、defaultとadminの2つのグループが自動作成されます。defaultグループにはサーバーに接続するすべてのプレイヤーが自動的に所属します。adminグループにはowneridで登録されたプレイヤーが自動的に所属します。
権限管理コマンド一覧
| 操作 | コマンド |
|---|---|
| ユーザーに権限を付与 | oxide.grant user <SteamID> <権限名> |
| ユーザーから権限を削除 | oxide.revoke user <SteamID> <権限名> |
| グループに権限を付与 | oxide.grant group <グループ名> <権限名> |
| グループから権限を削除 | oxide.revoke group <グループ名> <権限名> |
| ユーザーをグループに追加 | oxide.usergroup add <SteamID> <グループ名> |
| ユーザーをグループから削除 | oxide.usergroup remove <SteamID> <グループ名> |
| グループの新規作成 | oxide.group add <グループ名> |
| グループの削除 | oxide.group remove <グループ名> |
| グループの親グループを設定 | oxide.group parent <子グループ> <親グループ> |
| ユーザーの権限を確認 | oxide.show user <SteamID> |
| グループの権限を確認 | oxide.show group <グループ名> |
| 全グループ一覧を表示 | oxide.show groups |
| 全権限一覧を表示 | oxide.show perms |
| ワイルドカードで全権限を付与 | oxide.grant group admin * |
| 設定を保存 | server.writecfg |
実践例:VIPグループを作ってテレポート権限を付与する
ここでは、NTeleportationプラグインのテレポート機能をVIPプレイヤーだけに許可する設定例を示します。
# ① VIPグループを作成
oxide.group add vip
# ② VIPグループにテレポート権限を付与
oxide.grant group vip nteleportation.home
oxide.grant group vip nteleportation.tpr
# ③ 特定プレイヤーをVIPグループに追加(SteamIDを指定)
oxide.usergroup add 76561198012345678 vip
# ④ 設定を保存
server.writecfg
これで、VIPグループに所属するプレイヤーだけが/homeや/tprコマンドを利用できるようになります。各プラグインの権限名は、uModのプラグインページの「Permissions」セクションに記載されています。
親グループの仕組みを活用すると、VIPグループにdefaultの権限を継承させつつ、追加権限だけを付与するといった柔軟な構成も可能です。oxide.group parent vip defaultと設定すれば、VIPメンバーはdefaultグループの全権限+VIP専用権限の両方を持つようになります。
キック・BAN・テレポート・アイテム付与など、サーバー管理者が使うRCONコマンドの全一覧はこちらの記事で解説しています。 Rust管理者コマンド完全一覧を見る »
ここからは、2026年現在のRustサーバー運営で特に人気が高く実用的なプラグインを目的別に20個厳選して紹介します。すべてuModから無料でダウンロード可能です。
管理者向けプラグイン
| プラグイン名 | 作者 | 概要 | 主要な権限名 |
|---|---|---|---|
| Vanish | Whispers88 | 管理者を透明化し、プレイヤーに気づかれずに巡回・不正監視が可能。チート対策の必需品。 | vanish.allow |
| AdminHammer | ― | ハンマーで建造物をクリックすると所有者のSteamIDを表示。紛争調査やグリーフ対応に便利。 | adminhammer.allowed |
| EntityCleanup | 2CHEVSKII | 放置されたエンティティを自動削除。ワイプ後半のエンティティ増加によるサーバー負荷を軽減。 | (管理者自動実行) |
| CopyPaste | misticos | ゲーム内の建造物をコピー&ペーストできる管理者ツール。カスタムモニュメントやスポーン拠点の設置に。 | copypaste.copycopypaste.paste |
生活の質(QoL)向上プラグイン
| プラグイン名 | 作者 | 概要 | 主要な権限名 |
|---|---|---|---|
| NTeleportation | nivex | /tpr(テレポートリクエスト)、/home(自宅テレポート)、/town(タウンワープ)を提供。 | nteleportation.homenteleportation.tpr |
| Kits | k1lly0u | /kitコマンドでアイテムセットを配布。スターターキット、VIPキット、デイリーキットなどの設定が可能。 | kits.use |
| Backpacks | WhiteThunder | 追加インベントリページを提供。カジュアルサーバーで特に人気。 | backpacks.use |
| QuickSmelt | misticos | かまど・精錬所の製錬速度を倍率変更。バニラの長い待ち時間を解消。 | (config設定のみ) |
| AutoDoors | bushhy | 一定時間後にドアを自動で閉める。エアロック閉め忘れによる事故を防止。 | autodoors.use |
| RemoverTool | Tryhard | 設置ミスした建造物を一定時間内に撤去可能。「壁を間違えて置いた」ストレスを解消。 | removertool.normal |
| SignArtist | Whispers88 | 看板にURLから画像を貼り付け可能。建築の自由度が大幅にアップ。 | signartist.url |
| SkipNightVote | k1lly0u | プレイヤー投票で夜をスキップ。小規模サーバーでのログアウト防止に効果的。 | skipnightvote.use |
ゲームバランス調整プラグイン
| プラグイン名 | 作者 | 概要 | 主要な権限名 |
|---|---|---|---|
| GatherManager | Mughisi | 資源の採取倍率を変更。2x・3x・5xなど好みの倍率に設定可能。同種の採取プラグインとの併用は不可。 | (config設定のみ) |
| StackSizeController | AnExiledDev | アイテムのスタック上限を変更。軽めの2x〜5xが推奨(極端な倍率はゲームバランス崩壊の原因に)。 | (config設定のみ) |
| NoEscape | Calytic | レイド中・戦闘中のテレポートや建築を禁止。テレポートプラグインとの併用が前提。PvPサーバーでは必須級。 | (config設定のみ) |
コミュニティ・経済プラグイン
| プラグイン名 | 作者 | 概要 | 主要な権限名 |
|---|---|---|---|
| BetterChat | LaserHydra | チャットにプレフィックス(管理者タグ、VIPタグなど)や色付けを追加。 | betterchat.formatting |
| Clans | k1lly0u | クランシステムを提供。クランチャット、クランタグ、フレンドリーファイア切替に対応。 | clans.create |
| Economics | MrBlue | サーバー内通貨の基盤プラグイン。単体では大きな効果はないが、ServerRewardsなど多数のプラグインが依存。 | economics.balance |
| ServerRewards | k1lly0u | Economicsと連携し、ポイントでアイテムを購入できるショップシステムを提供。プレイ時間に応じたポイント付与も可能。 | serverrewards.use |
| DiscordMessages | ctv | プレイヤーの参加・キル・チャットなどのイベントをDiscord Webhookに送信。サーバー管理の透明性向上に。 | (config設定のみ) |
PvEサーバー専用プラグイン
| プラグイン名 | 作者 | 概要 | 主要な権限名 |
|---|---|---|---|
| TruePVE | nivex | PvEルールをゾーン単位で細かく制御。ZoneManagerと組み合わせて「PvPゾーンのあるPvEサーバー」も構築可能。 | truepve.admin |
| ZoneManager | k1lly0u | マップ上に任意のゾーンを設定。TruePVE、ServerRewards、Kitsなど多数のプラグインが依存する基盤プラグイン。 | zonemanager.zone |
PvEサーバーの構築方法やプラグイン構成のさらに詳しい解説は、以下の専用記事をご覧ください。
▶ Rust PvEサーバーの作り方|おすすめ設定&プラグイン構成を見る
サーバータイプ別おすすめ構成
プラグインは多ければよいというものではありません。プラグイン同士の競合やエンティティ増加による負荷を避けるため、サーバーの方向性に合わせてスリムな構成を心がけましょう。
| サーバータイプ | 推奨プラグイン構成 | 推奨メモリ |
|---|---|---|
| バニラ+(Vanilla+) | Vanish、NoEscape、Kits(小規模スターターのみ)、EntityCleanup、ServerInfo(Notify)の5つ程度。バニラの雰囲気を維持しつつ最低限の管理機能を追加。 | 8GB |
| ライトMOD PvP | 上記に加えて、NTeleportation、GatherManager(2x)、Backpacks、QuickSmelt、StackSizeController(2x〜5x)、Clans、BetterChat、DiscordMessages。コミュニティサーバーの標準構成。 | 12〜16GB |
| フルMOD | 上記に加えて、Economics、ServerRewards、SignArtist、SkipNightVote、RemoverTool、AutoDoors。高倍率の採取・スタック設定。EntityCleanupの重要度が増す。 | 16GB以上 |
| PvE特化 | ZoneManager、TruePVE が基盤。Vanish、Kits、NTeleportation、ServerRewards、Backpacks。GatherManager は中倍率(2x〜3x)が人気。 | 12〜16GB |
重要な注意点:同じ機能を持つプラグインを複数導入しないでください。例えば、採取倍率を変更するプラグインを2つ入れると互いに干渉してバグの原因になります。テレポートプラグイン、チャット装飾プラグインなども同様です。「1カテゴリ1プラグイン」が原則です。
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バニラ+ / ライトMOD(8GB)→ ConoHa for GAME 月額2,239円〜
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▶ 5社の詳細比較は Rustレンタルサーバー比較5選
プラグインを増やすほどサーバー負荷は増加します。server.cfgのチューニングやエンティティ管理の最適化方法は以下の記事で詳しく解説しています。 パフォーマンス最適化ガイドを見る »
Rustは毎月第1木曜日にフォースワイプ(強制マップリセット)とともにゲーム本体のアップデートが行われます。Rustがアップデートされると、Oxide側もそれに対応した新バージョンをリリースします。Oxide非対応のままサーバーを起動するとプラグインが正常に動作しなくなるため、ワイプのたびに以下の手順でアップデートを行ってください。
次回のフォースワイプは2026年6月4日(木)です。フォースワイプの年間スケジュールは以下の記事で毎月更新しています。
▶ Rustサーバーのワイプ方法完全ガイド|フォースワイプ日程一覧を見る
アップデート手順(Linux VPS共通)
# ① サーバーを停止
systemctl stop rust-server.service
# ② Rust本体をアップデート(SteamCMD)
steamcmd +login anonymous +force_install_dir <サーバーパス> +app_update 258550 validate +quit
# ③ 最新のOxideをダウンロード・上書き
cd <サーバーパス>
wget https://umod.org/games/rust/download/develop -O Oxide.Rust-linux.zip
unzip -o Oxide.Rust-linux.zip
rm Oxide.Rust-linux.zip
# ④ サーバーを起動
systemctl start rust-server.service
<サーバーパス>は環境ごとに読み替えてください。ConoHaの場合は/opt/rust_server、XServerの場合は/home/steam/rust_server、ロリポップの場合は/opt/rustです。
ロリポップ!for Gamersの場合
# ① サーバーを停止
sudo game stop
# ② サーバー本体を更新
sudo game update
# ③ Oxideを再インストール
cd /opt/rust/
wget https://umod.org/games/rust/download/develop -O Oxide.Rust-linux.zip
unzip -o Oxide.Rust-linux.zip
rm Oxide.Rust-linux.zip
# ④ サーバーを起動
sudo game start
Windows(自宅PC)の場合
SteamCMDでRust本体をアップデートした後、uModサイトからWindows版Oxideをダウンロードし、RustDedicated_Dataフォルダを上書きしてサーバーを再起動します。
Oxideの最新バージョンはGitHub ReleasesまたはuMod公式で確認できます。Rustのアップデート後、通常は数時間〜1日以内にOxide側も対応版をリリースします。
プラグインに関するトラブルは、大半が以下のパターンに分類されます。症状別に対処法をまとめました。
症状①:プラグインが読み込まれない(Loaded表示が出ない)
最も多い原因はOxide自体がインストールされていないことです。oxideフォルダがサーバーディレクトリに存在するかを確認してください。存在しない場合は、本記事の導入手順に従ってOxideを再インストールします。フォルダが存在する場合は、oxide/config/oxide.config.json内の"PluginWatchers"がtrueになっているかを確認してください。
症状②:プラグインのコンパイルエラーが出る
コンソールにcompile errorと表示される場合、そのプラグインが最新のRustバージョンに対応していない可能性があります。uModのプラグインページで最終更新日を確認し、長期間更新されていないプラグインは代替品を探しましょう。それでも解決しない場合は、Rustアップデート直後にOxideの対応版がまだリリースされていないケースもあるため、数時間〜1日待ってからOxideを再インストールしてみてください。
症状③:プラグインは読み込まれるが機能しない(コマンドが効かない)
この場合は権限(パーミッション)の未設定が原因であることがほとんどです。oxide.show user <SteamID>で権限が正しく付与されているかを確認してください。
症状④:設定ファイルを変更しても反映されない
設定ファイルの編集後にoxide.reload プラグイン名でリロードしていないケースが考えられます。また、JSONの構文エラーがあるとプラグインがデフォルト値で上書きしてしまうことがあります。JSONLintで構文を検証してから保存・リロードしてください。
症状⑤:プラグイン導入後にサーバーが重くなった・ラグが発生する
プラグインが原因の場合、以下の手順で特定します。まずoxide/plugins/フォルダを一時的にリネーム(例:plugins_bak)してサーバーを再起動し、症状が改善するか確認します。改善した場合は、フォルダ名を戻した後にプラグインを1つずつ追加して原因プラグインを特定します。
特に負荷が高くなりやすいのは、大量のエンティティを操作するプラグインや、毎フレーム(毎tick)処理を行うプラグインです。コンソールに繰り返しエラーが出力されている場合もパフォーマンス低下の原因になります。
症状⑥:Rustアップデート後にすべてのプラグインが動かなくなった
Rustのアップデートにより、Oxideが未対応になった状態です。「Oxideのアップデート方法」セクションの手順に従い、最新のOxideを再インストールしてください。GitHubリリースページやuMod公式のダウンロードページで、最新版のリリース日時を確認できます。
サーバーの荒らし・チーター対策プラグインの導入方法は以下の記事で詳しく解説しています。 荒らし・チーター対策ガイドを見る »
Q. OxideとCarbonは併用できますか?
併用はできません。Oxideを導入したサーバーにCarbonを追加すると競合が発生します。どちらか一方を選んで導入してください。CarbonはOxideのプラグイン(.csファイル)とほぼ互換性があるため、将来的にCarbonへ移行する場合でもプラグイン資産はそのまま活用できます。
Q. Oxideを導入するとサーバーリストで「Modded」に分類されますか?
はい。Oxideを導入したサーバーはSteamのサーバーリストで「Modded」カテゴリに表示されます。「Community」カテゴリに表示したい場合はOxideを導入しない(バニラ+server.cfgのみで運用する)必要があります。
Q. プラグインの日本語化はできますか?
一部のプラグインはoxide/lang/フォルダに言語ファイルを生成します。lang/ja/フォルダを作成し、英語の言語ファイルをコピーして日本語に書き換えることで対応可能です。ただし、すべてのプラグインが多言語対応しているわけではありません。
Q. 有料プラグイン(Codefling)は安全ですか?
Codeflingは審査付きのマーケットプレイスで、多くのサーバー管理者が利用しています。ただし、購入前にレビューや最終更新日を確認し、長期間メンテナンスされていないプラグインは避けるようにしましょう。まずはuModの無料プラグインで十分な機能を構築し、どうしても必要な機能があるときだけ有料プラグインを検討するのがおすすめです。
Q. ワイプ時にプラグインの設定はリセットされますか?
通常のマップワイプ(.savファイルの削除)では、プラグインの設定ファイル(oxide/config/)やプラグイン本体(oxide/plugins/)は影響を受けません。ただし、プラグインによってはoxide/data/フォルダにプレイヤーデータ(ホームの座標、経済データなど)を保存しているため、フルワイプ時にこれらを手動で削除するかどうかはサーバーの方針に依ります。詳しくはワイプガイドを参照してください。
この記事では、RustサーバーへのOxide/uMod導入からプラグインの追加・設定・権限管理・アップデート・トラブル対処まで、MODサーバー運営に必要な知識を網羅的に解説しました。
最後に、導入の全体フローを振り返ります。
| 順序 | 作業内容 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 1 | サーバーを停止する | 1分 |
| 2 | 自動アップデートを無効化する(VPSの場合) | 3分 |
| 3 | uModからOxideをダウンロードし、サーバーに上書き転送する | 5分 |
| 4 | サーバーを起動し、oxideフォルダの生成を確認する | 3分 |
| 5 | 使いたいプラグインの.csファイルをoxide/plugins/に配置する | 5分 |
| 6 | 設定ファイル(oxide/config/)を編集し、oxide.reloadで反映する | 10分〜 |
| 7 | 権限(パーミッション)を設定し、server.writecfgで保存する | 10分〜 |
| 8 | ゲームに接続して動作確認する | 5分 |
MODサーバーの醍醐味は、自分だけのルールや雰囲気を持つサーバーを作れることです。まずは5〜6個のプラグインから始めて、1ワイプサイクル運用してみてから、必要に応じてプラグインを追加していくのが安定運用のコツです。
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