「Don’t Starve Together(ドンスタ)を友達と長く遊びたい」「ホストがいなくても入れるサーバーが欲しい」「洞窟ありのワールドが重い」——このページでは、ドンスタの専用サーバーの立て方と、レンタルする場合の料金をまとめます。
📌 先に結論
- 専用サーバーを使うと、ホストがいなくても24時間ワールドが続きます。季節や日数が進むドンスタとは特に相性がいい方法です
- 国内3社(ロリポップ!for Gamers・XServer VPS for Game・ConoHa for GAME)すべてにテンプレートがあります
- 洞窟ありのワールドは、地上と洞窟の2つのサーバーを同時に動かすため、メモリに余裕のあるプランが安心です(ConoHaの推奨は8GB以上)
- PC版の専用サーバーには、Switch・PlayStation・Xbox版からは入れません
| ゲーム内でホストする | 自分のPCで専用サーバー | ゲームサーバーを借りる | |
|---|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 無料(電気代) | 3日間520円〜/月1,015円〜 |
| ホストがいないときに遊べるか | × | PCを付けている間だけ | ○(24時間) |
| 洞窟ありの重さ | ホストのPCに負担 | サーバー用PCの性能しだい | プランで調整できる |
| 向いている人 | 全員そろって遊ぶ | 使っていないPCがある | 長期のワールドを各自の時間で進めたい |
ゲーム内でホストする方法は手軽ですが、ホストが抜けるとワールドが止まります。ドンスタは、日数や季節(秋・冬・春・夏)が進むことが前提のゲームです。「ホストがいない間に誰かが準備を進める」「冬に備えて各自で資材を集める」といった遊び方には、24時間動く専用サーバーが向いています。
Don’t Starve Togetherは、PC(Steam)・PlayStation 4・Xbox One・Nintendo Switchで遊べます。
PC版と家庭用ゲーム機版の間では、一緒に遊べません。この記事で紹介する専用サーバー(自分のPC・レンタル)は、PC(Steam)版のプレイヤーが接続するためのものです。
ドンスタは、国内のゲームサーバー3社すべてにテンプレートがあります。申し込んでゲームを選ぶだけで、サーバーが起動します。
| サービス | 最小プラン | 公式の推奨 | 1ヶ月契約 | 長期契約(36ヶ月) | 短期で試す |
|---|---|---|---|---|---|
| ロリポップ!for Gamers | 4GB(4コア) | 4GB(ロリポップ推奨) 8GBは中規模向け | 4GB 1,500円 8GB 3,000円 | 4GB 1,082円 8GB 1,755円 | 3日間(4GB 520円) |
| ConoHa for GAME | 4GB(4コア) | 8GB以上 | 4GB 1,292円 8GB 2,458円 ※キャンペーン価格 | 4GB 1,015円 8GB 1,947円 ※キャンペーン価格 | 時間課金あり |
| XServer VPS for Game | 2GB(3コア) | 記載なし | 2GB 1,980円 4GB 2,640円 | 2GB 1,265円 4GB 2,035円 | 1ヶ月から |
※すべて税込・月額換算。2026年9月25日に各社の公式サイトで確認しました。長期契約は一括前払いです。
※ConoHa for GAMEはキャンペーン価格(2026年10月9日17:00まで)で、更新時には適用されません。1ヶ月の通常価格は4GB 3,608円・8GB 7,348円です。
※XServer VPS for Gameは公式に「サーバーの空きが非常に少ない」との告知があり、申し込めない場合があります。
何GBを選べばいいか
- 地上だけ・2〜4人:4GBが目安です(ロリポップの推奨も4GB)
- 洞窟あり・5人以上・MODを入れる:8GBにすると余裕があります(ConoHaの推奨も8GB以上)
- とりあえず試したい:ロリポップの3日間プラン(4GB 520円)か、ConoHaの時間課金
3社それぞれの特徴
ロリポップ!for Gamers|4GBがロリポップの推奨で、長期契約なら月1,082円です。バージョンのアップデート・ゲームモードの変更・ワールドの初期化・設定ファイルの変更・参加できる最大人数の変更を、ブラウザの管理画面から行えます(公式の記載)。
ConoHa for GAME|4GBから選べ、推奨は8GB以上です。時間課金があるので、週末だけの利用もできます。料金はキャンペーン価格なので、長く使うなら更新後の通常価格も確認しておきましょう。
XServer VPS for Game|2GBから選べます。ほかのゲームのサーバーにも使い回したい人や、通信の安定を重視する人向けです。
ドンスタのサーバーは、ゲームモードによって遊び方が大きく変わります。ロリポップ!for Gamersでは、ゲームモードの変更をブラウザから行えます(公式の記載)。
| モード | 特徴 | 向いている遊び方 |
|---|---|---|
| サバイバル | 全員が倒れた状態が続くと、ワールドがリセットされる | 緊張感のある標準の遊び方 |
| エンドレス | ワールドがリセットされず、復活しやすい | 拠点づくりを長く続けたい・初心者がいる |
| ワイルダネス | ランダムな場所から始まり、倒れるとキャラクターを選び直す | 上級者向け |
24時間動かす専用サーバーなら、エンドレスが扱いやすいです。誰もいない間に全滅してワールドが消える、という事故が起きにくくなります。
使っていないPCがあるなら、無料で専用サーバーを立てることもできます。流れは次の6ステップです。
自分で立てるときの流れ
- Kleiのアカウントページでクラスタートークンを発行する
- 専用サーバー(Don’t Starve Together Dedicated Server)をインストールする
- ワールド(クラスター)のフォルダと設定ファイルを用意する
- 必要ならMODと管理者を設定する
- 地上と洞窟の2つのサーバーを起動する
- 友達に外から入ってもらうなら、ポートを開ける
① クラスタートークンを発行する
- ブラウザでKlei Entertainmentのアカウントページにログインする(Steamアカウントでログインできます)
- 「GAMES」から「DON’T STARVE TOGETHER SERVERS」を開き、クラスター名(Cluster Name)を入力して「ADD NEW SERVER」を押す(画面は英語表記です)
- 表示された文字列(トークン)を、
cluster_token.txtというファイルに保存する
クラスタートークンが無いと、オンラインのサーバーは起動しません。トークンはパスワードと同じように扱い、人に見せないでください。
② 専用サーバーをインストールする
Steamのライブラリで「ツール」を表示し、「Don’t Starve Together Dedicated Server」をインストールします(SteamCMDの場合はアプリID 343050)。WindowsとLinuxに対応しています。
③ クラスター(ワールド)のフォルダを用意する
専用サーバーは「クラスター」という単位でワールドを管理します。洞窟ありの場合、中身は次のようになります。
MyDediServer/
cluster.ini … サーバー名・人数・ゲームモードなど(全体の設定)
cluster_token.txt … ①で発行したトークン
adminlist.txt … 管理者の一覧(任意)
Master/ … 地上のサーバー
server.ini
modoverrides.lua … MODの有効化(MODを使う場合)
Caves/ … 洞窟のサーバー(洞窟なしなら不要)
server.ini
modoverrides.lua
いちばん簡単なのは、ゲーム内で一度ワールドを作ってから、そのフォルダを使う方法です。ゲームの「ホスト」で洞窟ありのワールドを作ると、地上と洞窟の設定(ワールドの生成設定を含む)がそろったフォルダができます。保存先は ドキュメント\Klei\DoNotStarveTogether の中です(Steamのユーザーごとの数字のフォルダがある場合は、その中の Cluster_1 など)。このフォルダをコピーして、cluster_token.txt を追加します。
cluster.ini(ワールド全体の設定)の例
[GAMEPLAY] game_mode = endless max_players = 6 pvp = false pause_when_empty = true[NETWORK]
cluster_name = 友達用ドンスタ鯖
cluster_password = 好きなパスワード
cluster_description = 身内用サーバーです[SHARD]
shard_enabled = true
cluster_key = 好きな文字列
| 項目 | 意味 | 設定の目安 |
|---|---|---|
game_mode | ゲームモード(survival/endless/wilderness) | 24時間動かすなら endless が扱いやすい |
max_players | 最大人数(1〜64) | 身内なら実際の人数+1〜2 |
pvp | プレイヤー同士の攻撃 | 協力プレイなら false |
pause_when_empty | 誰もいないときに時間を止める | true にすると、留守中に季節が進まない |
cluster_name/cluster_password | サーバー一覧に出る名前/参加パスワード | 身内用ならパスワードを設定 |
tick_rate | 1秒あたりの通信回数(初期値15) | 上げると操作は滑らかになるが、サーバーと回線の負担が増える |
shard_enabled/cluster_key | 地上と洞窟をつなぐ設定 | 洞窟ありなら true。キーは地上・洞窟で共通 |
server.ini(地上・洞窟それぞれの設定)の例
地上(Master)と洞窟(Caves)のフォルダに、1つずつ server.ini を置きます。2つのサーバーのポート番号が重ならないようにするのがポイントです。
; Master/server.ini(地上)
[NETWORK]
server_port = 10998
[SHARD]
is_master = true
name = Master
[STEAM]
master_server_port = 27016
authentication_port = 8766
; Caves/server.ini(洞窟)
[NETWORK]
server_port = 10999
[SHARD]
is_master = false
name = Caves
[STEAM]
master_server_port = 12346
authentication_port = 10166
※ポート番号はDon’t Starve Wikiの設定例と同じ値です。ほかのソフトと重ならなければ、別の番号でもかまいません。
④ MODと管理者を設定する(任意)
MODは2つのファイルで設定します。
- 専用サーバーのインストール先にある
modsフォルダのdedicated_server_mods_setup.luaに、使うMODのワークショップIDを書く(サーバー起動時にダウンロードされます)ServerModSetup("350811795")コレクションごと入れる場合はServerModCollectionSetup("コレクションのID")を使います。ワークショップIDは、MODのページのURLの末尾の数字です。 - 地上と洞窟の両方のフォルダの
modoverrides.luaで、MODを有効にするreturn { ["workshop-350811795"] = { enabled = true }, }
洞窟側の modoverrides.lua を忘れると、洞窟だけMODが効かないというトラブルになります。
管理者は、クラスターのフォルダに adminlist.txt を作り、管理者にしたいプレイヤーのKleiユーザーID(KU_で始まる文字列)を1行に1人ずつ書きます。管理者は、ゲーム内から荒らしのキックやロールバックなどができるようになります。
⑤ 地上と洞窟を起動する
洞窟ありのワールドは、地上(Master)と洞窟(Caves)の2つのサーバーを同時に起動します。1つのワールドでもサーバーの処理は2つ分になるため、メモリを多めに使います。
起動は、専用サーバーのインストール先の bin フォルダで次のように実行します(bin フォルダの中で実行する必要があります)。Windowsなら、2行をバッチファイル(.bat)にまとめておくと便利です。
dontstarve_dedicated_server_nullrenderer -cluster MyDediServer -shard Master
dontstarve_dedicated_server_nullrenderer -cluster MyDediServer -shard Caves
-cluster には③のフォルダ名、-shard には地上(Master)か洞窟(Caves)を指定します。2つとも起動して、サーバー一覧に表示されれば完了です。
⑥ 友達に外から入ってもらう(ポートの開放)
同じ家のLANの外から入ってもらうには、ルーターで各サーバーの server_port(上の例なら10998と10999・UDP)を、サーバー用PCに転送する設定が必要な場合があります。ルーターの設定画面は機種ごとに違うため、お使いのルーターの説明書をご確認ください。
※設定ファイルの細かい項目や起動の手順は、Klei Entertainmentの公式サポートの「Dedicated Server」の案内と、Don’t Starve Wikiの専用サーバーのガイドもご確認ください。
自分のPCで立てる場合の注意
- PCの電源を切ると、ワールドが止まります
- 24時間動かすと電気代がかかります(消費電力100Wで月約2,200円。31円/kWhで計算)
- ゲームがアップデートされたら、専用サーバーも更新が必要です(更新しないと接続できません)
- ポートを開けるときは、パスワードの設定など最低限のセキュリティ対策をしておきましょう
トークン・設定ファイル・ポート開放が面倒なら、テンプレートで立てる
国内3社はどこもドンスタのテンプレートがあり、申し込んでゲームを選ぶだけでサーバーが起動します。ルーターの設定も、PCの付けっぱなしも不要です。
- まず試す:ロリポップ!for Gamersの3日間プラン(4GB 520円)
- 地上だけ・少人数で長く:ロリポップの4GB(推奨・36ヶ月なら月1,082円)
- 洞窟あり・MODあり:8GB(ConoHa 36ヶ月 月1,947円・キャンペーン価格/ロリポップ 36ヶ月 月1,755円)
- サーバー一覧の検索条件:「ブラウズ」の画面で、フィルター(MODあり・パスワードありなど)を外して探します。サーバー名で検索するのが確実です
- ゲームとサーバーのバージョンがそろっているか:ゲームのアップデート直後は、サーバー側の更新が必要です(ロリポップ!for Gamersは管理画面から更新可能)
- サーバー側とプレイヤー側のMODがそろっているか:サーバーに入れたMODは、参加するときに自動でダウンロードされるものと、各自で入れる必要があるものがあります
- 自分のPCで立てている場合、クラスタートークンが正しいか:トークンが無い・期限切れの場合、サーバーは起動しません
- 洞窟に入れない:洞窟(Caves)のサーバーが起動していないと、洞窟の入口が使えません。自分で立てている場合は、
cluster.iniのshard_enabled = true、地上と洞窟で同じcluster_key、2つのserver_portが重なっていないかを確認します - 洞窟だけMODが効かない:洞窟(Caves)のフォルダにも
modoverrides.luaが必要です - 友達だけ入れない(自分は入れる):自分のPCで立てている場合、ルーターのポート(
server_port・UDP)の転送が必要なことがあります。レンタルサーバーなら、この設定は不要です
Q. ドンスタのサーバーには何人まで入れますか?
ゲーム内でホストする場合は最大6人です。専用サーバーでは max_players で1〜64人の範囲で設定できます。ただし人数が増えるほど重くなるので、プランに余裕を持たせてください。
Q. 洞窟は入れたほうがいいですか?
洞窟にしかない資源やボスがあるので、長く遊ぶなら入れるのが一般的です。ただし、地上と洞窟の2つのサーバーを動かすことになるため、メモリを多く使います。重いと感じたら、上位のプランに変更してください。
Q. SwitchやPS4の友達と一緒に遊べますか?
遊べません。PC版と家庭用ゲーム機版の間のクロスプレイはありません。
Q. MODは使えますか?
使えます。PC版はSteamワークショップのMODを、専用サーバーにも入れて使えます。レンタルサーバーでのMODの入れ方は、各社のヘルプを確認してください。
Q. 今のワールドを専用サーバーに移せますか?
ゲーム内でホストしていたワールドのフォルダ(クラスター)をコピーすれば移せます。レンタルサーバーの場合は、各社のヘルプ(ワールドのアップロード)の手順に従ってください。移す前に、必ずバックアップを取っておきましょう。
Q. 地上だけのワールドと、洞窟ありのワールドで料金は変わりますか?
サーバーの料金は、選ぶプラン(メモリの量)で決まります。洞窟ありは地上と洞窟の2つのサーバーを動かすぶんメモリを多く使うため、同じ人数でも1つ上のプランが必要になりやすいです。迷ったら、まずロリポップの3日間プラン(4GB 520円)やConoHaの時間課金で重さを確かめてから、長期契約に切り替えると失敗がありません。
Q. 誰もいない間も季節や日数は進みますか?
自分で立てる場合は、cluster.ini の pause_when_empty で決められます。true にすると、誰もいない間は時間が止まります。「留守の間に冬が来て拠点が荒れていた」を防ぎたいなら true にしておきましょう。
ドンスタを仲間と長く遊ぶなら、ホストがいなくてもワールドが続く専用サーバーが便利です。無料で始めるなら自分のPC、24時間いつでも入れるようにするならゲームサーバーのレンタルです。
- 地上だけ・少人数:ロリポップ!for Gamersの4GB(推奨・36ヶ月なら月1,082円)
- 洞窟あり・大人数:8GB(ConoHaの推奨・ロリポップの中規模向け)
- まず試す:ロリポップの3日間(520円)か、ConoHaの時間課金
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