Rustのワイプはいつ?次回は11月6日(金)午前4時|日本時間の日程とPS5版・調べ方【2026】

「Rustの次のワイプはいつ?」「日本時間だと何時?」「PS5版も同じ日?」——このページでは、まずその答えを最初に書きます。

📅 次回のフォースワイプ(PC版)

2026年11月6日(金)午前4時ごろ(日本時間)

英国時間の11月5日(木)19時です。PC版のフォースワイプは毎月第1木曜日の英国時間19時に行われます。

10月までより1時間遅い、午前4時ごろです。英国の夏時間が10月25日に終わり、冬時間になるためです(理由はこちら)。前回(10月)は10月2日(金)午前3時ごろでした。

この記事の内容は次のとおりです。

  • 2027年3月までのフォースワイプ日程(日本時間)
  • 「午前3時」と「午前4時」の月がある理由
  • フォースワイプ・マップワイプ・BPワイプの違い
  • ワイプ日の調べ方(公式・サーバー一覧・Discord)
  • PS5・Xbox(コンソール版)のワイプ
  • サーバー管理者向け:ワイプのやり方(コピペ用コマンド付き)

2026〜2027年のフォースワイプ日程(日本時間)

PC版の公式フォースワイプは、毎月第1木曜日の英国時間19時です。日本時間では翌日(金曜日)の早朝になります。

月英国時間日本時間(目安)備考
2026年1月1/1(木)19時1/2(金)午前4時冬時間
2026年2月2/5(木)19時2/6(金)午前4時冬時間
2026年3月3/5(木)19時3/6(金)午前4時冬時間
2026年4月4/2(木)19時4/3(金)午前3時夏時間
2026年5月5/7(木)19時5/8(金)午前3時夏時間
2026年6月6/4(木)19時6/5(金)午前3時夏時間
2026年7月7/2(木)19時7/3(金)午前3時夏時間
2026年8月8/6(木)19時8/7(金)午前3時夏時間
2026年9月9/3(木)19時9/4(金)午前3時夏時間
2026年10月10/1(木)19時10/2(金)午前3時夏時間
2026年11月11/5(木)19時11/6(金)午前4時⬅ 次回(冬時間)
2026年12月12/3(木)19時12/4(金)午前4時冬時間
2027年1月1/7(木)19時1/8(金)午前4時冬時間
2027年2月2/4(木)19時2/5(金)午前4時冬時間
2027年3月3/4(木)19時3/5(金)午前4時冬時間

※英国時間19時はアップデートの配信時刻の目安です。各サーバーが再開する時刻は、サーバーごとに前後します。
※Facepunch(開発元)の告知で日時が変わることがあります。直前は公式の告知を確認してください。

日本時間で「午前3時」と「午前4時」がある理由

フォースワイプの時刻は英国時間で決まっています。英国には夏時間(サマータイム)があり、時差が季節で変わります。

期間日本との時差英国19時 = 日本時間
夏時間(3月最終日曜〜10月最終日曜)8時間翌日 午前3時
冬時間(それ以外)9時間翌日 午前4時

2026年の夏時間は3月29日〜10月25日です。そのため、4月〜10月のワイプは日本時間の午前3時ごろ、11月〜3月は午前4時ごろになります。

「毎月午前3時」と覚えていると、冬の間は1時間早く待つことになります。

ワイプは3種類|フォースワイプ・マップワイプ・BPワイプの違い

種類何が消えるかいつ起きるか
フォースワイプマップ(拠点・アイテム)は必ず消える。BPは消えないことが多い毎月第1木曜(全サーバー共通)
マップワイプマップ(拠点・アイテム)サーバーごとに決める(週1・隔週など)
BPワイプ覚えたブループリント(設計図)サーバーごと、または大型アップデート時

フォースワイプは、サーバー側で止めることができません。本体のアップデートに合わせて行われるため、更新しないと最新のゲームから接続できなくなるからです。

BPワイプがあるかどうかは、月ごとに告知で確認します。ブループリントまで消えるのは、大型アップデートでテックツリーが変わる月などに限られます。サーバーによっては、フォースワイプのたびに独自にBPワイプすることもあります。

ワイプ日の調べ方|公式・サーバー一覧・Discord

① 公式のフォースワイプ:開発元の告知を見る

Rustの開発元Facepunch Studiosは、公式X(@playrust)と公式サイトのニュースで、アップデート内容を告知しています。BPワイプの有無もここで分かります。

② 遊んでいるサーバーのワイプ:サーバー一覧と説明文を見る

ゲーム内のサーバー一覧(Server Browser)では、サーバー名や説明文にワイプ周期が書かれていることがほとんどです。

  • サーバー名の「Weekly」「Biweekly」「Monthly」:週1・隔週・月1でワイプ
  • 「Wiped ◯ days ago」「Last wipe」:前回のワイプからの経過
  • 説明文の「Wipe:Thursday 18:00 UTC」など:ワイプの曜日と時刻(UTCは日本時間から9時間引いた時刻)

③ 公式サーバーのワイプ:サーバー名で見分ける

公式サーバー(Official)も、フォースワイプとは別にサーバーごとの周期でワイプされます。サーバー名の「Weekly」「Monthly」などで判断してください。

④ コミュニティサーバー:Discordを見る

多くのコミュニティサーバーは、Discordでワイプ日・BPワイプの有無・再開時刻を告知しています。説明文にDiscordの招待リンクが載っているサーバーなら、参加しておくと確実です。

PS5・Xbox(コンソール版)のワイプはいつ?

コンソール版(Rust Console Edition)のワイプは、PC版とは別に管理されています。PC版と同じ日だと思い込まないでください。

コンソール版の公式ワイプ日は、時期によって運用が変わってきました。PC版と同じ第1木曜とする情報と、月末の木曜とする情報があり、公式の告知が出るまで確定しません。

PS5・Xboxで遊んでいる方は、Rust Console Editionの公式X・公式Discordの告知で確認するのが確実です。コミュニティサーバーは、PC版と同じくサーバー名・説明文のワイプ周期を見てください。

自分のサーバーなら、ワイプの日も周期も自分で決められる

公式サーバーやコミュニティサーバーでは、ワイプの日時は運営側が決めます。「平日の深夜にワイプされて、週末に遊ぶころには出遅れている」ということもよくあります。

仲間内のサーバーを持てば、マップワイプもBPワイプも、好きなタイミングで行えます。フォースワイプだけは避けられませんが、それ以外は自由です。「月1回だけワイプ」「BPは消さない」といった運用もできます。

国内でRust用のテンプレートがある3社の料金は、次のとおりです。

サービス Rustの最小プラン 公式の推奨 1ヶ月契約 長期契約(36ヶ月)
ロリポップ!for Gamers 16GB(8コア) 16GB 16GB 4,300円 16GB 3,236円
XServer VPS for Game 4GB(4コア) 8GB以上 4GB 2,640円
8GB 5,280円
4GB 2,035円
8GB 3,850円
ConoHa for GAME 4GB(4コア) 8GB以上 4GB 1,292円
8GB 2,458円
※キャンペーン価格
4GB 1,015円
8GB 1,947円
※キャンペーン価格

※すべて税込・月額換算。2026年9月24日に各社の公式サイトで確認しました。長期契約は一括前払いです。
※ConoHa for GAMEはキャンペーン価格(2026年10月9日17:00まで)で、更新時には適用されません。通常価格は4GB 3,608円・8GB 7,348円(1ヶ月)です。
※XServer VPS for Gameは公式に「サーバーの空きが非常に少ない」との告知があり、申し込めない場合があります。

選び方の目安

  • 少人数で安く始めたい:ConoHa for GAME(4GBから選べる。ただしキャンペーン価格は10/9まで)
  • 8GBで安定して回したい:XServer VPS for Game(8GBは6コア・200Mbps)
  • 大人数・広いマップで余裕を持ちたい:ロリポップ!for Gamers(最小が16GB・8コア。16GBをXServerと比べると半額以下)

サービスごとの詳しい比較は「Rustレンタルサーバーおすすめ比較」にまとめています。

ここからはサーバー管理者向け|ワイプのやり方

ここから先は、自分でRustサーバーを運営している方向けに、ワイプ作業の手順をまとめます。フォースワイプ当日の更新手順、マップワイプ・BPワイプで消すファイル、自動化の方法まで、コピペで使えるコマンド付きです。

ワイプ前の準備|バックアップとプレイヤーへの告知

ステップ1:サーバーデータのバックアップ

ワイプ作業に入る前に、必ずサーバーデータのバックアップを取りましょう。万一ファイルの削除を誤った場合でも、バックアップがあれば復元できます。

バックアップ対象は、サーバーのidentityフォルダ全体です。VPS環境での具体的なパスは以下のとおりです。

環境パス
ConoHa for GAME/opt/rust_server/server/サーバー名/
XServer VPS/home/steam/rust_server/server/サーバー名/
自宅PC(Windows)C:\RustServer\server\server1\
自宅PC(Linux)/home/rust/server/server/server1/
# Linux環境でのバックアップ例
# 日付付きのバックアップフォルダを作成
mkdir -p /home/backups/rust
cp -r /opt/rust_server/server/サーバー名/ /home/backups/rust/backup_$(date +%Y%m%d_%H%M%S)/

Windows環境の場合は、identityフォルダをまるごとコピーしてデスクトップなどに保存しておきましょう。

ロリポップ!for GamersでRustサーバーを使っている方は、構築からワイプまでの流れを「ロリポップ!for GamersでRustサーバーを立てる方法」で解説しています。

ステップ2:プレイヤーへの事前告知

ワイプの告知は最低でも24時間前に行いましょう。告知方法としてはDiscordサーバーでのアナウンス、ゲーム内チャットでの定期メッセージ配信が一般的です。

RCONまたはサーバーコンソールから以下のコマンドでゲーム内全体告知を送信できます。

say [告知] 明日5/15(木) 午前5:00にマップワイプを実施します。BPは維持されます。

cronで定期的に告知メッセージを配信する方法については「管理者コマンド&RCON活用ガイド」の「管理の自動化」セクションで解説しています。

ステップ3:プラグインの更新確認

フォースワイプの場合はRust本体のバージョンが変わるため、Oxide(uMod)やプラグインの互換性が崩れることがあります。ワイプ当日にサーバーを更新する前に、使用しているプラグインの最新版がumod.orgで公開されているか確認してください。

主要プラグインは通常フォースワイプ後1〜2時間以内に更新版がリリースされますが、マイナーなプラグインは数日かかることもあります。心配な場合は、サーバー更新を1〜2時間遅らせてプラグインの対応を待つのも有効な戦略です。

マップワイプの手順|VPS別コピペ用コマンド付き

マップワイプは、マップ地形・建築物・プレイヤーインベントリ・寝袋などをリセットし、ブループリントは残す最も一般的なワイプです。削除するファイルは.sav(セーブデータ)と.map(マップデータ)です。

マップワイプで削除するファイル

サーバーのidentityフォルダ(例:/opt/rust_server/server/RustServer/)内にある以下のファイルを削除します。

ファイルパターン内容削除する?
*.savワールドセーブデータ(建築物・エンティティ等)✅ 削除
*.sav.*セーブデータのバックアップ✅ 削除
*.mapマップキャッシュ✅ 削除
player.deaths.*.dbプレイヤー死亡記録任意(削除推奨)
player.identities.*.dbプレイヤー識別情報任意(削除推奨)
player.states.*.dbプレイヤーの状態データ(HP・空腹等)任意(削除推奨)
player.tokens.*.dbプレイヤートークン任意(削除推奨)
sv.files.*.db看板画像等のファイルキャッシュ任意
player.blueprints.*.dbブループリント(設計図)データ❌ 削除しない

重要:player.blueprints.*.db は絶対に削除しないでください。このファイルを削除するとBPワイプになり、全プレイヤーの設計図がリセットされてしまいます。

ConoHa for GAMEでのマップワイプ手順

ConoHa for GAMEのRustテンプレートを使用している場合、以下のコマンドをSSHコンソールで順番に実行してください。

# ステップ1:サーバーを停止する
systemctl stop rust-server.service

# ステップ2:identityフォルダに移動する
cd /opt/rust_server/server/RustServer/

# ステップ3:マップ・セーブファイルを削除する
rm -f *.sav *.sav.* *.map

# ステップ4(推奨):プレイヤーステートデータも削除する
rm -f player.deaths.*.db player.identities.*.db player.states.*.db player.tokens.*.db sv.files.*.db

# ステップ5:サーバーを起動する
systemctl start rust-server.service

サーバーの起動にはマップ再生成のため10〜30分かかります。journalctl -u rust-server.service -f でログを確認し、「Server startup complete」と表示されれば起動完了です。

ConoHa for GAME でのRustサーバー構築がまだの方はこちら。
テンプレート選択からポート開放・RCON設定まで全手順を図解しています。

ConoHa for GAME Rust構築ガイドを見る »

ConoHa for GAMEでのRustサーバー構築方法は「ConoHa for GAMEでRustサーバーを立てる方法」で解説しています。

XServer VPSでのマップワイプ手順

# ステップ1:サーバーを停止する
systemctl stop rust-server.service

# ステップ2:identityフォルダに移動する
cd /home/steam/rust_server/server/RustServer/

# ステップ3:マップ・セーブファイルを削除する
rm -f *.sav *.sav.* *.map

# ステップ4(推奨):プレイヤーステートデータも削除する
rm -f player.deaths.*.db player.identities.*.db player.states.*.db player.tokens.*.db sv.files.*.db

# ステップ5:サーバーを起動する
systemctl start rust-server.service

XServer VPSでのRustサーバー構築方法は「XServer VPSでRustサーバーを立てる方法」で解説しています。

自宅PC(Windows)でのマップワイプ手順

Windowsの場合は、サーバーのコマンドプロンプトを閉じて(またはquitコマンドで停止して)から、エクスプローラーで以下のフォルダを開きます。

C:\RustServer\server\server1\

フォルダ内の以下のファイルを選択して削除します。

  • .sav で終わるファイルすべて
  • .sav. を含むファイルすべて(例:proceduralmap.3000.12345.sav.1)
  • .map で終わるファイルすべて
  • (推奨)player.deaths、player.identities、player.states、player.tokens で始まる .db ファイル

player.blueprints で始まるファイルは削除しないでください。

削除後、StartServer.bat をダブルクリックしてサーバーを再起動すれば、新しいマップが生成されます。自宅PCでのサーバー構築方法は「Rustサーバーを無料で立てる方法」で解説しています。

マップワイプ時にシード値を変更する(任意)

マップワイプのタイミングでserver.seedの値を変更すると、まったく別の地形が生成されます。同じシード値のままワイプすると、モニュメントや道路の配置は同一のマップが再生成されます。

プレイヤーに新鮮さを提供したい場合はシード値の変更がおすすめです。変更方法は以下のとおりです。

# ConoHa / XServer VPSの場合
# systemdのサービスファイルを編集する
systemctl edit --full rust-server.service

# ExecStart行内の +server.seed の値を変更する
# 例:+server.seed 12345 → +server.seed 67890

# 保存後にデーモンをリロードする
systemctl daemon-reload

Windowsの場合はStartServer.bat内の+server.seedの数値を変更してください。シード値の候補はRustMaps.comでマップサイズとシード値を指定してプレビューを確認してから決めるのがおすすめです。

カスタムマップを使用している場合はserver.seedではなくserver.levelurlでマップを指定しているため、シード値の変更は不要です。カスタムマップのURL差し替え方法は「Rustカスタムマップ導入ガイド」を参照してください。

BPワイプの手順|ブループリントだけをリセットする

BPワイプ(ブループリントワイプ)は、プレイヤーが習得した設計図データのみをリセットするワイプです。通常はマップワイプと同時に実施しますが、ここではBP単体のリセット手順も合わせて解説します。

BPワイプで削除するファイル

ファイルパターン内容削除する?
player.blueprints.*.dbブループリント(設計図)データ✅ 削除
player.blueprints.*.db-walBPデータベースのWALファイル✅ 削除
player.blueprints.*.db-journalBPデータベースのジャーナルファイル✅ 削除

BPワイプのコマンド(Linux VPS共通)

# サーバーを停止する
systemctl stop rust-server.service

# identityフォルダに移動する
# ConoHaの場合:cd /opt/rust_server/server/RustServer/
# XServerの場合:cd /home/steam/rust_server/server/RustServer/

# BPファイルを削除する
rm -f player.blueprints.*.db player.blueprints.*.db-wal player.blueprints.*.db-journal

# サーバーを起動する
systemctl start rust-server.service

Windowsの場合も同様に、identityフォルダ内のplayer.blueprintsで始まるファイルをすべて削除してからサーバーを再起動します。

フルワイプ(マップ+BP同時ワイプ)の手順

マップワイプとBPワイプを同時に行うフルワイプの場合は、上記の両方のファイルをまとめて削除します。

# サーバーを停止する
systemctl stop rust-server.service

# identityフォルダに移動する
cd /opt/rust_server/server/RustServer/

# マップ・セーブ・BP・プレイヤーデータをすべて削除する
rm -f *.sav *.sav.* *.map
rm -f player.blueprints.*.db player.blueprints.*.db-wal player.blueprints.*.db-journal
rm -f player.deaths.*.db player.identities.*.db player.states.*.db player.tokens.*.db sv.files.*.db

# サーバーを起動する
systemctl start rust-server.service

フルワイプは全プレイヤーが完全にゼロスタートになるため、実施する際は十分な告知期間を設けてください。

フォースワイプ当日の対応手順|サーバー更新+ワイプ

毎月第1木曜日のフォースワイプ当日は、Rust本体の更新とワイプ作業を同時に行う必要があります。以下の手順に従ってください。

手順1:サーバーを停止する

systemctl stop rust-server.service

手順2:Rust Dedicated Serverを最新版に更新する

# ConoHa for GAMEの場合
cd /opt/rust_server
steamcmd +login anonymous +force_install_dir /opt/rust_server +app_update 258550 validate +quit

# XServer VPSの場合
cd /home/steam/rust_server
steamcmd +login anonymous +force_install_dir /home/steam/rust_server +app_update 258550 validate +quit

更新には5〜15分程度かかります。「Success! App ‘258550’ already up to date.」と表示されれば更新完了です。

手順3:Oxide(uMod)を更新する

Oxideを導入している場合は、umod.orgから最新版をダウンロードして上書きします。フォースワイプ直後はOxideの対応版リリースまで30分〜2時間程度かかることがあります。

# Oxideの更新例(Linux)
cd /tmp
wget https://umod.org/games/rust/download -O Oxide.Rust.zip
unzip -o Oxide.Rust.zip -d /opt/rust_server/   # ConoHaの場合
# XServerの場合は -d /home/steam/rust_server/

手順4:ワイプ作業を実行する

前述のマップワイプ(またはフルワイプ)のファイル削除コマンドを実行します。フォースワイプの際にBPワイプも行うかどうかは、Facepunchの告知に従ってください。

手順5:サーバーを起動して動作確認する

# サーバーを起動する
systemctl start rust-server.service

# ログを確認する
journalctl -u rust-server.service -f

# 起動完了後、RCONで動作確認する
# ゲーム内コンソールまたはWebRCONから以下を実行
status
oxide.version

statusコマンドでサーバーFPSが28〜30を示していれば正常です。oxide.versionでOxideのバージョンが最新であることを確認してください。

管理者コマンドの詳しい使い方は「Rust管理者コマンド&RCON活用ガイド」をご覧ください。

ワイプの自動化|cronスクリプトとOxideプラグイン

毎週のワイプ作業を手動で行うのは面倒ですし、深夜帯に実施したい場合は起きていられません。ここではLinux環境でのcronによる自動化と、Oxideプラグインによる自動化の2つの方法を紹介します。

方法1:cronとシェルスクリプトで自動化する

以下は、毎週木曜日の午前5:00に自動でマップワイプを実行するシェルスクリプトの例です。

#!/bin/bash
# ファイル名:/home/scripts/rust-wipe.sh
# 説明:Rustサーバーの自動マップワイプスクリプト

IDENTITY_PATH="/opt/rust_server/server/RustServer"
SERVICE_NAME="rust-server.service"
LOG_FILE="/var/log/rust-wipe.log"

echo "$(date) - ワイプ処理を開始します" >> $LOG_FILE

# サーバーを停止する
systemctl stop $SERVICE_NAME
sleep 10

# セーブ・マップファイルを削除する
rm -f ${IDENTITY_PATH}/*.sav
rm -f ${IDENTITY_PATH}/*.sav.*
rm -f ${IDENTITY_PATH}/*.map
rm -f ${IDENTITY_PATH}/player.deaths.*.db
rm -f ${IDENTITY_PATH}/player.identities.*.db
rm -f ${IDENTITY_PATH}/player.states.*.db
rm -f ${IDENTITY_PATH}/player.tokens.*.db

echo "$(date) - ファイル削除完了" >> $LOG_FILE

# サーバーを起動する
systemctl start $SERVICE_NAME

echo "$(date) - ワイプ処理が完了しました" >> $LOG_FILE

スクリプトに実行権限を付与し、cronに登録します。

# 実行権限を付与する
chmod +x /home/scripts/rust-wipe.sh

# cronに登録する(crontab -e で編集)
# 毎週木曜 午前4:55にゲーム内告知
55 4 * * 4 /usr/local/bin/mcrcon -H 127.0.0.1 -P YourRCONpassword -p 28016 "say [告知] 5分後にマップワイプを実施します。BPは維持されます。"

# 毎週木曜 午前5:00にワイプスクリプトを実行
0 5 * * 4 /home/scripts/rust-wipe.sh

XServer VPSを使用している場合は、IDENTITY_PATHを/home/steam/rust_server/server/RustServerに変更してください。

ゲーム内告知にはmcrcon(RCONのCLIクライアント)が必要です。インストール方法は「管理者コマンド&RCON活用ガイド」で解説しています。

方法2:Auto Wipeプラグイン(Oxide)で自動化する

Linuxのcron操作に不慣れな方には、Oxide向けの「Auto Wipe」プラグイン(Codefling)がおすすめです。このプラグインはサーバー内部でワイプスケジュールを管理し、指定した日時に自動的にワイプを実行します。

Auto Wipeプラグインの主な機能は以下のとおりです。

  • cron式でワイプスケジュールを柔軟に設定できる(毎週・隔週・月次など)
  • マップワイプ・BPワイプ・Oxideデータワイプを個別に設定できる
  • ワイプ時にserver.seedを自動変更できる
  • ワイプ前にバックアップを自動作成できる
  • Discordへのワイプ通知を送信できる
  • ワイプ後にOxideの設定ファイルを自動差し替えできる

設定例(毎週木曜 午前5:00にマップワイプ):

{
  "Wipe restart seconds": 300,
  "Enabled wipe presets": ["weekly"],
  "Backup files before wiping them?": true,
  "Wipe presets": {
    "weekly": {
      "Identity/Map files that should be wiped.": [
        ".sav",
        "player.deaths.",
        "player.identities.",
        "player.states.",
        "player.tokens.",
        "sv.files."
      ],
      "Oxide files that should be wiped.": [
        "logs\\"
      ],
      "ConVar commands (executed on server start)": [
        "server.seed \"12345\"",
        "server.worldsize \"3500\""
      ],
      "Cron Wipe schedule": {
        "Cron Expression (Second Minute Hour Day Month Day-Of-Week)": "* 0 5 * * 4",
        "Use UTC time? (If false, local time will be used)": false
      }
    }
  }
}

Auto Wipeプラグインを使用するには、サーバー停止後に自動で再起動する仕組み(systemdのRestart=on-failure設定またはバッチファイルの無限ループ)が必要です。プラグインはサーバーの停止コマンドを発行するだけで、再起動機能は含まれていません。

もう1つの便利なプラグインとして「Wipe Settings」があります。ワイプ直後にサーバー名に「JUST WIPED」を自動挿入し、一定時間後に元に戻す機能があり、ワイプ直後のプレイヤー集客に効果的です。

ワイプ後にサーバーが重くなる場合はパフォーマンス最適化の設定を見直しましょう。
server.cfg チューニング・エンティティ管理・Grafana 監視まで解説しています。

パフォーマンス最適化ガイドを見る »

ワイプ後にやるべき設定と確認事項

起動確認とRCONチェック

ワイプ後にサーバーが起動したら、まず以下のコマンドで動作状況を確認してください。

# サーバーの基本情報を確認する
status

# エンティティ数を確認する(ワイプ直後は数千が正常)
global.entities

# サーバーFPSを確認する(28〜30が正常)
server.fps

# Oxideのバージョンを確認する
oxide.version

サーバータグの更新

プレイヤーがサーバーブラウザでワイプ頻度を確認できるよう、サーバータグを設定しておきましょう。systemdのサービスファイル(またはバッチファイル)の起動パラメータに以下を追加します。

# 週次ワイプの場合
+server.tags "weekly"

# 隔週の場合
+server.tags "biweekly"

# 月次(フォースワイプのみ)の場合
+server.tags "monthly"

サーバータグはサーバー一覧の検索フィルターとしても機能するため、ターゲットとなるプレイヤー層に正確にリーチするために正しく設定してください。

ワイプ後のパフォーマンス確認

ワイプ直後はエンティティ数が最小のため、サーバーFPSは最も高い状態です。この時点で28〜30 FPSに達していない場合は、プラグインの問題やスペック不足が疑われます。「パフォーマンス最適化ガイド」を参考に原因を切り分けてください。

荒らし・チーター対策の再確認

ワイプ直後は新規プレイヤーとともにチーターも集まりやすい時間帯です。アンチチートプラグインが正常に動作していることを確認し、管理者が最初の数時間はオンラインで監視できる体制を整えてください。具体的な対策方法は「Rust荒らし・チーター対策ガイド」で解説しています。

ワイプ後のサーバー設定やセキュリティ対策については「Rustサーバーの立て方から運用まで体系的に学べる完全ガイド」を参照してください。

ワイプサイクルの設計|週次・隔週・月次の選び方

サーバーのワイプ頻度は、プレイヤー体験と運営負荷の両面に大きく影響します。以下の比較を参考に、自分のサーバーに最適なサイクルを選んでください。

ワイプ頻度メリットデメリット向いているサーバー
週次常にフレッシュ・新規が入りやすい・エンティティ増加の問題が起きにくい建築にじっくり取り組めない・運営作業が毎週発生PvP特化・高レート・競技系
隔週建築と戦闘のバランスが良い・適度な緊張感2週目後半はパフォーマンスが低下しやすい汎用コミュニティサーバー(最もおすすめ)
月次(フォースワイプのみ)大規模建築が楽しめる・運営負荷が最小3〜4週目にサーバーが重くなる・後半は過疎化しやすいPvE・RP・建築メイン

初めてサーバーを運営する場合は隔週ワイプから始めることをおすすめします。プレイヤーの反応を見ながら、必要に応じて週次や月次に変更していきましょう。

PvEサーバーの場合は月次ワイプが主流ですが、エンティティの増加対策が必須です。デキャイ設定やAutoPurgeプラグインの導入方法は「PvEサーバーの作り方ガイド」で解説しています。

よくあるトラブルと対処法

Q1:ワイプ後にマップが再生成されない

原因:.savファイルが削除されていない、または別のidentityフォルダのファイルを削除している可能性があります。

対処法:server.identityで指定しているフォルダ名を確認してください。デフォルトはRustServerやserver1ですが、環境によって異なります。ls -la /opt/rust_server/server/でフォルダを確認し、正しいパスのファイルを削除してください。

Q2:ワイプしたのにブループリントが残っている

原因:マップワイプだけを実行した場合、BPは意図的に残る仕様です。BPもリセットしたい場合はplayer.blueprints.*.dbファイルの削除が必要です。

Q3:ワイプ後にプラグインが動作しない

原因:フォースワイプ後のRust本体バージョン更新により、OxideまたはプラグインのAPIに互換性の問題が発生しています。

対処法:Oxideを最新版に更新してください。それでも動作しないプラグインは、oxide/logs/内のエラーログを確認し、プラグイン作者のGitHubやCodeflingの更新を待ちましょう。

Q4:ワイプ後のマップ生成が終わらない(30分以上かかる)

原因:マップサイズが大きすぎる、またはVPSのRAMが不足しています。

対処法:server.worldsizeを3000〜3500に縮小するか、VPSプランをアップグレードしてください。マップサイズ4000以上ではRAM 8GB以上を推奨します。VPSの選び方は「Rustレンタルサーバーおすすめ5選」で比較しています。

Q5:カスタムマップ使用時のワイプ方法は?

カスタムマップを使用している場合でも、ワイプ手順は同じです。.savと.mapファイルを削除すれば、server.levelurlで指定したカスタムマップが再度ダウンロード・適用されます。別のカスタムマップに変更したい場合は、URLを差し替えてからワイプしてください。詳しくは「カスタムマップ導入ガイド」を参照してください。

まとめ|次のワイプと、管理者のチェックリスト

PC版の次回フォースワイプは、2026年11月6日(金)午前4時ごろ(日本時間)です。11月からは冬時間のため、10月までより1時間遅くなります。コンソール版は別の日程なので、公式の告知を確認してください。

サーバー管理者の方は、ワイプのたびに次の順で作業すると漏れがありません。

順序作業チェック
1プレイヤーに24時間前までに告知する☐
2サーバーデータをバックアップする☐
3(フォースワイプ時)Rust本体を更新する☐
4(フォースワイプ時)Oxide・プラグインを更新する☐
5サーバーを停止する☐
6対象ファイルを削除する(マップ/BP/フル)☐
7(任意)server.seed を変更する☐
8サーバーを起動し、RCONで status・oxide.version を確認する☐
9ゲームから接続して動作を確認する☐

これから自分のサーバーを立てる方は、Rustテンプレートのある3社から選ぶと、ワイプ作業もコマンド数行で済みます。

📚 Rustサーバー運営の全体像

選び方・構築・設定・MOD・ワイプ・荒らし対策までをまとめた総合ガイドは「Rustサーバーの立て方完全ガイド」です。

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