「Rustのサーバーを立てたいけど、お金はかけたくない……」そんな悩みを抱えていませんか。レンタルサーバーの記事は多いものの、無料で立てる具体的な手順をイチから解説しているコンテンツは意外と少ないのが現状です。結論から言えば、自宅のPCとSteamCMDさえあれば、Rustサーバーは完全無料で構築できます。この記事では、Windows・Linuxの両環境に対応したコピペ用コマンド付きの手順に加え、Mod導入や無料ホスティングの最新事情まで網羅しました。初心者の方でも迷わず進められるよう図解と表で丁寧に解説していますので、ぜひ最後まで読んでサーバー構築に挑戦してみてください。
📌 結論:無料 vs レンタルサーバー
自宅PCなら完全無料で構築可能。
ただし24時間稼働・安定性・セキュリティを求めるなら
レンタルサーバーが最適解です。
🎮 Rustサーバーにおすすめの3社
🥇 ConoHa for GAME:8GBプラン月額2,239円〜|Rustテンプレ+Rust+対応|初心者に最適
🥈 XServer VPS for Game:4GBプラン月額2,200円〜|NVMe SSD+高速CPU|安定性重視
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※ 2026年4月時点の料金。キャンペーンにより変動します
Rustサーバーを無料で立てる方法は、大きく分けて3つ存在します。それぞれ費用ゼロで始められる反面、安定性や手軽さに差があるため、自分の環境と目的に合った方法を選ぶことが大切です。ここではまず全体像を把握し、そのうえで詳しい手順セクションへ進みましょう。
方法①|自宅PCにRust Dedicated Serverを立てる(完全無料)
もっとも王道で確実な無料方法は、自宅のWindowsまたはLinux PCに「Rust Dedicated Server」をインストールすることです。Valve公式のSteamCMDというツールを使ってサーバーファイルをダウンロードし、バッチファイルやシェルスクリプトで起動するだけで、自分だけのRustサーバーが動き始めます。サーバー本体のダウンロードも起動も無料で、追加のライセンス費用は一切かかりません。
友達と少人数で遊ぶ場合はもっとも手軽な選択肢であり、Mod導入やサーバー設定の自由度も最高レベルです。ただし、サーバーを動かしている間はPCの電源を入れ続ける必要があるほか、外部から接続してもらうにはルーターのポート開放作業が必要になる点には注意してください。
方法②|無料ホスティングサービスを使う(制限あり)
以前はScalaCubeなどが無料プランを提供していましたが、現在ほとんどのサービスで無料枠は終了しています。一部のホスティングサービスでは「○時間無料クレジット」のような形で試用できるケースもありますが、プレイヤー数やプラグイン利用に厳しい制限がかかることが多く、実用的とは言いにくい状況です。
無料ホスティングは「サーバー構築を体験してみたい」「レンタルサーバー契約前にお試ししたい」といった検証目的では活用できますが、安定した常時稼働の運用には向いていません。最新の状況については、後半の「無料ホスティングサービスの最新状況」セクションで詳しくまとめています。
方法③|クラウドVPSの無料枠を活用する(期間限定)
Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のAlways Free枠やGoogle Cloud Platform(GCP)の無料トライアルを使い、クラウド上にRustサーバーを構築する方法もあります。特にOracle Cloudは、Arm(Ampere A1)インスタンスで最大4コア・24GBメモリを無期限無料で利用可能です。
自宅PCと違い24時間365日稼働させやすく、ポート開放の手間もありません。ただし、アカウント作成時にクレジットカード登録が必要な点、無料枠には取得競争がある点、サーバー構築にLinuxの基礎知識が求められる点がハードルとなります。Linux操作に抵抗がない中~上級者には非常にコスパの高い選択肢です。
📖 関連記事: ゲーム用レンタルサーバーとは?初心者向け完全ガイド
【比較表】3つの無料方法のメリット・デメリット
どの方法が自分に合うかを一目で判断できるよう、5つの軸で比較しました。
| 比較項目 | 自宅PC(Windows) | 無料ホスティング | クラウドVPS無料枠 |
|---|---|---|---|
| 費用 | 完全無料(電気代のみ) | 無料(制限付き) | 無料(クレカ登録必要) |
| 構築難易度 | やや簡単 | 簡単 | やや難しい |
| 安定性 | PC環境に依存 | 低い | 高い |
| 常時稼働 | PC起動中のみ | サービスによる | 24時間可能 |
| Mod対応 | 自由に導入可 | 制限あり | 自由に導入可 |
⚠️ 無料サーバーの「面倒さ」が気になったら
ポート開放・電気代・セキュリティ管理を気にせずRustを楽しみたいなら、テンプレートで10分構築できるレンタルサーバーが確実です。
ConoHa for GAME なら8GBプラン月額2,239円〜。友達4人で割り勘すれば1人あたり約560円です。
少人数で気軽に試したいなら「自宅PC」、24時間稼働かつ無料にこだわるなら「クラウドVPS無料枠」がおすすめです。
ここからは、もっとも多くのユーザーに適した「自宅PCのWindows環境」でRustサーバーを構築する手順を、コピペで進められるように解説します。全6ステップで完了しますので、上から順番に進めてください。
自宅PCに必要なスペックと事前準備
サーバー構築を始める前に、PCのスペックが要件を満たしているか確認しましょう。スペックが不足していると、サーバーが起動しない・動作が極端に重いといったトラブルの原因になります。
Rust開発元のFacepunch Studiosが公開している推奨スペックと、実運用を踏まえた目安は以下のとおりです。
| パーツ | 最低スペック | 推奨スペック |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit | Windows 10/11 64bit |
| CPU | 2コア以上 | 4コア以上(Intel Core i5相当) |
| メモリ | 8GB | 12GB〜16GB以上 |
| ストレージ | HDD 15GB以上の空き | SSD 25GB以上の空き |
| ネットワーク | Wi-Fi接続 | 有線LAN接続(CAT6以上推奨) |
このほか、以下のソフトウェアを事前に用意しておくとスムーズです。
- SteamCMD(Valve公式のサーバー管理ツール/無料)
- テキストエディタ(サクラエディタ、VS Codeなど)
- RustAdmin(RCON管理ツール/後述)
なお、1台のPCでRustのゲームプレイとサーバー運用を同時に行うことは、よほどのハイスペックPCでない限り推奨されません。可能であれば、サーバー専用のPCを別途用意するのが理想です。
手順①|SteamCMDをダウンロード・インストールする
SteamCMDは、Valve公式が提供するコマンドライン版Steamクライアントです。ゲームサーバーのインストールや更新に使います。
まず、以下のURLからWindows用のSteamCMDをダウンロードしてください。
https://steamcdn-a.akamaihd.net/client/installer/steamcmd.zip
ダウンロードしたZIPファイルを任意のフォルダに展開します。たとえば C:\SteamCMD というフォルダを作成し、そこに展開するとわかりやすいです。展開後、steamcmd.exe をダブルクリックすると初回セットアップが自動で始まり、数分で Steam> というプロンプトが表示されます。この画面が出れば、SteamCMDの準備は完了です。
手順②|Rust Dedicated Serverをダウンロードする(app_update 258550)
SteamCMDの Steam> プロンプトが表示された状態で、以下のコマンドを順番に入力してください。Rust Dedicated ServerのApp IDは「258550」です。
login anonymous
force_install_dir C:\RustServer
app_update 258550 validate
quit
login anonymous は匿名ログインで、Steamアカウント不要で実行できます。force_install_dir でインストール先を指定し、app_update 258550 validate でサーバーファイルのダウンロードと整合性チェックが実行されます。回線速度にもよりますが、ダウンロードには10〜20分程度かかります。完了すると C:\RustServer 内に RustDedicated.exe をはじめとするサーバーファイルが保存されます。
手順③|起動用バッチファイルを作成する(コピペ用コード付き)
サーバーを毎回コマンドで起動するのは面倒なので、バッチファイル(.bat)を作成しておきましょう。テキストエディタで新規ファイルを作成し、以下のコードをそのままコピペしてください。
@echo off
:start
C:\RustServer\RustDedicated.exe -batchmode ^
+server.port 28015 ^
+server.queryport 28017 ^
+rcon.port 28016 ^
+rcon.password "YourRconPassword" ^
+server.hostname "My Rust Server" ^
+server.identity "server1" ^
+server.seed 12345 ^
+server.worldsize 3000 ^
+server.maxplayers 10 ^
+server.saveinterval 300
goto start
このファイルを C:\RustServer\StartServer.bat として保存します。各パラメータの意味は次のとおりです。
| パラメータ | 説明 | 例 |
|---|---|---|
| server.port | ゲーム接続用ポート | 28015 |
| server.queryport | サーバー一覧表示用ポート | 28017 |
| rcon.port | リモート管理用ポート | 28016 |
| rcon.password | RCON接続パスワード | 任意の文字列 |
| server.hostname | サーバー名 | My Rust Server |
| server.identity | データ保存フォルダ名 | server1 |
| server.seed | マップ生成シード値 | 任意の数字 |
| server.worldsize | マップサイズ | 1000〜6000(推奨3000) |
| server.maxplayers | 最大プレイヤー数 | 10 |
| server.saveinterval | 自動セーブ間隔(秒) | 300(5分) |
rcon.password と server.hostname は必ず自分の環境に合わせて変更してください。
手順④|サーバーを起動して動作確認する
作成した StartServer.bat をダブルクリックすると、コマンドプロンプトが開いてサーバーの起動処理が始まります。初回起動時はマップの生成が行われるため、20〜30分ほど時間がかかることがあります。
コマンドプロンプト上に以下のようなメッセージが表示されれば、サーバーの起動は完了です。
Server startup complete
もし起動中にエラーが表示された場合は、メモリ不足やポート競合が原因であることが多いです。タスクマネージャーで他のアプリケーションを終了させるか、server.port の番号を変更してみてください。
手順⑤|ポートを開放して外部から接続可能にする
自分のPC(localhost)からの接続だけであればポート開放は不要ですが、友達など外部のプレイヤーが参加するにはルーターのポート開放が必要です。開放するポートは以下の3つです。
| ポート番号 | プロトコル | 用途 |
|---|---|---|
| 28015 | UDP | ゲーム接続 |
| 28016 | TCP | RCON(リモート管理) |
| 28017 | UDP | サーバークエリ |
ポート開放は大きく2つの作業に分かれます。
① Windowsファイアウォールの設定
「Windows Defender ファイアウォール」→「詳細設定」→「受信の規則」→「新しい規則」の順に進み、上記のポートを許可するルールを作成します。UDPとTCPでそれぞれ個別に設定する必要がある点に注意してください。
② ルーターのポート転送(ポートフォワーディング)設定
ルーターの管理画面(多くの場合 http://192.168.1.1)にアクセスし、ポートマッピングまたはポートフォワーディングの設定画面で、上記ポートをサーバーPCの内部IPアドレスに転送する設定を行います。ルーターのメーカーや型番によって画面が異なるため、取扱説明書やメーカーの公式サイトを参照してください。
③ IPv6環境の場合の注意点
マンション共用回線やIPv4 over IPv6(MAP-E、DS-Liteなど)を利用している場合、ポート開放自体ができないケースがあります。その場合は、プロバイダへの問い合わせや、後述する「ポート開放なしで遊ぶ方法(ZeroTierなど)」を検討してください。
🔒 ポート開放できない / やりたくない方へ
IPv4 over IPv6環境(MAP-E / DS-Lite)でポート開放できない場合や、セキュリティ上の理由でルーターの設定を変えたくない場合は、レンタルサーバー(VPS)を使えばポート開放は一切不要です。
ConoHa for GAMEのテンプレートなら、ポート開放済みの状態でサーバーが自動構築されます。
手順⑥|Rustクライアントからサーバーに接続する
サーバーの起動とポート開放が完了したら、いよいよRustクライアントから接続します。接続方法は2通りあります。
方法A:サーバーブラウザから接続
Rustを起動し、「Play Game」→「Community」タブで自分のサーバー名(server.hostname で設定した名前)を検索します。サーバーが表示されたらクリックして「Join Server」を選択すれば接続完了です。
方法B:コンソールからIP指定で接続
Rustの起動後にF1キーを押してコンソールを開き、以下のコマンドを入力します。
client.connect あなたのグローバルIP:28015
自分のグローバルIPアドレスがわからない場合は、ブラウザで「What is my IP」と検索すると確認できます。同じLAN内のPCから接続する場合は、グローバルIPの代わりにサーバーPCのローカルIP(例:192.168.1.10)を指定してください。
Linux環境でRustサーバーを構築したい方や、クラウドVPSの無料枠を活用したい方向けの手順です。Windowsよりも軽量に動作するため、スペックが限られたVPS環境では特に有利です。
LinuxVPSの無料枠(Oracle Cloud・GCPなど)を利用する方法
クラウドVPSの無料枠としてもっとも有力なのが、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)のAlways Freeです。Arm(Ampere A1)インスタンスであれば、最大4 OCPU・24GBメモリが無期限で無料利用できます。Rustサーバーの推奨メモリが12GB以上であることを考えると、十分なスペックです。
OCIの公式サイトでアカウントを作成後、コンピュート・インスタンスの作成画面で「Ampere」シェイプを選択し、OSには「Ubuntu 22.04」を指定してください。インスタンスの作成後、セキュリティリストでTCP 28016番とUDP 28015・28017番の受信を許可すれば、ネットワークの準備は完了です。
Google Cloud Platform(GCP)にも無料トライアル($300分のクレジット)がありますが、こちらはトライアル期間終了後に課金が発生するため、長期無料運用にはOCIのほうが適しています。
SteamCMDをLinuxにインストールする
Ubuntuの場合、以下のコマンドでSteamCMDをインストールできます。
sudo add-apt-repository multiverse
sudo dpkg --add-architecture i386
sudo apt update
sudo apt install steamcmd -y
インストール後、ターミナルで steamcmd と入力して起動できれば準備完了です。
Rust Dedicated Serverのインストールと起動コマンド
SteamCMDを起動し、Windows版と同様のコマンドでサーバーファイルをダウンロードします。
steamcmd +login anonymous +force_install_dir /home/rust/server +app_update 258550 validate +quit
ダウンロード完了後、起動スクリプトを作成します。
#!/bin/bash
cd /home/rust/server
./RustDedicated -batchmode \
+server.port 28015 \
+server.queryport 28017 \
+rcon.port 28016 \
+rcon.password "YourRconPassword" \
+server.hostname "My Rust Server" \
+server.identity "server1" \
+server.seed 12345 \
+server.worldsize 3000 \
+server.maxplayers 10 \
+server.saveinterval 300
このスクリプトを start.sh として保存し、chmod +x start.sh で実行権限を付与したうえで ./start.sh で起動します。
systemdでサーバーを自動起動させる設定
VPS環境では、サーバーの再起動時に自動でRustサーバーも起動するようにしておくと運用が楽になります。/etc/systemd/system/rust.service を作成し、以下を記述してください。
[Unit]
Description=Rust Dedicated Server
After=network.target
[Service]
Type=simple
User=rust
WorkingDirectory=/home/rust/server
ExecStart=/home/rust/server/start.sh
Restart=on-failure
RestartSec=10
[Install]
WantedBy=multi-user.target
保存後、sudo systemctl enable rust と sudo systemctl start rust を実行すれば、VPSが再起動しても自動的にRustサーバーが立ち上がります。ログ確認は journalctl -u rust -f で行えます。
「自宅PCを使わずに、無料でRustサーバーを借りられるサービスはないの?」という声は多いですが、2026年4月現在、実用レベルで無料利用できるRustサーバーホスティングはほぼ存在しません。ここでは最新の状況を正直にまとめます。
ScalaCubeの無料プランは終了している
かつてScalaCubeはRustサーバーの無料プラン(Free Plan)を提供していました。クレジットカード不要で利用でき、一時期は多くのブログ記事で紹介されていたサービスです。しかし、現在この無料プランはすでに終了しています。
ScalaCubeの公式サイトにはまだ「Free Rust Server Hosting」というページが残っている場合がありますが、実際にアクセスすると有料プランへの誘導ページになっています。古い記事に書かれた情報を信じて登録しても、無料ではサーバーを使えないのでご注意ください。
/ht
現在利用可能な無料・格安ホスティングサービス一覧
2026年4月時点で「無料」または「ごく低額」でRustサーバーを試せるサービスを調査した結果は以下のとおりです。
| サービス名 | 無料枠の有無 | 備考 |
|---|---|---|
| ScalaCube | 終了 | 有料プランのみ |
| AxentHost | 制限付きトライアルあり | クレジット制で実用性は低い |
| Oracle Cloud(VPS) | Always Free枠あり | 自分でサーバー構築が必要 |
| GCP(VPS) | $300無料トライアル | 期間限定(90日間) |
表のとおり、「サーバー構築不要で無料で使えるRust専用ホスティング」は現在見つかりません。無料にこだわる場合は、自宅PCかクラウドVPSの無料枠を活用するのが現実的です。
無料ホスティングをおすすめしない理由(制限・安定性・データ保持)
仮に無料枠のあるホスティングが見つかったとしても、以下の制限があるため実用的ではないケースがほとんどです。
- プレイヤー数の制限:2〜5人程度しか参加できない
- 稼働時間の制限:一定時間でサーバーが自動停止する
- Mod/プラグイン不可:Oxide導入が禁止されていることが多い
- データ保持の不安:サービス終了でワールドデータが消える
このような制限を考えると、無料ホスティングは「サーバー構築の雰囲気を体験する」目的には使えますが、友達と本格的に遊ぶ環境としてはおすすめできません。安定した環境を求めるなら、自宅PCでの無料構築か、月額数千円のレンタルサーバーを検討するのが賢明です。
💡 無料で限界を感じたら… 月額2,000円台でこの安定感
無料ホスティングの制限に悩むよりも、テンプレートで数分で構築でき、MOD・プラグインも自由に導入できるレンタルサーバーがストレスフリーです。
| サービス | 8GBプラン | Rustテンプレ |
|---|---|---|
| ConoHa for GAME | 月額2,239円〜 | ✅ あり |
| XServer VPS for Game | 月額3,201円〜 | ✅ あり |
| ロリポップ!for Gamers | 月額3,000円〜 | ✅ あり |
サーバーを立てた後は、自分好みにカスタマイズしていきましょう。バッチファイルのパラメータだけでなく、設定ファイルやRCONツールを使えば、マップ・ゲームモード・管理機能を自由に変更できます。
server.cfgで変更できる主要パラメータ一覧
起動コマンドで設定できるパラメータ以外にも、server/server1/cfg/server.cfg に記述することでより細かい調整が可能です。主要なパラメータをまとめました。
| パラメータ | 説明 | 初期値 |
|---|---|---|
| server.pve | PvEモード(プレイヤー同士の攻撃無効) | false |
| server.radiation | 放射線の有無 | true |
| craft.instant | クラフト即完了 | false |
| env.time | ゲーム内時間の進行速度 | 1(等倍) |
| decay.upkeep | 建築物の劣化 | true |
| server.description | サーバー説明文 | 空欄 |
これらのパラメータは、バッチファイルの起動コマンドに + を付けて追記するか、server.cfg に直接記述するかのどちらかで適用できます。変更後はサーバーの再起動が必要です。
マップサイズとシード値の変更方法
マップの広さは server.worldsize で指定します。数値が大きいほど広いマップが生成されます。
| worldsize値 | マップの広さの目安 | おすすめ人数 |
|---|---|---|
| 1000〜2000 | 小さめ | 2〜5人 |
| 2500〜3500 | 標準 | 5〜20人 |
| 4000〜6000 | 広大 | 20人以上 |
server.seed はマップの地形を決めるシード値です。同じ数値を指定すれば同じ地形のマップが生成されるため、気に入ったマップがあればシード値を控えておきましょう。「RustMaps(https://rustmaps.com)」というサイトでは、シード値を入力するとマップのプレビューが確認できるので、事前にチェックしておくのがおすすめです。
プレイヤー数上限・PvE/PvPモードの切り替え
プレイヤー数の上限は server.maxplayers で設定します。自宅PCのスペックにもよりますが、メモリ12GBであれば10人程度、16GB以上であれば20人程度が安定動作の目安です。
PvEモード(プレイヤー同士の攻撃を無効化)に切り替えたい場合は、起動コマンドに +server.pve true を追加するだけです。友達と協力プレイだけを楽しみたいときに便利な設定です。反対に、PvPモードに戻す場合は +server.pve false を指定してください。
RCONを使ったリモートサーバー管理(RustAdmin導入)
RCON(Remote Console)は、サーバーに直接触れなくても遠隔で管理コマンドを実行できる仕組みです。プレイヤーのBAN、チャットメッセージの送信、サーバーの再起動などが行えます。
RCON管理にはRustAdminというフリーソフトが便利です。公式サイトからダウンロードし、接続先に「サーバーのIPアドレス:28016」、パスワードにバッチファイルで設定した rcon.password を入力すれば接続できます。画面下部に「Connected」と表示されればセットアップ完了です。ゲームプレイ中にサーバー設定を変更したいときに重宝するツールなので、ぜひ導入しておきましょう。
Rustサーバーの楽しさを広げるのがMod(プラグイン)です。自宅PCで立てた無料サーバーにもModは自由に導入できます。ここでは、Modフレームワークの定番「Oxide(uMod)」のインストール手順とおすすめプラグインを紹介します。
Oxide(uMod)とは?導入するメリット
Oxideは、Rustサーバーにプラグイン機能を追加するためのオープンソースフレームワークです。uModという名称でも知られており、公式サイト(https://umod.org)から無料でダウンロードできます。
Oxideを導入すると、ゲーム内の仕様をプラグイン単位で自由に拡張できます。たとえば、採集量の倍率変更、テレポート機能の追加、経済システムの導入など、バニラ(プラグインなし)では実現できない機能を手軽に追加できるのが最大のメリットです。
Oxideのインストール手順(Windows / Linux)
Windows版の手順:
- uMod公式サイト(https://umod.org/games/rust)からOxideの最新版をダウンロードします
- ダウンロードしたZIPファイルを展開し、中身のファイルをすべてRustサーバーのインストールフォルダ(例:
C:\RustServer)に上書きコピーします - サーバーを再起動すると、
oxideフォルダが自動生成されます
Linux版の手順:
- サーバーを停止します
wgetコマンドで最新版をダウンロードし、サーバーフォルダに展開します- サーバーを起動すると、
oxideディレクトリが生成されます
いずれの場合も、Oxideのバージョンとサーバー本体のバージョンが一致している必要があります。Rustの本体アップデート後はOxideも更新されるのを待ってからサーバーを起動してください。
おすすめプラグイン5選(初心者向け)
uModのプラグインライブラリには数千種類のプラグインがありますが、初心者にまず入れてほしい定番を5つ紹介します。
| プラグイン名 | 機能 | おすすめ理由 |
|---|---|---|
| Gather Manager | 採集量の倍率変更 | 資源集めの時間を短縮できる |
| Stack Size Controller | アイテムのスタック数変更 | インベントリ管理が楽になる |
| Teleportation | テレポート機能の追加 | 広いマップでの移動が快適に |
| Quick Smelt | 精錬速度の変更 | 待ち時間を減らせる |
| Better Chat | チャットのカスタマイズ | 管理者表示やカラー設定が可能 |
プラグインのインストール方法は簡単で、uMod公式サイトからダウンロードした .cs ファイルを oxide/plugins フォルダに配置するだけです。サーバーの再起動は不要で、自動的に読み込まれます。
プラグインの権限設定とトラブルシューティング
プラグインによっては、特定のコマンドを使うために権限(パーミッション)の設定が必要です。RCONまたはサーバーコンソールから以下のコマンドで権限を付与できます。
oxide.grant group default プラグイン名.権限名
default グループに付与すると全プレイヤーに適用されます。管理者だけに限定したい場合は admin グループを指定してください。
プラグインが正しく動作しない場合は、oxide/logs フォルダのログファイルを確認しましょう。多くの場合、Oxideのバージョン不一致やプラグイン同士の競合が原因です。問題のプラグインを一度 plugins フォルダから取り除き、1つずつ戻していくことで原因を特定できます。
🔌 MODを安定運用するなら16GBプランが安心
Oxide + プラグイン5〜10個の構成ではメモリ12GB以上が推奨です。自宅PCのメモリが不足している場合は、16GBプランのVPSなら月額3,801円〜で24時間MODサーバーを運用できます。
ここまで無料でRustサーバーを立てる方法を解説してきましたが、「無料と有料、結局どっちが自分に合っているのか」を判断したい方も多いはずです。ここでは両者を比較し、目的別のおすすめを整理します。
無料(自宅PC)が向いている人の特徴
無料の自宅PCサーバーが向いているのは、以下のような方です。
- 友達2〜5人程度の少人数で遊びたい
- 毎日24時間稼働させる必要がない
- PCやネットワークの設定に多少の知識がある
- サーバー構築の過程そのものも楽しみたい
- とにかく費用をゼロにしたい
自宅PCサーバーの最大の魅力は「完全無料」であることです。電気代は別途かかりますが、デスクトップPCを1ヶ月つけっぱなしにしても約1,500〜2,000円程度です。短時間だけ遊ぶスタイルならほぼ気にならない金額でしょう。
有料レンタルサーバーが向いている人の特徴
一方、有料レンタルサーバーが向いているのは、以下のような方です。
- 10人以上の大人数でマルチプレイしたい
- 24時間365日いつでも遊べる環境が欲しい
- ポート開放やサーバー保守に時間をかけたくない
- セキュリティリスクを最小限にしたい
- テンプレートで簡単にサーバーを立てたい
レンタルサーバーは月額費用が発生しますが、申し込みから数分でサーバー構築が完了し、ポート開放やファイアウォールの設定も不要です。サーバー管理の手間を極力省きたい方には最適な選択肢と言えます。
低コストで始められるおすすめレンタルサーバー3選
「無料にはこだわらないけど、できるだけ安く済ませたい」という方のために、Rustサーバーに対応した国内の主要レンタルサーバーを3つ紹介します。
| サービス名 | 最低プラン | 月額料金(税込) | Rustテンプレート |
|---|---|---|---|
| XServer VPS for Game | 4GBプラン | 2,200円〜 | あり |
| ConoHa for GAME | 4GBプラン | 月額1,292円〜(長期割引適用時) | あり |
| ロリポップ! for Gamers | 4GBプラン | 1,500円〜 | あり |
🏆 あなたにピッタリのRustサーバーは?
| あなたの状況 | おすすめ | 月額目安 |
|---|---|---|
| 初心者・すぐ始めたい | ConoHa for GAME | 8GB 2,239円〜 |
| 安定性・高速重視 | XServer VPS for Game | 4GB 2,200円〜 |
| 大人数・16GB最安 | ロリポップ!for Gamers | 16GB 4,300円 |
いずれもRust専用のテンプレートが用意されており、申し込み時にゲームタイトルとプランを選ぶだけでサーバー構築が完了します。無料で構築を試した後に「やっぱり安定した環境が欲しい」と感じたら、レンタルサーバーへの移行を検討してみてください。
【費用シミュレーション】1ヶ月の電気代 vs レンタルサーバー月額
実際のコスト差を具体的な数字で比較してみましょう。
| 項目 | 自宅PC(24時間稼働) | レンタルサーバー(4GBプラン) |
|---|---|---|
| 月額費用 | 0円 | 1,292円〜2,200円 |
| 電気代(月間) | 約1,500〜2,000円 | 0円(料金に含まれる) |
| 合計コスト | 約1,500〜2,000円 | 1,292円〜2,200円 |
| ポート開放 | 必要 | 不要 |
| 保守作業 | 自分で対応 | ほぼ不要 |
24時間稼働させる場合、電気代を考えるとレンタルサーバーとほぼ同等のコストになります。「遊ぶときだけ起動する」スタイルなら自宅PCの方が圧倒的に安くなりますが、常時稼働が前提なら長期割引のあるレンタルサーバーのほうがコスパと手間の両面で有利です。
- 1台のPCでゲームプレイとサーバー運用を同時にできる?
-
結論から言うと、1台のPCでの同時運用は基本的におすすめしません。Rustはゲーム本体だけでもCPU・メモリ・GPUに高い負荷がかかるゲームです。そこにサーバープロセスを同時に走らせると、メモリ使用量がゲーム本体で8〜12GB、サーバーで8〜12GBと合計で16〜24GB程度が必要になります。
32GB以上のメモリを搭載したハイスペックPCであれば動作する可能性はありますが、動作が不安定になりやすく、カクつきやクラッシュの原因になります。理想は、ゲームプレイ用とサーバー用を別のPCに分けることです。サーバー用PCは使わなくなった古いデスクトップPCでも構いません。メモリが12GB以上あれば、少人数向けのサーバーとして十分に機能します。
- PS4/PS5版Rustで自分専用サーバーは立てられる?
-
PS4/PS5版(コンソール版)のRustでは、プレイヤーが自分でプライベートサーバーを立てることはできません。コンソール版のRustはDouble Eleven社が開発・運営を担当しており、PC版とはサーバー構造が異なります。コンソール版で遊べるのは、運営側が提供する公式サーバーとコミュニティサーバーのみです。
自分専用のサーバーでプレイしたい場合は、PC版(Steam版)のRustを購入する必要があります。PC版であれば、この記事で解説している方法で無料でサーバーを立てることが可能です。
- サーバーを24時間稼働させるにはどうすればいい?
-
サーバーを24時間稼働させる方法は主に3つあります。1つ目は、自宅PCの電源を入れたままにしておく方法です。もっとも手軽ですが、電気代がかかるほか、Windowsの自動アップデートによる再起動には注意が必要です。Windowsの設定で「アクティブ時間」を調整し、自動再起動を防ぐ設定にしておきましょう。
2つ目は、Oracle CloudなどのクラウドVPS無料枠を使う方法です。VPSはクラウド上で常時稼働するため、自宅PCの電源状態に左右されません。3つ目は、有料レンタルサーバーを利用する方法です。月額費用はかかりますが、24時間安定稼働が保証されているためもっとも確実です。常時稼働が必要な場合は、VPSかレンタルサーバーの利用を検討してみてください。
- 「Connection Attempt Failed」と表示されて接続できない
-
このエラーは、クライアントからサーバーに接続できないときに表示される一般的なエラーメッセージです。原因としては、ポート開放が正しく行われていない、Windowsファイアウォールがブロックしている、サーバーがまだ起動完了していない、IPアドレスの指定が間違っている、といったケースが考えられます。
まずはサーバーのコンソール画面に「Server startup complete」と表示されているか確認してください。表示されていれば、次にファイアウォールの受信ルールにUDP 28015が含まれているかをチェックします。ルーターのポート転送設定も、内部IPアドレスが正しいか・プロトコル(UDP/TCP)が合っているかを再確認しましょう。同じLAN内からの接続であれば、まずローカルIP(例:
192.168.1.10:28015)で接続テストを行い、原因を切り分けるのが効率的です。
- ポート開放なしで友達と遊ぶ方法はある?(Hamachi・ZeroTier等)
-
ポート開放ができない環境でも、仮想ネットワークツールを使えば友達と接続することは可能です。代表的なツールはZeroTierやHamachiです。これらは、インターネット経由で仮想的なLAN(ローカルネットワーク)を構築し、あたかも同じ自宅ネットワーク内にいるかのように通信できる仕組みです。
ZeroTierの場合、公式サイト(https://www.zerotier.com)でネットワークを作成し、全参加者が同じネットワークIDに参加するだけで設定が完了します。無料プランで最大25台まで接続可能です。接続する際は、ZeroTierから割り当てられたIPアドレスとポート番号(例:
10.147.20.5:28015)を使用します。ただし、仮想ネットワーク経由の接続はルーターでの直接ポート開放に比べて遅延(ラグ)が発生しやすい点に注意してください。少人数でのカジュアルプレイには十分ですが、大人数やPvPでの快適なプレイにはポート開放済みの環境かレンタルサーバーが推奨されます。
- サーバーのワイプ(リセット)はどうやる?
-
ワイプとは、サーバーのワールドデータやプレイヤーデータを削除し、まっさらな状態からゲームを再開することです。Rustでは公式サーバーでも毎月第1木曜日に強制ワイプが行われるため、なじみのある仕組みかと思います。
自宅PCで立てたサーバーでワイプを実行するには、サーバーを停止した後、
server/server1フォルダ内の以下のファイルを削除します。*.sav(ワールドデータ)*.sav.1、*.sav.2(バックアップデータ)*.map(マップデータ)
設計図(ブループリント)もリセットしたい場合は、
*.dbファイルも合わせて削除してください。ファイル削除後にサーバーを再起動すれば、新しいワールドが自動生成されます。ワイプ前には必ずバックアップを取っておくことをおすすめします。
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サーバーデータのバックアップは、
server/server1フォルダ全体をコピーするだけで完了します。このフォルダ内にワールドデータ、プレイヤーデータ、設計図データ、設定ファイルなど、サーバーの全情報が保存されています。手動でバックアップする場合は、サーバーが稼働中でも
server.saveコマンドをRCONで実行した後にフォルダをコピーすれば安全です。定期的に自動バックアップを取りたい場合は、Windowsのタスクスケジューラでバッチファイルを定時実行する方法が手軽です。バックアップ先は、外付けSSDやクラウドストレージ(Google Drive、OneDriveなど)にしておくと、PC故障時にもデータを復旧できます。
この記事では、Rustサーバーを無料で立てる3つの方法と、それぞれの具体的な手順を解説しました。
もっとも手軽で確実な方法は、自宅PCにSteamCMDでRust Dedicated Serverをインストールする方法です。SteamCMDのダウンロードからバッチファイルの作成・起動まで、コピペだけで進められるように手順をまとめました。少人数の友達と遊ぶだけなら、この方法だけで十分楽しめます。
24時間稼働させたい場合はOracle CloudのAlways Free枠、サーバー管理の手間を省きたい場合はXServer VPS for GameやConoHa for GAMEなどのレンタルサーバーも有力な選択肢です。無料で試してみて、必要に応じて有料環境にステップアップしていくのがもっとも失敗の少ない進め方と言えるでしょう。
まずは自宅PCでサーバーを起動し、友達と一緒にRustの世界を楽しんでみてください。
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