『Enshrouded(エンシュラウデッド/霧の王国)』を仲間と快適に遊ぶうえで、意外と差が出るのがサーバー設定です。難易度を自分たちに合わせて調整すれば、初心者でも遊びやすくなり、逆に歯ごたえを求めるベテランには手応えのある冒険にできます。
この記事では、Enshroudedのサーバー設定を、難易度プリセットの選び方から、カスタム設定で調整できる項目、設定ファイルenshrouded_server.jsonの書き方、そして目的別のおすすめ設定まで、初心者にもわかるように徹底解説します。「設定を変えたのに反映されない」という、よくあるつまずきの対処法も紹介します。
Enshroudedのサーバー設定は、大きく2つの層で考えると理解しやすくなります。
- 難易度プリセット(gameSettingsPreset):Default/Relaxed/Hard/Survival/Custom から選ぶ。まずはこれで大枠を決める。
- カスタム設定(gameSettings):プリセットを Custom にしたときだけ、敵の強さ・資源量・スタミナ・空腹などを個別に細かく調整できる。
| 設定の層 | 何を決める | ポイント |
|---|---|---|
| 難易度プリセット | 全体の難しさの大枠 | 初回はDefault推奨。まずはこれで十分 |
| カスタム設定 | 各要素の細かい倍率 | gameSettingsPreset="Custom" のときだけ有効 |
初心者は、まず難易度プリセットを選ぶだけでOKです。細かく作り込みたくなったら、Customにして個別調整に進みましょう。
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Enshroudedの専用サーバーの挙動は、設定ファイル enshrouded_server.json で管理します。専用サーバーを初めて起動すると、このファイルが自動生成されます(立て方は[Enshrouded専用サーバーの立て方]を参照)。
このファイルには、サーバーの基本情報と、ゲーム内容の設定(難易度など)が含まれます。主な基本項目は次のとおりです。
- name:サーバー名(一覧やフレンドが識別しやすい名前に)
- password:参加用パスワード(仲間だけが入れるように)
- saveDirectory / logDirectory:セーブ・ログの保存先
- ip:待ち受けIP(通常はそのまま)
- gamePort:ゲームポート(既定 15636)
- queryPort:クエリポート(既定 15637)
- slotCount:最大接続人数(最大16)
- userGroups:権限グループ(管理者/一般などの権限とパスワード)
- gameSettingsPreset:難易度プリセット(後述)
- gameSettings:カスタム設定(Customのときのみ有効・後述)
※項目名・仕様はバージョンで変わる場合があります。編集後はサーバーを再起動すると反映されます。
Enshroudedには、ゲーム全体の難しさを決める難易度プリセットが用意されています。まずはこの中から、自分たちのプレイスタイルに合うものを選びましょう。
Default(デフォルト)=初回・迷ったらこれ
すべての値を標準に設定するプリセットで、初めて遊ぶ人におすすめです。バランスが取れており、探索・建築・戦闘をひととおり楽しめます。「どれを選べばいいかわからない」なら、まずはDefaultで問題ありません。
Relaxed(リラックス)=建築・のんびり派
敵の数を減らし、資源やドロップを多めにするプリセットです。拠点建築やのんびりした冒険を中心に楽しみたい人に向いています。戦闘のプレッシャーを抑えて、クラフトや街づくりに集中したいグループに最適です。
Hard(ハード)=歯ごたえ重視
敵の数が増え、より攻撃的になるプリセットです。戦闘に手応えを求める人向け。標準よりも厳しい戦いを楽しめます。
Survival(サバイバル)=より過酷
より攻撃的な敵に加えて、追加のサバイバル要素が加わる、最も過酷なプリセットです。厳しい環境で緊張感のある冒険をしたい上級者向けです。
Custom(カスタム)=細かく自分好みに
上記のプリセットで満足できない場合は、Customを選ぶと、敵の強さ・資源量・スタミナ・空腹などを個別に細かく調整できるようになります(次章)。
| プリセット | 敵の強さ・数 | 資源・ドロップ | おすすめな人 |
|---|---|---|---|
| Default | 標準 | 標準 | 初回・迷ったら |
| Relaxed | 少なめ・穏やか | 多め | 建築・のんびり派 |
| Hard | 多め・攻撃的 | 標準 | 歯ごたえ重視 |
| Survival | 最も攻撃的+要素追加 | 厳しめ | 上級者・緊張感 |
| Custom | 自由に調整 | 自由に調整 | こだわり派・大人数調整 |
プリセットを Custom にすると、enshrouded_server.json の gameSettings セクションで、各要素を個別に調整できるようになります。調整できる主な項目のカテゴリは次のとおりです(項目名・範囲はバージョンで変わるため、公式の設定ジェネレーターや管理画面で確認してください)。
- 敵の強さ・攻撃性:敵の体力やダメージ、出現数・アグレッシブさ
- 資源・採取量:採掘や採取で得られる量、ドロップ率
- スタミナ消費:ダッシュや行動でのスタミナの減り方
- 空腹・食事:空腹の進む速さ、食事による効果
- 耐久・ダメージ:装備の耐久、落下ダメージなどのペナルティ
- 昼夜・時間:昼夜の長さ など
- 経験値・成長:レベルアップに関わる倍率 など
これらを組み合わせることで、「戦闘は簡単だが資源は少なめ」「敵は強いが成長は速い」など、グループの好みに合わせた独自バランスを作れます。
各項目の調整のコツ(どう変えるとどうなる?)
カスタム設定は「上げる/下げる」でプレイ感が大きく変わります。それぞれの方向性を押さえておくと、狙いどおりのバランスに近づけられます。
- 敵の強さ・攻撃性を下げる:戦闘のプレッシャーが減り、探索や建築に集中しやすくなります。初心者や小さな子どもと遊ぶときにも有効です。逆に上げると、戦闘中心の緊張感あるプレイになります。
- 資源・採取量を上げる:拠点建築やクラフトのテンポが速くなり、大人数でも素材が回りやすくなります。じっくり集める過程を楽しみたいなら標準〜低めに。
- スタミナ消費を下げる:移動や探索が快適になり、広いマップの行き来が楽になります。サバイバル感を残したいなら標準のままが無難です。
- 空腹の進行を緩める:食事管理の手間が減り、冒険に集中できます。サバイバル要素をしっかり味わいたいなら厳しめに。
- 耐久・落下ダメージなどのペナルティを緩める:装備の管理や事故死のストレスが減ります。ハードコアに遊びたいなら厳しめに設定します。
- 経験値・成長倍率を上げる:レベルアップが速くなり、短時間で強くなれます。長く育成を楽しみたいなら標準〜低めに。
いきなり大きく変えると別ゲームのようになってしまうため、まずは1〜2項目を少しずつ調整し、遊びながら微調整していくのがおすすめです。
Enshroudedの設定で最もよくあるミスが、これです。
gameSettings(個別の細かい設定)は、gameSettingsPreset が “Custom” のときだけ読み込まれます。 プリセットをHardなどにしたまま、その下にカスタムの数値を貼り付けても、ゲームはそれらをすべて無視します(エラーも出ません)。
「カスタム設定を書いたのに反映されない」という場合は、まず gameSettingsPreset が "Custom" になっているかを確認してください。ここを見落とすと、いくら数値を調整しても変わらないので要注意です。
グループの遊び方に合わせた設定の方向性を、目的別に紹介します(具体値は好みに応じて調整してください)。
①初めての協力プレイ・初心者中心
→ DefaultのままでOK。まずは標準バランスで世界に慣れましょう。難しく感じたらRelaxedへ。
②建築・拠点づくりをじっくり楽しみたい
→ Relaxed、またはCustomで「資源多め・敵少なめ・スタミナ緩め」。戦闘のプレッシャーを下げ、クラフトに集中できます。
③戦闘の歯ごたえを求める
→ Hard、またはSurvival。さらに突き詰めるならCustomで敵の強さを上げます。
④大人数(最大16人)でワイワイ遊ぶ
→ Default〜Relaxedを基準に、Customで資源をやや多めにすると、人数分の素材が回りやすく快適です。slotCountを人数に合わせて設定するのも忘れずに。
より具体的に、遊び方に合わせた「設定レシピ(調整の方向性)」を紹介します。数値は好みに応じて微調整してください。
レシピ①:はじめての協力プレイ(ゆるめ)
- プリセット:Relaxed(またはDefault)
- 方向性:敵の攻撃性を下げ、資源をやや多め、スタミナ消費を緩める
- 狙い:戦闘のストレスを抑え、探索・建築・クラフトの楽しさを全員で味わう。ゲームに慣れることを優先。
レシピ②:建築・拠点づくり特化
- プリセット:Custom(ベースはRelaxed相当)
- 方向性:資源・採取量を多め、敵の出現を少なめ、スタミナ消費を緩める
- 狙い:素材集めの手間を減らし、大規模な拠点づくりに集中できる。クリエイティブ寄りの遊び方に最適。
レシピ③:歯ごたえ重視のハードコア
- プリセット:Hard または Survival(さらにCustomで上乗せ)
- 方向性:敵の強さ・攻撃性を上げ、資源をやや絞り、ペナルティを厳しめに
- 狙い:連携と装備管理が問われる、緊張感のある冒険。腕に自信のあるグループ向け。
レシピ④:大人数(最大16人)でワイワイ
- プリセット:Default〜Relaxed
- 方向性:資源をやや多め(人数分が回るように)、slotCountを人数に合わせる
- 狙い:人数が多くても素材が不足しにくく、全員が快適に遊べる。役割分担がしやすい。
いずれのレシピも、まずはプリセットで大枠を決め、必要な項目だけCustomで微調整するのがコツです。
複数人で運用する専用サーバーでは、誰にどこまでの操作を許可するかを決める「権限グループ(userGroups)」の設定が重要になります。enshrouded_server.json の userGroups では、グループごとに名前・パスワード・権限を設定できます。
- 管理者(Admin)グループ:サーバー運営者向け。キック/BANや、拠点・アイテムへの広い操作権限を持たせるのが一般的です。
- 一般(Friend/Guest)グループ:参加者向け。遊ぶうえで必要な範囲に権限を絞ることで、拠点の意図しない改変やトラブルを防げます。
グループごとに別々のパスワードを設定できるため、「管理者用パスワード」と「参加者用パスワード」を分けて配布すると安全です。※設定できる具体的な権限項目はバージョンで変わるため、公式ドキュメントで最新を確認してください。不特定多数に公開するサーバーほど、権限設計を丁寧にしておくと安心です。
設定を変更する前に、次の点を押さえておきましょう。
- 必ずバックアップを取る:設定変更やアップデートの前に、セーブデータ(saveDirectory)をコピーしておけば、万一おかしくなっても元に戻せます。
- 進行中のワールドへの影響を理解する:一部の設定は、すでに生成された地形や進行に影響しないもの・するものがあります。大きく変える場合は、テスト用の新規ワールドで挙動を確かめると安全です。
- JSONの書式を壊さない:カンマ抜けや括弧の閉じ忘れがあると、ファイル全体が読み込まれず初期設定に戻ることがあります。編集前のバックアップと、保存後の書式チェックを習慣にしましょう。
- 段階的に変える:一度に多くの項目をいじると、原因の切り分けが難しくなります。1〜2項目ずつ変えて、都度プレイして確認するのがおすすめです。
これらを守るだけで、設定変更にまつわるトラブルの多くは防げます。
設定を変更する手順は次のとおりです。
- サーバーをいったん停止する(安全のため)
enshrouded_server.jsonを編集する(プリセット、必要ならgameSettings)- ファイルを保存する
- サーバーを再起動する
編集後は必ずサーバーを再起動しないと反映されません。レンタルサーバー(VPS)の場合、管理画面から設定変更・再起動が数クリックでできることが多く、テキスト編集が苦手でも安心です。ゲーム用VPSは、設定を分かりやすいフォームで編集できるものもあります。
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enshrouded_server.json を直接テキスト編集するのは、慣れないと少しハードルがあります。ゲーム用のレンタルサーバー(VPS)を使えば、
- 難易度プリセットや人数をフォーム形式で設定できる場合がある
- 設定変更後の再起動もワンクリック
- バックアップや自動再起動などの運用機能も充実
といった利点があり、設定・運用の手間を大きく減らせます。最大16人で長く遊ぶなら、VPSでの運用が快適です。人数別の推奨スペックやおすすめプランは[Enshroudedのレンタルサーバーおすすめ比較]で解説しています。
\ enshrouded_server.json の編集もラクに /
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設定を変えたのに反映されない場合は、以下を確認してください。
- サーバーを再起動したか:編集後の再起動は必須です。
- gameSettingsPresetが “Custom” になっているか:カスタム設定はCustomのときだけ有効です(最頻出のミス)。
- JSONの書式が壊れていないか:カンマ抜け・括弧の閉じ忘れなどがあると読み込まれません。編集前にバックアップを取り、書式チェックをしましょう。
- 正しいファイルを編集しているか:複数の場所にファイルがある場合、実際に読み込まれているものを編集しているか確認します。
- バージョンの影響:アップデートで項目名・仕様が変わることがあります。公式ドキュメントで最新を確認します。
Q. 初心者におすすめの難易度は?
A. まずはDefaultがおすすめです。難しく感じたらRelaxedに、慣れて物足りなくなったらHard/Survivalに変えましょう。
Q. カスタム設定が反映されません。
A. gameSettingsPreset を "Custom" にしているか確認してください。Hardなどのままだとカスタム値は無視されます。編集後の再起動も必須です。
Q. 設定は途中で変えられますか?
A. はい、enshrouded_server.json を編集して再起動すれば変更できます。ただし進行中のワールドに大きく影響する設定もあるため、バックアップを取ってから変更するのが安全です。
Q. 最大人数はどこで設定しますか?
A. slotCount で設定します(最大16)。遊ぶ人数に合わせましょう。
Q. パスワードはかけられますか?
A. password で設定できます。仲間だけが入れるように設定しておくと安心です。
Q. 設定を簡単に変えたいのですが?
A. ゲーム用のレンタルサーバー(VPS)なら、管理画面から設定・再起動が簡単です。テキスト編集が苦手な人にはVPSがおすすめです。
Q. どのプリセットが一番人気ですか?
A. 初回はDefault、建築好きはRelaxed、歯ごたえ重視はHardが選ばれやすい傾向です。最終的にはグループの好みで選びましょう。
Q. 設定を変えたらワールドが壊れませんか?
A. 多くの設定は既存ワールドに大きな影響を与えませんが、念のため変更前にセーブデータ(saveDirectory)のバックアップを取っておくと安全です。心配な場合は新規ワールドで挙動を試してから本番に反映しましょう。
Q. 参加者と管理者で権限を分けられますか?
A. はい。userGroupsで管理者用・参加者用のグループを作り、それぞれにパスワードと権限を設定できます。パスワードを分けて配布すると、拠点の意図しない改変やトラブルを防げます。
Q. 難易度は後から下げても大丈夫ですか?
A. 途中で下げても問題なく遊べます。「思ったより難しい」と感じたら、Hard→Default→Relaxedのように段階的に下げてみてください。編集後の再起動をお忘れなく。
Q. おすすめの設定をコピペで使えますか?
A. 各ホスティングの設定ジェネレーターやテンプレートを使うと、目的別の設定をまとめて適用できる場合があります。ただし項目名・仕様はバージョンで変わるため、適用後は必ず動作を確認してください。
Enshroudedのサーバー設定は、難易度プリセット(Default/Relaxed/Hard/Survival)でまず大枠を決め、こだわるならCustomで個別に調整するのが基本です。カスタム設定は gameSettingsPreset="Custom" のときだけ有効という点だけは、必ず押さえておきましょう。
設定・運用をラクにしたいなら、ゲーム用のレンタルサーバー(VPS)が便利です。管理画面から難易度や人数を設定でき、再起動もワンクリック。最大16人で快適に遊ぶ環境を、手間なく整えられます。2026年10月15日の正式版1.0でプレイヤーの増加が見込まれるので、今のうちに自分たちに合った設定でサーバーを用意しておきましょう。
- Enshroudedのレンタルサーバーを比較して選ぶ → [Enshroudedのレンタルサーバーおすすめ比較]
- 専用サーバーの立て方 → [Enshrouded専用サーバーの立て方]
- 正式版1.0の最新情報 → [Enshrouded 1.0のリリース情報まとめ]
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