【無料テンプレート付】Looker StudioでSEOレポートを自動化|作り方・サンプル・雛形まで完全解説

SEO担当者の75%が週8時間以上をレポート作成に費やしているという現実をご存知でしょうか?本来のコンテンツ改善や戦略立案に集中すべき時間が、データの収集と整理に奪われています。

この記事で得られること:

  • Looker StudioでSEOレポートを自動化する具体的な手順(初心者OK)
  • サーチコンソール・GA4のデータ連携とデータ結合(ブレンド)の方法
  • すぐに使える無料SEOレポートテンプレートのダウンロード
  • レポートのサンプル・雛形と、見るべきKPIの解説
  • レポート作成工数を80%削減した実例と改善アクションの立て方

あなたも以下のような状況に陥っていませんか?

  • 毎月のサーチコンソールデータ収集:3時間
  • GA4データとの突合作業:4時間
  • Excel集計とグラフ作成:2時間
  • クライアント向け資料作成:2時間

→ 合計11時間/月の単純作業

しかし、Looker Studioを活用した自動化システムを構築することで、これらの作業時間を80%削減し、月2時間程度まで圧縮することが可能です。

実際に当社で検証した結果、レポート作成時間が10.5時間→2時間に短縮され、SEO施策の分析・改善に8.5時間多く投資できるようになりました。

様々なレポートを取り扱っております。用途やシーンに合わせて、最適なレポートを使っていただくことで、日々のレポート作成やデータ分析のお役に立ちます!
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Looker Studioとは?SEOレポート自動化に最適な理由

Looker Studioは、Googleが提供する無料のBI(ビジネスインテリジェンス)ツールです。以前は「Googleデータポータル」と呼ばれていましたが、2022年10月に現在の名称に変更されました。Google AnalyticsやSearch Consoleなど、さまざまなデータソースと連携して、カスタマイズ可能なダッシュボードを作成できます。複数のデータを一元管理し、リアルタイムで更新される報告書レポートを作成できる点が特徴です。

Googleが提供しているBIツールであるため、Googleのサービスとの連携がしやすいツールです。Looker Studio公式サイト(https://lookerstudio.google.com/)からすぐに利用を開始できます。

Looker StudioがSEOレポートに向いている5つの理由

SEOのデータは過去の期間からの比較や順位変動などをレポートして開示する必要があります。Excelのレポートであれば、過去のデータを参照・比較することが困難で、毎回手動でデータを更新しなければなりません。

一方、Looker Studioでは過去データとの比較がフィルター操作だけで簡単に実現できます。SEOレポートにLooker Studioが適している理由は以下の5点です。

直感的な操作性として、ドラッグ&ドロップでグラフを作成でき、プログラミング知識は不要です。HTMLやSQLが分からなくても、マウス操作だけで本格的なSEOダッシュボードを構築できます。

リアルタイム自動更新により、データソースに接続すれば自動的にデータが更新されるため、毎月データをダウンロードしてExcelに貼り付ける手動作業が不要になります。

強力な共有機能として、URLリンクでの共有、PDF出力、メール配信スケジュールの設定など多様な共有方法が用意されています。クライアントに定期的にPDFレポートを自動送信する設定も可能です。

1,000件以上の検索クエリを取得可能な点も見逃せません。サーチコンソールの管理画面では上限1,000件までしかクエリが表示されませんが、Looker Studioのコネクタ経由であればこの制限を超えたデータの取得が可能です(参考:Google公式ドキュメント)。

完全無料で、基本機能はすべて無料で利用可能です。Looker Studio Proという有償プラン(ユーザー1人あたり月額9ドル)も存在しますが、SEOレポートの作成であれば無料版で十分対応できます。

Tips:Looker Studio Pro との違い
無料版とPro版の主な違いは、チーム管理機能やGoogle Cloud IAMとの連携、SLAの提供などの法人向けガバナンス機能です。個人〜少人数チームでSEOレポートを作成する分には、無料版で問題ありません。


SEOレポートに含めるべき重要KPI指標

Looker Studioでレポートを作成する前に、SEOレポートに含めるべき指標を整理しておくことが重要です。「何のデータを見ればよいか」を事前に定義しておくことで、レポートの設計がスムーズになります。

検索パフォーマンス指標(サーチコンソール)

サーチコンソールから取得できる指標は、SEOレポートの根幹となるデータです。

表示回数(インプレッション)は、検索結果ページにサイトが表示された回数です。この数値が増加していれば、検索エンジンにおけるサイトの露出が拡大していることを意味します。

クリック数は、検索結果からユーザーが実際にサイトを訪問した回数です。SEO施策の直接的な成果指標として最も重視すべき数値のひとつです。

平均CTR(クリック率)は、表示回数に対するクリック数の割合です。一般的に検索順位1位で約30%、2位で約15%、3位で約10%前後のCTRが目安とされています(参考:Backlinko CTR Study)。CTRが業界平均を下回っている場合は、タイトルタグやメタディスクリプションの改善が有効です。

平均掲載順位は、対象キーワードにおけるサイトの平均的な検索順位です。数値が小さいほど上位表示されていることを意味します。

サイト内行動指標(GA4)

検索からサイトに訪れたユーザーが、サイト内でどのような行動をとったかを測る指標です。GA4の「Organic Search」チャネルのデータを使用します。

セッション数(Organic Search経由)は、検索エンジン経由でサイトに訪問した回数です。サーチコンソールのクリック数と近い数値になりますが、計測タイミングの違いによりやや差が出ることがあります。

エンゲージメント率は、GA4で「エンゲージメントのあったセッション」の割合を示します。10秒以上の滞在、2ページ以上の閲覧、コンバージョンイベントの発生のいずれかを満たしたセッションの割合であり、コンテンツの質を測る指標として活用できます。

キーイベント数(コンバージョン)は、資料請求、問い合わせ、購入など、ビジネス目標に直結するアクションの回数です。SEO施策が最終的にビジネス成果に貢献しているかを判断する際に不可欠です。

注意点:GA4の「コンバージョン」は「キーイベント」に名称変更
2024年3月にGA4の管理画面で「コンバージョン」の呼称が「キーイベント」に変更されました。機能的には同じものですが、レポート上の表記が変わっている場合があります。

SEOレポートのKPI一覧表

カテゴリ指標データソース確認頻度の目安
検索パフォーマンス表示回数サーチコンソール週次
検索パフォーマンスクリック数サーチコンソール週次
検索パフォーマンス平均CTRサーチコンソール月次
検索パフォーマンス平均掲載順位サーチコンソール週次
キーワード分析クエリ(検索語句)サーチコンソール月次
キーワード分析表示キーワード数サーチコンソール月次
ページ分析ページ別クリック数サーチコンソール月次
サイト内行動セッション数(Organic)GA4週次
サイト内行動エンゲージメント率GA4月次
ビジネス成果キーイベント数GA4月次

SEO分析に必要なデータソースの設定

SEOの分析に必要となる主なデータソースはサーチコンソールとGoogleアナリティクス(GA4)の2つです。サーチコンソール単体でもキーワードの検索パフォーマンスは分析できますが、「どのキーワードでどのページに流入があったか」というクロス分析を行うためには、2つのデータソースを連携させることが必要です。

それぞれの役割を明確にしておきましょう。サーチコンソールでは検索キーワード(クエリ)、表示回数、クリック数、CTR、掲載順位などの「検索結果上の情報」を取得します。一方、GA4では検索流入後のセッション数、エンゲージメント、コンバージョンなどの「サイト内での行動情報」を取得します。

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Google Analytics(GA4)の連携手順

はじめに分析したいGoogleアナリティクスのデータをデータソースに追加します。

  1. Looker Studioにログインし、「作成」→「レポート」を選択
  2. 「データのレポートへの追加」画面で「Google Analytics」を選択
  3. 対象のGA4プロパティを選択
  4. 「追加」をクリックしてデータソースとして追加

Tips:GA4プロパティが表示されない場合
Looker Studioにログインしているアカウントに、対象GA4プロパティの閲覧権限以上が付与されていることを確認してください。権限がない場合はGA4の管理画面から権限を追加する必要があります。

Search Console(サーチコンソール)の連携手順

次に、分析したいサーチコンソールのデータをデータソースに追加します。ここが最も重要なポイントです。 サーチコンソールのデータソースには「SITE」と「WEB」の2種類があり、さらにそれぞれに「URL別」と「サイト別」の2つのモードがあります。

SITE(サイトのインプレッション)データは、検索結果にサイト内のいずれかのページが表示された場合に1回のインプレッションとしてカウントされます。キーワード全体のパフォーマンスを把握する際に使用します。

WEB(URLのインプレッション)データは、各URL単位でインプレッションがカウントされます。ページごとのパフォーマンスを分析する際に使用します。

連携手順は以下のとおりです。

  1. 「データソースの追加」から「Search Console」を選択
  2. 対象のプロパティ(サイト)を選択
  3. 「サイトのインプレッション」テーブルを選択し、データソースに追加(これがSITEデータ)
  4. 再度「データソースの追加」から「Search Console」を選択
  5. 同じプロパティで「URLのインプレッション」テーブルを選択し、データソースに追加(これがWEBデータ)

今回のSEOレポートではSITEとWEBの両方を使用するため、必ず2つともデータソースとして追加してください。

よくある間違い:SITEとWEBの取り違え
「ページごとのキーワード分析」をしたい場合にWEBデータだけを追加するケースがありますが、正確な分析のためにはSITE(キーワード全体)とWEB(URL単位)の両方が必要です。後述するデータ結合(ブレンド)で両者を組み合わせることで、「どのページにどのキーワードで流入しているか」を可視化できます。

SEOレポートの基本的な作成手順

2つのデータソースを追加したら、データを元にレポートを作成していきます。新規でレポートを作成してから基本的な情報や必要な情報をグラフで表示させるまでを紹介します。

新規レポートの作成

  1. Looker Studioのホーム画面から「空のレポート」をクリック
  2. データソースの追加画面が表示されるので、先ほど追加したGA4またはサーチコンソールのデータソースを選択
  3. レポートの編集画面が開く

追加のデータソースを接続するには、メニューバーの「リソース」→「追加済みのデータソースの管理」から追加できます。

レポートの基本設定とデザイン

レポートの基本設定はデザインの部分になりますので、お好みに合わせてページのサイズやフォント、カラーを調整してください。

ページサイズは、共有方法に応じて選択しましょう。画面上で閲覧するダッシュボード型であれば横長(16:9、1920×1080pxなど)が見やすく、PDFで配布する月次レポート型であれば縦長(A4、816×1056pxなど)が適しています。

テーマカラーは、コーポレートカラーやクライアントのブランドカラーに合わせると統一感が出ます。Looker Studioの「テーマとレイアウト」メニューから一括で変更可能です。

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SEO分析に必要なチャート・グラフの作成方法

ここからグラフを表示させていきます。今回は大きく4つの情報に絞ったレポートを作成します。

  • 検索結果のサマリー
  • キーワードごとのパフォーマンスのサマリー
  • ページごとに流入が多いキーワード
  • オーガニックからの流入の多いページ

URLの検索結果サマリー|SEOレポートの全体概要

このレポートはサーチコンソールのデータソースだけで表示することができるため、レポート構成もシンプルになります。SEOレポートの1ページ目に配置し、全体の傾向を一目で把握できるようにしましょう。

レポートに表示させる指標:

クリック数の推移は、期間ごとの検索流入数の変化を折れ線グラフで表示します。スコアカード(数値カード)で現在の値と前期間比を併記すると、増減が一目で分かります。

インプレッション数の推移は、検索結果への露出がどう変化しているかを確認します。クリック数と重ねて表示することで、「表示はされているがクリックされていない」状態を発見できます。

平均クリック率(CTR) は、サイト全体のCTRの推移を確認します。CTRが低下傾向にある場合は、タイトルタグやメタディスクリプションの見直しが必要です。

平均掲載順位は、数値が小さいほど良い指標です。Looker Studioでスコアカードを使う場合は「昇順/降順」の設定に注意しましょう。

実践Tips:前月比・前年比の比較を追加する
Looker Studioのスコアカードには「比較期間」の設定が可能です。「前の期間」を設定すると、自動的に前月比の増減パーセンテージが表示されます。月次SEOレポートでは特に有効な設定です。

キーワードパフォーマンスのサマリー|SEOレポートの核心部分

このレポートもサーチコンソールだけのデータソースでグラフとして表示させることができるためシンプルになります。キーワードのパフォーマンスは、キーワードに対しての流入数やクリック率などのデータになります。キーワードごとで分析することで、どのキーワードにニーズがあるか、ボリュームが多くかつ今後SEO的に狙えるキーワードなども分析することができます。

レポートに表示させる項目:

上位表示キーワードは、掲載順位が高い(数値が小さい)キーワードの一覧です。テーブルチャートに「Query」ディメンションと「クリック数」「表示回数」「CTR」「掲載順位」の指標を追加して作成します。

クリック獲得キーワードは、クリック数でソートしたキーワードの一覧です。上位表示キーワードと重複する場合もありますが、「順位は低いがクリック数が多い」キーワードの発見に有効です。

改善が必要なキーワードは、表示回数は多いがCTRが低い、または掲載順位が11〜20位(2ページ目)のキーワードです。これらは少しの改善で大きな効果が期待できる「伸びしろキーワード」です。

実践Tips:「伸びしろキーワード」の見つけ方
Looker Studioのフィルター機能を使い、「掲載順位が5〜20位」かつ「表示回数が100以上」の条件でフィルタリングすると、SEO施策で優先的に取り組むべきキーワードを効率的に発見できます。このキーワードに対応するページのタイトルやコンテンツを改善するだけで、検索順位の向上が見込めます。

ページごとに流入が多いキーワード|データ結合(ブレンド)で実現

ページごとにどのキーワードで流入されているかを分析することで、ページごとに狙ったキーワードで流入が取れているかを判断できます。狙ったキーワードで流入が取れていない場合は、リライトを実施する必要があります。

このレポートはデータの結合(ブレンド)が必要になります。 WEB(URLのインプレッション)とSITE(サイトのインプレッション)の両方のサーチコンソールデータソースを組み合わせることで、「ページ × キーワード」のクロス分析が実現できます。

データ結合(ブレンド)の設定手順:

  1. Looker Studioの編集画面で「リソース」→「統合を管理」を選択
  2. 「統合を追加」をクリック
  3. 左側のテーブルにWEB(URLのインプレッション)データソースを配置
  4. 右側のテーブルにSITE(サイトのインプレッション)データソースを配置
  5. 結合条件(ジョインキー)を「Query」(検索クエリ)に設定
  6. 結合タイプは「左外部結合」を選択
  7. 必要なディメンション(Query、Landing Page)と指標(クリック数、表示回数、CTR、掲載順位)を選択して保存

設定後、テーブルチャートを追加し、データソースとして作成した統合データを選択します。「Landing Page」でグループ化し、展開型(ドリルダウン)で「Query」を表示できるように設定すると、ページをクリックした際にそのページに流入しているキーワード一覧が表示されます。

注意点:データ結合時のサンプリング
データ量が多いサイトでは、結合時にサンプリングが発生し正確な数値と差異が生じることがあります。日付範囲を狭めるか、フィルタで対象ページを絞り込むことで、サンプリングの影響を軽減できます(参考:Google公式 – Looker Studio でのデータ統合)。

オーガニックからの流入の多いページ|GA4データの活用

オーガニックからの流入が多いページは、検索エンジンからの流入が多いページがどれになるかを分析します。このレポートにはGA4のデータソースを使用します。

GA4の「トラフィック獲得」レポートのデータを使い、「セッションのデフォルトチャネルグループ」が「Organic Search」のデータに絞り込むことで、検索流入のみのページ別パフォーマンスを表示できます。

検索キーワード以外の流入が多いページは、被リンク先やSNSからの流入などが考えられるため、それに合わせたコンテンツやCTA(行動喚起)を改善することでCVが取れるページになります。

「yahoo / organic」「google / organic」などorganicと記載があるものが検索からの流入になります。

実践Tips:流入が多いのにCVが少ないページの改善
Looker Studioのレポートで「セッション数が多いがキーイベント数が0のページ」をフィルタリングしてみましょう。これらのページはアクセスは集めているが成果に繋がっていない状態です。CTA(お問い合わせボタン、資料請求フォームなど)の追加や、内部リンクの改善が有効です。

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SEOレポートのサンプル・雛形|社内向けとクライアント向けの構成例

SEOレポートは、「誰に向けて作成するか」によって含めるべき情報や粒度が大きく異なります。ここでは社内向けとクライアント向け、それぞれの月次SEOレポートの構成例(雛形)を紹介します。

社内向けSEOレポートの構成サンプル

社内の月次レポートでは、施策の効果検証と次のアクション決定に重点を置きます。専門用語を使用しても問題ないため、より詳細な技術データを含められます。

ページ1:エグゼクティブサマリーとして、主要KPI(クリック数、表示回数、セッション数、CV数)の前月比・前年比をスコアカードで表示します。当月のハイライト(大きな変動があった指標)を1〜2行のテキストで補足すると効果的です。

ページ2:検索パフォーマンス推移として、クリック数・表示回数・CTR・掲載順位の時系列推移グラフを配置します。日別の折れ線グラフと、月別の棒グラフの両方を用意すると、短期的な変動と中長期トレンドの両方を把握できます。

ページ3:キーワード分析として、上位表示キーワード一覧、新規獲得キーワード、順位下降キーワードをテーブルで表示します。掲載順位5〜20位の「伸びしろキーワード」リストも含めます。

ページ4:ページ別パフォーマンスとして、ページごとの流入数、流入キーワード、エンゲージメント率、CV数をテーブルで表示します。

ページ5:アクションプランとして、分析結果から導き出した改善施策の一覧と優先順位を記載します。

クライアント向けSEOレポートの構成サンプル

クライアント向けのレポートでは、成果を分かりやすく伝えることと、信頼関係の構築に重点を置きます。専門用語には説明を添え、グラフを多用して視覚的に伝えましょう。

ページ1:今月の成果サマリーとして、クリック数と前月比、CV数と前月比を大きなスコアカードで表示します。「前月比+15%増加」のようにビジネスインパクトが伝わる表現を心がけます。

ページ2:検索流入の推移として、月別のクリック数推移をシンプルな棒グラフで表示します。施策開始時点からの累積的な成長を示すと、長期的な効果が伝わりやすくなります。

ページ3:注目キーワードの成果として、対策キーワードの順位変動と、新たに上位表示を獲得したキーワードを厳選して報告します。

ページ4:今後の施策と見通しとして、来月に実施予定の施策と期待される効果を記載します。

さらにレポートを便利使うためのフィルター

フィルターは別の記事で詳しく解説しておりますのでそちらをご覧ください。本セクションでは簡単にご紹介します。

フィルターの設定

フィルターは指定の条件によってlooker studioのレポートに対して、期間を絞り込みをしたり、指定のキーワードのみのグラフを表示させるための機能になります。

よくWEBサイトなどにある検索のイメージと同じになります。
looker studioでは複数のフィルターが用意されており、絞り込みをしたい条件に合わせて、「コントロール」を設置することで使用できます。

  • 日付範囲フィルター
  • カスタムフィルター
  • ドロップダウンリスト

インタラクティブな機能の追加

  • ドリルダウン機能
  • パラメータ設定
  • 条件付き書式

共有設定とアクセス権限

looker studioのレポートは他社と共有することが簡単にできます。
レポートのデータはリアルタイムで共有することができるため、運用の手間を削減することができます。

  • 閲覧者の設定
  • URLでの公開設定
  • 埋め込みオプション

レポートの見るべきポイント

最後に本記事で作成したレポートの見るべきポイントを紹介します。多少ビジネスやサイトの目的によって変わる部分もありますが、例としてご紹介します。

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ニーズのあるキーワードに対して記事があるか

ニーズのあるキーワードに対しての受け口になる、記事・ページがあるか重要です。ない場合は新規で作成してください。

  • 週次レポートの作成
  • 月次レポートの作成
  • 年間トレンド分析

アクションにつながる分析

  • 問題点の特定
  • 改善施策の立案
  • 効果測定の実施

Looker studioのSEOレポートの具体的な活用方法

せっかく作成したレポートを最大限に活用するためのベストプラクティスをご紹介します。

定期的なレビューサイクルの確立

  • 日次チェック: インデックス状況、急激な順位変動の確認
  • 週次レビュー: 先週比での主要KPIの変化、短期的な対策の検討
  • 月次分析: 月間トレンド、中期的な戦略の見直し
  • 四半期評価: 長期的なSEO戦略の評価と調整

効果的な施策立案のためのフレームワーク

  1. データの読み取り: 「なぜ」そのような数字になっているのかを考える
  2. 仮説の立案: データから考えられる要因を複数リストアップ
  3. 優先順位付け: 影響度と実行難易度でマトリクス化
  4. 施策の実行: 小さく始めて効果を測定
  5. 効果検証: 実施した施策の効果を定量的に評価

このサイクルを回すことで、単なる「レポート確認」から「継続的な改善活動」へとステップアップできます。

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Looker Studio SEO レポート作成のよくある質問

LookerStudioとGoogleDataStudioの違いは何ですか?
Google Data Studioが2022年10月にLooker Studioに名称変更されました。機能的には同じものですが、今後はLooker Studioとして機能拡張が進められていきます。
Looker Studioの利用に費用はかかりますか?

基本機能は無料で利用できます。

SEOレポートの更新頻度はどれくらいが適切ですか?
理想的には週次での確認をおすすめします。特に重要なキーワードやページについては日次でモニタリングすることで、アルゴリズムアップデートなどの影響も素早く察知できます。
社内向けと顧客向けでレポートを分けるべきですか?
はい、目的に応じてレポートは分けるべきです。社内向けには詳細な技術データと改善施策を、顧客向けには成果を中心にまとめることをおすすめします。

SEOレポートの作成活用まとめ

Looker Studioを活用したSEO分析レポートの作成は、データに基づいた効果的なSEO施策を計測・検証する時に重要なステップです。本記事で紹介した手順とポイントを参考に、自社の目的に合うSEOの最適なレポートを作成してください。

またSEOは中長期の施策でかつ集客がメインなるため施策です。即効性がないので、長い目線で細かい調整を行い現状のサイトを改善して外部からの流入を増やしてCV数を向上できるように分析してください。

[技術用語集]

  • CTR(Click Through Rate)
    検索結果からのクリック率を示す指標。インプレッション数に対するクリック数の割合です。
  • インプレッション
    検索結果ページでサイトが表示された回数を示す指標です。
  • ディメンション
    データを分類・分析する際の切り口となる項目(例:日付、デバイス、地域など)。
  • 指標
    数値として測定される項目(例:セッション数、コンバージョン数など)。
  • ドリルダウン
    データを階層的に掘り下げて詳細を確認する機能。
  • パラメータ
    レポート内で使用する変数。ユーザーが値を変更できる設定項目です。

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