パルワールドをプレイ中に「画面がカクカクして戦闘に集中できない」「拠点に戻るたびにフリーズする」と悩んでいませんか。せっかくの冒険も、動作が重いままでは楽しさが半減してしまいますよね。結論から言えば、パルワールドのカクつきはゲーム内のグラフィック設定・Windows側の最適化・原因別の個別対処の3つを順番に見直すだけで、大幅に改善できます。この記事では、最優先で変更すべき設定から上級者向けのファイル編集まで、すぐ試せる順番で具体的な手順を解説します。今まさにカクついている方は、まずこのページをブックマークしてから順番に試してみてください。
📌 この記事の結論
最優先の3設定:①影を「低」に変更 ②モーションブラー/被写界深度をオフ ③DLSSを「パフォーマンス」に → これだけでFPS 30〜50%改善
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パルワールドが重い・カクつく原因は1つとは限りません。対処を始める前に、自分の症状がどこから来ているのかを把握することが最短ルートの改善につながります。ここでは代表的な7つの原因を整理します。原因を特定できれば、後述する対処法のどこから手をつけるべきかがすぐにわかります。
| 原因カテゴリ | 代表的な症状 |
|---|---|
| PCスペック不足 | 常にFPSが低い、設定を下げても改善しない |
| グラフィック設定が高すぎる | 特定シーン(戦闘・拠点)でFPSが急落する |
| Windows側の負荷 | ゲーム以外のソフトがCPU・メモリを占有している |
| オートセーブ時のフリーズ | 一定間隔で数秒間カクッと止まる |
| 拠点規模・パル数の過多 | 拠点に近づくと重くなる、離れると快適 |
| 音声デバイス競合 | 特定環境で全体的にFPSが低い |
| 回線・サーバー起因のラグ | 他プレイヤーの動きが遅れて見える |
PCスペック不足(GPU・メモリ・CPUの処理限界)
パルワールドが重い原因として最も根本的なのが、PCスペックの不足です。公式の推奨スペックはCPU「Core i9-9900K」、GPU「RTX 2070」、メモリ「32GB」と設定されており、見た目の印象以上に高いスペックが求められるタイトルです。
特にメモリは最低16GB、快適に遊ぶなら32GBが推奨されています。メモリが不足するとデータの読み書きがストレージ経由になり、カクつきや一時的なフリーズの原因になります。後述するグラフィック設定やWindows最適化をすべて実行しても改善しない場合は、PCスペック自体を見直す必要があります。
ゲーム内グラフィック設定が高すぎる
パルワールドは広大なオープンワールドで多くのキャラクターやパルが同時に描画されるため、グラフィック設定がGPUの処理能力を超えていると、FPSが大きく低下します。
特に影響が大きい設定項目は「影(Shadow Quality)」「描画距離」「草の描画」の3つです。これらを高設定のままにしていると、戦闘やエフェクトが多発する場面でFPSが一気に落ち込みます。最も手軽かつ効果が大きい対処は、ゲーム内のグラフィック設定を適切に調整することです。
Windows側の設定や常駐ソフトの負荷
パルワールド自体の設定を最適化しても、Windows側で不要なソフトが動作していると、CPU・メモリのリソースが奪われてカクつきの原因になります。
ブラウザで多数のタブを開いたまま、録画ソフトやランチャーが裏で動いている状態は典型的な原因です。また、電源設定が「バランス」のままだとGPU・CPUがフルパワーを出せない場合があります。ゲーム起動前にタスクマネージャーでリソース使用率を確認する習慣をつけるだけで、体感が大きく変わります。
オートセーブ時のフリーズ(セーブデータ肥大化)
パルワールドにはオートセーブ機能があり、デフォルトでは短い間隔で自動保存が実行されます。セーブデータが大きくなると保存処理の負荷が上がり、セーブのたびに数秒間フリーズする現象が発生します。
Steamコミュニティでは、オートセーブ間隔をデフォルトから600秒(10分)に延ばすことでフリーズが大幅に軽減したという報告が多数あります。「一定間隔で必ずカクッと止まる」場合は、この原因を疑ってみてください。
拠点規模・配置パル数によるゲーム内負荷
パルワールドでは拠点に建築物を多数設置したり、常駐パルの数を増やすほどゲーム内の処理負荷が大きくなります。拠点レベルが上がり、50体近いパルを配置するとFPSが目に見えて下がるという報告がユーザーコミュニティで多く見られます。
推奨スペックを満たしたPCでも、拠点が大規模になると処理が追いつかない場合があります。「拠点に近づくと急に重くなる」「拠点から離れると快適になる」という症状は、この原因の可能性が高いです。
NVIDIA HD Audio等の音声デバイス競合
意外に知られていない原因として、NVIDIA High Definition Audioが有効になっていることでパルワールドのFPSが低下するケースがあります。
Steamコミュニティの報告によると、デバイスマネージャーからNVIDIA HD Audioを無効化し、パルワールドの音声出力先を「既定のデバイス」から具体的な出力先に直接指定することで、カクつきが解消された事例があります。特定の環境に限定される問題ですが、他の対処で改善しない場合に試す価値があります。
回線・サーバー起因のラグとの違い【カクつきとラグの見分け方】
「重い」と感じる症状には、PC側の処理によるカクつきと、ネットワーク遅延によるラグの2種類があります。対処法がまったく異なるため、まずどちらなのかを見極めることが重要です。
| 種類 | おもな症状 | おもな原因 |
|---|---|---|
| カクつき | 画面全体がカクカクする、カメラ操作の反応が遅い | PC・GPUの処理負荷、グラフィック設定過多 |
| ラグ | 他プレイヤーの動きが遅れて見える、操作の反映が遅い | Wi-Fi不安定、回線速度不足、サーバー混雑 |
ソロプレイでも症状が出る場合はカクつき(PC処理の問題)、マルチプレイ時だけ症状が出る場合はラグ(ネットワークの問題)の可能性が高いです。この記事では主にPC処理起因のカクつきの対処法を中心に解説します。
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パルワールドが重いと感じたら、最初に手をつけるべきはゲーム内のグラフィック設定です。ここを変更するだけで、PCの買い替えやドライバ更新をしなくてもFPSが大幅に向上するケースが多くあります。効果が大きい項目から順に解説します。
プリセットを「低〜中」にして一括調整する方法
最も手軽な方法は、グラフィック設定のプリセットを「低」または「中」に変更することです。タイトル画面またはインベントリ画面から「オプション」→「グラフィック」を開き、一番上にある「プリセット」の値を変更するだけで、全項目が一括で適正値に切り替わります。
まずプリセットを「低」に設定して動作が安定するか確認し、問題なければ一段階ずつ上げて快適に動く上限を見つけるのがおすすめです。フルHD環境であれば「中」設定でも十分きれいな画質でプレイできます。
影(Shadow Quality)を最優先で下げるべき理由
グラフィック設定のなかで最もFPSへの影響が大きい項目が影(Shadow Quality)です。海外のベンチマーク検証でも、影を「最高」から「低」に下げるだけでFPSが15〜25%向上したという結果が報告されています。
影の描画はGPUの演算リソースを大量に消費するため、他の設定は「中」にしたまま影だけ「低」に設定するのが、画質と軽さのバランスとして最も効率的です。影を低にしても暗い場所の視認性に大きな差はなく、ゲームプレイへの影響はほとんどありません。
解像度を1080pまたは900pに落とす手順
1440pや4Kでプレイしている場合、解像度を1920×1080(フルHD)または1600×900に落とすだけで、GPUの描画負荷が大幅に減ります。4Kから1080pに変更するとピクセル数が約4分の1になるため、FPSの改善幅は非常に大きいです。
設定方法は「オプション」→「グラフィック」→「スクリーンサイズ」から解像度を変更します。フルスクリーンモードでは解像度変更が反映されない場合があるため、うまくいかない場合はウィンドウモードやボーダーレスウィンドウモードに切り替えてから解像度を変更してみてください。
VSync(垂直同期)をオフにしてFPS上限を設定する
VSync(垂直同期)はモニタのリフレッシュレートとGPUの出力フレームを同期させる機能ですが、オンにしているとフレームの描画タイミングが制限され、入力遅延やカクつきの原因になることがあります。
パルワールドのオプションから「垂直同期」をオフにし、代わりに「最大FPS」を自分のモニタのリフレッシュレートに合わせて設定するのがおすすめです。60Hzモニタなら60fps、144Hzモニタなら144fpsを上限に設定すると、画面のティアリング(映像の乱れ)を抑えつつスムーズな動作を維持できます。
モーションブラー・被写界深度をオフにする
モーションブラー(残像表現)と被写界深度(ボケ表現)は映像をリアルにする演出効果ですが、GPUに追加の負荷がかかるうえ、ゲームプレイの視認性を下げるデメリットがあります。
どちらもオフにしてもゲーム体験にほとんど影響がなく、特にモーションブラーはオフにした方がカメラを素早く動かした時の見やすさが向上します。軽量化の観点から、この2つは真っ先にオフにしてよい項目です。
描画距離・草の描画・エフェクト品質の最適バランス
描画距離、草の描画、エフェクト品質はそれぞれFPSに影響しますが、ゲームプレイへの影響度が異なります。
| 設定項目 | おすすめ値 | 理由 |
|---|---|---|
| 描画距離 | 中 | 遠くのパルやオブジェクトの表示に関わるため、低にするとプレイに支障が出る |
| 草の描画 | 低 | 負荷が大きい割にゲームプレイへの影響が少ない |
| エフェクト品質 | 中 | 戦闘時の視認性に影響するため、低すぎると状況把握がしにくくなる |
描画距離は「中」以上を維持し、草の描画を「低」にするのが最もコストパフォーマンスの良い組み合わせです。エフェクト品質はバトルの見やすさとの兼ね合いで「中」が無難です。
DLSS / FSR / XeSSをパフォーマンスモードで活用する
DLSS(NVIDIA)、FSR(AMD)、XeSS(Intel)はAIやアルゴリズムを使って低解像度の映像を高解像度相当に引き伸ばす技術です。パルワールドはDLSSに対応しており、対応GPUをお持ちであれば有効化するだけでFPSが大きく向上します。
設定方法はグラフィック設定内のDLSS項目を「パフォーマンス」モードに設定するだけです。画質重視なら「バランス」、FPS重視なら「パフォーマンス」を選びましょう。NVIDIA RTX 3060以上ならDLSSを優先し、AMD RadeonやIntel ArcのGPUをお使いの方はFSR対応MODの導入を検討してみてください。
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FSR対応MODやQoL MODの導入にはサーバー側の設定も必要です。サーバー向けおすすめMOD15選と導入手順はこちらで詳しく解説しています。
パルワールド おすすめMOD15選を見る ▶画面モード(フルスクリーン・ボーダーレス)の使い分け
パルワールドの画面モードは「フルスクリーン」「ウィンドウ」「ボーダーレスウィンドウ」の3種類から選べます。一般的にフルスクリーンが最も描画パフォーマンスが高くなりますが、パルワールドではフルスクリーンで解像度変更が正しく反映されない場合があります。
解像度を下げたい場合やAlt+Tabでの切り替えを頻繁に行う場合は、ボーダーレスウィンドウモードを試してみてください。環境によってはフルスクリーンよりも安定して動作するケースがあります。両方を試して、自分の環境で安定する方を選ぶのが確実です。
【一覧表】おすすめグラフィック設定まとめ
以下は、FPSの安定と画質のバランスを重視した推奨設定です。スペックに余裕がある方は「中」寄りに、スペックが厳しい方は「低」寄りに調整してください。
| 設定項目 | 軽量化優先 | バランス重視 |
|---|---|---|
| プリセット | 低 | 中 |
| 解像度 | 1600×900 | 1920×1080 |
| 垂直同期 | オフ | オフ |
| 最大FPS | 60 | モニタのHz数 |
| モーションブラー | オフ | オフ |
| アンチエイリアス | TAA | TAA |
| 描画距離 | 中 | 中〜高 |
| 草の描画 | 低 | 低〜中 |
| 影 | 低 | 低〜中 |
| エフェクト品質 | 低 | 中 |
| テクスチャ品質 | 中 | 中〜高 |
| DLSS | パフォーマンス | バランス |
ゲーム内の設定を最適化しても改善しない場合は、Windows側の設定やドライバが原因になっている可能性があります。ここではPCの性能を最大限引き出すためのOS側の対処を解説します。
GPUドライバを最新バージョンに更新する
古いGPUドライバはパフォーマンスの低下やカクつきの原因になります。NVIDIAなら「GeForce Experience」または公式サイト、AMDなら「AMD Software: Adrenalin Edition」からドライバの最新版を確認してインストールしてください。
ドライバの更新だけでFPSが改善するケースは珍しくありません。特に新しいゲームタイトルの発売前後にリリースされるドライバには、そのゲーム向けの最適化が含まれていることが多いです。更新後はPCを再起動してからパルワールドを起動しましょう。
電源プランを「高パフォーマンス」に変更する
Windowsの電源プランが「バランス」に設定されている場合、CPUやGPUの動作クロックが制限され、パフォーマンスが十分に発揮されないことがあります。
「Windowsの設定」→「システム」→「電源とスリープ」→「電源の追加設定」から、電源プランを「高パフォーマンス」に変更してください。ノートPCの場合は電源接続時のみ「高パフォーマンス」に設定し、バッテリー駆動時は「バランス」に戻すと電池持ちとの両立ができます。
Windowsゲームモードとハードウェアアクセラレーションによるスケジューリング(HAGS)を有効にする
Windows 10/11にはゲーム時のパフォーマンスを最適化する「ゲームモード」と、GPUのスケジューリングをハードウェアに任せてレイテンシを下げる「HAGS」が搭載されています。
「Windowsの設定」→「ゲーム」→「ゲームモード」をオンにし、「Windowsの設定」→「システム」→「ディスプレイ」→「グラフィック」→「既定のグラフィックス設定の変更」からHAGSをオンにしてください。HAGSを有効にした後はPCの再起動が必要です。環境によっては逆効果になる場合もあるため、有効化前後で動作を比較してみてください。
ゲーム中の重い常駐ソフト(ブラウザ・録画・ランチャー)を閉じる
パルワールドのプレイ中にブラウザで大量のタブを開いたり、録画ソフトやDiscordの画面共有を同時に使うと、CPU・メモリ・GPUのリソースがゲーム以外に分散されてFPSが低下します。
ゲーム起動前にCtrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開き、メモリやCPUの使用率が高いプロセスを終了しましょう。特にGoogle ChromeやMicrosoft Edgeはメモリ消費が大きいため、ゲーム中は閉じておくことを推奨します。不要なゲームランチャー(Epic Games Launcher、Xbox Appなど)もタスクトレイから終了しておくと効果的です。
タスクマネージャーでPalworldの優先度を「高」に設定する
Windowsのタスクマネージャーから、Palworldのプロセスの優先度を「高」に変更すると、CPUのリソースが優先的にゲームに割り当てられます。
パルワールドを起動した状態でタスクマネージャーの「詳細」タブを開き、Palworldのプロセスを右クリック→「優先度の設定」→「高」を選択してください。「リアルタイム」は他のシステムプロセスに影響を与えるため避けましょう。この設定はゲームを再起動するとリセットされるため、毎回設定する必要があります。
仮想メモリ(ページファイル)のサイズを手動調整する
パルワールドはメモリ消費量が大きいタイトルで、物理メモリが16GB程度の場合、仮想メモリ(ページファイル)が不足してカクつきが発生することがあります。
「システムの詳細設定」→「パフォーマンス」→「設定」→「詳細設定」→「仮想メモリの変更」から、SSD上に初期サイズ・最大サイズともに物理メモリと同じ容量(16GBなら16384MB)を手動設定してください。HDDではなくSSD上に設定することで、ページファイルへのアクセス速度が大幅に向上します。
📖 関連記事: ゲーム用レンタルサーバーとは?初心者向け完全ガイド
XMP / EXPOを有効化してメモリ性能を引き出す
メモリにXMP(Intel環境)またはEXPO(AMD環境)プロファイルが設定されているにもかかわらず、BIOS上で有効化されていないと、メモリがスペック通りの速度で動作していない可能性があります。
PC起動時にBIOS設定画面(通常はDELキーまたはF2キー)に入り、XMP/EXPOプロファイルを有効にしてください。メモリ速度の向上はパルワールドのような大量のデータ読み込みが発生するゲームで体感効果が出やすいです。ただし、XMP/EXPOはオーバークロック扱いになるため、有効化後に不安定な場合はデフォルトに戻してください。
GPU固有のドライバ設定を最適化することで、ゲーム内設定の変更だけでは得られない追加のパフォーマンス向上が見込めます。お使いのGPUメーカーに合わせて設定してみてください。
NVIDIAコントロールパネルでPalworld向けに設定する項目
NVIDIA製GPUをお使いの方は、NVIDIAコントロールパネルの「3D設定の管理」から、Palworld向けの個別プロファイルを作成して最適化できます。
電源管理モード・テクスチャフィルタリング・スレッドの最適化
デスクトップを右クリックして「NVIDIAコントロールパネル」を開き、「3D設定の管理」→「プログラム設定」タブでPalworldを追加します。以下の項目を変更してください。
| 設定項目 | おすすめ値 |
|---|---|
| 電源管理モード | パフォーマンス最大化を優先 |
| テクスチャフィルタリング(品質) | ハイパフォーマンス |
| テクスチャフィルタリング(異方性サンプル最適化) | オン |
| スレッドの最適化 | オン |
| 垂直同期 | オフ |
電源管理モードを「パフォーマンス最大化を優先」にすることで、GPUが常に高クロックで動作するようになります。
NVIDIA Reflex(低レイテンシモード)の活用
NVIDIAコントロールパネルの「3D設定の管理」内にある「低遅延モード」を「ウルトラ」に設定すると、入力からGPUの描画完了までのレイテンシが短縮されます。FPSの数値自体は変わりませんが、操作のレスポンスが体感で改善されるため、特にバトル時の操作感向上に効果的です。
AMD Software(Adrenalin)でPalworld向けに設定する項目
AMD Radeonをお使いの方は、AMD Software: Adrenalin Editionからパフォーマンス最適化が可能です。
Anti-Lag・Radeon Chill・シェーダーキャッシュの最適化
AMD Softwareを開き、「ゲーム」タブからPalworldを選択して以下を設定してください。
| 設定項目 | おすすめ値 |
|---|---|
| Radeon Anti-Lag | 有効 |
| Radeon Chill | 最小FPS 30 / 最大FPS をモニタHz数に設定 |
| シェーダーキャッシュ | 有効(リセット後の初回起動は読み込みが長くなる場合あり) |
| 表面フォーマット最適化 | 有効 |
Radeon Anti-Lagは入力遅延を低減する機能で、NVIDIAのReflex低遅延モードに相当します。Radeon Chillは負荷が軽い場面でFPSを自動的に抑えてGPUの消費電力と発熱を下げる機能です。シェーダーキャッシュを有効にすると、同じシェーダーの再コンパイルが不要になるため、特にパルワールドのような広大なマップの移動時にカクつきが軽減されます。
ゲーム内の設定メニューにない細かいパラメータを調整したい場合、設定ファイルを直接編集する方法があります。ゲーム内設定だけでは改善しきれないケースに効果を発揮しますが、誤った編集をすると表示がおかしくなる可能性があるため、必ずバックアップを取ったうえで自己責任で行ってください。
編集するファイルの場所と事前バックアップの取り方
編集対象のファイルは以下のパスにあります。
C:\Users\(あなたのユーザー名)\AppData\Local\Pal\Saved\Config\Windows\Engine.ini
「AppData」フォルダは隠しフォルダになっているため、エクスプローラーの「表示」タブから「隠しファイル」を表示する設定に変更してください。編集前に必ずEngine.iniのコピーを別の場所に保存しておきましょう。万一おかしくなった場合は、コピーで上書きすれば元に戻せます。
追記するおすすめ軽量化パラメータ一覧
Engine.iniをメモ帳やテキストエディタで開き、ファイルの末尾に以下の内容を追記します。
[SystemSettings]
r.Shadow.MaxResolution=512
r.Shadow.RadiusThreshold=0.06
r.Shadow.DistanceScale=0.6
r.Shadow.CSM.MaxCascades=1
r.Fog=0
r.VolumetricFog=0
r.BloomQuality=0
r.DepthOfFieldQuality=0
r.LensFlareQuality=0
r.MotionBlurQuality=0
foliage.DensityScale=0.5
上記の設定はフォグ(霧)やブルーム(光のぼかし)、レンズフレアなど、ゲームプレイに直接関係しない視覚効果を無効化し、影の描画精度を下げるものです。草の密度(foliage.DensityScale)は0.5で半分に減らしていますが、0.3程度まで下げることも可能です。
編集後の反映手順と注意点
Engine.iniを保存したら、そのファイルのプロパティを開き「読み取り専用」にチェックを入れてください。読み取り専用にしないと、ゲーム起動時に設定が上書きされて元に戻る場合があります。
その後パルワールドを起動し、動作を確認してください。アップデートの際にファイルが初期化される場合があるため、アップデート後は再度確認が必要です。もし画面表示がおかしくなったり逆に不安定になった場合は、バックアップしたファイルで上書きして元に戻してください。
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グラフィック設定やWindows最適化だけでは解決しない「特定の状況でだけ発生するカクつき」には、原因に合わせた個別対処が必要です。ここでは症状別の具体的な解決策を紹介します。
オートセーブ時に一瞬止まる → セーブ間隔を延ばす(600秒推奨)
一定の間隔で規則的にカクッと止まる場合は、オートセーブが原因の可能性が高いです。パルワールドのワールド設定からオートセーブの間隔を確認し、デフォルトの短い間隔から600秒(10分)に変更してみてください。
Steamコミュニティでは600秒への変更で大幅にフリーズが軽減した報告が多数あります。セーブ間隔を延ばすとセーブされていない進行が失われるリスクが上がるため、重要な場面では手動セーブを併用するのがおすすめです。
特定エリアで全体が重い → NVIDIA HD Audio無効化+音声出力先の変更
設定を下げても特定の環境で全体的にFPSが低い場合は、音声デバイスの競合が原因になっていることがあります。以下の手順で確認してみてください。
- Windowsの「デバイスマネージャー」を開く
- 「サウンド、ビデオ、およびゲーム コントローラー」を展開する
- 「NVIDIA High Definition Audio」を右クリックして「デバイスを無効にする」を選択する
- パルワールドのサウンド設定で出力先を「既定」ではなく直接デバイスを指定する
この対処で改善した場合、NVIDIA HD Audioとゲームの音声処理が競合していたことが原因です。逆にHDMIやDisplayPortでモニタのスピーカーを使用している場合は、NVIDIA HD Audioを無効化するとモニタから音が出なくなるため注意してください。
高性能PCでも瞬間的にカクつく → 拠点の規模・常駐パル数を見直す
推奨スペックを大幅に上回るPCでも、拠点に大量の建築物を設置したり、常駐パルを上限近くまで配置していると、瞬間的なカクつきが発生します。これはPC性能の問題ではなく、ゲーム内の処理量がボトルネックになっている状態です。
対処法は拠点の建築物を整理して数を減らすか、常駐パルの数を一時的にパルボックスに戻して減らすことです。Redditのユーザーコミュニティでは、パルの数を15体/拠点程度に抑えるとカクつきが大幅に改善したという報告があります。
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長時間プレイで徐々に重くなる → キャッシュ蓄積の対策(再起動・タイトル戻り)
パルワールドを長時間連続でプレイしていると、ゲーム内にキャッシュが蓄積されて徐々にFPSが低下する現象があります。この場合は一度タイトル画面に戻るか、ゲームを再起動するだけで改善します。
特にダンジョンの出入りを繰り返したり、広いエリアを移動し続けた後に重くなりやすい傾向があります。2〜3時間に一度はゲームを再起動する習慣をつけておくと、快適なプレイを維持しやすくなります。
マルチプレイ時だけ重い → ホスト選定・参加人数・サーバー設定の見直し
マルチプレイ時にだけ動作が重くなる場合は、ホストのPCスペックやサーバー設定が原因の可能性があります。4人マルチの場合は最もスペックの高いPCをホストにしましょう。
公式サーバーや大人数の専用サーバーでは、同時接続数が増える時間帯(夜間や休日)に負荷が上がりやすくなります。ラグを感じる場合は、時間帯をずらすか、少人数のプライベートサーバーに切り替えることで改善が見込めます。
ゲーム内のワールド設定を調整することで、描画するオブジェクトの数や処理頻度を減らし、動作を軽くすることができます。特にソロプレイや自前サーバーでプレイしている方は積極的に活用してください。
パル出現数倍率とドロップアイテム最大数を調整する
ワールド設定の「パルの出現数倍率」と「ドロップアイテム最大数」は、画面内に表示されるオブジェクト数に直結する項目です。デフォルトではアイテム最大数が3,000に設定されていますが、重い場合は1,000〜1,500程度に下げてみてください。
パルの出現数倍率もデフォルトの1から0.5に下げると、フィールドに同時出現するパルの数が減るため描画負荷が軽くなります。ただし、下げすぎるとパルの捕獲がしにくくなるため、自分のプレイスタイルに合わせて調整しましょう。
オートセーブ間隔を変更する具体的な手順
ワールド設定の「オートセーブ間隔」を変更する手順は以下の通りです。
- パルワールドのタイトル画面またはインベントリ画面で「オプション」を開く
- 「ワールド設定」タブを選択する
- 「カスタム設定」を開く
- オートセーブ間隔の値をデフォルトから600(秒)に変更する
- 設定を保存してゲームを再起動する
サーバーの設定ファイル(PalWorldSettings.ini)から直接変更する場合は、「AutoSaveSpan=600.000000」のように数値を記述します。設定ファイルの場所はサーバーの種類によって異なるため、公式ドキュメントで確認してください。
マルチプレイ時のホストPC要件と人数の目安
マルチプレイではホストPCに大きな負荷がかかるため、ホストは参加者の中で最もスペックの高いPCを持つ人が担当するのが理想です。
| プレイ人数 | ホストの推奨メモリ | 備考 |
|---|---|---|
| 2人 | 16GB以上 | 比較的軽量にプレイ可能 |
| 3〜4人 | 32GB以上 | ホストPCのCPU性能も重要 |
| 5人以上(専用サーバー) | 32GB以上 + 専用サーバー推奨 | 専用サーバー機の用意が望ましい |
快適さを優先するなら、4人以上のマルチプレイでは専用サーバーを立てることを検討してみてください。
設定を最適化しても改善しない場合は、PCスペック自体がボトルネックになっている可能性があります。ここでは公式スペックと実際のFPS目安を整理し、パーツ交換の優先順位も解説します。
公式の最低 / 推奨スペック一覧表
| 項目 | 最低スペック | 推奨スペック |
|---|---|---|
| OS | Windows 10以降(64-Bit) | Windows 10以降(64-Bit) |
| CPU | Core i5-3570K 3.4GHz 4コア | Core i9-9900K 3.6GHz 8コア |
| GPU | GeForce GTX 1050(2GB) | GeForce RTX 2070 |
| メモリ | 16GB | 32GB |
| ストレージ | 40GBの空き容量 | 40GBの空き容量(SSD推奨) |
| DirectX | Version 11 | Version 11 |
最低スペックはあくまで「起動できる」レベルであり、快適にプレイするには推奨スペック以上を目指すことをおすすめします。
GPU別の実用FPS目安(GTX 1050 → RTX 2070 → RTX 4060級)
以下は1080p環境での各GPU帯における実用FPSの目安です。設定は「中」プリセットを想定しています。
| GPU帯 | 1080p 中設定 目安FPS | 備考 |
|---|---|---|
| GTX 1050 / RX 560級 | 15〜25fps | 設定を最低にしても厳しい、プレイ困難な場面が多い |
| GTX 1660 / RX 5600 XT級 | 30〜45fps | 設定を低にすれば30fps以上は維持可能 |
| RTX 2070 / RX 5700 XT級 | 45〜60fps | 中設定で概ね快適、拠点周辺は落ち込むことがある |
| RTX 3060 / RX 6700 XT級 | 55〜75fps | 中〜高設定でも60fps前後を維持しやすい |
| RTX 4060 / RX 7600級 | 70〜90fps | 高設定でも安定、DLSSを使えばさらに向上 |
| RTX 4070以上 | 90fps以上 | 高設定+DLSSで100fps超えも現実的 |
拠点規模やパル数によって大きく変動するため、あくまで一般的なプレイ時の目安としてお考えください。
メモリ16GBと32GBで変わるのか?体感差のポイント
パルワールドは公式推奨が32GBと、ゲームとしてはメモリ要件が高めです。16GBでもプレイ自体は可能ですが、長時間プレイやマルチプレイ、大規模拠点では明確にカクつきの差が出ます。
16GBで運用する場合、ゲーム起動時にブラウザなど他のソフトをすべて閉じ、仮想メモリを十分に確保することで差を縮められます。しかし根本的な改善を求めるなら、32GBへの増設が最もコストパフォーマンスの良い投資です。メモリの増設はPC部品の中でも比較的安価で作業も簡単なため、16GBで困っている方は最初に検討すべきアップグレードです。
スペック不足の場合に検討すべきパーツ交換・買い替えの優先順位
PCスペックが不足している場合、すべてを買い替える必要はありません。パルワールドの動作改善に効果が高い順にパーツ交換を検討してください。
- メモリ増設(16GB → 32GB):最も安価で効果が大きい。費用目安は5,000〜10,000円程度
- GPU交換(RTX 4060クラスへ):FPSの直接的な改善効果が高い。費用目安は40,000〜50,000円程度
- SSD換装(HDDからSSDへ):ロード時間とセーブ時のフリーズ改善に効果的
- CPU交換:GPU・メモリが十分でも改善しない場合に検討
すべてのパーツが古い場合は、新しいゲーミングPCへの買い替えが結果的に費用対効果が良いケースもあります。
ここまで解説した対処法を「今すぐ効果が出やすい順番」でまとめました。上から順番に試して、改善した時点で残りは省略して構いません。
ステップ1:影を「低」に下げる
グラフィック設定を開き、影(Shadow Quality)を「低」に変更します。最も手軽でFPS向上効果が大きい設定変更です。
ステップ2:解像度を1080p / 900pに変更する
1440pや4Kでプレイ中の方は解像度を1920×1080または1600×900に下げてみてください。フルスクリーンで反映されない場合はボーダーレスウィンドウに変更してから調整します。
ステップ3:VSyncをオフにしてFPS上限を設定する
垂直同期をオフにし、最大FPSをモニタのリフレッシュレートに合わせて設定します。入力遅延と無駄な負荷の両方を抑えられます。
ステップ4:DLSS / FSRをパフォーマンスモードにする
対応GPUをお持ちの方は、DLSS(NVIDIA)またはFSR(AMD)をパフォーマンスモードに設定します。解像度を下げずにFPSを向上させる効果的な手段です。
ステップ5:常駐ソフトを閉じてタスク優先度を上げる
タスクマネージャーで不要なソフトを終了し、Palworldの優先度を「高」に設定します。ブラウザ、録画ソフト、不要なランチャーが対象です。
ステップ6:GPUドライバを最新に更新する
NVIDIAまたはAMDの公式サイトから最新ドライバをインストールし、PCを再起動してからゲームを起動します。
ステップ7:オートセーブ間隔を600秒に延ばす
一定間隔で規則的にフリーズする場合は、ワールド設定のオートセーブ間隔を600秒に変更します。手動セーブの併用を忘れずに。
📖 関連記事: パルワールド専用サーバーの立て方|全3方法を初心者向けに解説
ステップ8:NVIDIA HD Audioを無効化して挙動を確認する
デバイスマネージャーからNVIDIA High Definition Audioを無効化し、パルワールドの音声出力先を直接デバイス指定に変更して動作を確認します。
ステップ9:拠点規模・配置パル数を縮小して検証する
拠点周辺でのみ重い場合は、建築物を整理し、常駐パルの数をパルボックスに戻して15体以下に減らして動作を確認します。
- パルワールドを軽くするMODはありますか?
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2026年4月時点では、パルワールド専用の「軽量化MOD」として広く普及しているものは限定的です。ただし、Nexus Modsで配布されている「FSR 3 / XeSS Upscaling」系のMODを導入すると、AMD RadeonやIntel ArcのGPUでもDLSSと同等のアップスケーリング機能を利用でき、FPSの向上が期待できます。
- PS5 / Xbox版でも重い場合はどうすればいい?
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PS5やXbox版でも動作が重いと感じる場合は、コンソール側でできる対処がいくつかあります。まず、本体のシステムソフトウェアを最新バージョンに更新してください。次に、本体のストレージ空き容量を確保します。ストレージがほぼ満杯の状態ではキャッシュの書き込みが遅くなり、パフォーマンスに影響が出ます。
- キャッシュクリアの具体的な方法は?
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パルワールドのPC版には、ゲーム内から直接キャッシュをクリアする専用機能はありません。最も手軽なキャッシュクリア方法は、ゲームの再起動またはPCの再起動です。長時間プレイで動作が重くなった場合は、まずゲームを終了して再起動するだけで改善するケースが多いです。
- アップデートで改善される可能性はある?
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パルワールドは継続的にアップデートが行われており、パフォーマンスの最適化も開発チームの重要な課題の一つです。これまでのアップデートでもFPSの改善やクラッシュの修正が含まれたパッチが複数回リリースされています。
パルワールドが重い・カクつく原因は、グラフィック設定の過剰、Windows側の最適化不足、オートセーブやNVIDIA HD Audioなどの個別要因、そしてPCスペック不足の大きく4つに分類されます。
最も効果が大きくすぐに実行できる対処は、影の設定を「低」に下げること、解像度を1080p以下にすること、VSyncをオフにしてFPS上限を設定することの3つです。これだけで多くの環境でFPSが大幅に改善します。
それでも解決しない場合は、Windows側の電源設定やドライバ更新、常駐ソフトの終了を行い、さらにオートセーブ間隔の変更やNVIDIA HD Audioの無効化など原因別の対処に進んでください。
記事内のチェックリストを上から順番に試していけば、自分の環境に合った最適な設定が見つかります。パルワールドはアップデートによる最適化も進んでいるため、今回紹介した設定を施したうえで今後のアップデートにも期待しましょう。
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