ARKのサーバー設定、項目が多すぎてどこをいじればいいか分からない——そんな悩みを抱えていませんか。デフォルト設定のまま始めると、テイムに数時間、ブリーディングに数日かかり、多くの初心者が挫折してしまいます。この記事では、PvEモードで快適に遊ぶためのおすすめサーバー設定を全項目にわたって解説します。「ライト」「バランス」「チャレンジ」の3パターンを用意しているので、自分のプレイスタイルに合った倍率がすぐに見つかります。ASE・ASA両対応、プラットフォーム別の変更手順やよくある失敗例まで網羅しているので、ぜひ最後まで読んで快適なARKライフをスタートさせてください。
ARKのサーバー設定とは、ゲーム内の経験値倍率やテイム速度、恐竜の強さなどを自由にカスタマイズできる機能のことです。公式サーバーではこれらの設定を変更できませんが、ローカルプレイや非公式サーバーであれば自分好みに調整できます。特にPvEモードでは他プレイヤーとの戦闘がないため、「いかに快適にサバイバルと恐竜テイムを楽しめるか」がサーバー設定の肝になります。ここでは、設定変更を行う前に知っておくべき基礎知識を整理します。
PvEモードとPvPモードの違い
PvEモードは、他プレイヤーへの攻撃ができないモードです。プレイヤー同士が協力して恐竜のテイムや拠点建築、ボス攻略などを楽しむことを目的としています。一方、PvPモードは他プレイヤーへの攻撃や拠点の破壊が可能なモードで、対人戦がメインコンテンツになります。
両モードの主な違いは以下のとおりです。
| 項目 | PvEモード | PvPモード |
|---|---|---|
| 他プレイヤーへの攻撃 | 不可 | 可能 |
| 他プレイヤーの建造物破壊 | 不可 | 可能 |
| テイム恐竜への攻撃 | 不可 | 可能 |
| ゲームの主目的 | 探索・テイム・建築・ボス攻略 | 対人戦・領土争い・略奪 |
| 初心者へのおすすめ度 | 高い | 低い(上級者向け) |
ARKを初めてプレイする方には、他プレイヤーに攻撃される心配がなく、自分のペースで遊べるPvEモードがおすすめです。サーバー設定もPvEに最適化することで、ストレスなくARKの世界を楽しめます。
公式サーバー・非公式サーバー・ローカルの設定範囲の違い
ARKには主に3つのプレイ環境があり、それぞれ設定を変更できる範囲が異なります。
| プレイ環境 | 設定変更 | 特徴 |
|---|---|---|
| 公式サーバー | 不可 | 運営が管理する固定設定。倍率変更などは一切できない |
| 非公式サーバー | サーバー管理者のみ可 | レンタルサーバー等を利用して独自に運営。全項目の変更が可能 |
| ローカル(シングル/非専用) | 自由に変更可 | 自分のPC・ゲーム機上でプレイ。全項目を自由に設定できる |
この記事で紹介するおすすめ設定は、非公式サーバーまたはローカルプレイで適用できるものです。公式サーバーでは設定変更ができないため、倍率を調整したい場合はローカルか非公式サーバーを選びましょう。初心者の方がまず試すなら、手軽に始められるローカルプレイ(シングルプレイ)がおすすめです。
ASE(Survival Evolved)とASA(Survival Ascended)の設定の違い
ASEは2015年にリリースされた初代ARKで、ASAは2023年にリリースされたリメイク版です。基本的な設定項目の名称や仕組みは共通していますが、いくつかの違いがあります。
ASAではUnreal Engine 5を採用しており、グラフィック関連の設定項目が増えています。また、一部のゲームプレイ設定についてもUIの配置や項目名が若干異なる場合があります。ただし、本記事で紹介する経験値倍率・テイム速度・採取量・ブリーディング倍率などの主要なサーバー設定は、ASE・ASAのどちらでも同じ考え方で設定できます。
設定ファイルの名前も共通で、GameUserSettings.ini と Game.ini の2つを編集するという基本構造は変わりません。この記事ではASE・ASA共通で使えるおすすめ値を紹介していますので、どちらのバージョンをプレイしている方もそのまま参考にしていただけます。
設定変更はいつでもできる?途中変更の注意点
結論として、サーバー設定はプレイ途中でもいつでも変更できます。「最初に完璧な設定を決めなければならない」と考える必要はありません。
ローカルプレイの場合は、メインメニューに戻って設定画面から数値を変更し、再びワールドに入り直すだけで反映されます。非公式サーバーの場合は、設定ファイルを編集した後にサーバーを再起動すれば反映されます。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 難易度を変更した場合、既にスポーンしている野生恐竜のレベルはすぐには変わりません。管理者コマンド
destroywilddinosで野生恐竜をリセットする必要があります - 採取量を途中で大幅に上げると、既に集めたアイテムとのバランスが崩れることがあります
- ブリーディング中の赤ちゃんがいる状態で成長速度を変更すると、予期しない動作が起こる可能性があります
まずは本記事のおすすめ値で始めてみて、「もう少し楽にしたい」「もっと歯ごたえが欲しい」と感じたら随時調整するのがベストな進め方です。
まず結論として、PvE初心者におすすめのサーバー設定値を一覧表でまとめます。「とりあえずこの値にしておけば快適に遊べる」というバランス型の設定です。PC版で設定ファイルを直接編集する方のために、コピペ用のコードも掲載しています。各項目の詳しい解説は後続のセクションで行いますので、まずは全体像を把握してください。
GameUserSettings.ini に記述する設定値一覧
GameUserSettings.ini はARKの主要なサーバー設定を管理するファイルです。以下の設定値を [ServerSettings] セクションに記述します。
[ServerSettings]
serverPVE=True
DifficultyOffset=1.0
OverrideOfficialDifficulty=5.0
XPMultiplier=3.0
TamingSpeedMultiplier=6.0
HarvestAmountMultiplier=4.0
PlayerDamageMultiplier=1.0
PlayerResistanceMultiplier=0.5
DinoCountMultiplier=1.0
DinoDamageMultiplier=0.7
DayCycleSpeedScale=1.0
DayTimeSpeedScale=0.5
NightTimeSpeedScale=3.0
ShowMapPlayerLocation=True
AllowThirdPersonPlayer=True
EnableCrosshair=True
ServerHardcore=False
AllowFlyerCarryPvE=True
EggHatchSpeedMultiplier=15.0
BabyMatureSpeedMultiplier=20.0
BabyCuddleIntervalMultiplier=0.1
MatingIntervalMultiplier=0.01
BabyFoodConsumptionSpeedMultiplier=2.0
CropGrowthSpeedMultiplier=6.0
GlobalSpoilingTimeMultiplier=2.0
SupplyCrateLootQualityMultiplier=3.0
ResourcesRespawnPeriodMultiplier=0.5
PlayerCharacterFoodDrainMultiplier=0.5
PlayerCharacterWaterDrainMultiplier=0.5
PlayerCharacterStaminaDrainMultiplier=0.5
PlayerCharacterHealthRecoveryMultiplier=2.0
DinoCharacterFoodDrainMultiplier=0.5
DinoCharacterStaminaDrainMultiplier=0.5
DinoCharacterHealthRecoveryMultiplier=2.0
AllowCaveBuildingPvE=True
EnableExtraStructurePreventionVolumes=False
AlwaysAllowStructurePickup=True
bAllowUnlimitedRespecs=True
bDisableStructurePlacementCollision=True
AllowFlyingStaminaRecovery=True
上記をそのままコピーして GameUserSettings.ini に貼り付ければ、初心者向けのバランス設定が反映されます。
Game.ini に記述する設定値一覧
Game.ini は、プレイヤーや恐竜のレベルアップ時のステータス倍率など、より細かい設定を管理するファイルです。PvE初心者向けには以下の追加設定がおすすめです。
[/script/shootergame.shootergamemode]
bAllowUnlimitedRespecs=True
bPassiveDefensesDamageRiderlessDinos=True
MatingSpeedMultiplier=2.0
BabyImprintAmountMultiplier=2.0
BabyCuddleGracePeriodMultiplier=6.0
bAllowAnyoneBabyImprintCuddle=True
KillXPMultiplier=2.0
HarvestXPMultiplier=2.0
CraftXPMultiplier=2.0
Game.ini の設定はゲーム内UIからは変更できない項目が多いため、PC版で設定ファイルを直接編集する方向けの内容です。PS5やPS4のローカルプレイの場合は、ゲーム内の設定画面に表示される項目のみ調整すれば十分です。Nitrado等のレンタルサーバーを使用する場合は、管理画面から同様の項目を設定できます。
サーバーの基本設定は、ARK全体の遊び方を決める土台となる部分です。難易度、PvEモードのON/OFF、マップの表示設定など、ゲーム体験に直結する項目が含まれます。ここを正しく設定するだけで、ARKの快適さが大きく変わります。
難易度は「最高難易度」をONにすべき理由
結論から言うと、初心者であっても難易度は「最高難易度」をONにすることをおすすめします。
ARKの「難易度」は一般的なゲームの難易度とは意味が異なります。この設定は、ワールドに出現する野生恐竜の最大レベルを決めるものです。難易度が低いと低レベルの恐竜しか出現せず、高レベルの強力な恐竜をテイムできなくなります。
| 難易度設定 | 野生恐竜の最大レベル | 初心者への影響 |
|---|---|---|
| デフォルト(0.2) | 約Lv30 | 弱い恐竜しかテイムできず、ボス攻略が困難 |
| 最高難易度ON(1.0) | Lv150 | 高レベルの恐竜もテイム可能。ARKの醍醐味を味わえる |
難易度を上げると強い恐竜も出現しますが、同時にプレイヤーの被ダメージや恐竜の攻撃力は別の設定で下げられます。難易度は高くして出現恐竜のバリエーションを確保しつつ、他の設定で戦闘の難しさを調整するのが最適な方法です。
PvEモード・フレンドリーファイア無効化・マップ位置表示
PvEで快適に遊ぶための必須設定を3つ紹介します。
PvEモード(serverPVE=True) は、他プレイヤーからの攻撃を無効化する設定です。マルチプレイで遊ぶ場合、この設定をONにしないと他のプレイヤーに拠点を破壊されたり、テイムした恐竜を倒されたりする可能性があります。PvEサーバーを立てる場合は必ずONにしましょう。
フレンドリーファイア無効化 は、同じトライブのメンバーやテイム済み恐竜に対する誤射ダメージを無効にする設定です。初心者は操作に慣れていないため、意図せず味方を攻撃してしまうことがよくあります。この設定をONにすれば、そうした事故を防げます。
マップでのプレイヤー位置表示(ShowMapPlayerLocation=True) は、ゲーム内マップに自分の現在地を表示する設定です。デフォルトではOFFになっており、マップを開いても自分がどこにいるのか分かりません。ARKのマップは非常に広大なため、初心者がこの設定なしで遊ぶと頻繁に迷子になります。必ずONにしておきましょう。
リスペック無制限化・飛行スピードレベリングの許可
リスペック無制限化(bAllowUnlimitedRespecs=True) は、ステータスの振り直し(リスペック)を何度でも行える設定です。通常、ARKではリスペックに「マインドワイプトニック」というアイテムが必要で、使用回数にも制限があります。初心者はステータスの最適な振り方が分からないため、後から何度でもやり直せる設定にしておくと安心です。
飛行スピードレベリングの許可 は、飛行生物(プテラノドンやアルゲンタヴィスなど)の移動速度をレベルアップで上げられるようにする設定です。デフォルトでは飛行生物の移動速度にレベルアップでポイントを振れないため、移動が遅く感じることがあります。PvEでは飛行生物での移動が非常に多いため、この設定をONにすると快適さが大幅に向上します。
死体の位置表示・クロスヘア有効化などのQoL設定
ARKにはゲームプレイの快適さ(Quality of Life)を向上させる設定がいくつかあります。
死体の位置表示 をONにすると、プレイヤーが死亡した際に死体から緑色のビーコンが表示されます。ARKでは死亡するとその場にインベントリ(持ち物)が残るため、死体の位置が分からないとアイテムを回収できません。特に初心者は頻繁に死亡するため、この設定は必須です。
クロスヘアの有効化 は、画面中央に照準(十字線)を表示する設定です。弓やボウガン、銃などの射撃武器を使うときの精度が格段に上がります。
3人称視点の有効化 は、キャラクターの背後からの視点に切り替えられる設定です。建築時や周囲の状況確認に便利です。
これらの設定はすべてONにしておくことをおすすめします。ゲームの難易度に直接影響するものではなく、純粋にプレイの快適さを向上させる設定です。
経験値・テイム速度・採取量の3つは、ARKのプレイ時間に最も大きく影響する設定です。デフォルトのままだとレベル上げに膨大な時間がかかり、高レベル恐竜のテイムには数時間、素材集めにも何往復もの作業が必要になります。ここでは、ARKの楽しさを損なわない範囲で時短できるおすすめの倍率を紹介します。
経験値倍率(XPMultiplier):3.0〜5.0倍がおすすめ
おすすめの経験値倍率は3.0〜5.0倍です。
ARKではレベルが上がるごとにエングラム(クラフトレシピ)が解放されるため、レベル上げはゲームを進める上で必須です。デフォルトの1.0倍ではレベル上げに非常に時間がかかり、必要な装備やアイテムをなかなかクラフトできません。
| 倍率 | 体感 | こんな人向け |
|---|---|---|
| 1.0倍(デフォルト) | 非常に遅い | 公式サーバーと同じ体験をしたい人 |
| 2.0倍 | やや遅い | やりごたえを重視したい人 |
| 3.0倍 | ちょうど良い | 多くの初心者におすすめ |
| 5.0倍 | サクサク | 建築やテイムに集中したい人 |
| 10.0倍以上 | 非常に速い | すぐにエンドコンテンツを遊びたい人 |
3.0倍であれば、通常の3分の1の時間でレベルが上がるため、テンポよくエングラムを解放しながらゲームを進められます。「レベル上げの達成感も少し味わいたい」という方には3.0倍、「レベル上げよりテイムや建築に時間を使いたい」という方には5.0倍がおすすめです。
テイム速度(TamingSpeedMultiplier):5.0〜10.0倍がおすすめ
おすすめのテイム速度は5.0〜10.0倍です。
テイム(恐竜の手懐け)はARKの醍醐味ですが、デフォルト設定では高レベルのティラノサウルスをテイムするのに2〜3時間以上かかることも珍しくありません。その間ずっと恐竜の昏睡状態を管理し続ける必要があり、初心者にとっては大きなストレスになります。
テイム速度を6.0倍に設定すると、デフォルトで2時間かかるテイムが約20分で完了します。ARKの楽しさである「どの恐竜をテイムするか選ぶ」「麻酔薬やエサを準備する」といった要素は残しつつ、待ち時間だけを大幅に短縮できます。
5.0倍はテイムの準備や戦略性を少し味わいたい方向け、10.0倍は多くの恐竜を次々とテイムして楽しみたい方向けの設定です。
採取量(HarvestAmountMultiplier):3.0〜5.0倍がおすすめ
おすすめの採取量は3.0〜5.0倍です。
ARKではクラフトや建築にとにかく大量の素材が必要です。石の拠点を建てるだけでも数千個の石材が必要になり、デフォルト設定では素材集めだけで膨大な時間を消費します。
採取量を4.0倍に設定すると、1回の採取で得られる素材が4倍になるため、素材集めにかかる時間が大幅に短縮されます。4.0倍であれば素材が簡単に手に入りすぎることもなく、「必要な素材を効率よく集めて建築やクラフトを楽しむ」というバランスの良い体験ができます。
採取量を上げすぎると、インベントリがすぐにいっぱいになってしまう点にも注意が必要です。5.0倍を超える場合は重量制限の設定も合わせて調整することをおすすめします。
クレートの品質(SupplyCrateLootQualityMultiplier):3.0〜5.0倍
おすすめのクレート品質倍率は3.0〜5.0倍です。
供給クレート(空から降ってくるビーコン)は、ARKにおける主要な報酬獲得手段のひとつです。しかしデフォルト設定では報酬の品質が低く、使い物にならないアイテムばかり入っていることが多いです。
品質倍率を3.0倍に設定すると、クレートからジャーニーマンやマスタークラフト品質の装備が出やすくなり、探索のモチベーションが大幅に上がります。ARKの楽しみのひとつである「良いアイテムを見つけたときの喜び」を初心者のうちから体験できるため、ぜひ設定しておきましょう。
プレイヤー関連の設定は、キャラクターの強さや生存のしやすさに直結します。ARK初心者はゲームの操作や仕組みに慣れていないため、サバイバル面のストレスを軽減する設定にしておくとスムーズにゲームを楽しめます。
被ダメージ・体力回復速度でサバイバル難易度を調整
結論として、プレイヤーの被ダメージは0.5倍、体力回復速度は2.0倍に設定するのがおすすめです。
ARKの世界は危険に満ちています。序盤はラプトルやテリジノサウルスなどの肉食恐竜に襲われて即死することも珍しくありません。被ダメージを0.5倍にすると、受けるダメージが半分になるため生存率が大幅に上がります。
| 設定項目 | デフォルト | おすすめ値 | 効果 |
|---|---|---|---|
| プレイヤーの被ダメージ | 1.0 | 0.5 | 受けるダメージが半分になる |
| プレイヤーの体力回復速度 | 1.0 | 2.0 | 自然回復が2倍の速度になる |
体力回復速度を2.0倍にすることで、戦闘後の回復待ち時間が短くなり、テンポよく冒険を続けられます。「回復を待つ間に別の恐竜に襲われて死亡する」といった初心者あるあるの事態も減らせます。
水分・食料・スタミナ消費速度を下げてストレスを軽減
水分・食料・スタミナの消費速度は、すべて0.5倍に設定することをおすすめします。
ARKではキャラクターが常に喉の渇きと空腹に悩まされます。デフォルト設定では水分と食料の減りが速く、探索中に頻繁に水飲みや食事をしなければなりません。初心者にとって、この管理は非常に煩わしい要素です。
| 設定項目 | デフォルト | おすすめ値 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 水分消費速度 | 1.0 | 0.5 | 喉が渇く速度が半分になる |
| 食料消費速度 | 1.0 | 0.5 | お腹が空く速度が半分になる |
| スタミナ消費速度 | 1.0 | 0.5 | 走ったり採取したりする際のスタミナ消費が半分になる |
消費速度を0.5倍にすると、デフォルトの2倍の時間活動できるようになります。完全に無くなるわけではないので、サバイバル感は適度に残ります。探索やテイムに集中できる時間が増えるため、初心者のプレイ体験が大きく改善します。
恐竜関連の設定は、野生恐竜の脅威度とテイム後の恐竜の使いやすさを調整します。初心者が序盤で理不尽に死亡する原因の多くは野生恐竜の攻撃力が高いことにあるため、適切に設定しておくことが重要です。
野生恐竜の攻撃力を下げて序盤の理不尽デスを防ぐ
野生恐竜の攻撃力(DinoDamageMultiplier)は0.7倍に設定するのがおすすめです。
ARKの世界では、序盤のビーチにもラプトルやディロフォサウルスなどの肉食恐竜が頻繁に出現します。デフォルト設定では装備が整っていない初心者が一撃で倒されることもあり、ゲーム開始直後に心が折れてしまう大きな原因になっています。
攻撃力を0.7倍にすると、恐竜の脅威を完全に無くさずに「戦えば倒せるかもしれない」という緊張感を残せます。0.5倍まで下げると恐竜がほとんど脅威でなくなり、サバイバルゲームとしての面白さが薄れてしまうため、0.7倍が最もバランスの良い値です。
ゲームに慣れてきたら徐々に1.0倍に戻していくと、ARK本来の手応えのある戦闘を楽しめます。
テイム後の恐竜の食料消費・スタミナ消費を快適化
テイム後の恐竜については、食料消費速度とスタミナ消費速度をそれぞれ0.5倍、体力回復速度を2.0倍に設定するのがおすすめです。
| 設定項目 | デフォルト | おすすめ値 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 恐竜の食料消費速度 | 1.0 | 0.5 | エサの補充頻度が半分に |
| 恐竜のスタミナ消費速度 | 1.0 | 0.5 | 騎乗時にスタミナ切れしにくくなる |
| 恐竜の体力回復速度 | 1.0 | 2.0 | 戦闘後の回復が速くなる |
テイムした恐竜はエサを定期的に補充しなければ餓死してしまいます。食料消費速度を0.5倍にすると、エサの管理頻度が半分になり、長時間ログインしなくても恐竜が飢えるリスクが減ります。
スタミナ消費を0.5倍にすると、飛行生物や騎乗生物で長距離を移動する際に「スタミナ切れで途中で降りる」回数が大幅に減り、移動が快適になります。特にアルゲンタヴィスやプテラノドンで探索する際に効果を実感できます。
ブリーディングはARKにおいて最も時間がかかるコンテンツです。デフォルト設定では卵の孵化に数時間、赤ちゃんの成長には数日〜数週間のリアルタイムが必要です。初心者が無理なくブリーディングを楽しむためには、倍率の大幅な調整が必須です。
産卵・交配間隔を大幅短縮する設定
産卵可能になるまでの期間と交配可能になるまでの期間は、どちらも0.01に設定するのがおすすめです。
デフォルト設定では、恐竜が一度交配した後に次の交配が可能になるまで18〜48時間(恐竜の種類によって異なる)の待ち時間が発生します。この待ち時間は、ブリーディングで良いステータスの個体を厳選したい場合に大きな障害になります。
0.01に設定するとクールダウン時間がほぼゼロになり、連続して交配が可能になります。ブリーディングの面白さである「良いステータスの親同士を掛け合わせる」という戦略的な要素に集中できるため、初心者でもブリーディングの楽しさを短時間で体験できます。
孵化速度・成長速度・世話の猶予期間のおすすめ値
結論として、孵化速度は15.0倍、成長速度は20.0倍、世話の猶予期間は6.0倍がおすすめです。
| 設定項目 | デフォルト | おすすめ値 | デフォルト時の所要時間例 | おすすめ値での所要時間例 |
|---|---|---|---|---|
| 卵の孵化速度 | 1.0 | 15.0 | 約5時間(T-Rex) | 約20分 |
| 赤ちゃんの成長速度 | 1.0 | 20.0 | 約3日半(T-Rex) | 約4時間 |
| 世話の猶予期間 | 1.0 | 6.0 | 短い | 余裕がある |
デフォルトの孵化・成長時間ではPCの前に張り付いて何日も管理する必要があり、仕事や学校のある方にはほぼ不可能な設定です。上記のおすすめ値であれば、1回のプレイセッション(数時間)でブリーディングの一連の流れを体験できます。
世話の猶予期間を6.0倍にすると、赤ちゃんが世話を要求してから実際に世話をするまでの猶予時間が長くなります。トイレに行ったり飲み物を取りに行ったりする間に刷り込みのチャンスを逃すことがなくなります。
「全員に赤ちゃんの世話を許可」でマルチプレイを快適に
「全員に赤ちゃんの世話を許可(bAllowAnyoneBabyImprintCuddle=True)」は、マルチプレイ環境では必ずONにすべき設定です。
デフォルト設定では、赤ちゃんの世話(刷り込み)は交配を開始したプレイヤーしか行えません。マルチプレイでフレンドと一緒にブリーディングをしている場合、交配を開始した人がログアウトすると他のプレイヤーが世話を代行できず、刷り込みボーナスが下がってしまいます。
この設定をONにすると、トライブメンバー全員が赤ちゃんの世話を行えるようになります。交代制でブリーディングを管理できるため、特定のプレイヤーに負担が集中することがなくなります。シングルプレイの場合は影響しませんが、ONにしておいてデメリットはありません。
時間・環境設定は、ARK世界の昼夜サイクルや食料の腐敗速度、農作物の成長スピードなどを調整します。特に夜間の長さと食料の腐敗は初心者にとって大きなストレス要因になるため、適切に設定しておきましょう。
日中を長く・夜間を短くして活動時間を確保
日中の経過速度は0.5倍、夜間の経過速度は3.0倍に設定するのがおすすめです。
ARKのデフォルト設定では、ゲーム内の1日が実時間で約60分です。そのうち昼間が約40分、夜間が約20分の配分になっています。夜間は画面が非常に暗くなり、松明がないとほぼ何も見えません。探索もテイムも困難になるため、初心者にとっては「ただ夜明けを待つだけの時間」になりがちです。
| 設定項目 | デフォルト | おすすめ値 | 効果 |
|---|---|---|---|
| 日中の経過速度 | 1.0 | 0.5 | 昼間の時間が2倍に延長される |
| 夜間の経過速度 | 1.0 | 3.0 | 夜の時間が3分の1に短縮される |
日中の経過速度を0.5倍にすると昼間が約80分に延び、夜間の経過速度を3.0倍にすると夜が約7分に短縮されます。明るい時間帯にたっぷり活動できるようになり、夜間のストレスも最小限に抑えられます。
腐敗時間・作物成長速度・資源リスポーンの調整
腐敗時間は2.0倍、作物成長速度は6.0倍、資源リスポーン間隔は0.5倍に設定するのがおすすめです。
腐敗時間(GlobalSpoilingTimeMultiplier) を2.0倍にすると、肉やベリーなどの食料が腐るまでの時間が2倍になります。デフォルトでは生肉がすぐに腐ってしまい、テイム用のエサを準備している間に腐敗してしまうことがよくあります。2.0倍にすることで余裕を持って食料を管理できます。
作物成長速度(CropGrowthSpeedMultiplier) を6.0倍にすると、農業がより実用的になります。デフォルトでは作物が実を付けるまでに非常に長い時間がかかり、農業のメリットを感じにくい設定です。6.0倍であれば、農業を始めてから比較的短時間で収穫の喜びを味わえます。
資源リスポーン間隔(ResourcesRespawnPeriodMultiplier) を0.5倍にすると、採取済みの木や岩が元に戻る速度が2倍になります。拠点周辺の資源を採取し尽くしても、すぐに復活するため遠出する手間が減ります。
建築はARKの大きな楽しみのひとつです。恐竜から身を守る拠点を作ったり、見た目にこだわったデザインの家を建てたりと、クリエイティブな遊び方ができます。建築関連の設定を適切にしておくと、建築時のストレスが大幅に軽減されます。
建造物の常時回収・コリジョン制限無効化
建造物の常時回収(AlwaysAllowStructurePickup=True) は、設置した建築パーツをいつでも回収できる設定です。デフォルトでは設置後30秒以内しか回収できないため、「少しずれた場所に設置してしまったが回収できない」という問題が頻発します。この設定をONにすれば、間違えて設置した建築パーツを自由に回収して再配置できます。建築を試行錯誤しながら楽しみたい初心者には必須の設定です。
コリジョン制限の無効化(bDisableStructurePlacementCollision=True) は、建築パーツ同士が重なっても設置できるようにする設定です。デフォルトでは地形や他の建築物との干渉で「ここには設置できません」というエラーが頻繁に出ます。この設定をONにすると、自由度の高い建築が可能になります。
この2つの設定は、ARKの建築の楽しさを最大限に引き出すために強くおすすめします。
PvE洞窟内建築の許可・PvE飛行運搬の許可
PvE洞窟内建築の許可(AllowCaveBuildingPvE=True) は、PvEモードで洞窟内に建造物を設置できるようにする設定です。ARKの洞窟にはアーティファクトやレアアイテムがあり、攻略の拠点を洞窟内に作ることで効率よくアイテムを収集できます。デフォルトではPvEモードの洞窟内建築はOFFになっているため、洞窟攻略を楽しみたい方はONにしておきましょう。
PvE飛行運搬の許可(AllowFlyerCarryPvE=True) は、PvEモードで飛行生物が他の恐竜やプレイヤーを掴んで運べるようにする設定です。デフォルトではPvEモードでは飛行運搬がOFFになっています。アルゲンタヴィスで小型恐竜を運んだり、仲間を飛行生物で移動させたりといったプレイがPvEでの冒険を大幅に広げてくれます。
特にアルゲンタヴィスでの恐竜運搬は、テイムしたい恐竜を安全な場所に移動させる際に非常に便利なテクニックです。初心者がテイムを成功させやすくなるため、PvEプレイではぜひONにしておきましょう。
「どの倍率にすればいいか迷う」という方のために、プレイスタイル別に3つのパターンを用意しました。自分の遊び方に近いパターンを選び、そこから微調整していくのがおすすめの方法です。
パターン①:ライト層向け(サクサク快適プレイ)
短時間でARKのコンテンツを幅広く楽しみたい方向けの設定です。素材集めやレベル上げの手間を最小限にして、テイム・ブリーディング・ボス攻略をテンポよく進められます。
| 設定項目 | おすすめ値 |
|---|---|
| 経験値倍率 | 5.0 |
| テイム速度 | 10.0 |
| 採取量 | 5.0 |
| プレイヤー被ダメージ | 0.3 |
| 野生恐竜攻撃力 | 0.5 |
| 孵化速度 | 30.0 |
| 成長速度 | 40.0 |
| 夜間の経過速度 | 5.0 |
1日1〜2時間程度のプレイ時間でも着実に進めたい方、ARKのストーリーを早めに体験したい方に適しています。
パターン②:バランス型(適度なやりごたえを残す)
ARKの楽しさを損なわずに、デフォルトの理不尽さだけを解消した設定です。本記事のメインで推奨している設定に該当します。
| 設定項目 | おすすめ値 |
|---|---|
| 経験値倍率 | 3.0 |
| テイム速度 | 6.0 |
| 採取量 | 4.0 |
| プレイヤー被ダメージ | 0.5 |
| 野生恐竜攻撃力 | 0.7 |
| 孵化速度 | 15.0 |
| 成長速度 | 20.0 |
| 夜間の経過速度 | 3.0 |
「サバイバルの緊張感は残したいけど、デフォルトは厳しすぎる」という多くの初心者に最もおすすめのパターンです。テイムやブリーディングの達成感を味わいながら、無理なくゲームを進められます。
パターン③:チャレンジ型(歯ごたえを重視したい人向け)
公式サーバーに近い体験をしつつ、最低限の快適化だけを加えた設定です。ARKの過酷なサバイバルを楽しみたい方向けです。
| 設定項目 | おすすめ値 |
|---|---|
| 経験値倍率 | 2.0 |
| テイム速度 | 3.0 |
| 採取量 | 2.0 |
| プレイヤー被ダメージ | 1.0(デフォルト) |
| 野生恐竜攻撃力 | 1.0(デフォルト) |
| 孵化速度 | 5.0 |
| 成長速度 | 8.0 |
| 夜間の経過速度 | 2.0 |
他のゲームでハードモードを好んで遊ぶ方、すでにARKを少しプレイしたことがある方に適した設定です。テイムやブリーディングの待ち時間だけを多少短縮し、それ以外はデフォルトに近い緊張感を維持しています。
おすすめ設定が分かっても、実際にどこから変更すればいいか分からなければ始まりません。ここでは、PC版・PS5/PS4版・レンタルサーバーそれぞれの設定変更手順を解説します。
PC版(Steam):GameUserSettings.ini の編集方法
PC版でローカルプレイまたは自前のサーバーを運営している場合、設定ファイルを直接編集します。手順は以下のとおりです。
- Steamのライブラリから「ARK: Survival Evolved」(またはASA)を右クリックし、「管理」→「ローカルファイルを閲覧」を選択します
ShooterGame→Saved→Config→WindowsNoEditor(ASAの場合はWindows)フォルダを開きますGameUserSettings.iniをメモ帳やテキストエディタで開きます[ServerSettings]セクションに本記事で紹介した設定値を追記・変更します- ファイルを保存してゲームを起動します
編集前にファイルのバックアップを取っておくと、問題が発生した場合に元に戻せるため安全です。また、ファイルが読み取り専用になっている場合は、右クリック→プロパティから読み取り専用を解除してから編集してください。
PC版:Ark Server Manager を使った設定方法
Ark Server Manager(ASM)は、PC版のサーバー設定をGUIで簡単に管理できる無料ツールです。設定ファイルを直接編集するのが不安な方におすすめです。
ASMを使った設定変更の手順は以下のとおりです。
- Ark Server Manager を公式サイトからダウンロードしてインストールします
- ASMを起動し、サーバープロファイルを作成します
- 画面左側のメニューから「ルール」「プレイヤー」「恐竜」「環境」などのタブを選択します
- 各項目のスライダーや数値入力欄を使って設定値を変更します
- 「保存」をクリックしてサーバーを起動(または再起動)します
ASMの最大のメリットは、各設定項目に説明が表示されるため、設定ファイルの記述名を覚えなくても直感的に操作できる点です。複数のサーバープロファイルを保存できるため、設定の異なるサーバーを簡単に切り替えることもできます。
PS5 / PS4版:ローカル・非専用サーバーの設定方法
PS5/PS4版では、ゲーム内の設定画面から倍率を変更します。手順は以下のとおりです。
- タイトル画面から「ゲーム作成」を選択します
- 画面左側に表示されるスライダーとチェックボックスで基本設定を変更します
- 画面左上の「詳細」「設定」タブを切り替えて、ブリーディングや時間設定などの詳細項目を変更します
- マップを選択し、「シングルプレイ」または「非専用サーバー」を選択してゲームを開始します
PS5/PS4版はPC版と比べて設定できる項目がやや少なくなりますが、本記事で紹介している主要な設定項目はすべてゲーム内UIから変更可能です。ただし、非専用サーバーにはホストプレイヤーから一定距離以上離れられないという制限がある点に注意してください。
Nitrado などレンタルサーバーでの設定方法
Nitrado やConoHa for GAME、XServer VPS for Game などのレンタルサーバーを使用している場合は、各サービスの管理画面から設定を変更します。
Nitrado の場合の手順は以下のとおりです。
- Nitradoの管理画面にログインします
- 左メニューから「Settings」→「General」を選択します
- 各項目の数値を変更します(テイム速度、経験値倍率など)
- 変更を保存してサーバーを再起動します
レンタルサーバーのメリットは、24時間サーバーが稼働するため、自分がログアウトしていてもフレンドがプレイを続けられる点です。また、設定ファイルを直接編集しなくてもWebベースの管理画面から操作できるため、初心者でも扱いやすい環境が整っています。
各レンタルサーバーによってUIは異なりますが、設定項目の名称はほぼ共通しているため、本記事のおすすめ値をそのまま適用できます。
サーバー設定には落とし穴がいくつかあります。特に初心者が陥りやすいミスを4つ紹介します。事前に知っておくことで、設定に関するトラブルを回避できます。
難易度を低くしてしまい高レベル恐竜が出ない
最も多い設定ミスは、難易度を低く設定してしまうケースです。
「初心者だから難易度は低い方がいいだろう」と考えてデフォルト(0.2)のままにすると、ワールドに出現する野生恐竜の最大レベルが約30になってしまいます。低レベルの恐竜はステータスが低く、テイムしてもボス戦で全く役に立ちません。
対処法は、「最高難易度(OverrideOfficialDifficulty=5.0)」をONにすることです。これにより野生恐竜の最大レベルが150になります。設定変更後に既存の恐竜を入れ替えたい場合は、管理者コマンド admincheat destroywilddinos を実行すると、ワールド上の野生恐竜がすべてリスポーンし、新しい難易度設定が反映されます。
テイム倍率を上げすぎてゲームの達成感がなくなる
テイム倍率を50倍や100倍に設定すると、どんな恐竜でも数秒でテイムが完了します。一見便利に思えますが、テイムの準備や戦略を考える楽しみが完全になくなり、すぐに飽きてしまう原因になります。
おすすめは5.0〜10.0倍の範囲です。この倍率であれば、麻酔薬やキブルを準備する工程は残しつつ、待ち時間だけを大幅に短縮できます。「テイム完了までの待ち時間が10〜30分程度」になるのが、達成感と快適さのバランスが取れた目安です。
倍率を上げすぎてしまった場合は、途中で設定値を下げることもできます。既にテイムした恐竜に影響はないため、気軽に調整してみてください。
ブリーディング倍率の方向を間違えて逆に遅くなる
ブリーディング関連の設定は、項目によって「値を上げると速くなるもの」と「値を下げると速くなるもの」が混在しているため、方向を間違えやすいです。
| 設定項目 | 値を上げると | 値を下げると |
|---|---|---|
| 卵の孵化速度 | 速くなる | 遅くなる |
| 赤ちゃんの成長速度 | 速くなる | 遅くなる |
| 産卵可能になるまでの期間 | 期間が長くなる(遅くなる) | 期間が短くなる(速くなる) |
| 交配可能になるまでの期間 | 期間が長くなる(遅くなる) | 期間が短くなる(速くなる) |
特に注意が必要なのは「産卵可能になるまでの期間」と「交配可能になるまでの期間」です。この2つは値を下げる(0.01にする)ことで短縮されます。間違えて値を上げてしまうと、交配の待ち時間がデフォルトよりも長くなってしまいます。
設定変更が反映されない場合のトラブルシューティング
設定を変更したのにゲーム内で反映されない場合、以下の原因が考えられます。
原因①:サーバーを再起動していない。 非公式サーバーの場合、設定ファイルを編集した後にサーバーを再起動しなければ変更は反映されません。必ず再起動してください。
原因②:設定ファイルが読み取り専用になっている。 PC版で設定ファイルを編集した場合、ファイルが読み取り専用のままだと変更が保存されません。ファイルのプロパティを確認してください。
原因③:記述場所が間違っている。 GameUserSettings.ini の設定値は [ServerSettings] セクションに記述する必要があります。別のセクションに書いてしまうと反映されません。
原因④:設定名のスペルミス。 設定項目の名前を1文字でも間違えると認識されません。本記事のコピペ用コードをそのまま使用することでスペルミスを防げます。
上記を確認しても反映されない場合は、設定ファイルを一度削除してゲームを起動すると、デフォルトの設定ファイルが自動生成されます。そこに改めて設定値を記述してみてください。
- 設定は途中で変更しても大丈夫?
-
はい、サーバー設定は途中で変更しても問題ありません。ローカルプレイの場合はメインメニューに戻って設定画面から変更し、再度ワールドに入り直すだけで反映されます。非公式サーバーの場合は設定ファイルを編集した後にサーバーを再起動すれば適用されます。
途中変更で注意すべき点は、難易度を変更した場合です。既にスポーンしている野生恐竜のレベルはすぐには変わらないため、管理者コマンド
admincheat destroywilddinosで野生恐竜をリセットする必要があります。このコマンドを実行するとワールド上の野生恐竜がすべて消えて再スポーンするため、テイム中の恐竜がいないタイミングで実行してください。また、採取量やテイム速度を途中で変更しても、既に入手したアイテムやテイム済みの恐竜には影響しません。変更後に新たに行う採取やテイムから新しい倍率が適用されます。気軽に変更して、自分に合った設定を見つけていくのがおすすめの進め方です。
- シングルプレイヤー設定はONにすべき?
-
結論として、本記事で紹介するサーバー設定を適用する場合は、シングルプレイヤー設定はOFFにすることをおすすめします。
シングルプレイヤー設定(Use Single Player Settings)は、ソロプレイ用にゲームバランスを自動調整する機能です。ONにすると経験値やテイム速度などが内部的にブーストされ、ボスの体力も下がります。一見便利に思えますが、この設定は他の倍率設定と重複して適用されるため、手動で設定した倍率と組み合わせると想定以上に簡単になってしまうことがあります。
たとえば、テイム速度を6.0倍に設定した上でシングルプレイヤー設定もONにすると、実際には6.0倍以上のテイム速度になります。本記事のおすすめ値はシングルプレイヤー設定OFFを前提に算出しているため、シングルプレイヤー設定はOFFにして、倍率は本記事の値で手動調整するのが最も安定した方法です。
- ASEとASAで設定項目に違いはある?
-
ASE(Survival Evolved)とASA(Survival Ascended)の主要なサーバー設定項目は基本的に共通しています。本記事で紹介している経験値倍率、テイム速度、採取量、ブリーディング設定などはどちらのバージョンでも同じ項目名・同じ仕組みで設定できます。
違いがあるのは主に以下の点です。
- ASAではUnreal Engine 5を採用しているため、グラフィック関連の設定項目が追加されています
- ASAの一部設定はゲーム内UIの配置や項目名が微妙に変更されている場合があります
- ASAでは設定ファイルのフォルダパスがASEとは異なります(
Windowsフォルダ配下になるケースがあります)
ただし、これらはゲームプレイに直接影響するサーバー設定ではなく、設定の考え方や推奨値はASE・ASAで共通です。本記事のおすすめ設定値は、どちらのバージョンでもそのまま使用していただけます。
- 倍率を上げすぎた場合にデフォルトに戻す方法は?
-
倍率をデフォルトに戻す方法は、プレイ環境によって異なります。
ローカルプレイ(PS5/PS4/PC)の場合: ゲーム内の設定画面で各スライダーをデフォルト値(多くの項目は1.0)に手動で戻します。PS版の場合は設定画面に「デフォルトに戻す」ボタンが用意されていることもあります。
PC版で設定ファイルを直接編集している場合:
GameUserSettings.iniを削除してゲームを起動すると、デフォルトの設定ファイルが自動生成されます。ただし、この方法ではすべての設定がリセットされるため、残したい設定がある場合は事前にバックアップを取っておいてください。部分的にデフォルトに戻したい場合は、該当する行を削除するだけで、その項目だけがデフォルト値に戻ります。レンタルサーバー(Nitrado等)の場合: 管理画面から各項目をデフォルト値に変更するか、「設定のリセット」機能を使用します。サービスによっては「初期設定に戻す」ボタンが用意されています。
いずれの方法でも、既にテイムした恐竜や建築した拠点は消えませんのでご安心ください。設定変更が影響するのは、変更後に行う行動(採取、テイム、ブリーディングなど)からです。
ARKのサーバー設定は項目が多く、初めて見ると圧倒されてしまいます。しかし、重要なのは「すべてを完璧に設定すること」ではなく、「まず遊び始めてから自分に合った設定に調整していくこと」です。
この記事のポイントを振り返ります。
- 難易度は「最高難易度ON」にして高レベル恐竜を出現させる
- 経験値3.0倍・テイム6.0倍・採取4.0倍を基本とした「バランス型」設定がおすすめ
- プレイヤーの被ダメージ0.5倍、水分・食料消費0.5倍で序盤のストレスを軽減する
- ブリーディング関連は大幅に短縮(孵化15.0倍・成長20.0倍)して現実的な時間で楽しめるようにする
- 夜間の経過速度3.0倍・日中の経過速度0.5倍で活動時間を確保する
- 建造物の常時回収ONとPvE飛行運搬ONで建築とテイムの自由度を上げる
まずは本記事の「パターン②:バランス型」の設定で始めてみてください。「もっと楽にしたい」と感じたら倍率を上げ、「簡単すぎて物足りない」と感じたら倍率を下げればOKです。ARKの設定はいつでも変更できるため、自分にとって最高のバランスを見つけながら、恐竜サバイバルの世界を楽しんでいきましょう。
関連記事
- 【2026年最新】ARK: Survival Ascended サーバーの立て方|初心者でも迷わない完全ガイド
- VPSサーバーでSaaS構築におすすめのサービス7選【2026年最新比較】
- 【2026年最新】マイクラJava版サーバーの立て方完全ガイド|おすすめレンタルサーバー比較
- 【2026年最新】さくらのVPSでマインクラフトサーバーを構築する完全ガイド|初心者でも30分で完成
- ロリポップでマイクラサーバーを立てる完全ガイド|初心者でも3分で開始できる設定方法
- ConoHaでマイクラサーバーを立てる完全ガイド【2026年最新版】
- ConoHa WINGのプラン解説【料金タイプとサーバープランの選び方完全ガイド】

