サーチコンソールでインデックスされない原因と対策【完全ガイド】
「サーチコンソールを確認したら、大事なページがインデックスされていない…」そんな経験はありませんか?せっかく時間をかけて作成したコンテンツが検索結果に表示されないのは、大きな機会損失です。
実は、サーチコンソールでインデックスされない原因は多岐にわたり、技術的な設定ミスからコンテンツの品質まで様々な要因が関係しています。しかし、原因を正しく特定し、適切な対策を実施すれば、ほとんどのケースで解決可能です。
この記事では、サーチコンソールでインデックスされない原因の特定方法から、具体的な対策、ケース別の解決手順まで、初心者の方でも実践できるように詳しく解説します。
記事を読み終える頃には、あなたのサイトのインデックス問題を自力で解決できるようになっているはずです。さっそく、インデックスされない原因を特定するところから始めましょう。
目次
サーチコンソールで「インデックスされない」とは?基本を理解する
サーチコンソールで「インデックスされない」とは、作成したWebページがGoogleのデータベースに登録されておらず、検索結果に表示されない状態を指します。インデックスされていないページは、どんなに優れたコンテンツでも検索ユーザーに届くことはありません。
Googleは世界中の膨大なWebページを巡回(クロール)し、その内容を分析してデータベースに登録(インデックス)しています。しかし、全てのページが自動的にインデックスされるわけではなく、技術的な問題やコンテンツの品質によって除外されるケースがあります。
サーチコンソールを活用することで、どのページがインデックスされているか、されていないか、そしてその理由まで詳細に確認できます。インデックス状況の確認と改善は、SEO対策の最も基本的かつ重要な施策の一つです。
インデックスとクロールの違い
インデックスとクロールは混同されがちですが、明確に異なるプロセスです。クロールはGoogleのロボット(クローラー)がWebページを訪問して情報を収集する行為で、インデックスは収集した情報をGoogleのデータベースに登録する行為を指します。
クロールされたページが必ずしもインデックスされるわけではありません。Googleはクロール後にページの品質や重複性を評価し、検索結果に表示する価値があると判断したページのみをインデックスします。
例えば、「クロール済み – インデックス未登録」というステータスは、Googleがページを訪問して内容は確認したものの、品質や独自性の観点から検索結果に含めないと判断した状態です。このように、クロールとインデックスは段階的なプロセスとして理解する必要があります。
クロールとインデックスの関係
- クロール:Googleがページを発見・訪問する段階
- 評価:ページの品質・独自性を分析する段階
- インデックス:検索結果に表示する価値があると判断され登録される段階
サーチコンソールでインデックス状況を確認する方法
サーチコンソールでインデックス状況を確認する方法は主に2つあります。1つは「ページ」レポートでサイト全体の状況を把握する方法、もう1つは「URL検査」ツールで特定のページを詳細に調べる方法です。
「ページ」レポートでの確認手順は以下の通りです。サーチコンソールにログイン後、左メニューから「インデックス作成」→「ページ」をクリックします。ここでは「インデックス登録されたページ数」と「インデックス未登録のページ数」がグラフで表示され、理由別の内訳も確認できます。
「URL検査」ツールでの確認手順は、上部の検索バーに調べたいURLを入力し、Enterキーを押すだけです。「URLはGoogleに登録されています」と表示されればインデックス済み、「URLがGoogleに登録されていません」と表示されればインデックスされていない状態です。
この2つのツールを組み合わせることで、サイト全体の傾向と個別ページの詳細な状況の両方を把握できます。特に新規ページの公開後やサイト修正後は、これらのツールで定期的に確認することが重要です。
「インデックスされない」3つの主要パターン
サーチコンソールで「インデックスされない」状態には、大きく分けて3つの主要パターンが存在します。それぞれのパターンで原因と対策が異なるため、まず自分のサイトがどのパターンに該当するかを見極めることが重要です。
パターン1: クロールすらされていない このパターンでは、Googleのクローラーがそもそもページを訪問していません。「検出 – インデックス未登録」というステータスで表示されることが多く、XMLサイトマップには含まれているものの、内部リンクがないなど発見性が低い状態です。
パターン2: クロール済みだがインデックスされていない 「クロール済み – インデックス未登録」というステータスで、Googleがページを訪問して内容を確認したものの、品質や独自性の問題でインデックスを見送った状態です。このパターンが最も多く、コンテンツの改善が必要です。
パターン3: 技術的な問題で除外されている noindexタグの設定、robots.txtでのブロック、canonicalタグの誤設定など、技術的な理由でインデックスが除外されています。「除外」ステータスとして表示され、設定を修正すれば比較的早く解決できます。
主要パターンの比較表
| パターン | ステータス表示 | 主な原因 | 解決難易度 |
|---|---|---|---|
| クロール未実施 | 検出 – インデックス未登録 | 内部リンク不足、サイトマップ未送信 | 低 |
| クロール済み未登録 | クロール済み – インデックス未登録 | コンテンツ品質、重複 | 中〜高 |
| 技術的除外 | 除外(noindex等) | タグ設定ミス、robots.txt | 低 |
【最優先】まず確認すべき3つのチェックポイント
インデックスされない問題を解決するには、闇雲に対策を講じるのではなく、まず現状を正確に把握することが最優先です。ここで紹介する3つのチェックポイントを確認することで、問題の原因を効率的に特定できます。
この3つのチェックは、どのような状況でも最初に実施すべき基本中の基本です。技術的な問題なのか、コンテンツの問題なのか、それともクローラビリティの問題なのかを切り分けることで、無駄な時間を費やすことなく適切な対策に進めます。
特に複数のページでインデックス問題が発生している場合は、これらのチェックポイントを体系的に確認することで、サイト全体に影響する根本原因を発見できる可能性が高まります。
サイト全体のクロール可否を確認する
サイト全体でクロールが正常に行われているかを確認することは、個別ページの問題を調べる前に必須です。サイト全体でクロールがブロックされていれば、どんなに優れたコンテンツを作成してもインデックスされることはありません。
まず確認すべきはrobots.txtファイルです。このファイルはサイトのルートディレクトリ(https://example.com/robots.txt)に配置され、クローラーに対してアクセス許可や禁止を指示します。誤った設定でサイト全体やディレクトリ全体がブロックされているケースが意外と多く見られます。
サーチコンソールの「設定」→「robots.txt」から内容を確認できます。「Disallow: /」という記述があれば、サイト全体がクロールブロックされている状態です。また、重要なディレクトリが不要にブロックされていないかも確認しましょう。
次にサーバーエラーの有無を確認します。サーチコンソールの「設定」→「クロールの統計情報」で、5xxエラー(サーバーエラー)の発生状況をチェックできます。エラー率が高い場合は、サーバーの負荷やCMSの設定に問題がある可能性が高いです。
robots.txtの設定確認方法
robots.txtの設定確認は、サーチコンソールの「設定」メニューから行うのが最も確実です。左メニューの「設定」をクリックし、「robots.txtテスター」を選択すると、現在のrobots.txtの内容が表示されます。
確認すべき主なポイントは以下の3つです。まず、「Disallow: /」という記述がないことを確認します。この記述があるとサイト全体がブロックされます。次に、重要なディレクトリ(/blog/、/products/ など)がDisallowで指定されていないかを確認します。最後に、「User-agent: *」と「User-agent: Googlebot」の両方で許可されているかを確認しましょう。
もしrobots.txtに問題が見つかった場合は、FTPやサーバーの管理画面から修正します。修正後は、必ずサーチコンソールのrobots.txtテスターで「テスト」ボタンを押して、正しく設定されているか検証することが重要です。
robots.txtで避けるべき設定例
# NGパターン1: サイト全体をブロック
User-agent: *
Disallow: /
# NGパターン2: 重要なディレクトリをブロック
User-agent: Googlebot
Disallow: /blog/
Disallow: /products/
サーバーエラー(5xx)のチェック
サーバーエラー(5xx)は、Webサーバーが正常にリクエストを処理できない状態を示し、クローラーがページにアクセスできない原因となります。サーチコンソールの「設定」→「クロールの統計情報」で、過去90日間のエラー発生状況を確認できます。
グラフで「ホストのステータス」を確認し、赤色の5xxエラーが頻繁に発生していないかチェックします。5xxエラーの代表例は、503エラー(サービス利用不可)と500エラー(内部サーバーエラー)です。これらが継続的に発生している場合、サーバーの処理能力不足やCMSの不具合が考えられます。
エラーの詳細は「ページ」レポートの「サーバーエラー(5xx)」から確認でき、どのURLでエラーが発生しているかを特定できます。特定のページでのみエラーが発生している場合は、そのページの処理に問題がある可能性が高く、サイト全体で発生している場合はサーバー設定やリソースの見直しが必要です。
サーバーエラーを放置すると、Googleがクロールを控えるようになり、新しいコンテンツや更新が検索結果に反映されにくくなるため、早急な対応が求められます。
対象URLのインデックス状況をURL検査で調べる
個別ページのインデックス状況を詳細に調べるには、サーチコンソールの「URL検査」ツールが最も有効です。このツールを使うことで、特定のURLがインデックスされているか、されていない場合はその理由まで明確に把握できます。
URL検査の使い方は簡単です。サーチコンソールの上部にある検索バーに、調査したいURL(完全なURL: https://example.com/page/)を入力してEnterキーを押します。数秒で結果が表示され、「URLはGoogleに登録されています」または「URLがGoogleに登録されていません」のいずれかが表示されます。
インデックスされていない場合は、「カバレッジ」セクションに理由が表示されます。例えば「noindexタグによって除外されました」「クロール済み – インデックス未登録」「検出 – インデックス未登録」などです。この理由を正確に把握することが、適切な対策の第一歩となります。
さらに「公開URLをテスト」ボタンをクリックすると、現在のライブページの状態を再取得してチェックできます。設定を修正した直後など、最新の状態を確認したい場合に便利な機能です。
URL検査ツールの使い方
URL検査ツールの基本的な使い方をステップバイステップで解説します。まず、サーチコンソールにログインし、対象のプロパティ(サイト)が選択されていることを確認します。
ステップ1: URLを入力 画面上部の検索バー(「Google検索でURLを検査」と表示されている部分)をクリックし、調査したい完全なURLを入力します。相対パスではなく、「https://」から始まる完全なURLを入力することが重要です。
ステップ2: 結果を確認 数秒後に結果が表示されます。インデックス状況、最終クロール日時、クロールを許可しているか、インデックス登録を許可しているかなどの情報が一覧で表示されます。
ステップ3: 詳細を分析 「カバレッジ」「ユーザーが宣言したcanonical」「Googleが選択したcanonical」などのセクションを展開し、詳細情報を確認します。特にcanonicalタグの指定が意図と異なっていないか注意深くチェックしましょう。
ステップ4: 公開URLをテスト(必要に応じて) 設定を変更した直後など、キャッシュされていない最新の状態を確認したい場合は、「公開URLをテスト」をクリックします。これにより、Googleが実際にページをクロールして最新の情報を取得します。
「インデックス登録をリクエスト」の正しい使い方
「インデックス登録をリクエスト」は、URL検査の結果画面から実行できる機能で、Googleに対して優先的にクロールとインデックスを依頼できます。ただし、この機能には注意点があり、正しく使わないと効果が得られません。
リクエストすべきタイミングは以下の通りです。新規ページを公開した直後、重要なページを大幅に更新した直後、技術的な問題を修正した直後などです。逆に、短時間に同じURLを何度もリクエストしたり、全てのページに対して無差別にリクエストするのは避けるべきです。
リクエストの実行方法は、URL検査で「URLがGoogleに登録されていません」と表示された場合、画面右下に「インデックス登録をリクエスト」ボタンが現れます。このボタンをクリックすると、リクエストが送信され、「インデックス登録をリクエスト済み」というメッセージが表示されます。
重要な注意点として、リクエストしても即座にインデックスされるわけではありません。通常、数時間から数日かかります。また、リクエストはあくまで優先的なクロールを促すだけで、品質やポリシーの問題があるページはインデックスされない可能性があります。
1日にリクエストできる回数にも制限があるため、本当に重要なページに絞って使用することをお勧めします。
「ページがインデックスに登録されなかった理由」レポートを分析する
「ページがインデックスに登録されなかった理由」レポートは、サイト全体のインデックス問題を俯瞰的に把握できる強力なツールです。このレポートを正しく分析することで、個別対応ではなく、サイト全体の構造的な問題を発見できます。
レポートへのアクセスは、サーチコンソールの左メニューから「インデックス作成」→「ページ」をクリックします。ページ上部にグラフが表示され、その下に「ページがインデックスに登録されなかった理由」という表が表示されます。この表に、様々なステータスとそれぞれの該当ページ数が一覧表示されます。
各ステータスをクリックすると、該当するURL一覧と詳細情報が表示されます。特に注目すべきは、「クロール済み – インデックス未登録」「検出 – インデックス未登録」「除外」などの大量のページが該当しているステータスです。これらは優先的に対処すべき問題を示しています。
定期的にこのレポートを確認し、新たに発生した問題や改善された項目をトラッキングすることで、サイトの健康状態を継続的に監視できます。
ステータスの見方(エラー/有効/除外)
サーチコンソールのページレポートでは、ステータスが「エラー」「有効」「除外」の3つのカテゴリに分類されます。それぞれのカテゴリの意味と対処の優先度を理解することが重要です。
「エラー」ステータスは、インデックスされるべきページがインデックスされていない状態で、最優先で対処すべき問題です。代表例として「サーバーエラー(5xx)」「リダイレクトエラー」「404エラー」などがあります。これらは技術的な問題であることが多く、放置するとサイト評価に悪影響を及ぼします。
「有効」ステータスは、正常にインデックスされているページを示します。「有効」の中にも「有効(警告あり)」という区分があり、インデックスはされているものの、モバイルユーザビリティの問題などの警告が出ている状態です。検索結果には表示されますが、ランキングに影響する可能性があるため、改善が推奨されます。
「除外」ステータスは、意図的または結果的にインデックスから除外されているページです。「noindexタグによって除外されました」のように意図的な除外もあれば、「クロール済み – インデックス未登録」のようにGoogleが品質上の理由で除外しているケースもあります。
ステータス別の対処優先度
| カテゴリ | 対処優先度 | 主な内容 | 対応要否 |
|---|---|---|---|
| エラー | 最高 | 技術的な問題でインデックス不可 | 即座に対応必須 |
| 有効(警告あり) | 中 | インデックス済みだが改善推奨 | 可能な限り対応 |
| 除外 | 低〜高 | 意図的または品質上の除外 | 内容により判断 |
| 有効 | – | 正常な状態 | 対応不要 |
各ステータスが意味すること
各ステータスの具体的な意味と、それが示す問題の本質を理解することで、効率的な対策が可能になります。ここでは、よく見られる主要なステータスについて詳しく解説します。
「クロール済み – インデックス未登録」は最も多く見られるステータスで、Googleがページを訪問して内容を確認したものの、検索結果に含める価値がないと判断した状態です。コンテンツの品質不足、重複コンテンツ、薄いコンテンツなどが主な原因です。
「検出 – インデックス未登録」は、Googleがページの存在は認識しているものの、まだクロールしていない状態です。XMLサイトマップには含まれているが内部リンクがない、サイトの優先度が低いなどの理由で、クロールキューに入っているがまだ順番が回ってきていません。
「noindexタグによって除外されました」は、ページのHTMLに<meta name=”robots” content=”noindex”>タグが含まれているか、HTTP headerでX-Robots-Tag: noindexが返されている状態です。意図的な設定であれば問題ありませんが、誤って設定されているケースも多いため確認が必要です。
「代替ページ(適切なcanonicalタグあり)」は、ページにcanonicalタグが設定されており、Googleが別のURLを正規版として認識している状態です。意図的な設定(例:PCページとモバイルページの正規化)であれば問題ありませんが、誤った設定の可能性もあります。
「ページにリダイレクトがあります」は、対象URLがHTTPステータスコード301や302を返しており、別のURLにリダイレクトしている状態です。意図的なリダイレクトであれば問題ありませんが、意図しないリダイレクトループが発生していないか確認が必要です。
これらのステータスを正しく理解し、意図的なものか問題なのかを判断することが、効率的なインデックス対策の鍵となります。
インデックスされない原因別の具体的対策
インデックスされない原因を特定したら、その原因に応じた具体的な対策を実施する必要があります。原因は大きく「技術設定の問題」「コンテンツ品質の問題」「クローラビリティの問題」の3つに分類でき、それぞれ全く異なるアプローチが必要です。
間違った対策に時間を費やさないためにも、前のセクションで確認したステータスから原因を正しく切り分けることが重要です。例えば、「noindexタグによって除外」なら技術設定の問題、「クロール済み – インデックス未登録」ならコンテンツ品質の問題といった具合です。
ここからは、各原因に対する具体的な対策方法を、実際の設定手順やコード例を交えて詳しく解説します。初心者の方でも実践できるよう、できるだけ分かりやすく説明していきます。
【原因1】技術設定の問題と解決方法
技術設定の問題は、HTMLタグやサーバー設定の誤りによってインデックスがブロックされている状態です。この問題の特徴は、コンテンツの品質とは無関係に発生し、設定を修正すれば比較的早く解決できる点です。
主な技術設定の問題には、noindexタグの誤設定、canonicalタグの間違った指定、robots.txtによる不要なブロック、リダイレクトループなどがあります。これらは意図せず設定されているケースが多く、特にWordPressなどのCMSやプラグインの設定ミスで発生しやすい問題です。
技術設定の問題を見つけるには、サーチコンソールの「除外」ステータスを中心に確認します。「noindexタグによって除外されました」「robots.txtによりブロックされました」などのステータスが表示されていれば、技術設定が原因です。
これらの問題は一度修正すれば、同じ問題が他のページでも発生している可能性が高いため、パターンを見つけて一括修正することで効率的に対処できます。
noindexタグの確認と削除
noindexタグは、検索エンジンに「このページをインデックスしないでください」と指示するHTMLタグまたはHTTPヘッダーです。意図的に設定する場合もありますが、テストサイトの設定を本番環境に持ち込んだり、プラグインの設定ミスで誤って付与されるケースが多く見られます。
HTMLでのnoindexタグの確認方法は、対象ページをブラウザで開き、ソースコードを表示(右クリック→「ページのソースを表示」)して、<head>セクション内に以下のようなタグがないか検索します。
<meta name="robots" content="noindex">
または
<meta name="="googlebot" content="noindex">
HTTPヘッダーでのnoindex確認は、ブラウザの開発者ツール(F12キー)を開き、Networkタブでページを読み込んだ後、レスポンスヘッダーに「X-Robots-Tag: noindex」がないかを確認します。
WordPressでの削除方法は、管理画面の「設定」→「表示設定」で「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」のチェックが入っていないか確認します。また、SEOプラグイン(Yoast SEO、All in One SEO等)の個別ページ設定でnoindexが有効になっていないかも確認が必要です。
noindexタグを削除した後は、サーチコンソールのURL検査で「公開URLをテスト」を実行し、noindexが消えていることを確認してから「インデックス登録をリクエスト」を行います。
canonicalタグの正しい設定
canonicalタグは、重複または類似コンテンツがある場合に「どのURLを正規版とするか」を検索エンジンに伝えるタグです。正しく設定すれば評価を集約できますが、誤った設定をすると重要なページがインデックスされない原因となります。
よくある誤設定のパターンとして、全ページのcanonicalがトップページを指している、異なる内容のページ同士で相互にcanonicalを指定している、HTTPSページのcanonicalがHTTPを指しているなどがあります。
正しいcanonicalタグの設定は、基本的に「そのページ自身のURL」を指定します。以下は正しい設定例です。
<!-- https://example.com/blog/article1/ のページの場合 -->
<link rel="canonical" href="https://example.com/blog/article1/" />
canonicalの設定を確認する方法は、サーチコンソールのURL検査を使用します。「ユーザーが宣言したcanonical」と「Googleが選択したcanonical」が表示されるので、両方が一致しており、かつ意図したURLであることを確認します。不一致の場合は、Googleが別のURLを正規版と判断しています。
WordPressでのcanonical管理は、多くのSEOプラグインが自動で適切なcanonicalを設定してくれます。ただし、手動で<head>にコードを追加している場合は、プラグインと重複していないか確認が必要です。重複すると意図しない動作を引き起こす可能性があります。
canonicalタグは強力なツールですが、誤用するとSEOに深刻な影響を与えるため、設定を変更する際は必ずテスト環境で検証してから本番環境に適用することをお勧めします。
robots.txtの設定ミス修正
robots.txtはサイトのルートディレクトリに配置するテキストファイルで、クローラーに対してアクセス許可や禁止を指示します。シンプルな仕組みですが、記述ミスや誤った理解により、重要なコンテンツがクロールされない原因となることがあります。
robots.txtでよくあるミスとして、開発環境の設定をそのまま本番環境に持ち込んでサイト全体をブロック、重要なディレクトリ(/blog/、/products/など)を誤ってブロック、JavaScriptやCSSファイルをブロックしてレンダリングを妨げる、などがあります。
基本的な記述ルールを理解することが重要です。「User-agent」はクローラーの種類を指定し、「Disallow」はアクセス禁止、「Allow」はアクセス許可を意味します。最も重要なのは、空白行で区切られた各セクションが独立して機能することです。
# 良い例: 管理画面のみブロック
User-agent: *
Disallow: /admin/
Disallow: /wp-admin/
Allow: /wp-admin/admin-ajax.php
# 悪い例: サイト全体をブロック(開発時の設定が残っている)
User-agent: *
Disallow: /
robots.txtの確認と修正方法は、まずサーチコンソールの「設定」→「robots.txtテスター」で現在の内容を確認します。問題がある場合は、FTPソフトまたはサーバーのファイルマネージャーでルートディレクトリのrobots.txtファイルを編集します。
修正後は必ずrobots.txtテスターで「テスト」ボタンを押し、重要なURLがブロックされていないことを確認します。また、「送信」ボタンでGoogleに変更を通知することで、早期に反映させることができます。
リダイレクトループの解消
リダイレクトループは、URL Aがドル Bにリダイレクトし、URL BがURL Aにリダイレクトするといった、無限にリダイレクトが繰り返される状態です。クローラーはループを検出すると処理を中断し、ページをインデックスできません。
リダイレクトループの主な原因として、HTTPSとHTTPのリダイレクト設定の競合、wwwあり・なしのリダイレクト設定の競合、プラグインとサーバー設定の二重リダイレクト、.htaccessやnginx設定の記述ミスなどが挙げられます。
リダイレクトループの確認方法は、ブラウザで対象URLにアクセスすると「リダイレクトが繰り返し行われました」というエラーが表示されます。また、リダイレクトチェッカーツール(例:Redirect Checker)を使用すると、リダイレクトのチェーン全体を視覚的に確認できます。
解消方法は原因によって異なりますが、WordPressの場合は以下の手順で対処します。
- プラグインを全て無効化し、問題が解消するか確認
- .htaccessファイルの記述を確認し、重複するリダイレクト設定を削除
- WordPressの設定で「サイトアドレス(URL)」が正しいか確認
- サーバー側のリダイレクト設定(nginx.confやhttpd.conf)を確認
一般的なサイトでの対処法は、サーバーの設定ファイル(.htaccess、nginx.conf等)を確認し、リダイレクトルールが適切に記述されているか検証します。特に、HTTPSリダイレクトとwwwリダイレクトを同時に行う場合は、順序と条件を正しく記述する必要があります。
リダイレクトループは一度解消すれば再発しにくい問題ですが、サーバー移転やSSL証明書の更新時に再発することがあるため、定期的な動作確認が推奨されます。
【原因2】「クロール済み – インデックス未登録」への対処法
「クロール済み – インデックス未登録」は、Googleがページを訪問して内容を確認したものの、検索結果に表示する価値がないと判断した状態です。このステータスはコンテンツの品質や独自性に起因することが多く、技術的な問題よりも解決に時間がかかります。
Googleは「低品質コンテンツ」「重複コンテンツ」「薄いコンテンツ」などをインデックスから除外します。特に、他サイトのコピーや自動生成されたようなコンテンツ、情報量が極端に少ないページ、他ページと内容がほぼ同じページなどが該当します。
このステータスの対処には、コンテンツのリライトによる品質向上、重複ページの統合と301リダイレクト、またはnoindexで意図的に除外するという3つの選択肢があります。対象ページの重要性や目的に応じて、最適な方法を選択することが重要です。
多数のページが「クロール済み – インデックス未登録」になっている場合は、サイト全体のコンテンツ戦略を見直す必要があります。少数のページの問題であれば、個別にリライトや統合を検討しましょう。
コンテンツ品質を改善するリライト術
コンテンツ品質の改善は、「クロール済み – インデックス未登録」問題を解決する最も根本的なアプローチです。ただ文字数を増やすだけでは不十分で、ユーザーの検索意図に応える独自性の高い情報を提供する必要があります。
リライトの基本方針として、まず対象キーワードで実際に検索し、上位10サイトがどんな情報を提供しているかを分析します。その上で、上位サイトが提供していない独自の視点、より詳しい説明、最新の情報、実例やデータなどを追加することが重要です。
具体的なリライト手順は以下の通りです。
- 検索意図の再確認: そのキーワードで検索するユーザーが何を知りたいのかを明確にする
- 情報の追加: 専門知識、実体験、データ、図表、手順などを追加して情報量を増やす
- 構造の最適化: 見出しを論理的に整理し、読みやすい構成に変更する
- 独自性の強化: 他サイトにはない視点や情報を盛り込む
- E-E-A-Tの向上: 執筆者の専門性、信頼性を示す要素を追加する
避けるべきリライト方法として、他サイトからのコピペ、無関係なキーワードの詰め込み、不自然な文字数稼ぎ、自動生成ツールへの依存などがあります。これらはGoogleのアルゴリズムで検出され、逆効果となる可能性が高いです。
リライト後の確認事項は、以下の通りです。
- 文字数が最低でも1,000文字以上(競合の平均文字数を参考に)
- 見出し構造が論理的で分かりやすい
- 独自の情報や視点が含まれている
- 誤字脱字がない
- モバイルでも読みやすい
リライト完了後は、サーチコンソールのURL検査で「インデックス登録をリクエスト」を行い、Googleに変更を通知します。効果が表れるまでには通常2週間から1,2ヶ月程度かかります。
重複ページの統合と301リダイレクト設定
重複ページまたは類似コンテンツが複数存在する場合、それらを統合して1つの強力なページにすることで、評価を集約しインデックス率を改善できます。301リダイレクトは、統合後に古いURLから新しいURLへと評価を引き継ぐための重要な技術です。
重複ページの見つけ方として、サーチコンソールの「クロール済み – インデックス未登録」や「代替ページ(適切なcanonicalタグあり)」ステータスから該当URLを抽出します。また、サイト内検索やSEOツールを使って、同じトピックを扱っているページを洗い出します。
統合の手順は以下の通りです。
- 統合先ページの決定: 最もアクセスが多い、または最も品質が高いページを統合先に選ぶ
- コンテンツの統合: 他のページの有用な情報を統合先ページに移植して内容を充実させる
- 301リダイレクトの設定: 統合元のURLから統合先のURLへ301リダイレクトを設定
- 内部リンクの更新: サイト内で統合元URLにリンクしている箇所を統合先URLに変更
301リダイレクトの設定方法(Apache/.htaccess)
Redirect 301 /old-page/ https://example.com/new-page/
301リダイレクトの設定方法(WordPress) Redirection プラグインを使用すると、コードを書かずに設定できます。プラグインインストール後、「ツール」→「Redirection」から「新しい転送ルールを追加」で簡単に設定可能です。
注意点として、リダイレクトチェーン(A→B→C)を作らないこと、必ず301(恒久的リダイレクト)を使用すること、リダイレクト設定後は必ず動作確認することが重要です。
統合と301リダイレクトは、サイト全体の品質を高め、重複コンテンツのペナルティリスクを減らす効果的な施策です。
オリジナリティと情報量の強化ポイント
Googleは「オリジナリティ」と「情報量」の両方を重視しています。単に文字数が多いだけでなく、他サイトにはない独自の価値を提供するコンテンツが高く評価されます。
オリジナリティを高める方法として、以下のアプローチが効果的です。
- 実体験の追加: 実際に試した結果、使用した感想など、一次情報を盛り込む
- 独自調査: アンケート、データ分析、実験結果など、自分で調べた情報を提供する
- 専門的な解説: 専門知識を活かした深い分析や、初心者向けの分かりやすい解説を加える
- 事例やケーススタディ: 具体的な成功例や失敗例を紹介し、実践的な価値を提供する
- オリジナル画像や図解: 自分で作成した図表、スクリーンショット、インフォグラフィックを使用する
情報量を適切に増やす方法は以下の通りです。
- 包括的なカバレッジ: トピックに関連するあらゆる側面を網羅する
- 詳細な手順: ステップバイステップの詳しい解説を提供する
- 背景情報: なぜそうなるのか、歴史的経緯、仕組みなどの深い情報を追加する
- 関連情報: よくある質問、トラブルシューティング、補足情報を充実させる
避けるべき方法として、他サイトの文章を言い換えただけのリライト、AIで自動生成したそのままのテキスト、無関係な情報で文字数を稼ぐ、同じ内容を繰り返して長くする、などがあります。
E-E-A-Tの強化も重要です。執筆者のプロフィール追加、出典や参考文献の明記、更新日時の表示、専門家の監修表記などにより、コンテンツの信頼性を高めることができます。
オリジナリティと情報量の両方をバランスよく強化することで、「クロール済み – インデックス未登録」から脱却し、検索結果での上位表示も期待できるようになります。
【原因3】クローラビリティ不足の改善策
クローラビリティとは、検索エンジンのクローラーがサイト内のページをどれだけ効率的に発見・巡回できるかを示す指標です。クローラビリティが低いと、品質の高いコンテンツを作成してもGoogleに発見されず、インデックスされない原因となります。
クローラビリティを低下させる主な要因は、内部リンクの不足、サイト階層の深さ、XMLサイトマップの未整備、ページ読み込み速度の遅さなどです。特に、トップページから3クリック以上離れたページや、どこからもリンクされていない孤立ページは、クローラーが到達しにくくインデックスされにくい傾向があります。
「検出 – インデックス未登録」ステータスが多数表示されている場合は、クローラビリティ不足の可能性が高いです。このステータスは、Googleがページの存在は認識しているものの、まだクロールしていない、または優先度が低くてクロールキューに入ったまま待機している状態を示します。
クローラビリティの改善は、技術的な対策とサイト構造の見直しの両方が必要です。適切な内部リンク構造の構築とXMLサイトマップの整備が、特に重要な施策となります。
内部リンク構造の最適化
内部リンク構造の最適化は、クローラーがサイト内を効率的に巡回し、重要なページを発見しやすくするための基本的な施策です。適切な内部リンクは、インデックス促進だけでなく、ページの評価向上にも寄与します。
効果的な内部リンクの原則は以下の通りです。
- 関連性の高いページ同士をリンク: テーマやトピックが関連するページ同士を相互にリンクする
- アンカーテキストの最適化: リンク先の内容が分かる具体的なテキストを使用する(「こちら」「詳細」などの抽象的な表現は避ける)
- 適度なリンク数: 1ページあたり内部リンクは多すぎず少なすぎず、自然な範囲内に抑える
- トップページからの距離を短く: 重要なページは、トップページから2クリック以内でアクセスできるようにする
具体的な実装方法として、以下の施策が有効です。
- パンくずリストの設置: 階層構造を明示し、上位ページへのリンクを確保
- 関連記事の表示: 記事下部に関連性の高い記事へのリンクを自動表示
- サイドバーやフッターの活用: 重要なカテゴリーページへのリンクを常時表示
- 本文中の文脈リンク: 本文内で関連トピックに言及する際、該当ページへリンク
孤立ページの発見と対処は、サイトマップに含まれているのにどこからもリンクされていないページを見つけ出し、関連するページから適切にリンクを張ることで解決します。Screaming Frog SEO Spiderなどのツールを使用すると、孤立ページを効率的に発見できます。
NGな内部リンク例として、全く関連性のないページへのリンク、「こちら」「クリック」だけのアンカーテキスト、同じページへの大量の重複リンク、JavaScriptでのみ実装されたリンク(クローラーが認識しにくい)などがあります。
内部リンク構造を改善することで、クローラーの巡回効率が上がり、「検出 – インデックス未登録」ステータスのページが減少する効果が期待できます。
サイト階層を浅くする方法
サイト階層とは、トップページから対象ページまでの階層の深さを指します。階層が深いほど(クリック数が多いほど)、クローラーがページを発見しにくく、インデックスされにくい傾向があります。理想的には、重要なページはトップページから2〜3クリック以内でアクセスできる構造が望ましいです。
階層が深くなる主な原因は以下の通りです。
- カテゴリとサブカテゴリを細分化しすぎている(/category/sub-category/sub-sub-category/page/)
- アーカイブページの構造が複雑(年→月→日と細分化)
- 過度にネストされたディレクトリ構造
- 内部リンクが少なく、階層を飛ばしてアクセスできない
階層を浅くする具体的な方法は以下の通りです。
- フラットな URL構造の採用: 可能な限りディレクトリ階層を減らす
- 深い: /blog/category/subcategory/2025/01/article/
- 浅い: /blog/article/ または /article/
- カテゴリ構造の見直し: 細分化しすぎたカテゴリを統合し、シンプルな構造にする
- ショートカットリンクの設置: サイドバーやメニューから直接、深い階層のページへリンクする
- パンくずリストの最適化: 全階層を表示しつつ、各階層へのリンクを確保
WordPress での階層の浅化は、パーマリンク設定で「投稿名」を選択すると、シンプルなURL構造になります(設定 → パーマリンク設定)。また、カテゴリーベースを空欄にすることで、URLから「/category/」を削除できます。
階層を浅くする際の注意点として、既存のURL構造を変更する場合は必ず301リダイレクトを設定すること、パーマリンク変更は慎重に行うこと(既存の評価が失われるリスクがある)、URL変更後はサイトマップを再送信することが重要です。
サイト階層を浅くすることで、クローラーの効率が上がり、新規ページや更新ページが早くインデックスされるようになります。
XMLサイトマップの整備と送信
XMLサイトマップは、サイト内の全URLを一覧化したXML形式のファイルで、検索エンジンにサイト構造を効率的に伝えるツールです。特に内部リンクが少ないページや新規ページの発見を助け、インデックスを促進する効果があります。
XMLサイトマップに含めるべきURLは以下の通りです。
- インデックスしたい全ページ(記事、固定ページ、カテゴリページなど)
- 定期的に更新されるページ
- 重要度の高いページ
XMLサイトマップから除外すべきURLは以下の通りです。
- noindexが設定されているページ
- 重複コンテンツやcanonicalで別ページを指定しているページ
- リダイレクトされているURL
- 低品質なページやユーザーに価値のないページ
WordPressでのサイトマップ作成方法は、「Yoast SEO」「XML Sitemaps」「All in One SEO」などのプラグインを使用すると自動生成されます。WordPress 5.5以降は、コアに簡易的なサイトマップ機能が搭載されており、https://example.com/wp-sitemap.xmlでアクセスできます。
手動での作成方法は、XML Sitemap Generatorなどのオンラインツールを使用するか、サイトマップ生成スクリプトを実装します。サイトマップには、各URLの最終更新日(<lastmod>)、更新頻度(<changefreq>)、優先度(<priority>)を含めることができます。
サーチコンソールへの送信手順は以下の通りです。
- サーチコンソールにログイン
- 左メニューから「インデックス作成」→「サイトマップ」を選択
- 「新しいサイトマップの追加」にサイトマップのURL(例: sitemap.xml)を入力
- 「送信」ボタンをクリック
送信後、「成功しました」というステータスが表示されれば、Googleがサイトマップを認識しています。「取得できませんでした」などのエラーが出る場合は、サイトマップのURLが正しいか、アクセス可能かを確認します。
サイトマップは一度送信すれば終わりではなく、定期的に更新されることが重要です。WordPressのプラグインなどは自動更新してくれますが、手動管理の場合は、新規ページ追加時やサイト構造変更時に更新し、再送信する必要があります。
すぐに実践できるインデックス促進施策5選
インデックスされない問題の原因特定と対策に加えて、日常的に実践できるインデックス促進施策を継続的に行うことで、サイト全体のインデックス率を高く保つことができます。ここでは、すぐに実践でき、効果が期待できる5つの施策を紹介します。
これらの施策は、特別な技術知識がなくても実践できるものばかりです。初心者の方でも、手順に沿って実施すれば、確実にサイトのインデックス環境を改善できます。
重要なのは、これらを一度だけ実施するのではなく、継続的な習慣として取り入れることです。定期的なメンテナンスとして組み込むことで、長期的なSEO効果を維持できます。
XMLサイトマップの作成・最適化・送信手順
XMLサイトマップは、インデックス促進の基本中の基本です。まだ作成していない方は最優先で実施し、すでに作成済みの方も、内容が最適化されているか再確認しましょう。
作成手順(WordPressの場合)は以下の通りです。
- 「Yoast SEO」または「XML Sitemaps」プラグインをインストール・有効化
- プラグインの設定画面で、サイトマップに含めるコンテンツタイプを選択(投稿、固定ページ、カテゴリーなど)
- noindexページやアーカイブページなど、インデックス不要なものは除外
- 自動生成されたサイトマップURL(通常は https://example.com/sitemap.xml)を確認
最適化のポイントは以下の通りです。
- 必要なURLのみを含める(不要なページは除外)
- 各URLに最終更新日(lastmod)を設定し、最新の情報を提供
- 大規模サイトの場合、サイトマップを分割(記事用、カテゴリ用など)
- 画像サイトマップ、動画サイトマップも必要に応じて作成
サーチコンソールへの送信とモニタリングは、「インデックス作成」→「サイトマップ」からサイトマップURLを入力して送信します。送信後は定期的にステータスを確認し、「取得できませんでした」などのエラーがないかチェックします。
サイトマップは、新規ページの発見を早め、クロール効率を上げる強力なツールです。定期的に更新され、適切に管理されているサイトマップを維持することが、継続的なインデックス促進につながります。
URL検査ツールからの効果的なリクエスト方法
URL検査ツールの「インデックス登録をリクエスト」機能は、特定のページを優先的にクロールしてもらうための強力なツールです。ただし、使い方を誤ると効果が得られないため、正しい活用法を理解することが重要です。
リクエストすべきタイミングは以下の通りです。
- 新規ページを公開した直後
- 既存ページの内容を大幅に更新・改善した後
- 技術的な問題(noindexタグなど)を修正した直後
- 重要なニュースや時事性の高いコンテンツを公開した時
リクエストすべきでないタイミングは以下の通りです。
- 短時間に同じURLを何度もリクエスト(スパムと見なされる可能性)
- 全てのページを無差別にリクエスト(1日の上限があるため非効率)
- まだ公開準備が完了していないページ
- 低品質なページ(リクエストしてもインデックスされない可能性が高い)
効果的なリクエスト手順は以下の通りです。
- サーチコンソールのURL検査にURLを入力
- 「URLがGoogleに登録されていません」を確認
- 「公開URLをテスト」で最新状態をチェック(noindexタグが消えているか等)
- 問題なければ「インデックス登録をリクエスト」をクリック
- リクエスト完了を確認(通常1〜2分で完了)
リクエスト後の確認は、通常数時間から数日でクロールが実行されます。1週間程度経過したら、再度URL検査でインデックス状況を確認し、「URLはGoogleに登録されています」となっているかチェックします。
リクエスト機能は、1日あたりの上限があるため(明確な数は非公開ですが、数十件程度と推測されます)、本当に重要なページに絞って使用することが賢明です。
内部リンクでクロール頻度を上げる
内部リンクを戦略的に配置することで、クローラーの巡回頻度を上げ、新規ページや更新ページが早くインデックスされるようになります。特に、既にインデックスされている人気ページから新規ページにリンクすることが効果的です。
効果的な内部リンクの配置場所は以下の通りです。
- トップページ: サイトで最もクロール頻度が高いため、重要な新規ページはトップページからリンク
- 人気記事: アクセスの多い記事に新規記事へのリンクを追加
- 関連記事セクション: 記事下部の関連記事に新規ページを含める
- カテゴリページ: 該当カテゴリの新着記事として表示
内部リンク最適化の具体的施策は以下の通りです。
- 新規記事公開時に、関連する既存記事から新規記事へリンクを追加
- 既存記事を更新する際に、関連する他のページへのリンクを追加
- サイドバーやフッターに「最新記事」「人気記事」ウィジェットを設置
- パンくずリストを全ページに実装し、上位階層へのリンクを確保
WordPressでの実装方法は、テーマやプラグインの機能を活用します。「Yet Another Related Posts Plugin (YARPP)」や「Related Posts」などのプラグインで、関連記事を自動表示できます。また、ブロックエディタの「関連記事」ブロックで手動でリンクを追加することも可能です。
内部リンクの質を高めるポイントは以下の通りです。
- アンカーテキストにキーワードを含める(ただし自然な範囲で)
- リンク先の内容が明確に分かる説明的なテキストを使用
- 文脈に合った自然なリンク配置
- 過度なリンク(1ページに100以上など)は避ける
適切な内部リンク構造により、クローラーがサイト内を効率的に巡回し、インデックスの速度と網羅性が向上します。
低品質・重複ページの整理統合
サイト内に低品質ページや重複ページが多数存在すると、サイト全体の評価が下がり、インデックス率にも悪影響を及ぼします。これらのページを定期的に整理・統合することで、サイトの品質を向上させ、インデックス状況を改善できます。
低品質ページの判別基準は以下の通りです。
- 文字数が極端に少ない(200文字未満など)
- ほとんどアクセスがない(過去1年で10アクセス未満など)
- 内容が古く、現在では不正確または無関係
- 他のページと内容がほぼ重複している
- サーチコンソールで「クロール済み – インデックス未登録」ステータス
整理統合の手順は以下の通りです。
- ページの分類: 低品質ページをリストアップし、「削除」「統合」「リライト」のいずれかに分類
- 統合先の決定: 関連するページを1つの包括的なページに統合
- コンテンツの移行: 有用な情報を統合先ページに追加
- 301リダイレクト: 統合元URLから統合先URLへ301リダイレクトを設定
- 完全削除する場合: 410ステータス(Gone)を返すか、404エラーとし、サイトマップから削除
WordPressでの実装は、「Redirection」プラグインで301リダイレクトを簡単に設定できます。また、投稿一覧で「アクセス数」や「最終更新日」でソートすることで、整理対象ページを効率的に見つけられます(Google AnalyticsやSearch Consoleのデータと連携)。
整理後の効果測定は、サーチコンソールの「ページ」レポートで、「クロール済み – インデックス未登録」の数が減少しているか確認します。また、サイト全体のインデックス率(インデックス数/総ページ数)が向上しているかもチェックしましょう。
低品質ページの整理は、短期的にはページ数が減少しますが、長期的にはサイトの専門性と信頼性が向上し、重要なページのランキング改善にも寄与します。
サイト全体の専門性・信頼性(E-E-A-T)向上
Googleは「E-E-A-T」(Experience、Expertise、Authoritativeness、Trustworthiness:経験、専門性、権威性、信頼性)を重視しており、これらが高いサイトはインデックスされやすく、上位表示もされやすい傾向があります。E-E-A-Tの向上は、長期的なSEO戦略として非常に重要です。
Experience(経験)の示し方は以下の通りです。
- 実際に使用した製品レビュー(写真やスクリーンショット付き)
- 自分で試した結果やデータ
- 実体験に基づくアドバイスやノウハウ
- ビフォー・アフターの比較
Expertise(専門性)の示し方は以下の通りです。
- 執筆者の専門的なプロフィール・経歴を明記
- 専門用語を正確に使用し、深い知識を示す
- 最新の情報・研究を引用
- トピックに特化したコンテンツの蓄積
Authoritativeness(権威性)の示し方は以下の通りです。
- 業界団体への所属、資格の保有を明記
- 他の信頼できるサイトからの被リンク
- 専門家としての監修や寄稿実績
- メディア掲載歴やインタビュー実績
Trustworthiness(信頼性)の示し方は以下の通りです。
- 運営者情報、会社情報の明記
- プライバシーポリシー、利用規約の整備
- SSL証明書の導入(HTTPS化)
- 正確な情報源の引用と参考文献の明示
- 定期的なコンテンツ更新と最終更新日の表示
- 問い合わせフォームや連絡先の明記
具体的な実装方法は、著者プロフィールページの作成、各記事に執筆者情報と最終更新日を表示、About Usページで運営者の専門性を詳しく説明、引用元・参考文献をリンク付きで明記などがあります。
E-E-A-Tの向上は一朝一夕には達成できませんが、継続的に実践することで、サイト全体の評価が向上し、インデックス率とランキングの両方に好影響を与えます。
【ケース別】状況に応じた優先アクション
インデックスされない問題は、サイトの状況によって最適な対処法が異なります。ここでは、代表的な5つのケースごとに、優先的に実施すべきアクションを具体的に解説します。
自分のサイトがどのケースに当てはまるかを見極め、該当する対策に集中することで、効率的に問題を解決できます。複数のケースが同時に発生している場合は、優先度の高いものから順に対処しましょう。
各ケースの診断方法と、ステップバイステップの対処手順を詳しく説明しますので、初心者の方でも迷わず実践できます。
新規サイト/新規ページがインデックスされない場合
新規サイトや新規ページがインデックスされないのは、Googleがまだページを発見していないか、クロールの優先度が低い状態です。このケースは比較的解決しやすく、適切な手順を踏めば数日から2週間程度でインデックスされることが多いです。
優先アクション(実施順)は以下の通りです。
ステップ1: サーチコンソールにプロパティを登録 新規サイトの場合、まずサーチコンソールにサイトを登録します。登録方法は、サーチコンソールで「プロパティを追加」→「URLプレフィックス」を選択し、サイトのURLを入力→所有権の確認(HTMLファイルアップロードまたはDNS設定)を行います。
ステップ2: XMLサイトマップの作成と送信 サイトマップを作成し(WordPress の場合はプラグインで自動生成)、サーチコンソールの「サイトマップ」から送信します。これにより、Googleに全ページの存在を通知できます。
ステップ3: 重要ページへの内部リンク追加 トップページから重要な新規ページへリンクを張ります。メニュー、サイドバー、フッター、または本文中からリンクすることで、クローラーがページを発見しやすくなります。
ステップ4: URL検査でインデックス登録をリクエスト 特に重要なページ(トップページ、主要な記事など)は、URL検査ツールから「インデックス登録をリクエスト」を実行します。ただし、全ページをリクエストする必要はなく、5〜10ページ程度に絞ります。
ステップ5: 外部からの言及を増やす SNS(Twitter、Facebookなど)でページを共有したり、関連するフォーラムやコミュニティで紹介することで、Googleがページを発見する機会が増えます。
確認タイミングは、サイトマップ送信後3〜7日程度でインデックスが始まることが多いです。2週間経過してもインデックスされない場合は、コンテンツ品質や技術的な問題を疑い、次のステップに進みます。
新規サイトの場合、最初の1〜2ヶ月は全体的にインデックスが遅い傾向がありますが、継続的にコンテンツを追加し、上記の施策を続けることで、徐々にインデックス速度が向上します。
既存サイトで「クロール済み – インデックス未登録」が大量発生
「クロール済み – インデックス未登録」が数十〜数百ページで発生している場合、サイト全体のコンテンツ品質に問題があると Googleが判断している可能性が高いです。このケースは解決に時間がかかりますが、体系的に対処すれば改善できます。
問題の診断方法は、サーチコンソールの「ページ」レポートで「クロール済み – インデックス未登録」をクリックし、該当URLのリストをエクスポートします。これらのページに共通するパターン(カテゴリ、ページタイプ、公開時期など)を分析します。
優先アクション(実施順)は以下の通りです。
ステップ1: ページの分類と優先度付け 該当ページを以下の4つに分類します。
- 重要で、インデックスさせたいページ → リライト対象
- 内容が類似している複数のページ → 統合対象
- 価値が低く、インデックス不要 → noindexまたは削除対象
- 判断が難しいページ → 保留(後で再検討)
ステップ2: 重要ページのリライト 分類1のページについて、以下の改善を実施します。
- 文字数を増やす(最低1,500文字以上、競合分析に基づく)
- 独自の情報、実体験、データを追加
- 見出し構造を整理し、読みやすさを向上
- 画像、図表、リストを追加して視覚的に充実
- E-E-A-T要素(執筆者情報、出典など)を追加
ステップ3: 類似ページの統合 分類2のページについて、以下の手順で統合します。
- 最も品質の高いページを統合先に決定
- 他のページの有用な情報を統合先に移植
- 統合元から統合先へ301リダイレクト設定
- サイトマップを更新
ステップ4: 低品質ページの処理 分類3のページについて、以下のいずれかを実施します。
- noindexタグを追加(ページは残すがインデックスから除外)
- 完全に削除し、404または410ステータスを返す
- サイトマップから除外
ステップ5: 内部リンクとサイト構造の見直し 重要ページへの内部リンクを増やし、サイト階層を浅くすることで、評価を集約します。
効果測定は、リライト・統合を実施後、2〜4週間で再度サーチコンソールを確認し、「クロール済み – インデックス未登録」の数が減少しているか、リライトしたページがインデックスされたかをチェックします。
このケースでは、一度に全てを解決しようとせず、優先度の高いページから段階的に改善していくアプローチが現実的です。月に10〜20ページずつ改善を進めることをお勧めします。
技術的エラー(5xx、リダイレクトエラー等)が出ている場合
技術的エラーは、サーバーやサイト設定の問題により、クローラーがページにアクセスできない状態です。このケースは、原因を特定して修正すれば比較的早く解決できます。
エラーの確認方法は、サーチコンソールの「ページ」レポートで「サーバーエラー(5xx)」「リダイレクトエラー」などのステータスを確認し、該当するURLリストをエクスポートします。
優先アクション(実施順)は以下の通りです。
ステップ1: エラーの種類と範囲を特定 エラーが全ページで発生しているか、特定のページのみか、特定のディレクトリのみかを確認します。全ページの場合はサーバー設定、特定ページの場合はそのページ固有の問題です。
ステップ2: サーバーエラー(5xx)の対処 5xxエラーの主な原因と対処法は以下の通りです。
- サーバーリソース不足: ホスティングプランをアップグレード、または不要なプラグイン・プロセスを削除
- データベースエラー: データベースの最適化、修復を実行
- PHP メモリ不足: wp-config.phpでメモリ制限を引き上げ(WordPressの場合)
- プラグインの競合: プラグインを一時的に全て無効化し、一つずつ有効化して原因を特定
ステップ3: リダイレクトエラーの対処 リダイレクトエラーの主な原因と対処法は以下の通りです。
- リダイレクトループ: .htaccessやnginx.confのリダイレクト設定を見直し、重複や循環を解消
- リダイレクトチェーン: 中間のリダイレクトを削除し、最終URLへ直接301リダイレクト
- リダイレクト先が404: リダイレクト先URLが正しいか確認し、修正
ステップ4: 修正の検証 サーチコンソールの該当エラーページで「修正を検証」ボタンをクリックし、Googleに修正を通知します。検証には数日かかり、結果はメールとサーチコンソールで通知されます。
ステップ5: 再クロールのリクエスト 修正が完了し、検証も通過したら、重要なページについてはURL検査で「インデックス登録をリクエスト」を実行し、早期のインデックスを促します。
予防策として、サーバーの監視ツール(UptimeRobot、Pingdom等)を導入し、エラーが発生したら即座に通知を受け取れるようにします。また、サイト更新や設定変更の際は、必ず事前にバックアップを取り、テスト環境で検証することが重要です。
技術的エラーは、発見から修正、検証完了まで早ければ1週間、複雑な場合は1ヶ月程度かかることがあります。迅速な対応がサイトの評価低下を防ぐ鍵となります。
「検出 – インデックス未登録」ステータスへの対応
「検出 – インデックス未登録」は、Googleがページの存在は認識しているものの、まだクロールしていない、またはクロールの優先度が低い状態です。サイトマップには含まれているが内部リンクがない、サイト全体のクロールバジェットが不足しているなどが主な原因です。
ステータスの診断方法は、サーチコンソールの「ページ」レポートで「検出 – インデックス未登録」をクリックし、該当URLリストを確認します。これらのページが本当に重要か、インデックスが必要かを判断します。
優先アクション(実施順)は以下の通りです。
ステップ1: 重要性の判断 該当ページを以下のように分類します。
- 重要でインデックスが必須のページ → 対策実施
- インデックスされなくても問題ないページ → 対策不要(タグページ、アーカイブページなど)
ステップ2: 内部リンクの追加 重要ページについて、以下の場所から内部リンクを追加します。
- トップページのメニューやコンテンツエリア
- 関連する既存記事の本文中
- サイドバーの「おすすめ記事」や「人気記事」ウィジェット
- カテゴリページやアーカイブページ
- パンくずリストの実装
ステップ3: XMLサイトマップの最適化 サイトマップに含まれているが内部リンクがないページは、Googleが「サイトマップにはあるが重要ではない」と判断している可能性があります。本当に重要なページのみをサイトマップに含め、不要なページは除外します。
ステップ4: クロールバジェットの最適化 サイト全体のクロール効率を上げるため、以下を実施します。
- 重複ページ、低品質ページを削除またはnoindex
- 不要なパラメータ付きURLをcanonicalで正規化
- ページ読み込み速度の改善(画像最適化、キャッシュ設定など)
- robots.txtで不要なディレクトリをブロック
ステップ5: インデックス登録のリクエスト 内部リンク追加とサイトマップ最適化を実施した後、特に重要なページについてはURL検査で「インデックス登録をリクエスト」を実行します。
効果測定は、対策実施後1〜2週間で再度サーチコンソールを確認し、「検出 – インデックス未登録」から「インデックス登録済み」に移行したページ数をチェックします。
このステータスは、サイトが成長して数百〜数千ページになると自然に発生しやすくなります。全てのページをインデックスさせる必要はなく、本当に重要なページに絞って対策することが効率的です。
「代替ページ(適切なcanonicalあり)」の対処法
「代替ページ(適切なcanonicalあり)」は、ページにcanonicalタグが設定されており、Googleが別のURLを正規版として認識している状態です。意図的な設定であれば問題ありませんが、誤った設定の場合は修正が必要です。
ステータスの確認方法は、サーチコンソールの「ページ」レポートで「代替ページ(適切なcanonicalタグあり)」をクリックし、該当URLリストを確認します。各URLについて、URL検査で「ユーザーが宣言したcanonical」と「Googleが選択したcanonical」を確認します。
意図的な代替ページ(対処不要)は以下のケースです。
- ページネーション(2ページ目、3ページ目)のcanonicalが1ページ目を指している
- モバイル版URLのcanonicalがPC版を指している
- パラメータ付きURLのcanonicalがクリーンなURLを指している
- AMP版のcanonicalが通常版を指している
意図しない代替ページ(対処必要)は以下のケースです。
- 独立した内容のページなのに、他のページをcanonicalに指定している
- 全ページのcanonicalがトップページを指している
- canonicalタグの記述ミス(URLの間違い、相対URLと絶対URLの混在など)
優先アクション(実施順)は以下の通りです。
ステップ1: 意図の確認 該当ページが本当に代替ページであるべきか、独立したページとしてインデックスされるべきかを判断します。
ステップ2: canonicalタグの修正 誤った設定の場合、以下のように修正します。
<!-- 修正前(誤): 独立したページなのに他のページを指定 -->
<link rel="canonical" href="https://example.com/other-page/" />
<!-- 修正後(正): 自分自身を指定 -->
<link rel="canonical" href="https://example.com/this-page/" />
WordPressでの修正方法は、SEOプラグイン(Yoast SEO、All in One SEO等)の該当ページ設定で、「canonical URL」を確認・修正します。テーマファイルに直接記述している場合は、header.phpやfunctions.phpを編集します。
ステップ3: 重複canonicalの確認 <head>セクション内にcanonicalタグが複数存在していないか確認します。プラグインとテーマの両方から出力されている場合、Googleは最初のタグのみを認識するか、無視する可能性があります。
ステップ4: 修正の検証 修正後、URL検査で「公開URLをテスト」を実行し、「ユーザーが宣言したcanonical」が正しく更新されたことを確認します。その後、「インデックス登録をリクエスト」を実行します。
ステップ5: 効果測定 修正から2〜4週間後、サーチコンソールで該当ページが「インデックス登録済み」に移行したか確認します。
canonicalタグは強力なツールですが、誤用するとSEOに深刻な影響を与えるため、変更する際は慎重に行い、必ず検証してから本番環境に適用することをお勧めします。
インデックス対策の効果測定と継続的改善
インデックス対策は一度実施して終わりではなく、継続的に効果を測定し、改善を続けることが重要です。サーチコンソールのデータを定期的に確認し、問題の早期発見と迅速な対処を行うことで、サイトの健全なインデックス状態を維持できます。
効果測定を怠ると、新たな問題が発生しても気づかず、インデックス率の低下や検索順位の下落につながる可能性があります。逆に、適切なモニタリングと改善サイクルを回すことで、サイト全体のSEOパフォーマンスを継続的に向上させることができます。
ここでは、効果測定の具体的な方法、確認すべき指標、改善サイクルの回し方について詳しく解説します。
サーチコンソールでインデックス状況をモニタリングする
サーチコンソールのインデックス関連レポートを定期的に確認することで、サイト全体のインデックス健全性を把握できます。少なくとも月に1回、できれば週に1回のモニタリングが推奨されます。
確認すべき主要指標は以下の通りです。
1. インデックス登録済みページ数の推移 「ページ」レポートのグラフで、インデックス数が増加傾向にあるか確認します。新規コンテンツを追加しているのにインデックス数が増えない、または減少している場合は問題があります。
2. エラー・除外ページの内訳 「ページ」レポートの表で、各ステータスのページ数を確認します。特に注目すべきは以下です。
- サーバーエラー(5xx): ゼロが理想。発生していれば最優先で対処
- クロール済み – インデックス未登録: 増加傾
向にあれば、コンテンツ品質の見直しが必要
- 検出 – インデックス未登録: 大量にある場合、内部リンク構造の改善が必要
3. カバレッジ問題の新規発生 新たに発生した問題はサーチコンソールからメール通知されますが、レポートでも定期的に確認します。問題を早期に発見することで、影響を最小限に抑えられます。
モニタリングのベストプラクティスは以下の通りです。
- 週次または月次で定期的にチェックする日を決める
- 主要指標をスプレッドシートに記録し、推移を可視化する
- 大きな変動(±10%以上)があった場合は原因を調査する
- サイト更新や設定変更の後は、必ず1週間以内に確認する
Google Analyticsとの連携確認も有効です。インデックス数は増えているのにオーガニック流入が減少している場合、インデックスされているページの質やランキングに問題がある可能性があります。
継続的なモニタリングにより、問題のパターンを早期に発見し、体系的な改善につなげることができます。
対策後の変化を確認するタイミング
インデックス対策を実施した後、効果が現れるまでには一定の時間がかかります。適切なタイミングで確認しないと、効果を正しく評価できません。
対策別の効果確認タイミングは以下の通りです。
技術的な問題の修正(noindexタグ削除、robots.txt修正など)
- 初回確認: 修正後3〜7日
- 効果判定: 修正後2週間
- 理由: 技術的な問題は修正すれば比較的早くインデックスされる
コンテンツのリライト・品質改善
- 初回確認: リライト後1〜2週間
- 効果判定: リライト後1ヶ月
- 理由: Googleが再評価に時間をかけるため、効果が出るのに時間がかかる
内部リンク構造の改善
- 初回確認: 改善後1週間
- 効果判定: 改善後2〜3週間
- 理由: クローラーが新しいリンク構造を認識し、再クロールするまでに時間がかかる
重複ページの統合と301リダイレクト
- 初回確認: 実施後1週間
- 効果判定: 実施後1ヶ月
- 理由: リダイレクトの評価移転と、統合先ページの再評価に時間がかかる
XMLサイトマップの送信・更新
- 初回確認: 送信後3〜5日
- 効果判定: 送信後2週間
- 理由: サイトマップからのクロールは比較的早いが、全URLのクロール完了には時間がかかる
確認時の注意点は以下の通りです。
- 早すぎる確認は避ける: 対策後すぐに確認しても効果は出ていないため、焦らない
- 段階的に確認: 初回確認で変化が見られなくても、定期的に継続確認する
- 複数の指標で判断: インデックス数だけでなく、検索順位、流入数も合わせて評価する
効果が出ない場合の対応は、判定期間を過ぎても効果が見られない場合、以下を検討します。
- 対策の内容は適切だったか再確認
- 別の問題が同時に存在していないか調査
- より強力な対策(大幅なリライト、サイト構造の抜本的見直しなど)の検討
焦らず、適切なタイミングで効果を確認し、必要に応じて追加の対策を実施することが、継続的な改善につながります。
長期的なインデックス率向上のためのサイト運用
短期的な対策だけでなく、長期的な視点でサイト運用を最適化することで、インデックス率を高く維持し、SEO効果を最大化できます。
継続的に実践すべき運用習慣は以下の通りです。
1. 定期的なコンテンツ更新 既存コンテンツを定期的に見直し、情報の鮮度を保ちます。特に以下のようなページは定期更新が効果的です。
- データや統計が含まれるページ(最新の数値に更新)
- 法律や制度に関するページ(改正情報を反映)
- ツールやサービスのレビュー(最新版の情報を追加)
- ランキングや比較記事(新しい選択肢を追加)
2. 新規コンテンツの計画的な追加 質の高いコンテンツを定期的に追加することで、サイトの専門性と網羅性を高めます。月に2〜4記事など、無理のないペースで継続することが重要です。
3. 低品質ページの継続的な整理 年に1〜2回、サイト全体を見直し、以下のような低品質ページを整理します。
- ほとんどアクセスがないページ
- 情報が古くなったページ
- 他のページと重複しているページ
4. E-E-A-Tの継続的強化 執筆者プロフィールの充実、引用元の明記、最新情報への更新など、サイトの信頼性を継続的に高める取り組みを続けます。
5. 技術的な最適化の維持 サイト速度、モバイル対応、HTTPS、構造化データなど、技術的なSEO要素を常に最新の状態に保ちます。Core Web Vitalsの指標を定期的に確認し、改善を続けることが重要です。
長期的な運用目標の設定例は以下の通りです。
- インデックス率: 重要ページの95%以上をインデックス
- 「クロール済み – インデックス未登録」: 全ページの5%以下に抑える
- サーバーエラー: 常にゼロを維持
- コンテンツ更新頻度: 月に4記事の新規追加と2記事のリライト
運用体制の整備として、以下のような役割分担や仕組みを作ることが効果的です。
- サーチコンソールの週次チェック担当者を決める
- 問題発生時のエスカレーションフローを明確化
- コンテンツ更新・リライトのスケジュールを事前に計画
- 効果測定結果を記録し、ナレッジを蓄積
継続的な改善サイクルを回すことで、サイトは成長し続け、インデックス率とSEOパフォーマンスの両方が向上していきます。
よくある質問(FAQ)
サーチコンソールのインデックス問題に関して、多くの方が疑問に思う点をまとめました。これらの質問と回答を参考にすることで、より効果的にインデックス対策を進めることができます。
インデックス登録リクエストは何回までできる?
インデックス登録リクエストの明確な上限回数は、Googleから公式に発表されていません。ただし、一般的には1日あたり数十件程度が目安とされており、過度なリクエストは効果が薄れる可能性があります。
実用的なガイドラインとして、以下のような使い方が推奨されます。
- 新規ページ公開時に、特に重要なページのみリクエスト(1日5〜10件程度)
- 同じURLを短時間に何度もリクエストしない(スパム行為と見なされる可能性)
- サイト全体の数百ページを一度にリクエストするのは避ける
- 重要度の高いページに絞ってリクエストする
リクエストの効果的な使用例は以下の通りです。
- トップページや主要なカテゴリページの公開時
- 重要な記事の大幅なリライト後
- noindexタグなど技術的な問題を修正した直後
- 時事性の高いニュース記事やトレンドコンテンツの公開時
リクエストが適さないケースは以下の通りです。
- タグページやアーカイブページなど、優先度の低いページ
- すでにインデックスされているページの軽微な更新
- 低品質なページ(リクエストしてもインデックスされない可能性が高い)
リクエスト機能は「優先的なクロールを促す」ものであり、「確実にインデックスを保証する」ものではありません。品質やポリシーの問題があるページは、リクエストしてもインデックスされない可能性があることを理解しておくことが重要です。
また、リクエストしなくても、XMLサイトマップに含まれており、内部リンクが適切に張られているページは、通常の クロールサイクルで自然にインデックスされます。リクエスト機能は補助的なツールと考え、基本的なSEO施策(サイトマップ、内部リンク、コンテンツ品質)を優先することが長期的には効果的です。
インデックスされるまでの期間はどれくらい?
インデックスされるまでの期間は、サイトの状況やページの重要度によって大きく異なります。一般的な目安として、以下のような期間が想定されます。
サイトの状態別の期間
新規サイトの場合
- 最初のページ(トップページ等): 1〜2週間
- 2ページ目以降: 2週間〜1ヶ月
- 理由: Googleがサイトを信頼するまでに時間がかかる
既存の実績あるサイトの場合
- 新規ページ: 数時間〜数日
- リライトページ: 1週間〜2週間
- 理由: Googleがサイトを定期的にクロールしており、信頼性も高い
低品質と判断されたページ
- インデックスされない、または数ヶ月かかることもある
- 理由: Googleが「検索結果に含める価値がない」と判断
期間を短縮する方法は以下の通りです。
- XMLサイトマップを送信し、ページの存在をGoogleに通知
- 既にインデックスされている人気ページから内部リンクを張る
- URL検査ツールから「インデックス登録をリクエスト」を実行
- SNSや外部サイトで言及してもらい、クローラーの訪問機会を増やす
- サイト全体の更新頻度を高め、クロール頻度を上げる
期間が長引く原因は以下の通りです。
- サイト全体のクロール頻度が低い(新規サイト、低品質サイト)
- 内部リンクがなく、クローラーがページを発見できない
- コンテンツの品質が低く、Googleが優先度を下げている
- 技術的な問題(robots.txt、noindexタグなど)でブロックされている
- サイト階層が深く、クローラーが到達しにくい
インデックスが遅い場合の確認事項は以下の通りです。
- サーチコンソールのURL検査で、クロール済みかどうか確認
- 「クロール済み – インデックス未登録」の場合は、コンテンツ品質を改善
- 「検出 – インデックス未登録」の場合は、内部リンクを追加
- サーバーエラーやリダイレクトエラーが出ていないか確認
一般的に、適切なSEO施策を実施していれば、重要なページは2週間以内にインデックスされることが多いです。1ヶ月以上経過してもインデックスされない場合は、何らかの問題があると考え、原因を特定して対処する必要があります。
noindexとrobots.txtの使い分けは?
noindexタグとrobots.txtは、どちらもクローラーの動作を制御するツールですが、目的と効果が異なります。それぞれの特性を理解し、状況に応じて使い分けることが重要です。
noindexタグは、「クロールは許可するが、インデックスはしないでください」という指示をGoogleに伝えます。HTMLの<head>セクションまたはHTTPヘッダーで指定します。
noindexの使用例
- 会員専用ページ(ログイン後にのみ価値があるページ)
- サンクスページ(フォーム送信後の完了ページ)
- 重複コンテンツ(別ページをcanonicalで指定する代わり)
- テストページ、ステージング環境
noindexのメリット
- ページはクロールされるため、内部リンクは機能する
- Googleがページの存在と内容を認識できる
- 必要に応じて、後からnoindexを解除してインデックスできる
robots.txtは、「このディレクトリやページをクロールしないでください」という指示を、サイト全体に対して伝えます。ルートディレクトリ(https://example.com/robots.txt)に配置します。
robots.txtの使用例
- 管理画面(/admin/、/wp-admin/)
- システムファイル(/cgi-bin/)
- 検索結果ページ(パラメータ付きURL)
- 大量のページを一括でブロック
robots.txtのメリット
- クロールされないため、サーバー負荷を軽減できる
- ディレクトリ単位で一括制御できる
- クロールバジェットを節約し、重要なページのクロールを促進
使い分けの基本原則は以下の通りです。
| 目的 | 使用するツール | 理由 |
|---|---|---|
| インデックスを防ぎたいが、内部リンクは機能させたい | noindex | クロールは許可されるため |
| クロール自体を防ぎたい(サーバー負荷軽減) | robots.txt | クロールが実行されない |
| 個別ページのインデックス制御 | noindex | ページ単位で柔軟に制御可能 |
| ディレクトリ全体の一括制御 | robots.txt | 効率的 |
| 後からインデックスしたくなる可能性がある | noindex | 解除が簡単 |
重要な注意点は、robots.txtでブロックしたページにnoindexタグを設定しても、Googleはページをクロールできないため、noindexを認識できません。結果として、ページがインデックスされることがあります(内容は表示されませんが、URLはインデックスされる可能性があります)。
推奨される組み合わせは、重要でないページで確実にインデックスを防ぎたい場合、noindexタグを設定し、かつrobots.txtではブロックしないことです。これにより、Googleがnoindexタグを認識し、確実にインデックスから除外できます。
使い分けを誤ると、意図しないインデックス問題を引き起こすため、それぞれの特性を正しく理解して使用することが重要です。
全ページをインデックスさせる必要はある?
全ページをインデックスさせる必要はありません。むしろ、低品質なページや重複ページを無理にインデックスさせようとすると、サイト全体の評価が下がる可能性があります。
インデックスさせるべきページは以下の通りです。
- ユーザーに価値を提供するコンテンツページ
- 検索流入を期待する記事やサービスページ
- カテゴリページやまとめページ(内容が充実している場合)
- 会社情報、サービス紹介など、企業の信頼性を示すページ
インデックスさせなくてもよいページは以下の通りです。
- タグページ、日付アーカイブ(内容が薄い、または重複が多い)
- 検索結果ページ、フィルタリング結果ページ
- サンクスページ、エラーページ
- ログインページ、会員専用ページ
- テストページ、ステージング環境のページ
- プライバシーポリシー、利用規約(必要に応じてインデックスしても可)
インデックスさせないメリットは以下の通りです。
- サイト全体の平均品質が向上し、SEO評価が高まる
- クロールバジェットが節約され、重要なページが優先的にクロールされる
- 重複コンテンツのペナルティリスクが減少する
- サーチコンソールのレポートが見やすくなり、問題を把握しやすい
実践的なアプローチは以下の通りです。
- 価値あるページを特定: ユーザーが検索して到達し、価値を得られるページをリストアップ
- 低品質ページの処理: 以下のいずれかを実施
- noindexタグを設定
- 他のページと統合して301リダイレクト
- 完全に削除
- 定期的な見直し: 年に1〜2回、サイト全体を見直し、不要なページを整理
判断基準の例は以下の通りです。
- 過去1年でアクセスが10未満のページ → インデックス不要の可能性
- 他のページと80%以上内容が重複 → 統合を検討
- 文字数が200文字未満 → リライトまたはnoindex
- ユーザーに直接的な価値がない → noindex
Googleは、サイト全体の品質を評価する際に、低品質ページの割合も考慮しています。質の高いページだけをインデックスさせることで、サイト全体のSEOパフォーマンスが向上するため、「量より質」を重視することが重要です。
理想的には、インデックスされているページの大部分が、実際に検索流入があり、ユーザーに価値を提供しているページで構成されている状態を目指しましょう。
まとめ
サーチコンソールでインデックスされない問題は、原因を正しく特定し、適切な対策を実施すれば解決できます。この記事で紹介した以下のポイントを実践することで、インデックス率を改善し、SEO効果を最大化できます。
インデックス問題解決の3ステップ
- 原因の特定: サーチコンソールの「ページ」レポートとURL検査で、具体的なステータスと理由を確認
- 適切な対策の実施: 技術的問題、コンテンツ品質、クローラビリティのいずれかに応じた対策を実行
- 継続的な改善: 定期的にモニタリングし、問題の早期発見と迅速な対処を継続
特に重要な施策
- XMLサイトマップの作成・最適化・送信
- 内部リンク構造の改善とサイト階層の浅化
- 低品質ページの整理とコンテンツ品質の向上
- 技術的エラーの早期発見と修正
- E-E-A-Tを意識した信頼性の高いコンテンツ作成
インデックスはSEOの基礎であり、どんなに優れたコンテンツもインデックスされなければ検索結果に表示されません。この記事で紹介した方法を実践し、あなたのサイトのインデックス環境を最適化してください。
継続的な改善により、サイトの成長とSEO効果の向上を実現できます。まずは、サーチコンソールで現状を確認することから始めましょう。
外部参考記事
サクラサクマーケティング「インデックスカバレッジレポートの見方」 https://www.sakurasaku-marketing.co.jp/labo/blogs/index-coverage-report
セブンデザイン「インデックスカバレッジレポートの見方と対策」 https://www.sevendesign.biz/blog/index-coverage-report/
キーワードマップアカデミー「Googleにインデックスされない原因と対処法」 https://keywordmap.jp/academy/causes-not-index-by-google/
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