Googleサーチコンソールの使い方完全ガイド|初心者でも10分でマスターできる基本操作

「サイトを作ったけど、検索結果に表示されているのか不安…」「アクセス数が増えない原因がわからない…」そんな悩みを抱えていませんか?

実は、Googleサーチコンソールを使えば、あなたのサイトが検索結果でどう評価されているか、どんなキーワードで表示されているか、すべて無料で確認できます。初心者でも基本的な使い方をマスターすれば、SEO改善の第一歩を踏み出せます。

この記事では、Googleサーチコンソールの登録方法から、ダッシュボードの見方、検索パフォーマンスの分析方法まで、実際の画面を使って10分で理解できるように解説します。難しい専門用語は使わず、今日から実践できる具体的な手順をお伝えします。

記事を読み終える頃には、「どのページを改善すればアクセスが増えるか」が明確になり、自信を持ってサイト運営ができるようになります。それでは、さっそく始めましょう!


目次

Googleサーチコンソールとは?初心者が知るべき基礎知識

Googleサーチコンソール(Google Search Console)は、Googleが無料で提供するウェブマスター向けのツールです。あなたのサイトがGoogle検索でどのように表示され、どんな問題があるかを教えてくれる、いわば「サイトの健康診断ツール」です。

サイト運営者なら必ず使うべきツールで、検索順位を上げたい、アクセス数を増やしたいと考えている方には必須のツールと言えます。Google公式のツールなので、信頼性が高く、最も正確なデータを取得できます。

サーチコンソールでできること

サーチコンソールでは、主に以下の4つのことができます。

1. 検索パフォーマンスの確認 どんなキーワードであなたのサイトが検索結果に表示されたか、何回クリックされたか、検索順位は何位かなど、詳細なデータを確認できます。例えば「サーチコンソール 使い方」というキーワードで月に500回表示され、そのうち50回クリックされた、といった具体的な数値が分かります。

2. インデックス状況の管理 Googleがあなたのサイトのページを正しく認識(インデックス)しているかを確認できます。新しくページを公開したときに「Googleに早く登録してほしい」とリクエストすることも可能です。インデックスされていないページは検索結果に表示されないため、この機能は非常に重要です。

3. サイトの問題検出 モバイル対応の問題、ページの読み込み速度の問題、セキュリティの問題など、サイトに何か問題があればすぐに通知してくれます。これにより、検索順位が下がる前に対策を打つことができます。

4. 外部リンクの分析 他のサイトからあなたのサイトにリンクされている状況(被リンク)を確認できます。どのサイトから何本リンクされているかが分かるため、SEO対策の参考になります。良質な被リンクは検索順位を上げる重要な要素です。

GA4との違いと使い分け

サーチコンソールとGA4(Google Analytics 4)は、どちらもGoogleが提供する無料ツールですが、測定するデータの範囲が異なります。

サーチコンソール:検索結果での動き(クリック前) サーチコンソールは、ユーザーがあなたのサイトに訪問する「前」のデータを扱います。具体的には、Google検索結果であなたのサイトが何回表示されたか、どんなキーワードで検索されたか、何位に表示されたか、といった情報です。「検索結果での見え方」に特化したツールと言えます。

GA4:サイト訪問後の動き(クリック後) 一方、GA4はユーザーがあなたのサイトに訪問した「後」のデータを扱います。どのページを見たか、何分滞在したか、どこから来たか(検索エンジン、SNS、広告など)といった、サイト内での行動を分析します。

連携して使うメリット この2つを連携させると、「検索結果で表示されたけどクリックされなかった理由」や「クリックされたけどすぐ離脱された原因」など、より深い分析が可能になります。例えば、サーチコンソールで「表示回数は多いのにクリック率が低い」ページを見つけ、GA4で「そのページの離脱率が高い」と分かれば、タイトルと内容の両方を改善する必要があると判断できます。


【登録前準備】サーチコンソールを始める前に必要なもの

サーチコンソールの登録自体は5分程度で完了しますが、スムーズに進めるために事前に準備しておくべきものがあります。ここでは登録に必要なアカウントと、サイトの状態について解説します。

必要なアカウントと権限

Googleアカウント(必須) サーチコンソールを利用するには、Googleアカウントが必要です。GmailやYouTubeで使っているアカウントがあれば、それをそのまま使えます。まだ持っていない場合は、Googleアカウント作成ページから無料で作成できます。個人用と仕事用を分けたい場合は、複数アカウントを使い分けることも可能です。

サイトの所有権証明(必須) サーチコンソールに登録する際、「あなたがそのサイトの所有者である」ことを証明する必要があります。これは第三者が勝手に他人のサイトのデータを見られないようにするためのセキュリティ対策です。証明方法は以下の5つから選べます:

証明方法難易度おすすめ度
HTMLファイルアップロード★☆☆★★★
HTMLタグ追加★★☆★★☆
Google Analytics連携★☆☆★★★
Googleタグマネージャー★★☆★★☆
DNSレコード★★★★☆☆

初心者の方には「HTMLファイルアップロード」または「Google Analytics連携」がおすすめです。WordPressを使っている場合は、プラグインで簡単に設定できる方法もあります。

登録におすすめのサイト状態

サーチコンソールはサイト公開直後でも登録できますが、ある程度コンテンツが揃っていると、すぐにデータを活用できます。

最低限必要なページ数 理想は10ページ以上ですが、5ページ程度でも問題ありません。ページ数が少なくても登録自体は可能で、今後ページを追加していけば自動的にデータが蓄積されます。むしろ、サイト公開と同時に登録しておくことで、初期段階からの成長を追跡できるメリットがあります。

事前に整理すべき項目

  • サイトマップの準備: サイト内のページ一覧をGoogleに伝えるファイル(後で詳しく解説)
  • 基本的なSEO対策: タイトルタグ、メタディスクリプションの設定
  • モバイル対応の確認: スマホで正しく表示されるか

これらが完璧でなくても登録は可能ですが、揃っているとサーチコンソールのデータをより効果的に活用できます。


【図解付き】Googleサーチコンソールの登録手順|5ステップで完了

ここからは実際の登録手順を、画面を見ながらステップバイステップで解説します。初めての方でも迷わないよう、各ステップを詳しく説明します。

Step1:サーチコンソールにアクセス

まず、Googleサーチコンソールの公式サイトにアクセスします。

アクセスURL: https://search.google.com/search-console

ページが表示されたら、「今すぐ開始」ボタンをクリックします。すでにGoogleアカウントにログインしている場合は自動的に次の画面に進みます。ログインしていない場合は、Gmailアドレスとパスワードを入力してログインしてください。

複数のGoogleアカウントを持っている場合は、サイト管理に使いたいアカウントを選択します。ビジネス用と個人用を分けている場合は、間違えないように注意しましょう。

Step2:プロパティタイプの選択

ログイン後、「プロパティタイプの選択」画面が表示されます。ここで2つの選択肢から選びます。

ドメインプロパティとURLプレフィックスの違い

項目ドメインプロパティURLプレフィックス
対象範囲example.com全体指定したURL配下のみ
設定例example.comhttps://example.com
含まれるURLhttp、https、www、サブドメインすべて指定したプロトコル・サブドメインのみ
確認方法DNSレコードのみ5つの方法から選択可
難易度★★★★☆☆

初心者におすすめの選択肢 初めて登録する方には「URLプレフィックス」がおすすめです。理由は設定が簡単で、確認方法の選択肢が多いためです。例えば「https://example.com」と入力すれば、そのURL配下のページすべてが対象になります。

将来的にサブドメイン(blog.example.comなど)を使う予定がある場合は、ドメインプロパティの方が便利ですが、まずはURLプレフィックスで始めて問題ありません。後から追加することも可能です。

Step3:所有権の確認方法

URLを入力して「続行」をクリックすると、所有権の確認方法を選ぶ画面になります。初心者におすすめの3つの方法を詳しく解説します。

1. HTMLファイルアップロード法(最も簡単・推奨) Googleが用意したHTMLファイルをダウンロードし、あなたのサイトのルートディレクトリ(トップページと同じ階層)にアップロードする方法です。

手順:

  1. 「HTMLファイル」を選択
  2. ファイルをダウンロード
  3. FTPソフトでサイトのルートにアップロード
  4. 「確認」ボタンをクリック

2. HTMLタグ法(WordPressユーザーにおすすめ) サイトの<head>タグ内にGoogleが指定するメタタグを追加する方法です。WordPressの場合、テーマの編集やプラグインで簡単に追加できます。

手順:

  1. 「HTMLタグ」を選択
  2. 表示されたメタタグをコピー
  3. サイトの<head>セクション内に貼り付け
  4. 「確認」ボタンをクリック

3. Google Analytics連携法(すでにGA4を使っている方向け) すでにGoogle Analyticsを設定している場合、そのデータを使って自動的に確認できます。最も手間がかからない方法です。

手順:

  1. 「Google Analytics」を選択
  2. 同じGoogleアカウントでGA4を設定済みなら自動認識
  3. 「確認」ボタンをクリック

どの方法を選んでも、一度確認が完了すれば、その後ずっと使い続けられます。

Step4:確認完了後の初期設定

所有権の確認が完了すると、「所有権を確認しました」というメッセージが表示されます。これでサーチコンソールが使えるようになりましたが、さらに2つの初期設定を行うと効果的です。

サイトマップの送信 サイトマップとは、サイト内のすべてのページをリスト化したファイルです。これをGoogleに送信することで、新しいページや更新したページを素早く認識してもらえます。

送信手順:

  1. 左メニューから「サイトマップ」を選択
  2. サイトマップのURLを入力(例: sitemap.xml)
  3. 「送信」をクリック

WordPressの場合、多くのSEOプラグイン(Yoast SEO、All in One SEO Packなど)が自動でサイトマップを生成してくれます。

ユーザー追加方法(チーム運営の場合) 複数人でサイトを管理する場合、他のメンバーにもアクセス権限を付与できます。

手順:

  1. 左メニュー下の「設定」をクリック
  2. 「ユーザーと権限」を選択
  3. 「ユーザーを追加」から相手のGmailアドレスを入力
  4. 権限レベルを選択(オーナー、フル、制限付き)

外部のSEO業者に依頼する場合は「制限付き」で十分です。

Step5:データ反映を待つ(48-72時間)

サーチコンソールの登録が完了しても、すぐにはデータが表示されません。Googleがあなたのサイトをクロール(巡回)し、データを収集するまで48〜72時間かかります。

この期間中にできることとして、以下を確認しておきましょう:

  • サイトマップが正しく送信されているか
  • URL検査で主要ページがインデックス可能か確認
  • ダッシュボードのメニューに慣れる

3日後にアクセスすれば、検索パフォーマンスなどのデータが表示され始めます。データが少ない初期段階でも、週を追うごとに蓄積されていきますので、焦らず定期的にチェックしましょう。


【超重要】初心者が最初に見るべきダッシュボードの見方

サーチコンソールにログインすると表示される「ダッシュボード(ホーム画面)」は、サイトの健康状態を一目で把握できる重要な画面です。ここでは、初心者が最初に確認すべき項目を解説します。

ホーム画面で確認できる4つの基本指標

ダッシュボードの上部には、サイト全体のパフォーマンスを示す4つの重要な数値が表示されます。

1. 合計クリック数 Google検索結果からあなたのサイトが実際にクリックされた回数です。この数値が多いほど、検索からの訪問者が多いことを意味します。例えば、過去3ヶ月で1,500クリックなら、1日平均16〜17人が検索経由で訪問している計算になります。

2. 合計表示回数 Google検索結果にあなたのサイトが表示された回数です。クリックされなくても、ユーザーの画面に表示されればカウントされます。表示回数が多いのにクリック数が少ない場合は、タイトルやメタディスクリプションの改善が必要かもしれません。

3. 平均CTR(クリック率) クリック数÷表示回数で計算される割合です。例えば、1,000回表示されて50回クリックされた場合、CTRは5%となります。一般的に、検索結果で1位なら20〜30%、10位なら2〜3%程度が目安です。業界によって異なりますが、5〜10%あれば健全な状態と言えます。

4. 平均掲載順位 Google検索結果であなたのサイトが平均して何位に表示されているかを示します。1位に近いほど良い状態です。10位以内(検索結果1ページ目)を目指すのが基本ですが、11〜20位でも改善の余地があります。この数値が30位以下の場合は、コンテンツの質やSEO対策の見直しが必要です。

これら4つの指標は連動しており、バランスよく改善していくことが重要です。

H3: パフォーマンス概要グラフの読み方

4つの数値の下には、時系列でパフォーマンスを示すグラフが表示されます。このグラフの読み方を理解すると、サイトの成長や問題を素早く把握できます。

期間設定の方法 デフォルトでは過去3ヶ月間のデータが表示されますが、期間は自由に変更できます。グラフ上部の日付範囲をクリックすると、「過去7日間」「過去28日間」「過去3ヶ月」「過去6ヶ月」「過去12ヶ月」「過去16ヶ月」「カスタム(任意の期間)」から選択できます。

比較機能の使い方 「比較」タブをクリックすると、2つの期間を比較できます。例えば「今月と先月」「今年と去年の同月」を比べることで、成長率や季節変動が分かります。グラフでは2つの期間が色分けされて表示されるため、視覚的に違いが理解しやすくなっています。

グラフの傾向から分かること

  • 右肩上がり: SEO対策が順調、コンテンツが評価されている
  • 横ばい: 停滞期、新しい施策が必要
  • 急上昇: バズった、新しい記事が当たった
  • 急降下: ペナルティ、技術的問題、競合の台頭

特に急降下した場合は、後述するエラー通知を必ず確認しましょう。

重大な問題の通知を見逃さない方法

ダッシュボードの中段には、「拡張」「ページのエクスペリエンス」「インデックス作成」などのセクションがあり、問題がある場合は赤や黄色のアラートが表示されます。

エラーメッセージの種類

  • 赤色(エラー): 緊急対応が必要。インデックスされないなど重大な問題
  • 黄色(警告): 改善推奨。すぐに影響はないが対処すべき
  • 緑色(正常): 問題なし

優先度の判断基準

  1. 最優先: セキュリティ問題(マルウェア検出など)
  2. 優先: インデックスエラー(404、サーバーエラー)
  3. 重要: モバイルユーザビリティ問題
  4. 推奨: ページエクスペリエンスの改善

エラーが表示されたら、該当するセクションをクリックして詳細を確認し、Googleが提示する解決策を実行しましょう。多くの場合、具体的な修正方法まで案内してくれます。


【最も使う機能】検索パフォーマンスの使い方|初心者向け完全マニュアル

「検索パフォーマンス」は、サーチコンソールの中で最も頻繁に使う機能です。どんなキーワードで検索されているか、どのページが人気か、すべてここで分かります。SEO改善の宝庫とも言える機能を詳しく解説します。

検索パフォーマンス画面の開き方

検索パフォーマンスにアクセスする方法は簡単です。

メニューからのアクセス方法 サーチコンソールの左側メニューから「検索パフォーマンス」をクリックします。すると、「検索結果」「Discover」「Googleニュース」の3つのタブが表示されますが、通常のウェブサイトでは「検索結果」を使います。Discoverはスマホアプリ向け、Googleニュースはニュースサイト向けの機能です。

画面構成の説明 検索パフォーマンス画面は大きく3つのエリアに分かれています:

  1. 上部: 4つの指標(クリック数、表示回数、CTR、掲載順位)とグラフ
  2. 中央: フィルタ設定エリア(日付、デバイス、検索タイプなど)
  3. 下部: データテーブル(クエリ、ページ、国、デバイスのタブ)

この3つを組み合わせて、様々な角度からデータを分析します。

4つのタブを使いこなす

画面下部のデータテーブルには、4つのタブがあります。それぞれ異なる視点でデータを見られます。

クエリタブ:どんなキーワードで表示されたか ユーザーが検索したキーワード(検索クエリ)ごとのデータが表示されます。例えば「サーチコンソール 使い方」で500回表示され、50回クリックされた、平均順位は5位、といった具合です。

活用方法:

  • CTRが低いキーワード→タイトル改善の余地あり
  • 表示回数が多いのに順位が低い→コンテンツ強化で順位アップ可能
  • 想定外のキーワード→新しいコンテンツのヒント

ページタブ:どのページが検索されたか サイト内のどのページが検索結果に表示されたかをURL別に確認できます。人気ページと不人気ページが一目瞭然です。

活用方法:

  • クリック数が多いページ→さらに強化して関連記事へ誘導
  • 表示回数は多いがクリックされないページ→タイトル・説明文を改善
  • まったく表示されないページ→キーワード選定やコンテンツを見直し

国タブ:どの国からアクセスがあるか どの国の検索結果に表示されたかが分かります。日本語サイトなら通常「日本」が99%以上ですが、海外在住の日本人からのアクセスもあります。

活用方法:

  • 多言語サイトの場合、国別のパフォーマンス比較
  • 海外からの予期せぬアクセスがあれば、その国向けコンテンツ展開の検討

デバイスタブ:PC・スマホ・タブレットの割合 ユーザーがどのデバイスで検索したかが分かります。現在はモバイルファーストの時代なので、スマホからのアクセスが70〜80%を占めることが多いです。

活用方法:

  • スマホのCTRが低い→モバイル表示の改善が必要
  • PCとスマホで順位が大きく違う→モバイルフレンドリー対応を確認
  • タブレットの割合も意外と5〜10%あるため、レスポンシブデザイン重要

フィルタ機能で詳細分析する方法

検索パフォーマンスの真価は、フィルタ機能を使った詳細分析にあります。様々な条件で絞り込むことで、具体的な改善ポイントが見えてきます。

日付範囲の設定 デフォルトは過去3ヶ月ですが、「過去7日間」「過去28日間」「カスタム」など自由に設定できます。記事を公開した直後や、SEO対策を実施した後は、「過去7日間」で日々の変化を追うと効果測定がしやすくなります。

クエリフィルタの活用 「クエリ」の右にある「+新規」ボタンをクリックすると、特定のキーワードを含む/含まないで絞り込めます。

使用例:

  • 「次を含むクエリ: SEO」→SEO関連のキーワード全体のパフォーマンス確認
  • 「次を含まないクエリ: ブランド名」→ブランド名以外の純粋な情報検索ワード分析
  • 「クエリが次と一致: サーチコンソール 使い方」→特定キーワードのみ抽出

ページフィルタの使い方 特定のページやディレクトリに絞って分析することもできます。

使用例:

  • 「次を含むページ: /blog/」→ブログ記事だけのパフォーマンス
  • 「ページが次と一致: https://example.com/seo-guide」→特定記事の詳細分析

複数フィルタの組み合わせ フィルタは複数同時に適用できます。例えば「スマホ」×「過去28日間」×「特定カテゴリのページ」といった掛け合わせで、より精緻な分析が可能です。

【実例付き】改善すべきページの見つけ方

検索パフォーマンスを使って、実際にどのページを改善すべきか見つける具体的な方法を紹介します。

表示回数が多いのにCTRが低いページ 例: 表示回数5,000回、クリック数100回→CTR2%

この場合、検索結果には表示されているのにクリックされていません。原因はタイトルやメタディスクリプションが魅力的でない可能性が高いです。

改善策:

  1. クエリタブで主要キーワードを確認
  2. タイトルにキーワードを自然に含める
  3. メタディスクリプションで「解決策」を明示
  4. 数字や記号(【】など)で目立たせる

掲載順位が11-20位のページ(トップ10入り可能) 検索結果2ページ目(11〜20位)は、少しの改善で1ページ目(トップ10)に入れる可能性が高い「宝の山」です。

改善策:

  1. 競合の1〜10位のページを分析
  2. 不足している情報を追加
  3. 見出し構成を最適化
  4. 内部リンクで関連記事から誘導
  5. 画像や図解を追加して分かりやすく

クリック数ゼロのページの対処法 表示回数もクリック数もゼロの場合、そもそもインデックスされていないか、誰も検索しないキーワードをターゲットにしている可能性があります。

改善策:

  1. URL検査でインデックス状況を確認
  2. キーワードの検索ボリュームを調査(Googleキーワードプランナー等)
  3. より検索されるキーワードにターゲット変更
  4. ページ自体の存在意義を再検討

これらの分析を週に1回行うだけで、着実にサイトのパフォーマンスが向上します。


【SEO改善の鍵】URL検査ツールの使い方

URL検査ツールは、特定のページがGoogleにどう認識されているかを詳しく調べられる機能です。新しいページを公開したとき、問題が起きたとき、必ず使う重要なツールです。

URL検査でできること

URL検査ツールでは、主に3つのことを確認できます。

インデックス状況の確認 指定したURLがGoogleのデータベースに登録(インデックス)されているかを即座に確認できます。インデックスされていないページは検索結果に表示されないため、これは最も基本的で重要なチェック項目です。

結果は以下のいずれかで表示されます:

  • 「URLはGoogleに登録されています」→正常にインデックス済み
  • 「URLがGoogleに登録されていません」→未インデックス、原因を調査
  • 「URLはGoogle に登録されていますが問題があります」→部分的な問題あり

クロールエラーの検出 Googleのクローラー(Googlebot)があなたのページを訪問したときに、エラーが発生していないかを確認します。よくあるエラーは以下の通りです:

  • サーバーエラー(5xx):サーバーが応答しない
  • 404エラー:ページが存在しない
  • リダイレクトエラー:リダイレクト設定に問題
  • robots.txtでブロック:クロール拒否設定になっている

モバイルフレンドリーチェック スマホで正しく表示されるかをチェックします。Googleは「モバイルファーストインデックス」を採用しているため、スマホでの表示が検索順位に大きく影響します。

問題がある場合:

  • テキストが小さすぎる
  • タップ要素同士が近すぎる
  • コンテンツが画面に収まっていない
  • 横スクロールが必要

といった具体的な指摘がされます。

インデックス登録をリクエストする手順

新しいページを公開したとき、またはページを大幅に更新したときは、インデックス登録をリクエストすることで、Googleに早く認識してもらえます。

新規ページ公開後の対応

  1. サーチコンソール上部の検索バーに、公開したページのURLを入力
  2. Enter キーを押す
  3. 「URLがGoogleに登録されていません」と表示される(新規ページの場合)
  4. 「インデックス登録をリクエスト」ボタンをクリック
  5. 1〜2分の検証後、「インデックス登録をリクエスト済み」と表示される

リクエスト後の反映時間 通常、リクエストから数時間〜数日でインデックスされます。ただし、以下の要因で変動します:

  • サイトの信頼性(高いほど早い)
  • コンテンツの質(独自性が高いほど早い)
  • Googleのクロール頻度(人気サイトほど頻繁)

目安として、新規サイトは1週間、既存の信頼されたサイトなら1〜2日程度です。リクエストは1日に数回まで可能ですが、同じURLを何度もリクエストしても効果はありません。

「URLがGoogleに登録されていません」の対処法

この表示が出た場合、いくつかの原因が考えられます。URL検査の詳細画面で原因を特定しましょう。

主な原因と解決策

原因解決策
クロール済み-インデックス未登録コンテンツの質を向上、重複コンテンツを解消
検出-インデックス未登録サイトマップに追加、内部リンクを増やす
noindexタグが設定されているHTMLから<meta name=”robots” content=”noindex”>を削除
robots.txtでブロックrobots.txtファイルを修正
ページが削除されている404エラー、URLが正しいか確認

特に「クロール済み-インデックス未登録」は、Googleが訪問したものの「インデックスする価値がない」と判断した状態です。この場合、コンテンツの大幅な改善(文字数増加、独自性向上、E-E-A-T強化)が必要です。


【トラブル解決】カバレッジ(インデックス登録状況)の確認方法

カバレッジレポートは、サイト全体のインデックス状況を一覧で確認できる機能です。どのページが正常で、どのページに問題があるかが一目で分かります。

カバレッジレポートの見方

カバレッジレポートにアクセスするには、左メニューから「インデックス作成」→「ページ」を選択します。すると、ページが4つのステータスに分類されて表示されます。

エラー・警告・除外・有効の意味

  1. エラー(赤色) インデックスされるべきなのに、問題があってインデックスできていないページです。最優先で対処すべき項目で、放置すると検索結果に表示されず、アクセス損失に繋がります。
  2. 警告(黄色) インデックスはされているものの、何らかの問題があるページです。すぐに大きな影響はありませんが、将来的にエラーになる可能性があるため、早めの対処が推奨されます。
  3. 除外(グレー) 意図的または自動的にインデックスから除外されているページです。必ずしも問題ではなく、noindexを設定したページや、Googleが「重複」と判断したページが含まれます。内容を確認し、意図しない除外がないかチェックします。
  4. 有効(緑色) 正常にインデックスされているページです。この数が多いほど健全な状態です。理想的には、サイトの主要ページすべてが「有効」に含まれている状態を目指します。

各ステータスの優先度 対処の優先順位は「エラー」→「警告」→「除外(意図しないもの)」の順です。有効なページは問題ないため、定期的に数が増えているか確認する程度で構いません。

よくあるインデックスエラーと解決策

カバレッジレポートで表示される代表的なエラーと、その解決方法を解説します。

404エラー(ページが見つかりません) 原因:URLが間違っている、ページが削除された、リンク切れがある

解決策:

  • 意図的に削除したページなら放置でOK(数週間で自動的に消える)
  • 誤って削除した場合はページを復元
  • URLが変わった場合は301リダイレクトを設定
  • 存在しないURLへの内部リンクを修正

サーバーエラー(5xx) 原因:サーバーの応答がない、サーバーがダウンしている、処理が重すぎる

解決策:

  • レンタルサーバーの管理画面でサーバー状態を確認
  • 一時的な問題なら数時間〜1日で自然に解消
  • 頻発する場合はサーバープランのアップグレード検討
  • 画像やスクリプトの最適化で負荷軽減

リダイレクトエラー 原因:リダイレクト設定が間違っている、リダイレクトループが発生している

解決策:

  • .htaccessやリダイレクト設定を見直し
  • A→B→A のようなループがないか確認
  • 302(一時的)ではなく301(恒久的)リダイレクトを使用
  • リダイレクトチェーンは2段階まで(A→B→Cは避ける)

noindexタグの誤設定 原因:インデックスさせたいページに<meta name=”robots” content=”noindex”>が設定されている

解決策:

  • HTMLソースまたはテーマ設定でnoindexタグを削除
  • WordPressのSEOプラグイン設定を確認
  • カテゴリページ、タグページの設定を見直し

「検出 – インデックス未登録」の改善方法

このステータスは、Googleがページの存在は知っているものの、まだクロール(訪問)していない、またはクロールしたけどインデックスしていない状態です。

改善方法

  1. サイトマップに追加する サイトマップにURLが含まれているか確認。含まれていなければ追加し、サーチコンソールから再送信します。
  2. 内部リンクを増やす 他のページから該当ページへのリンクを増やすことで、Googleが発見しやすくなります。特にトップページや人気記事からリンクすると効果的です。
  3. コンテンツの質を向上させる 文字数を増やす(最低1,000文字以上推奨)、独自性を高める、E-E-A-Tを強化することで、Googleが「インデックスする価値がある」と判断しやすくなります。
  4. URL検査からインデックス登録をリクエスト 前述のURL検査ツールで該当URLを検査し、「インデックス登録をリクエスト」ボタンを押します。

通常、これらの対策を実施後、1〜2週間でステータスが変わります。


【アクセスアップ直結】サイトマップの送信方法

サイトマップは、サイト内のすべてのページをGoogleに効率的に伝えるための「目次」のようなファイルです。サイトマップを送信することで、新しいページや更新したページが素早くインデックスされます。

サイトマップとは?なぜ必要なのか

サイトマップ(sitemap.xml)は、XML形式で記述されたファイルで、サイト内のURLリスト、各ページの最終更新日、更新頻度、優先度などの情報を含みます。

サイトマップが必要な理由

  1. 新しいページの発見を早める: Googleのクローラーは通常、リンクを辿ってページを発見しますが、サイトマップがあれば直接すべてのURLを伝えられます。
  2. 大規模サイトでの漏れ防止: 100ページを超えるサイトでは、すべてのページがリンクで繋がっているとは限りません。サイトマップがあれば、孤立したページも発見してもらえます。
  3. 更新の通知: ページを更新したことをGoogleに伝え、最新バージョンを素早く反映させます。

小規模サイト(10ページ未満)でも、サイトマップがあって損はありません。将来的な規模拡大を見越して、最初から設定しておくことをおすすめします。

サイトマップの作成方法

サイトマップの作成方法は、使用しているCMSやサイト構築方法によって異なります。

WordPressの場合(プラグイン推奨) WordPressなら、プラグインで簡単に自動生成できます。おすすめのプラグイン:

  1. Yoast SEO(最も人気):
    • インストール後、自動でサイトマップ生成
    • URL: https://yoursite.com/sitemap_index.xml
  2. All in One SEO Pack:
    • 設定画面からサイトマップを有効化
    • カスタマイズも可能
  3. Google XML Sitemaps:
    • サイトマップ専用プラグイン
    • 軽量でシンプル

インストール後、設定画面でサイトマップを有効化し、除外したいページ(プライバシーポリシー、404ページなど)を指定できます。

それ以外のCMSの場合

  • Wix: 自動生成、手動設定不要
  • Shopify: アプリで対応、またはsitemap.xmlが自動生成される
  • Jimdo: 標準機能で自動生成
  • Joomla: 拡張機能「Xmap」を使用

手動作成の場合 小規模な静的サイトなら、オンラインツールで作成可能:

  • xml-sitemaps.com
  • sitemap-xml.jp

作成したsitemap.xmlファイルを、サイトのルートディレクトリ(https://yoursite.com/sitemap.xml でアクセスできる場所)にアップロードします。

サーチコンソールへのサイトマップ送信手順

サイトマップを作成したら、サーチコンソールに送信してGoogleに通知します。

送信手順

  1. サーチコンソールの左メニューから「サイトマップ」を選択
  2. 「新しいサイトマップの追加」欄に、サイトマップのURLを入力
    • 例: sitemap.xml
    • または: sitemap_index.xml
  3. 「送信」ボタンをクリック
  4. ステータスが「成功しました」と表示されればOK

送信URL例 通常のサイトマップ:

sitemap.xml

WordPressのYoast SEO:

sitemap_index.xml

複数のサイトマップがある場合(記事用、固定ページ用など):

post-sitemap.xml
page-sitemap.xml

すべて個別に送信します。

ステータスの確認方法 送信後、ステータス列に結果が表示されます:

  • 成功しました: 正常に処理完了。送信したURL数と、実際にインデックスされたURL数が表示されます。
  • エラー: サイトマップにアクセスできない、または形式が間違っています。
  • 取得できませんでした: 一時的な問題。数時間後に再確認してください。

エラー時の対処法

  1. ブラウザで直接サイトマップURLにアクセスし、表示されるか確認
    • 例: https://yoursite.com/sitemap.xml
  2. XMLの文法エラーがないか、バリデーターでチェック
  3. robots.txtでサイトマップがブロックされていないか確認
  4. サーバーの権限設定で、サイトマップファイルが読み取り可能か確認

通常、WordPressのプラグインを使っていればエラーになることはほとんどありません。エラーが出た場合は、プラグインの設定を見直すか、別のプラグインを試してみましょう。


【被リンク分析】リンクレポートの活用方法

リンクレポートは、他のサイトからあなたのサイトへのリンク(外部リンク・被リンク)と、サイト内でのリンク(内部リンク)を確認できる機能です。被リンクはSEOにおいて非常に重要な要素です。

外部リンクの確認方法

外部リンク(被リンク)は、他のサイトがあなたのサイトを「おすすめ」として紹介しているリンクです。質の高い被リンクが多いほど、Googleからの評価が高まります。

どのサイトからリンクされているか サーチコンソールの左メニューから「リンク」を選択すると、以下の情報が表示されます:

  1. 上位のリンク元サイト: どのサイトから最も多くリンクされているかのランキング。信頼性の高いサイト(公式サイト、大学、メディアなど)からのリンクは特に価値があります。
  2. 上位のリンク先ページ: あなたのサイトの中で、最も多くリンクされているページのランキング。人気コンテンツや、参考資料として引用されやすいページが分かります。
  3. 上位のリンクテキスト: どんなテキストでリンクされているか(アンカーテキスト)。自然なバリエーションがあることが健全です。

各項目をクリックすると、詳細な内訳が表示され、CSVでダウンロードも可能です。

リンク元の質の見分け方 すべての被リンクが良いわけではありません。質の悪いリンクは逆効果になることもあります。

良質なリンク:

  • 関連性の高いサイトからのリンク(同じ業界・テーマ)
  • ドメインパワーが強いサイト(大手メディア、公式サイト)
  • 自然な文脈でのリンク(記事中で自然に紹介)

低品質なリンク:

  • スパムサイトからのリンク
  • 関連性のないサイトからの大量リンク
  • リンク集のみのページ
  • 有料リンク(Googleのガイドライン違反)

怪しいリンクを見つけたら、Googleの「リンク否認ツール」で無効化を申請できます(ただし、慎重に使うべき高度な機能です)。

内部リンクの最適化ヒント

内部リンクとは、あなたのサイト内のページ同士を繋ぐリンクです。SEO効果だけでなく、ユーザーの回遊率向上にも繋がります。

最もリンクされているページ リンクレポートの「上位のリンク先ページ」セクションで、内部リンクのタブを確認すると、サイト内で最もリンクされているページが分かります。

通常、以下のページが上位に来ます:

  • トップページ
  • グローバルメニューに含まれるページ
  • サイドバーに固定表示されているページ

逆に、重要なページなのに内部リンクが少ない場合は、改善の余地があります。

内部リンク構造の改善点

  1. 関連記事同士を繋ぐ: 同じテーマの記事同士を相互にリンクすることで、ユーザーの滞在時間が増え、SEO評価も向上します。
  2. 重要ページへの導線を増やす: コンバージョンに繋がる重要ページ(商品ページ、お問い合わせページ)への内部リンクを、複数の記事から設置します。
  3. パンくずリストの設置: 「トップ > カテゴリ > 記事タイトル」のようなパンくずリストは、サイト構造を明確にし、クローラビリティを向上させます。
  4. 孤立ページをなくす: どこからもリンクされていない「孤立ページ」は、Googleに発見されにくいだけでなく、ユーザーもたどり着けません。必ず2〜3箇所以上からリンクするようにしましょう。

目安として、重要なページには10本以上の内部リンクがあることが理想です。


【スマホ対応】ページエクスペリエンスの確認方法

ページエクスペリエンスは、ユーザーがあなたのサイトをどれだけ快適に閲覧できるかを示す指標です。2021年以降、Googleはページエクスペリエンスを検索順位の重要な要素としています。

Core Web Vitalsとは

Core Web Vitals(コアウェブバイタル)は、ページの読み込み速度や使いやすさを測る3つの重要指標です。サーチコンソールの「ページエクスペリエンス」から確認できます。

LCP(Largest Contentful Paint:読み込み速度) ページのメインコンテンツが表示されるまでの時間です。ユーザーが「読み込まれた」と感じるまでのスピードを測ります。

  • 良好: 2.5秒以内
  • 改善が必要: 2.5〜4秒
  • 不良: 4秒以上

改善方法:

  • 画像を圧縮(WebP形式推奨)
  • 不要なJavaScriptを削減
  • CDNの利用
  • キャッシュの最適化

FID(First Input Delay:インタラクティブ性) ユーザーが最初にページ上で操作(クリック、タップ)してから、ブラウザが反応するまでの時間です。「サクサク動く」かを測ります。

  • 良好: 100ミリ秒以内
  • 改善が必要: 100〜300ミリ秒
  • 不良: 300ミリ秒以上

改善方法:

  • JavaScriptの実行を最適化
  • 不要なスクリプトを遅延読み込み
  • ブラウザのメインスレッド作業を削減

CLS(Cumulative Layout Shift:視覚的安定性) ページ読み込み中にレイアウトがどれだけ移動するかを測ります。読んでいる最中に広告が表示されて文章がズレる、といった「がっかり体験」を防ぐ指標です。

  • 良好: 0.1以下
  • 改善が必要: 0.1〜0.25
  • 不良: 0.25以上

改善方法:

  • 画像やiframeにwidth/height属性を指定
  • 広告スペースを事前に確保
  • フォントの読み込みを最適化

サーチコンソールでは、「良好」「改善が必要」「不良」のURL数がグラフで表示され、問題のあるページをクリックすると具体的なURLリストが見られます。

モバイルユーザビリティの問題解決

モバイルユーザビリティは、スマートフォンでの使いやすさを評価する項目です。現在、検索の70〜80%がスマホからなので、モバイル対応は必須です。

よくあるエラー事例 サーチコンソールの「モバイルユーザビリティ」レポートでは、以下のようなエラーが検出されます:

  1. テキストが小さすぎて読めません: フォントサイズが12px以下になっている。最低16px以上に設定します。
  2. クリック可能な要素同士が近すぎます: ボタンやリンクが密集していて、誤タップしやすい。要素間に最低48pxの間隔を空けます。
  3. コンテンツの幅が画面の幅を超えています: 横スクロールが必要になっている。レスポンシブデザインで自動調整させます。
  4. ビューポートが設定されていません: HTMLの<head>に以下のタグがない: <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1.0">

改善の優先順位

  1. 最優先: ビューポート設定(これがないとすべてが崩れる)
  2. 優先: クリック要素の間隔(ユーザビリティに直結)
  3. 重要: テキストサイズ(読みやすさに影響)
  4. 推奨: その他の細かい調整

WordPressの場合、最近のテーマはほぼすべてモバイル対応済みですが、古いテーマや自作テーマを使っている場合は注意が必要です。Googleの「モバイルフレンドリーテスト」(https://search.google.com/test/mobile-friendly)でも確認できます。

エラーを修正したら、サーチコンソールの該当レポートで「修正を検証」ボタンを押すと、Googleが再チェックしてくれます。通常、数日〜1週間で結果が出ます。


【レベルアップ】GA4とサーチコンソールを連携する方法

GA4(Google Analytics 4)とサーチコンソールを連携すると、両方のデータを組み合わせて、より深い分析ができるようになります。SEO中級者以上を目指すなら、ぜひ設定しておきたい機能です。

連携するメリット

サーチコンソールとGA4を連携すると、主に以下の2つのメリットがあります。

GA4で検索クエリが見られる 通常、GA4では「どの検索エンジンから来たか」は分かりますが、「どんなキーワードで検索されたか」は見られません(ほとんどが「not provided」と表示される)。しかし、サーチコンソールと連携すると、GA4の管理画面で検索クエリ(キーワード)のデータを確認できるようになります。

これにより、「このキーワードで来た人は、サイト内でどう行動したか」「どのキーワード経由のユーザーがコンバージョンしやすいか」といった分析が可能になります。

より詳細な流入分析が可能 サーチコンソールは「検索結果での動き」、GA4は「サイト内での動き」を扱います。この2つを組み合わせることで:

  • 表示回数は多いのにクリックされない→タイトル改善
  • クリックされるが直帰率が高い→コンテンツとタイトルのミスマッチ
  • 滞在時間が長いキーワード→質の高いトラフィック源として強化

といった具合に、検索結果からサイト訪問、行動、コンバージョンまでの一連の流れを追跡できます。

連携の設定手順(図解付き)

GA4とサーチコンソールの連携は、5分程度で完了します。以下の手順で進めます。

前提条件

  • GA4がすでに設定済みであること
  • サーチコンソールとGA4で同じGoogleアカウントを使用していること
  • GA4のプロパティに「編集者」以上の権限があること

設定手順

  1. GA4の管理画面にログイン GA4(https://analytics.google.com/)にアクセスし、対象のプロパティを選択します。
  2. 管理メニューを開く 左下の歯車アイコン「管理」をクリックします。
  3. Search Consoleのリンクを選択 「プロパティ」列の中から「Search Consoleのリンク」をクリックします。
  4. リンクボタンをクリック 「リンク」ボタンを押します。
  5. Search Consoleプロパティを選択 「アカウントを選択」をクリックし、連携したいサーチコンソールのプロパティを選びます。同じドメインのものを選んでください。
  6. 確認して送信 選択内容を確認し、「次へ」→「送信」をクリックします。
  7. 完了確認 「リンク作成済み」と表示されれば成功です。

データの確認方法 連携後、GA4の左メニューから「集客」→「Search Console」を選ぶと、以下のデータが見られます:

  • Search Consoleのクエリ
  • Search Consoleのランディング ページ
  • Search Consoleの国
  • Search Consoleのデバイス

データが表示されるまで24〜48時間かかる場合があります。最初は「データがありません」と表示されても、数日待ってから再確認しましょう。


初心者がサーチコンソールで最初にやるべき5つのチェックリスト

サーチコンソールの機能は多岐にわたりますが、初心者がまず押さえるべきポイントは以下の5つです。これらを習慣化することで、着実にサイトのSEOパフォーマンスが向上します。

1. サイトマップ送信 サーチコンソール登録後、真っ先にやるべきことがサイトマップの送信です。前述の手順で、sitemap.xmlを送信しましょう。これにより、Googleがあなたのサイトのすべてのページを効率的に発見できるようになります。

送信後は月1回程度、サイトマップのステータスをチェックし、エラーが出ていないか確認します。

2. 検索パフォーマンスで主要ページ確認 週に1回、検索パフォーマンスを開いて、以下を確認する習慣をつけましょう:

  • 先週と比べてクリック数は増えているか
  • 新しく上位表示されたキーワードはないか
  • CTRが極端に低いページはないか

特に新しい記事を公開した場合は、その記事がどんなキーワードで表示され始めたかをチェックすると、次の記事作成のヒントになります。

3. カバレッジでエラーゼロを目指す 月に1〜2回、カバレッジ(ページ)レポートを確認し、エラーが出ていないかチェックします。エラーが出ている場合は、原因を特定して速やかに修正しましょう。

理想は常に「エラー:0」の状態を保つことです。エラーがゼロなら、サイトの技術的な健全性が保たれている証拠です。

4. CTR低下ページのタイトル改善 検索パフォーマンスで、「表示回数が多い(例:月1,000回以上)のにCTRが5%未満」のページを見つけたら、タイトルとメタディスクリプションを改善します。

改善のコツ:

  • 数字を入れる(「5つの方法」「10分で」など)
  • ベネフィットを明確に(「初心者でも」「すぐできる」など)
  • 記号で目立たせる(【】|など)

改善後、2〜4週間でCTRの変化を確認します。

5. 週1回のパフォーマンスチェック習慣化 最も重要なのは「定期的にチェックする習慣」です。毎週決まった曜日(例:毎週月曜日の午前中)にサーチコンソールを開き、5〜10分で以下をチェックする習慣をつけましょう:

  • 検索パフォーマンスの全体トレンド
  • 新しいエラーの有無
  • 急激な順位変動があるページ

この習慣があれば、問題の早期発見と、成長の実感が得られます。Googleカレンダーにリマインダーを設定するのもおすすめです。


【よくある質問】サーチコンソール初心者のQ&A

サーチコンソールを使い始めた初心者の方から、よく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q1. データはいつから表示されますか?

A. 登録後48〜72時間でデータが表示され始めます。

サーチコンソールに登録しても、すぐにはデータが表示されません。Googleがあなたのサイトをクロール(巡回)し、データを収集・処理するまで、通常48〜72時間(2〜3日)かかります。

ただし、以下の条件によって表示開始時期は変動します:

  • 新規サイト: 1週間程度かかることもある
  • 既存の人気サイト: 24時間以内に表示されることもある
  • サイトマップ送信済み: 未送信より早く表示される

データが少ない初期段階でも、登録から1週間後には少しずつデータが蓄積され始めます。1ヶ月も経てば、十分な量のデータが集まり、分析できるようになります。

焦らず、まずは登録を完了させて、他の初期設定(サイトマップ送信など)を済ませておきましょう。

Q2. 無料で使えますか?有料版はありますか?

A. 完全無料です。有料版はありません。

Googleサーチコンソールは、Google公式の完全無料ツールです。すべての機能が無料で使え、登録数や使用回数に制限もありません。個人ブログでも、大企業のサイトでも、同じ機能を無料で利用できます。

「有料版」や「プレミアムプラン」は存在しないため、料金を請求してくるサイトがあれば詐欺なので注意してください。

唯一のコストは、サイト運営そのもの(ドメイン代、サーバー代など)のみで、サーチコンソール自体に費用は一切かかりません。これがGoogleサーチコンソールの大きな魅力の一つです。

Q3. 複数サイトを管理できますか?

A. はい、1つのGoogleアカウントで複数サイトを管理できます。

サーチコンソールでは、1つのGoogleアカウントで何サイトでも登録・管理できます。ブログ、ショップサイト、コーポレートサイトなど、複数のサイトを運営している場合でも、すべて同じアカウントで一元管理可能です。

切り替え方法: サーチコンソール画面の左上にあるサイトURL部分をクリックすると、登録済みサイトの一覧が表示されます。見たいサイトを選ぶだけで、即座に切り替わります。

また、複数のGoogleアカウントを持っている場合(個人用と仕事用など)、それぞれで異なるサイトを管理することもできます。ブラウザで複数アカウントを切り替えて使用しましょう。

注意点として、サイトごとに個別に登録・設定が必要です。1サイト登録すれば他も自動で登録される、ということはありません。

Q4. データの保存期間は?

A. 過去16ヶ月分のデータが保存されます。

サーチコンソールでは、最大で過去16ヶ月分のデータを遡って確認できます。つまり、1年4ヶ月前までのデータにアクセス可能です。

ただし、機能によって期間が異なります:

  • 検索パフォーマンス: 16ヶ月
  • URL検査: リアルタイム(現在の状態)
  • カバレッジ: 90日間
  • ページエクスペリエンス: 90日間

16ヶ月以上前のデータは自動的に削除されるため、長期的な分析をしたい場合は、定期的にデータをエクスポート(CSV、Excel、Googleスプレッドシート)して保存しておくことをおすすめします。

エクスポート方法: 検索パフォーマンス画面の右上にある「エクスポート」ボタンから、データをダウンロードできます。月1回程度エクスポートしておけば、数年分のデータが手元に残ります。

Q5. スマホアプリはありますか?

A. はい、iOS・Android両方に公式アプリがあります。

Googleサーチコンソールには、公式のスマホアプリが用意されています。

  • iOS: App Storeで「Google Search Console」を検索
  • Android: Google Playで「Google Search Console」を検索

アプリでできること:

  • 検索パフォーマンスの確認
  • インデックス状況のチェック
  • エラー通知の受信
  • 簡易的なデータ分析

アプリでできないこと:

  • サイトマップの送信
  • 詳細なフィルタ設定
  • データのエクスポート

外出先で「急にアクセスが減った」「エラー通知が来た」といった時に、スマホアプリで素早く確認できるのは便利です。ただし、詳細な分析や設定変更はPC版を使う方がスムーズです。

通知機能をオンにしておけば、重大な問題が発生したときにプッシュ通知で知らせてくれるため、インストールしておくことをおすすめします。

Q6. アナリティクス(GA4)との違いは?

A. サーチコンソールは「検索結果での動き」、GA4は「サイト内での動き」を分析します。

よく混同されがちな2つのツールですが、測定する範囲が全く異なります。

サーチコンソール(検索結果に特化):

  • Google検索結果に表示された回数
  • どんなキーワードで検索されたか
  • 検索順位は何位か
  • 検索結果からクリックされた回数
  • サイトの技術的な問題(インデックス、エラーなど)

GA4(サイト訪問後の行動):

  • どこから来たか(検索、SNS、広告、直接など)
  • サイト内でどのページを見たか
  • 何分滞在したか
  • どこで離脱したか
  • コンバージョン(購入、問い合わせなど)の達成状況

例えるなら:

  • サーチコンソール = お店の「看板」がどれだけ見られたか
  • GA4 = お店に入った後の「顧客の行動」

どちらも重要で、両方を併用することで、「検索→訪問→行動→成果」までの全体像を把握できます。前述の通り、連携して使うとさらに効果的です。

Q7. エラーが出た場合どうすればいいですか?

A. エラーの種類を確認し、Googleが提示する解決策に従って対処します。

サーチコンソールでエラーが表示された場合、慌てず以下の手順で対処しましょう:

  1. エラーの詳細を確認 エラーが表示されているセクション(カバレッジ、モバイルユーザビリティなど)をクリックし、具体的な内容を確認します。
  2. 影響範囲を把握 何ページに影響しているか、重要なページが含まれているかをチェックします。
  3. 解決策を実行 多くの場合、サーチコンソールが「修正方法を確認」といったリンクで、具体的な解決策を提示してくれます。その指示に従って修正します。
  4. 修正を検証 修正完了後、「修正を検証」ボタンを押すと、Googleが再チェックしてくれます。
  5. 結果を確認 数日〜1週間後に、エラーが解消されたか確認します。

よくあるエラーの対処法は、本記事の「カバレッジ(インデックス登録状況)の確認方法」セクションで詳しく解説しています。

それでも解決しない場合は、Google Search Central(旧ウェブマスターヘルプフォーラム)で質問すると、専門家から回答が得られることがあります。

Q8. 他の人に権限を付与できますか?

A. はい、複数人で管理する場合は権限を付与できます。

チームでサイトを運営している場合や、外部のSEO業者に依頼する場合は、他のユーザーに権限を付与できます。

権限付与の手順:

  1. サーチコンソール左下の「設定」をクリック
  2. 「ユーザーと権限」を選択
  3. 「ユーザーを追加」ボタンをクリック
  4. 相手のGmailアドレスを入力
  5. 権限レベルを選択(下記参照)
  6. 「追加」ボタンをクリック

権限レベルの種類:

権限レベルできることおすすめ用途
オーナーすべての操作(削除含む)サイト運営者本人のみ
フル閲覧・修正すべて可能社内の担当者
制限付き閲覧のみ外部業者、レポート確認者

注意点:

  • オーナー権限は慎重に付与(削除されるリスク)
  • 外部業者には「制限付き」で十分
  • 不要になったら速やかに権限を削除

複数人で管理する場合も、データは共有されるため、誰かが変更を加えると全員に反映されます。


まとめ:サーチコンソールは初心者でも使いこなせるSEO必須ツール

ここまで、Googleサーチコンソールの使い方を、初心者向けに徹底解説してきました。最後に、重要なポイントを振り返りましょう。

サーチコンソールで押さえるべき3つのポイント

  1. 検索パフォーマンスで現状把握:どんなキーワードで表示され、何回クリックされているかを定期的にチェックすることで、改善すべきページが明確になります。
  2. エラーをゼロに保つ:カバレッジやページエクスペリエンスでエラーが出たら、速やかに対処しましょう。技術的な問題を放置すると、検索順位が下がる原因になります。
  3. データを活用した改善サイクル:サーチコンソールは「見るだけ」ではなく、データに基づいて「行動する」ことが重要です。CTRが低いページのタイトル改善、11〜20位のページのコンテンツ強化など、具体的なアクションに繋げましょう。

次のステップ この記事を読み終えたら、まずは以下の3つのアクションを実行してください:

  1. サーチコンソールに登録(まだの方)
  2. サイトマップを送信
  3. 検索パフォーマンスを週1回チェックする習慣をカレンダーに設定

サーチコンソールは、最初は専門用語が多くて難しく感じるかもしれません。しかし、本記事で解説した基本機能を使いこなせば、初心者でも十分にSEO改善ができます。

継続的にデータをチェックし、小さな改善を積み重ねることで、3ヶ月後、半年後には、検索流入が確実に増えているはずです。

あなたのサイトの成長を、サーチコンソールがしっかりとサポートしてくれます。さあ、今すぐサーチコンソールを開いて、最初の一歩を踏み出しましょう!


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