Google Analytics 4(GA4)とSearch Consoleのデータを効果的に可視化したい方へ、当社で無料配布しているLooker Studioのテンプレートをご紹介します。初めての方でも簡単に使える基本的なレポートから、上級者向けの詳細な分析が可能なレポートまで、その使い方を詳しく解説していきます。
本記事の画面の画像のデータはダミーのものなります。
このテンプレートは、GA4とSearch Consoleの主要なデータを一元管理できるダッシュボードです。マーケティング担当者が日々の業務で必要とする重要な指標を、直感的に理解できるよう設計されています。
本記事で紹介するレポートは無料で配布しているレポートになりますので、お気軽にご利用ください。
無料レポートはこちら
無料レポートは、GA4を使ってサイトの分析ができるレポートになっております。
サイト内の行動を分析することができます。汎用的に使用できることを考えて、BtoBサイトやBtoCサイトなど幅広いサイトで利用可能です。
レポートは全22ページあります。(4ページは設定方法や説明ページになります)
ダウンロードしていただく際に、マニュアルも送付しておりますので、Lokker Studioを使った事がない人でも設定できるかと思います。
正直ほとんどのサイトはこれで分析としては事が足りるかもしれません。
また弊社のLooker Studioは無料や有料に関わりなく、最新版のものを提供してアップデートも行います。
全22Pの内容を一部割愛しながらになりますが、本記事で紹介していきます。
レポートの基本構成
レポートでの目次としては、下記になります。表紙からレポートのアップデートに関しては、最後にお伝えさせていただきます。
全体のサマリから徐々に細かい分析内容のデータを参照できる構成になっております。
最後の方は個別のユーザー情報を分析するためのレポートになっております。
この内容で項目が足りない場合は別途ご自身でカスタマイズも可能です。
- 表紙
- 用語集
- 使い方
- レポートのアップデートに関して
- 全体サマリ
- 3ヶ月間サマリ
- 年間サマリ(全体)
- 月別サマリ
- 月別ユーザー数
- 月別セッション数
- 月別イベント数
- イベントごとのサマリ
- 月別コンバージョンサマリ
- 月別コンバージョンデフォルトチャネル
- 月別コンバージョン参照元/メディア
- 月別コンバージョンユーザー
- 月別重要コンバージョン(お問い合わせ)
- 月別性別/年齢
- 当月集客サマリ
- 当月ユーザー数
- 当月ユーザーサマリ
- 当月性別毎ユーザー数
- 当月デバイス
- 当月時間帯
- 当月日別セッション
- 当月都道府県
テンプレートの特徴
特徴としては、汎用性を考えてBotB・BtoCサイトの両方で利用可能な形にしております。
この無料レポートは下記の4点の内容が主な特徴になります。
- 汎用性の高さ
- 複雑な処理をなくしシンプルに使える
- 必要最低限の分析が可能なレポート
- 主要KPIの一覧表示
Looker Studioでゼロからレポートを作成するとかなりの手間がかかる部分を最小限にして、自社のサイトの分析に活かしていただけます!
サマリ関係のページ
サマリは全体の大きな数値をまとめたレポートになります。KPIとしてのデータではなく、サイトの状況を表す数値になります。サイトが現状どのくらいユーザー数を獲得しているか、アクティブなユーザーはどのくらいいるかなどを数値にしております。
サイトの状況を理解、把握をするレポートページ
下記の画像が実際のレポートになります。一部抜粋したものになります。
月別データ関連のページ
月別データは、ユーザー数・セッション数・イベント数の3つの軸でレポートが出せるようになっております。
月毎にキャンペーンや施策を実施するため、その施策がサイトに対してどのような影響があったかを判断するためのレポートです。また、長期間の施策の効果検証にも役立ちます。
月間の推移を把握して時期やシーズンのデータの揺れを確認するレポートページ
コンバージョン関連ページ
このページが多くのサイトでKPIとして設定するお問い合わせ数などの数値になります。
この数値が良かった悪かったでサイトとして目的達成の指標が表示されているページになります。
KPIの達成がされているされてない場合は、どの他のどのデータが良くなったか関連するデータがあるため、それぞれを見て施策を再度実施する必要があります。
KPIになるもっとサイトで重要な数値の確認するレポートページ
このデータを継続的に計測はサイトを分析して、今後のマーケティング活動に活かすためには必ず必要です。
コンバージョンのレポートは、Looker Studioで表示させるための設定が一部必要になりますが、レポートをダウンロードしていただくとあわせて手順も配布しております。ご安心してご利用いただけます。
ユーザー関連ページ
ユーザーに関するレポートでは、どのようなユーザーがサイトへ訪問したかを閲覧することができます。
ユーザーの属性データがメインの情報になります。地域・性別・デバイスなどになります。
各レポートページには、期間・参照元メディア・デバイスの種類でデータをフィルタできる機能がありますので、期間が指定されていないレポートでは検索することができます。
基本的な設定手順
無料レポートは自由に変更していただいて問題ありません。(レポートのアップデートには対応ができない場合があります)
自社のロゴを入れたり、色・レイアウトなどをカスタマイズしていただいて問題ありません。
- 日付範囲の設定
- フィルターの調整
- スタイルのカスタマイズ
レイアウトのアレンジ
- グラフの配置変更
- サイズ調整
- 色設定の変更
- 表示項目の追加/削除
基本的なLooker Studioの使い方は下記の記事も参考にしてください。初心者でもわかりやすいようにSTEP形式で手順を記載しております。
無料レポートでよくあるトラブルをご紹介します。
よくある問題と解決方法
- データが表示されない
- ブラウザを更新またはデータを更新するを押してみてください。
データの表示の遅延で表示されない場合があります。 - データのディメンションと値が誤っている場合再度見直してください。一度表示されていた時の状態に戻すのが良いです。
- ブラウザを更新またはデータを更新するを押してみてください。
- グラフが更新されない
- ブラウザを更新またはデータを更新するを押してみてください。
- エラーメッセージの対処
- Looker Studioのエラーコードのキーワードで検索して見て対応方法があれば試してみてください。
- 対応方法が検索でもない場合は、一度グラフなどエラーがない状態にして再度設定を行なってください。
- パフォーマンスの改善
- 複雑な計算ロジックを省いて、細かく計算フィールドを作成して参照するようにしてみてください。
当社が提供する無料テンプレートを活用することで、GA4のデータを効率的に分析し、実践的なマーケティング施策に活かすことができます。Looker Studioを使ったことがない人でも使えるようにマニュアルも一緒に配布しておりますので、安心してご利用いただけると思います。
Looker Studioを使って、サイト分析の効率とデータを可視化して施策のPDCAに活用してください。
[技術用語集]- GA4(Google Analytics 4)
Googleの新しい解析プラットフォーム。ユーザー中心の測定モデルを採用しています。 - CTR(Click Through Rate)
インプレッション数に対するクリック数の割合を示す指標。 - エンゲージメント率
ユーザーがサイトにどの程度関与しているかを示す指標。 - ドリルダウン
データを階層的に掘り下げて詳細を確認する機能。 - KPI(Key Performance Indicator)
重要業績評価指標。ビジネスの目標達成度を測る指標。
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