【完全ガイド】VPSサーバーの日割り料金|さくら・Xserver・カゴヤなど主要サービス比較

VPSサーバーを契約したいけれど、「日割り計算はあるの?」「月の途中で契約したら損するの?」と不安に感じていませんか?

実は、VPSサービスの日割り計算ルールはプロバイダーによって大きく異なり、知らずに契約すると数千円も損をする可能性があります。さくらのVPSやXserver VPS、カゴヤなどは日割り対応していますが、WebARENAやGMOクラウドVPSは全額請求というケースも。

この記事では、主要VPSサーバー10社の日割り計算ルールを徹底比較し、具体的な料金シミュレーションとともに解説します。あなたの契約タイミングに合った最適なVPSサービスが必ず見つかります。


VPSサーバーの日割り計算とは?基本知識

VPSサーバーの日割り計算とは、月額料金を利用日数分のみ請求する仕組みのことです。月の途中で契約・解約した場合でも、実際に使用した日数分だけの料金で済むため、無駄なコストを抑えられます。

ただし、すべてのVPSサービスが日割り計算に対応しているわけではありません。プロバイダーによって「日割りあり」「日割りなし」「一部のみ日割り」と対応が異なるため、契約前の確認が重要です。

特に初期費用を抑えたい方や、短期間のテスト利用を考えている方にとって、日割り計算の有無は大きな判断材料となります。

日割り計算の仕組み

日割り計算は、月額料金を1日あたりの単価に換算し、実際の利用日数をかけて算出する仕組みです。

基本的な計算式は以下の2パターンです:

計算方法計算式採用サービス例
30日割り月額料金÷30日×利用日数さくらのVPS
月末日数割り月額料金÷その月の日数×利用日数一部サービス

例えば、月額1,000円のプランを7月15日に契約した場合:

  • 30日割りの場合: 1,000円÷30日×17日(15日〜31日)=約567円
  • 月末日数割りの場合: 1,000円÷31日×17日=約548円

このように計算方法によって若干の差が生まれますが、いずれも満額請求されるより圧倒的にお得です。また、日割り計算後に消費税が加算される点も覚えておきましょう。

日割り計算が適用されるタイミング

日割り計算が適用されるタイミングは、主に以下の3つの場面です。

1. 利用開始月(初回請求時) 月の途中で契約した場合、契約日から月末までの日数分が日割り計算されます。ただし、さくらのVPSのように初回は2ヶ月分満額請求し、2回目で精算するケースもあるため注意が必要です。

2. 解約月(最終請求時) 月の途中で解約した場合、月初から解約日までの日数分のみ請求されます。ただし、解約月は日割りなしで全額請求するサービスも存在します。

3. プラン変更時 プランをアップグレード・ダウングレードした際、変更前後の日数に応じて日割り計算されるサービスがあります。カゴヤのように日額制を採用しているサービスは、この点で特に柔軟です。

注意すべきポイント:

  • サービスによって「契約月のみ日割り」「解約月のみ日割り」など対応が異なる
  • 無料お試し期間から本契約への移行時は日割り対象外の場合もある
  • プラン変更時の日割りルールは各社で大きく異なる

契約前に必ず各サービスの料金ページで日割り適用範囲を確認することをおすすめします。

日割りなしの場合の注意点

日割り計算がないVPSサービスでは、契約月・解約月ともに1ヶ月分の料金が満額請求されます。この場合、契約タイミングによって損得が大きく変わるため注意が必要です。

月末契約の場合の損失例: 月額1,000円のプランを7月31日に契約した場合、わずか1日の利用で1,000円の請求となります。これは日額換算で1,000円/日という非常に高額な状態です。

損をしないための対策:

対策内容メリット
月初契約を徹底毎月1日〜5日に契約する1ヶ月分の料金で最大限利用できる
無料お試し期間の活用お試し期間中に検証し、月初に本契約コストゼロで事前検証できる
日割り対応サービスを選ぶ最初から日割り対応VPSを選択契約日を気にする必要がない

特に「今すぐVPSが必要」という状況でない限り、月末近くの契約は避け、翌月1日まで待つことをおすすめします。数日待つだけで数百円〜数千円の節約になります。

また、無料お試し期間がある場合は、その期間を活用して十分に検証し、月初のタイミングで本契約に移行する計画的な利用が賢明です。


【比較表】主要VPSサーバーの日割り計算対応状況

主要VPSサーバー10社の日割り計算対応状況を一覧表にまとめました。契約・解約・プラン変更時の対応を一目で確認できます。

サービス名日割り対応契約月解約月プラン変更計算方法無料期間
さくらのVPS○※月額÷30日2週間
Xserver VPS契約翌日から月末なし
カゴヤ CLOUD VPS日額制+月額上限なし
ConoHa VPS時間課金制なし
シン・VPS契約月のみ日割りなし
ABLENET VPS日割り対応10日間
WebARENA×全額請求なし
GMOクラウドVPS×全額請求15日間
DTI ServersMan×全額請求なし
お名前.com VPS契約月のみ日割りなし

表の見方:

  • ○:日割り計算あり / △:一部対応 / ×:日割りなし / -:非対応
  • ※さくらのVPSは初回2ヶ月分満額請求後、2回目請求で精算

傾向分析:

  • 完全日割り対応(契約・解約・変更すべて):さくらのVPS、カゴヤ、ConoHa、ABLENET
  • 契約月のみ日割り:Xserver VPS、シン・VPS、お名前.com VPS
  • 日割りなし:WebARENA、GMOクラウドVPS、DTI ServersMan

この表から、柔軟な運用を求めるならカゴヤやConoHaのような完全日割り対応サービスが、長期利用前提なら日割りなしでもスペック重視で選ぶという判断ができます。

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日割り計算ありのVPSサーバー詳細

さくらのVPS

さくらのVPSは、契約・解約・プラン変更のすべてで日割り計算に対応している柔軟な料金体系が特徴です。

日割り計算の特徴:

  • 計算式: 月額(税抜)÷30日×利用日数+消費税
  • 初回請求の仕組み: 契約時は2ヶ月分満額請求され、2回目請求時に契約日から月末までの日割り分が精算される独特な方式
  • 解約時: 解約月も日割り計算で無駄がない
  • プラン変更: スケールアップ・ダウン時も日割り対応

具体的な料金シミュレーション:

7月15日に月額643円(税抜)のプランを契約した場合:

  1. 初回請求(7月):643円×2ヶ月=1,286円(税抜)+消費税=1,414円(税込)
  2. 2回目請求(8月):643円-日割り精算額
    • 7月の利用日数:17日(15日〜31日)
    • 日割り額:643円÷30日×17日=365円(税抜)
    • 精算:643円-365円=278円(税抜)+消費税=305円(税込)

メリット:

  • 解約月も日割り計算されるため、いつ解約しても損がない
  • プラン変更が柔軟にできる
  • 2週間の無料お試し期間がある

デメリット:

  • 初回請求が2ヶ月分のため、初期費用がやや高く感じる
  • 精算は2回目請求時のため、タイムラグがある

おすすめの契約タイミング: 日割り対応のため、いつ契約しても大きな損はありませんが、無料お試し期間を最大限活用するなら月初スタートが理想的です。

Xserver VPS

Xserver VPSは、契約月のみ日割り計算に対応しており、シンプルでわかりやすい料金体系が特徴です。

日割り計算の特徴:

  • 計算方式: 契約日の翌日から翌月末までを1ヶ月分として日割り計算
  • 契約月: 契約日から月末までの日数分のみ請求
  • 解約月: 日割りなし(1ヶ月分全額請求)
  • プラン変更: 基本的に日割りなし

具体的な料金シミュレーション:

契約日初回請求対象期間月額830円の場合の請求額
7月1日7/2〜7/31(30日)約830円
7月16日7/17〜7/31(15日)約415円
7月25日7/26〜7/31(6日)約166円

メリット:

  • 契約月の日割り計算により初期費用を抑えられる
  • 高性能なサーバースペックとコストパフォーマンスの良さ
  • エックスサーバー株式会社の信頼性とサポート体制

デメリット:

  • 解約月は日割りなしのため、月末解約だと損をする
  • プラン変更時の日割り対応が限定的

おすすめの契約タイミング: 契約は月中でもOKですが、解約を考える際は必ず月末を避け、月初に解約すると1ヶ月分を最大限活用できます。長期利用前提なら契約日は気にする必要はありません。

カゴヤ(KAGOYA) CLOUD VPS

カゴヤ CLOUD VPSは、完全な日額料金制を採用しており、最も柔軟な料金体系を持つVPSサービスです。

日割り計算の特徴:

  • 料金方式: すべてのプランで日額料金制
  • 月額上限: 日額×利用日数が月額上限に達するとそれ以上加算されない
  • 契約・解約: いつでも利用日数分のみ課金
  • プラン変更: リアルタイムで変更可能、日額単位で課金

料金プラン例:

プラン日額(税込)月額上限(税込)1日利用15日利用1ヶ月利用
1GBプラン20円550円20円300円550円
2GBプラン43円979円43円645円979円
4GBプラン99円3,300円99円1,485円3,300円

具体例: 7月15日から15日間だけ2GBプランを利用した場合:

  • 請求額:43円×15日=645円(税込)

メリット:

  • 短期利用や頻繁なプラン変更に最適
  • 使った分だけ支払うため無駄がゼロ
  • 契約・解約のタイミングを一切気にする必要がない
  • スケールアップ・ダウンが自由自在

デメリット:

  • 長期利用の場合、月額固定制より若干割高になる可能性
  • 他社と比較すると知名度がやや低い

おすすめの契約タイミング: 日額制のため、いつ契約してもいつ解約しても損得はありません。短期間のテスト利用や、繁忙期のみサーバースペックを上げたい場合に最適です。

その他の日割り対応VPS

ConoHa VPS 時間課金制を採用し、1時間単位で料金が計算されます。月額上限があるため長期利用でも安心です。開発環境やゲームサーバーとして人気があり、初心者にも使いやすい管理画面が特徴です。

シン・VPS エックスサーバー系列のサービスで、契約月のみ日割り計算に対応。高速性とコストパフォーマンスに優れ、Xserver VPSと同様の信頼性がありながら、よりリーズナブルな価格設定が魅力です。

ABLENET VPS 契約・解約・プラン変更すべてで日割り計算に対応しています。10日間の無料お試し期間があり、老舗プロバイダーとしての安定したサービス提供が強みです。

お名前.com VPS ドメイン事業で有名なGMOグループのVPSサービス。契約月のみ日割り対応で、ドメインとセットで利用する際の利便性が高いのが特徴です。

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日割り計算なしのVPSサーバー詳細

WebARENA

WebARENAは、NTTPCコミュニケーションズが提供するVPSサービスで、日割り計算には一切対応していません。

料金体系の特徴:

  • 契約月: 1ヶ月分全額請求
  • 解約月: 1ヶ月分全額請求
  • プラン変更: 日割りなし、変更月は両プランの満額請求
  • 請求方式: 月額固定制

月末契約時の損失シミュレーション:

契約日月額料金利用日数実質日額損失額
7月1日1,000円31日約32円/日なし
7月20日1,000円12日約83円/日約613円
7月31日1,000円1日1,000円/日約968円

7月31日に契約した場合、わずか1日の利用で1,000円の請求となり、実質的に968円の損失が発生します。

メリット:

  • NTTグループの高い信頼性とネットワーク品質
  • 法人向けの充実したサポート体制
  • 長期利用前提なら料金体系がシンプル

デメリット:

  • 月末契約時の損失が大きい
  • 解約月も満額請求のため、解約タイミングの調整が必要
  • 短期利用には不向き

利用するなら月初契約が鉄則: WebARENAを利用する場合は、必ず毎月1日〜5日の間に契約することを強くおすすめします。月末近くに契約すると大きな損失となるため、急ぎでない限り翌月まで待つべきです。

GMOクラウドVPS

GMOクラウドVPSも日割り計算非対応のサービスですが、15日間の無料お試し期間を活用することで初期コストを抑えられます。

料金体系の特徴:

  • 契約月・解約月: ともに1ヶ月分全額請求
  • プラン変更: 日割りなし
  • 無料期間: 15日間のお試し期間あり

無料期間を活用した賢い契約方法:

契約パターンお試し開始日本契約日メリット
推奨月の中旬翌月1日無料期間で検証+月初本契約で損なし
非推奨月末そのまま継続わずかな利用で満額請求

メリット:

  • 15日間の無料お試し期間で十分な検証が可能
  • GMOグループの信頼性
  • 豊富なプランラインナップ

デメリット:

  • 日割り計算なしのため月末契約は損
  • 解約月も満額請求

推奨する契約戦略:

  1. 月の中旬頃に無料お試しを開始
  2. 15日間でサーバーの検証を完了
  3. 翌月1日に本契約へ移行

この方法なら、無料期間を最大限活用しつつ、本契約は月初から開始できるため損失を最小化できます。

DTI ServersMan

DTI ServersManは低価格帯のVPSサービスですが、日割り計算には対応していません。

料金体系の特徴:

  • 契約月・解約月: 全額請求
  • プラン変更: 日割りなし
  • 特徴: 月額467円〜という低価格が魅力

低価格でも月末契約は要注意: 月額467円のプランでも、7月31日に契約すると1日で467円の請求となり、実質日額467円という割高な状況になります。

メリット:

  • 業界最安クラスの月額料金
  • シンプルな料金体系
  • 低コストで運用したい個人利用者向け

デメリット:

  • 日割りなしのため契約タイミングが重要
  • サーバースペックは価格相応

利用時のポイント: 低価格が魅力のサービスですが、その魅力を最大限活かすには必ず月初契約を守ることが重要です。月末に「安いから今すぐ契約」と飛びつくと、結果的に割高になってしまいます。

その他の日割りなしVPS

ロリポップ!マネージドクラウド WordPress専用のマネージドVPSで、日割り計算はありませんが、初期費用無料とWordPress最適化された環境が魅力です。

さくらのクラウド 従量課金制ですが、VPSとは異なるクラウドサービス。用途によってはVPSより柔軟に利用できます。

IDCF Cloud 時間課金制を採用しているため、厳密には「日割りなし」のカテゴリーとは異なりますが、VPSとクラウドの中間的な位置づけです。


【目的別】VPSサーバーの選び方|日割り計算で損しないために

コスト重視なら日額制のカゴヤがおすすめ

コストを最小限に抑えたい、特に短期利用や頻繁なスペック変更を予定している場合は、カゴヤ CLOUD VPSの日額制が最適です。

カゴヤが向いているケース:

  • 1週間〜1ヶ月程度の短期プロジェクト
  • 繁忙期だけサーバースペックを上げたい
  • 複数のプランを試してから決めたい
  • テスト環境として一時的に使いたい

コストメリットの具体例:

利用シーン他社(月額固定1,000円)カゴヤ(日額33円)差額
10日間のテスト利用1,000円330円670円お得
月初の5日間のみ高スペック3,000円495円2,505円お得

月額上限があるので安心: 「日額制だと使いすぎが怖い」という心配は不要です。各プランには月額上限が設定されており、それを超えた分は請求されません。例えば2GBプラン(日額43円)なら、何日使っても月額979円(税込)が上限です。

プラン変更が自由自在: 開発初期は1GBプラン、テスト期間は4GBプラン、本番稼働後は2GBプランというように、プロジェクトのフェーズに応じて柔軟にスケールできます。各変更タイミングで日割り計算されるため、無駄なコストが発生しません。

短期利用や柔軟な運用を求めるなら、カゴヤの日額制が圧倒的におすすめです。

月中契約が多いならさくらorXserver

月の途中でVPSが必要になることが多い方には、さくらのVPSまたはXserver VPSが適しています。

さくらのVPSが向いている人:

  • 解約時期が不確定で、いつ止めるかわからない
  • プラン変更を頻繁に行う可能性がある
  • 2週間の無料お試しでじっくり検証したい

Xserver VPSが向いている人:

  • 高性能なサーバーを求めている
  • 長期利用を前提としている(解約月の日割りなしを気にしない)
  • エックスサーバーの他サービスも利用している

初回請求の仕組みに注意:

サービス初回請求2回目以降注意点
さくら2ヶ月分満額日割り精算あり初期費用が高めに見えるがすぐ精算される
Xserver日割り計算通常の月額初期費用を抑えられる

契約タイミングの具体例:

7月15日に急遽VPSが必要になった場合:

  • さくら: 2ヶ月分の費用が必要だが、8月の請求で7月分の日割り精算がある
  • Xserver: 7/16〜7/31の約15日分のみ請求で初期費用が安い

急な契約でも日割り計算により初期費用を抑えられるのが、この2サービスの大きなメリットです。

長期利用前提なら日割りなしでもOK

1年以上の長期利用を前提とし、月初契約を徹底できるなら、日割り計算なしのVPSでも問題ありません。

長期利用で重視すべきポイント:

  1. サーバースペックと性能
  2. ネットワークの安定性
  3. サポート体制
  4. 総合的なコストパフォーマンス

日割り計算の有無よりも、これらの要素を重視して選ぶべきです。

WebARENAやGMOクラウドVPSのメリット:

  • 大手通信事業者の高品質なネットワーク
  • 法人向けの充実したサポート
  • 長期利用時の安定性と信頼性

月初契約を守れば損はしない:

契約パターン年間コスト(月額1,000円の場合)備考
毎年1月1日契約12,000円標準
月末契約してしまった場合12,000円+初月の無駄分最大約1,000円の損失

長期利用なら、初月の損失は年間コストで見れば微々たるものです。ただし、それでも無駄は避けたいので、更新月は必ず月初に設定しましょう。

スペック重視の選択基準:

  • CPU/メモリが自分のアプリケーションに十分か
  • ディスクI/O性能は要件を満たすか
  • バックアップ機能は充実しているか

これらを満たすなら、日割り計算なしでも優れた選択肢となります。

無料お試し期間を活用する

多くのVPSサービスが無料お試し期間を提供しており、これを賢く活用することでコストを抑えつつ最適なサービスを選べます。

主要VPSの無料お試し期間一覧:

サービス無料期間日割り対応おすすめの活用法
さくらのVPS2週間月中旬開始→検証後に月初本契約
GMOクラウドVPS15日間×月中旬開始→翌月1日本契約
ABLENET VPS10日間いつでもOK
ConoHa VPSなし
Xserver VPSなし○(契約月のみ)

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お試し期間の賢い使い方:

パターン1: 日割りなしサービスの場合(GMOクラウドVPS)

  1. 7月15日:無料お試し開始
  2. 7月29日:検証完了、継続を決定
  3. 7月31日:無料期間終了
  4. 8月1日:本契約開始(満額請求だが月初なので損なし)

パターン2: 日割りありサービスの場合(さくらのVPS)

  1. いつでも無料お試し開始
  2. 2週間で検証完了
  3. そのまま本契約移行でOK(日割り計算されるため)

ベストタイミングの計算式:

  • 日割りなしの場合:「無料期間終了日」が「月末」になるように逆算して開始
  • 日割りありの場合:いつ開始してもOK

複数サービスを比較する場合: 1ヶ月目:さくらのVPS(2週間)→2ヶ月目:GMOクラウドVPS(15日間)というように、複数の無料期間をハシゴすることで、コストゼロで最大1ヶ月以上の比較検証が可能です。

ただし、本格的な本番運用は避け、あくまで検証目的に留めることをおすすめします。


VPSサーバー契約時の日割り計算に関するよくある質問

解約時も日割り計算されますか?

解約時の日割り計算対応はサービスによって大きく異なります。解約を予定している方は、この点を必ず確認してから契約しましょう。

具体的な損得シミュレーション:

月額1,000円のVPSを7月5日に解約する場合:

  • 日割りあり(さくら):1,000円÷30日×5日=約167円
  • 日割りなし(Xserver):1,000円(満額請求)
  • 差額:833円の損失

解約時に損をしないためのポイント:

  1. 契約前に解約月の日割り対応を確認 各サービスの利用規約または料金ページで明記されています。
  2. 日割りなしの場合は月末ギリギリまで使う どうせ満額請求されるなら、月末の最終日まで利用してから解約しましょう。
  3. 自動更新の停止タイミングに注意 解約申請と実際の解約日にズレがあるサービスもあります。月をまたぐと余分に1ヶ月分請求される可能性があるため、余裕を持って申請しましょう。
  4. データのバックアップは解約前に 解約すると即座にデータにアクセスできなくなるサービスもあるため、必ず事前にバックアップを取得してください。

推奨行動: 解約の可能性がある場合は、最初から「解約月も日割り対応」のサービスを選ぶことをおすすめします。柔軟性が高く、予期せぬ解約時にも損失を最小限に抑えられます。

プラン変更時の日割り計算は?

プラン変更時の日割り計算は、サービスによって対応が最も分かれる部分です。運用中にスペック調整が必要になるケースは多いため、重要な確認ポイントです。

具体的な計算例:

7月15日に月額1,000円プランから2,000円プランへアップグレードする場合:

カゴヤ(完全日割り)の場合:

  • 7/1〜7/14:1,000円÷30日×14日=約467円
  • 7/15〜7/31:2,000円÷30日×17日=約1,133円
  • 合計:約1,600円

両方満額請求の場合:

  • 旧プラン:1,000円
  • 新プラン:2,000円
  • 合計:3,000円(1,400円の損失!)

プラン変更で損をしないためのコツ:

  1. 月初にプラン変更する 日割り対応が限定的なサービスでも、月初なら新プランの料金のみで1ヶ月使えます。
  2. 事前に変更ルールを確認 管理画面やサポートに問い合わせて、プラン変更時の課金ルールを明確にしておきましょう。
  3. 繁忙期対応は日額制がベスト 一時的なスペックアップが頻繁に必要なら、カゴヤやConoHaのような柔軟なサービスを選びましょう。
  4. ダウングレードの制限にも注意 サービスによっては、アップグレードは即座可能でもダウングレードは翌月からしかできないケースがあります。

実際の運用での活用例:

  • ECサイトのセール期間中だけ4GBプラン(通常は2GB)
  • 月末の処理集中時だけCPUコア数を増やす
  • 開発期間は最小プラン、本番稼働後は高スペックプラン

このような柔軟な運用を低コストで実現するには、プラン変更時の日割り対応が必須です。

日割り計算の端数処理は?

日割り計算後の端数処理方法は、実際の請求額に微妙な差を生むため、細かくコストを把握したい方は確認しておくべきポイントです。

具体的な計算例:

月額643円(税抜)のプランを17日間利用した場合の計算:

  • 基本計算:643円÷30日×17日=364.7円

端数処理パターン別の請求額:

  1. 切り上げ:365円+消費税=401円(税込)
  2. 切り捨て:364円+消費税=400円(税込)
  3. 四捨五入:365円+消費税=401円(税込)

差額は1円程度ですが、複数月や複数サービスを利用すると積み重なります。

税込計算後の端数処理も重要: 364.7円に消費税10%を加算すると401.17円となり、これをさらに端数処理する必要があります。

一般的な処理順序:

  1. 日割り計算(税抜)
  2. 端数処理(円単位)
  3. 消費税加算
  4. 再度端数処理(円単位)

サービスごとの明細確認方法:

  • 管理画面の請求履歴で詳細な計算式を確認
  • 不明な場合はサポートに問い合わせ
  • 初回請求時に計算方法を把握しておく

実務上のアドバイス: 端数処理による差額は通常数円〜数十円程度のため、神経質になる必要はありません。それよりも、日割り計算そのものの有無や、月額料金の総額を重視すべきです。

ただし、大量のVPSを運用する法人の場合は、端数処理方法の違いが年間で数千円の差になる可能性もあるため、確認しておく価値があります。

最もお得な契約日はいつ?

最もお得な契約日は、日割り計算の有無によって大きく異なります。それぞれのパターンで最適な契約タイミングを解説します。

日割り計算ありのサービスの場合:

結論:いつ契約してもコスト的に損得はありません。

ただし、以下のタイミングがおすすめです:

  • 月初(1日〜5日):管理がシンプル、請求サイクルがわかりやすい
  • 無料期間終了直後:検証期間を最大限活用できる
  • プロジェクト開始日:実際の必要性と一致

まとめ:VPSサーバーの日割り計算を理解して賢く契約しよう

VPSサーバーの日割り計算は、初期費用や総運用コストに直接影響する重要な要素です。この記事の要点をまとめます。

日割り計算対応サービスの選択基準:

  • 完全対応(契約・解約・変更すべて):さくらのVPS、カゴヤ CLOUD VPS、ConoHa VPS、ABLENET VPS
  • 契約月のみ対応:Xserver VPS、シン・VPS、お名前.com VPS
  • 非対応:WebARENA、GMOクラウドVPS、DTI ServersMan

目的別の最適なVPS選び:

  • 短期利用・柔軟な運用:カゴヤの日額制が最適
  • 月中契約が多い:さくらまたはXserver
  • 長期利用前提:スペック重視で選び、月初契約を徹底
  • コスト最優先:無料期間を最大活用し、月初本契約

絶対に守るべき鉄則:

  1. 日割りなしサービスは月初(1〜3日)に契約
  2. 無料お試し期間は戦略的に活用
  3. 解約時の日割り対応も事前確認
  4. プラン変更時のルールを把握

最終的なアドバイス: 日割り計算の有無は重要ですが、それだけでVPSを選ぶべきではありません。自分の利用スタイル、必要なスペック、予算、サポート体制などを総合的に判断し、最適なサービスを選びましょう。

日割り対応サービスなら契約タイミングを気にせず、日割りなしサービスでも月初契約を守れば損はしません。この記事で紹介した知識を活用して、賢いVPS選びを実現してください。

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