【2026年最新】Googleキーワードプランナーの使い方完全ガイド|無料で使う方法からSEO活用まで徹底解説
「キーワードプランナーって何ができるの?」「無料で使えるって本当?」「SEO対策にどう活用すればいいの?」
このような疑問をお持ちではありませんか?
Googleキーワードプランナーは、SEO対策やコンテンツ制作に欠かせない無料ツールです。月間検索ボリュームの確認や関連キーワードの発見、広告運用のシミュレーションなど、Webマーケティングに必要な機能が揃っています。
本記事では、キーワードプランナーの登録方法から基本的な使い方、SEO活用テクニック、注意点まで、初心者の方にもわかりやすく徹底解説します。この記事を読めば、今日からキーワードプランナーを使いこなせるようになります。
目次
Googleキーワードプランナーとは?【SEO・広告運用に必須のツール】
Googleキーワードプランナーは、Google公式が提供する無料のキーワード調査ツールです。
キーワードプランナーは、Google広告(旧Googleアドワーズ)の機能の一部として提供されており、広告運用だけでなくSEO対策やコンテンツ制作にも幅広く活用されています。
主な機能として、以下の4つがあります。
キーワードプランナーの主な機能
- 月間平均検索ボリュームの確認
- 関連キーワードの抽出
- 競合性と入札単価の確認
- 広告配信時の予測データ取得
例えば、「ブログ 書き方」というキーワードを調べると、月間でどのくらい検索されているか、どんな関連キーワードがあるか、広告を出稿する場合のクリック単価はいくらかなどが一目でわかります。
また、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleとの違いですが、これらは既存サイトのアクセス解析ツールであるのに対し、キーワードプランナーは「これから対策するキーワードを選定するためのリサーチツール」という位置づけです。
キーワードプランナーは、コンテンツを作る前の企画段階で使うツールと覚えておきましょう。
キーワードプランナーでできること5つ
キーワードプランナーでは、SEO対策と広告運用に必要な5つの重要な機能が利用できます。
それぞれの機能について、具体的に解説します。
月間平均検索ボリュームの確認
キーワードプランナーでは、特定のキーワードが月間でどのくらい検索されているかを確認できます。
検索ボリュームを知ることで、そのキーワードで上位表示したときに期待できるアクセス数を予測できます。例えば、月間検索ボリュームが10,000回のキーワードで5位に表示された場合、クリック率(CTR)を3%と仮定すると、月間約300件のアクセスが見込めます。
ただし、無料版では「1,000〜1万」のように範囲表示となり、具体的な数値は表示されません。正確な数値を知るには広告出稿が必要です。
SEO対策では、検索ボリュームと競合性のバランスを見ながら、対策すべきキーワードを選定することが重要です。
関連キーワードの抽出
1つのキーワードを入力すると、関連性の高いキーワード候補が一覧で表示されます。
例えば「SEO対策」と入力すれば、「SEO対策 方法」「SEO対策 費用」「SEO対策 チェックリスト」など、ユーザーが実際に検索している関連キーワードが取得できます。
また、競合サイトのURLを入力すれば、そのサイトがどんなキーワードで評価されているかを推測することも可能です。
関連キーワードの抽出機能は、コンテンツ企画やロングテールキーワード戦略を立てる際に非常に役立ちます。
競合性・入札単価の確認
キーワードごとの競合性(低・中・高)と、広告出稿時の推奨入札単価(CPC)を確認できます。
競合性とは、そのキーワードで広告を出稿している広告主がどのくらい多いかを示す指標です。競合性が「高」のキーワードは、広告主が多く、商業的価値の高いキーワードと判断できます。
入札単価が高いキーワードは、それだけ収益性が高いキーワードである可能性があり、アフィリエイトやBtoBビジネスでは特に重要な指標となります。
注意点として、ここで表示される「競合性」はSEOの難しさではなく、あくまで広告出稿時の競争度である点を理解しておきましょう。
広告配信の予測データ取得
選択したキーワードで広告を配信した場合の、クリック数・表示回数・費用・クリック率・平均クリック単価などの予測データを確認できます。
予測データを活用すれば、実際に広告を出稿する前に費用対効果をシミュレーションできます。また、コンバージョン率を指定すれば、期待できる成果数も予測可能です。
ただし、予測はあくまで過去7〜10日間のデータに基づくものであり、市場の変化や競合状況によって実際の結果は変動する可能性があります。
広告運用を検討している方にとって、予算計画を立てる上で非常に有用な機能です。
キャンペーンプランの作成
キーワードプランナーで選定したキーワードをそのままGoogle広告のキャンペーンに追加し、広告配信まで一貫して行えます。
キーワード選定から広告作成、予算設定まで一つのツール内で完結できるため、リスティング広告の運用効率が大幅に向上します。
SEO目的で使用する場合は、この機能を使う必要はありませんが、広告とSEOを組み合わせたマーケティング戦略を展開する際には便利な機能です。
キーワードプランナーは、調査ツールとしてだけでなく、実際の広告運用までサポートする多機能ツールと言えます。
キーワードプランナーを無料で使う方法【登録手順を画像付き解説】
キーワードプランナーは基本機能を無料で利用できますが、事前にGoogle広告アカウントの作成と簡単な設定が必要です。
ここでは、完全無料でキーワードプランナーを使い始める手順を解説します。
Google広告アカウントの作成手順
まずはGoogle広告のアカウントを作成しましょう。
手順:
- Google広告公式サイトにアクセス
- 「今すぐ開始」または「ログイン」をクリック
- Googleアカウントのメールアドレスとパスワードでログイン
- 新規の場合は画面の指示に従ってアカウント作成を進める
すでにGoogleアカウントを持っている方であれば、同じアカウント情報でログインできます。
注意点として、この段階ではまだ料金は発生しません。安心して進めてください。
初期キャンペーン設定(料金発生を防ぐポイント)
Google広告アカウント作成時には、初期キャンペーンの設定画面が表示されますが、無料で使う場合は適切に設定する必要があります。
料金発生を防ぐための重要ポイント:
- ビジネス情報の入力: 会社名やWebサイトURLを入力(後で変更可能)
- 予算設定を「1円」に: 予算入力欄で最低額の「1円」を設定
- 広告作成は最小限に: 必須項目のみ入力し、詳細設定はスキップ
- キャンペーンの一時停止: 設定完了後、すぐにキャンペーンを「保留」または「一時停止」に変更
特に重要なのが、設定完了後すぐにGoogle広告の管理画面でキャンペーンの「保留」ボタンをクリックすることです。これにより広告配信が停止され、料金が一切発生しなくなります。
万が一停止を忘れても、1日1円の設定であれば被害は最小限です。ただし、必ず停止設定を行いましょう。
エキスパートモードへの切り替え
Google広告には「スマートモード」と「エキスパートモード」の2種類があり、キーワードプランナーはエキスパートモードでのみ利用可能です。
切り替え手順:
- Google広告管理画面の右上「設定」をクリック
- 「エキスパートモードに切り替える」を選択
- 確認画面で「エキスパートモードに切り替え」をクリック
エキスパートモードに切り替えると、画面上部の「ツールと設定」メニューから「プランニング」→「キーワードプランナー」が選択できるようになります。
注意点として、一度エキスパートモードに切り替えると、スマートモードには戻せません。ただし、機能面ではエキスパートモードの方が圧倒的に充実しているため、問題ありません。
無料版と有料版の違い
キーワードプランナーは無料でも利用できますが、検索ボリュームの表示精度に違いがあります。
無料版(広告出稿なし)の表示:
- 検索ボリューム: 「100〜1,000」「1,000〜1万」「1万〜10万」などの範囲表示
- 関連キーワード数: 一部制限あり
- 予測データ: 利用可能
有料版(広告出稿あり)の表示:
- 検索ボリューム: 「880」「3,600」「27,100」などの具体的な数値
- 関連キーワード数: フル表示
- 予測データ: より詳細なデータ
この仕様変更は2016年に実施されたもので、Google広告を実際に利用しているユーザーに対して、より正確なデータを提供する目的があります。
SEO目的でキーワード選定するだけであれば、無料版でも十分に活用できます。おおよその規模感がわかれば、対策の優先順位は判断できるからです。
キーワードプランナーの基本的な使い方
キーワードプランナーの基本操作は、「新しいキーワードを見つける」と「検索ボリュームを確認する」の2つです。
それぞれの使い方を詳しく解説します。
ツールへのアクセス方法
キーワードプランナーは、Google広告の管理画面からアクセスします。
アクセス手順:
- Google広告(https://ads.google.com)にログイン
- 画面右上の「ツールと設定」アイコン(レンチマーク)をクリック
- 「プランニング」セクションの「キーワードプランナー」を選択
キーワードプランナーのホーム画面が表示されれば、準備完了です。ここから2つの主要機能を選択できます。
よく使う方は、ブックマークに登録しておくと便利です。
「新しいキーワードを見つける」の使い方
「新しいキーワードを見つける」機能では、キーワードまたはURLを入力して関連キーワードを取得できます。
【キーワードから開始する場合】
- 「新しいキーワードを見つける」をクリック
- 「キーワードから開始」タブで調査したいキーワードを入力
- 複数キーワードを同時に調べる場合は、カンマ区切りまたは改行で入力
- 「結果を表示」をクリック
入力例:
SEO対策
コンテンツマーケティング
Webライティング
結果画面には、入力したキーワードの検索ボリューム、競合性、入札単価、そして関連性の高いキーワード候補が一覧表示されます。
【ウェブサイトから開始する場合】
- 「ウェブサイトから開始」タブに切り替え
- 自社サイトまたは競合サイトのURLを入力
- 「このページのみ使用」または「このサイト全体を使用」を選択
- 「結果を表示」をクリック
URL入力の活用例として、競合サイトのURLを入力すれば、そのサイトがどんなキーワードで評価されているかを推測でき、自社のコンテンツ戦略のヒントになります。
初めて使う方は、まず自分の興味のあるキーワードで試してみて、ツールの感覚をつかむことをおすすめします。
「検索のボリュームと予測のデータを確認する」の使い方
すでにリストアップしたキーワードの検索ボリュームを一括で確認したい場合は、この機能を使います。
手順:
- ホーム画面で「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択
- 確認したいキーワードを1行に1つずつ入力
- 複合キーワードはスペースで区切って1行で入力
- 「開始する」をクリック
入力例:
SEO対策 方法
SEO対策 費用
SEO対策 ツール
コンテンツ SEO
結果画面では、各キーワードの月間平均検索ボリューム、3ヶ月の変化率、前年比などが確認できます。また、広告配信した場合の予測データ(クリック数、表示回数、費用、CTRなど)も表示されます。
この機能は、既存のキーワードリストの優先順位付けや、季節性の確認に便利です。
キーワードプランナーの見方【重要指標を理解する】
キーワードプランナーの検索結果画面には、複数の重要指標が表示されます。
それぞれの指標の意味と活用方法を理解しましょう。
月間平均検索ボリューム
月間平均検索ボリュームは、過去12ヶ月間の月間平均検索数を示します。
数値の見方:
- 100未満: ニッチなキーワード、ロングテール
- 100〜1,000: スモールワード、初心者向け
- 1,000〜10,000: ミドルワード、ある程度の需要あり
- 10,000以上: ビッグワード、競合が激しい
SEOでの活用方法として、初心者やサイト立ち上げ初期は100〜1,000程度のロングテールキーワードを狙い、サイトの成長とともに徐々にボリュームの大きいキーワードに挑戦するのが基本戦略です。
また、検索ボリュームの推移グラフを確認すれば、季節性のあるキーワード(例:「花粉症対策」は春に急増)や、トレンドキーワードの判別も可能です。
検索ボリュームだけでなく、自社ビジネスとの関連性や成約率も考慮してキーワードを選定することが重要です。
競合性
競合性は、広告出稿時にそのキーワードで入札している広告主の多さを「低」「中」「高」の3段階で示します。
判断基準:
- 低: 広告を出稿している企業が少ない
- 中: ある程度の企業が広告出稿している
- 高: 多数の企業が激しく競争している
競合性(インデックス値)は0〜100の数値でも表示され、数字が大きいほど競合が激しいことを意味します。
SEOでの活用方法: 競合性が「高」のキーワードは、商業的価値が高い可能性があります。つまり、購買意欲の高いユーザーが検索しているキーワードと推測できます。ただし、SEO上の難易度を直接示すものではないため、実際にGoogle検索して上位サイトの強さを確認する必要があります。
広告の競合性が高くてもSEOでは勝機があるケースもあるため、両面から判断しましょう。
ページ上部に掲載された広告の入札単価
ページ上部に広告を掲載するための推奨入札単価の範囲(低い単価〜高い単価)が表示されます。
数値の意味:
- 低い単価: 過去に上部掲載された広告の最低入札額
- 高い単価: 過去に上部掲載された広告の最高入札額
入札単価が高いキーワードは、一般的に収益性が高いキーワードです。例えば、「クレジットカード おすすめ」などの金融系キーワードは入札単価が数千円になることもあります。
SEO難易度の推測への応用: 入札単価が高い=収益性が高い=SEOでも競合が激しい、という相関関係があります。アフィリエイトサイトを運営する場合、入札単価を参考にして収益性の高いキーワードを選定できます。
ただし、入札単価はあくまで広告の指標であり、SEOの難易度は別途調査が必要です。
その他の有用な指標
キーワードプランナーでは、表示項目をカスタマイズして、さらに詳細なデータを確認できます。
主な追加指標:
| 指標名 | 説明 | 活用方法 |
|---|---|---|
| インプレッションシェア | 広告配信時の表示機会の獲得率 | 広告運用の可能性を評価 |
| オーガニック検索のインプレッションシェア | 自然検索での表示割合 | SEO改善の余地を確認 |
| オーガニック検索の平均掲載順位 | 自然検索での平均順位 | 現在のSEO状況を把握 |
| 3ヶ月の変化率 | 直近3ヶ月の検索量変化 | トレンドの方向性を判断 |
| 前年比 | 前年同月との比較 | 季節性や成長性を確認 |
これらの指標を表示するには、結果画面右側の「表示項目」ボタンから必要な項目にチェックを入れます。
データは多ければ良いというわけではなく、自分の目的に合った指標を選択して分析することが大切です。
SEO対策でのキーワードプランナー活用法
キーワードプランナーは、SEO対策において戦略的なキーワード選定とコンテンツ企画に欠かせないツールです。
ここでは、実践的なSEO活用テクニックを解説します。
コンテンツ制作のキーワード選定手順
キーワードプランナーを使った効果的なキーワード選定は、以下の手順で進めます。
ステップ1: メインキーワードの洗い出し 自社のビジネスや提供サービスに関連する中核キーワードを5〜10個リストアップします。例えば、Webマーケティング会社なら「SEO対策」「コンテンツマーケティング」「Web広告」などです。
ステップ2: 関連キーワードの取得 メインキーワードをキーワードプランナーに入力し、関連キーワードを一括取得します。この時点で100〜300個程度のキーワード候補が集まります。
ステップ3: 検索ボリュームと競合性で絞り込み 取得したキーワードを検索ボリューム順にソートし、自社のサイト状況に合った範囲を選びます。新規サイトなら100〜1,000、既存サイトなら1,000〜10,000が目安です。
ステップ4: ロングテールキーワードの発見 3語以上の複合キーワード(例:「SEO対策 初心者 やり方」)を抽出します。これらはボリュームは小さいですが、検索意図が明確で成約率が高い傾向にあります。
ステップ5: 記事テーマの優先順位付け 検索ボリューム、競合性、自社ビジネスとの関連性、収益性を総合的に判断して、記事化する順序を決定します。
検索ボリュームと競合性のバランスが最も重要です。ボリュームが大きくても競合が強すぎると上位表示できません。
競合サイト分析のテクニック
競合URLを入力して得られるキーワード情報は、コンテンツ戦略立案に非常に有効です。
競合分析の手順:
- 競合サイトのURL入力: 業界内の上位表示されている競合サイトのURLを「ウェブサイトから開始」に入力
- キーワード候補の確認: そのサイトがどんなキーワードで評価されているかの推測リストを取得
- 自社との差分分析: 競合が対策しているが自社が未対策のキーワードを特定
- コンテンツギャップの発見: 「競合は書いているが、自社サイトにない記事テーマ」を洗い出す
B2B向けキーワードと一般ワードの判別方法: 入札単価が高く、検索ボリュームが比較的小さいキーワードは、B2Bや専門家向けのキーワードの可能性が高いです。例えば「MA ツール 比較」「CRM システム 導入」などです。
競合分析で重要なのは、「競合のコピー」ではなく「競合が見逃しているキーワードの発見」です。全く同じキーワードで勝負するより、関連する別角度のキーワードを狙う方が効率的です。
競合が強いキーワードは避け、競合が手薄な領域を見つけることが中小企業のSEO戦略の基本です。
検索ボリュームからアクセス数を予測する
キーワードプランナーのデータを使って、上位表示時のアクセス数を予測できます。
予測計算式:
予想月間アクセス数 = 月間検索ボリューム × CTR(クリック率)
検索順位別の平均CTR(クリック率):
| 検索順位 | 平均CTR | 計算例(検索Vol 10,000の場合) |
|---|---|---|
| 1位 | 28〜35% | 2,800〜3,500アクセス |
| 2位 | 15〜20% | 1,500〜2,000アクセス |
| 3位 | 10〜12% | 1,000〜1,200アクセス |
| 4位 | 6〜8% | 600〜800アクセス |
| 5位 | 4〜6% | 400〜600アクセス |
| 6〜10位 | 2〜4% | 200〜400アクセス |
例えば、検索ボリューム5,000のキーワードで3位を獲得した場合、5,000 × 10% = 約500アクセス/月が見込めます。
Google Search Consoleとの組み合わせ活用: 既存記事がある場合、Search Consoleで実際の表示回数とクリック数を確認し、キーワードプランナーの予測値と比較することで、より精度の高い予測が可能になります。
予測はあくまで目安です。キーワードの種類や業界、記事の質によって実際のCTRは大きく変動します。
SEO対策における注意点
キーワードプランナーをSEO目的で使う際の重要な注意点があります。
1. 検索ボリュームはあくまで目安 無料版の範囲表示は精度が低く、また表示される数値は「完全一致」での検索数であるため、実際の検索数とは異なる場合があります。特に日本語は表記ゆれ(ひらがな・カタカナ・漢字)があるため、総検索数はもっと多い可能性があります。
2. 他ツールとの併用が必須 キーワードプランナーだけでは不足する情報があります。以下のツールとの併用をおすすめします。
- ラッコキーワード: サジェストキーワードの網羅的取得
- Ubersuggest: より詳細な検索ボリューム確認
- Answer the Public: 質問形式のキーワード発見
- Google Search Console: 実際の検索パフォーマンス確認
3. 日本語環境での地域・言語設定 設定画面で必ず「日本」「日本語」に絞り込みましょう。デフォルト設定のままだと、海外からの検索も含まれ正確なデータが取得できません。
設定方法は、検索結果画面上部の「地域」「言語」フィルタから変更できます。
キーワードプランナーは強力なツールですが、万能ではありません。複数のデータソースを組み合わせた総合的な判断が重要です。
リスティング広告でのキーワードプランナー活用法
キーワードプランナーは本来、Google広告のためのツールであり、リスティング広告運用において真価を発揮します。
広告運用での具体的な活用方法を解説します。
広告キーワードの選定方法
リスティング広告で成果を出すには、費用対効果の高いキーワードを見極めることが重要です。
効果的なキーワード選定の基準:
- 入札単価と予算のバランス: 自社の広告予算内で十分なクリック数を獲得できる単価のキーワードを選ぶ
- コンバージョン見込みの高さ: 「比較」「おすすめ」「申込」などの購買意欲キーワードを優先
- 検索ボリュームの適正さ: ボリュームが大きすぎると費用が膨らむため、適度なボリュームを選択
除外キーワードの設定: 「無料」「求人」「口コミ」など、コンバージョンに繋がりにくいキーワードは除外設定することで、広告費の無駄を削減できます。キーワードプランナーで関連キーワードを確認し、不要なものをリストアップしておきましょう。
マッチタイプの選択:
- 完全一致: 指定したキーワードと完全に一致する検索のみ(精度高・リーチ小)
- フレーズ一致: 指定フレーズを含む検索(バランス型)
- 部分一致: 関連する検索全般(精度低・リーチ大)
初心者はフレーズ一致から始め、データを見ながら調整するのがおすすめです。
費用対効果を最大化するには、「キーワードの質」を重視し、無駄なクリックを減らすことが鍵です。
広告予算のシミュレーション
キーワードプランナーの予測機能を使えば、広告配信前に予算計画を立てられます。
シミュレーション手順:
- キーワードリストの作成: 配信したいキーワードを10〜30個程度リストアップ
- 「検索のボリュームと予測のデータを確認する」に入力: キーワードを一括入力
- 上限クリック単価の設定: 「予測」タブで想定する上限CPCを入力
- 予測データの確認: 以下の項目が表示される
- クリック数の予測
- 表示回数の予測
- 費用の予測
- クリック率(CTR)の予測
- 平均クリック単価の予測
コンバージョン率を指定した費用対効果の予測: キーワードプランナーで「見込まれるコンバージョン率」を入力すれば、予想されるコンバージョン数と獲得単価(CPA)も計算できます。
例:
- 予測クリック数: 1,000回
- コンバージョン率: 5%
- 予想コンバージョン数: 50件
- 費用: 100,000円
- 獲得単価(CPA): 2,000円
自社の目標CPAと比較して、採算が取れるかを事前に判断できます。
予測はあくまで過去データに基づくものです。実際の配信結果を見ながら継続的に最適化することが重要です。
キャンペーンプランの作成と配信
キーワードプランナーで選定したキーワードを、そのまま広告キャンペーンに追加できます。
キャンペーン作成の流れ:
- キーワードプランナーで選定したキーワードにチェックを入れる
- 「キーワードをプランに追加」ボタンをクリック
- プラン画面で広告グループを作成し、キーワードを振り分ける
- 各広告グループの上限クリック単価を設定
- 広告文を作成(見出し・説明文・URLなど)
- 予算を設定して「キャンペーンを作成」
効率的な運用のポイント:
- 関連性の高いキーワードを同じ広告グループにまとめる
- 広告文にキーワードを含めることで品質スコアが向上
- 定期的にパフォーマンスを確認し、効果の低いキーワードは停止
キーワードプランナーとGoogle広告が完全に連携しているため、調査から配信まで一気通貫で進められるのが最大のメリットです。
広告運用の成功は、配信開始後のPDCAサイクルにかかっています。定期的なデータ分析と改善を忘れずに行いましょう。
キーワードプランナーの便利な機能
キーワードプランナーには、基本機能以外にも作業効率を上げる便利な機能が多数あります。
知っておくと便利な応用機能を紹介します。
フィルタ・絞り込み機能
検索結果を詳細に絞り込むことで、より精度の高いキーワードリストを作成できます。
主な絞り込み項目:
1. 言語設定の変更 「すべての言語」をクリックすると、日本語・英語・中国語など特定言語に絞り込めます。多言語サイトを運営している場合や、海外向けサービスを展開する際に有効です。
2. 期間指定(季節性キーワード対応) 画面上部のカレンダーアイコンから、特定期間のデータに絞り込めます。例えば「クリスマス プレゼント」なら11〜12月のデータを見ることで、より正確な検索トレンドを把握できます。
3. 地域設定(日本国内の細かいターゲティング) デフォルトは「日本」全体ですが、「東京都」「大阪府」など特定地域に絞り込むことも可能です。地域密着型ビジネスや店舗ビジネスで活用できます。
4. 検索ネットワークの絞り込み 「Google検索」のみか「検索パートナーを含む」かを選択できます。純粋なGoogle検索のデータを見たい場合は「Google検索」を選択しましょう。
絞り込み活用例:
対象: 東京都在住
期間: 直近3ヶ月
言語: 日本語
→ 東京都での最新トレンドキーワードを発見
適切なフィルタ設定により、ターゲットに合致したより精度の高いキーワードリストが作成できます。
キーワード候補のダウンロード
取得したキーワードデータは、CSV形式またはGoogleスプレッドシートでダウンロードできます。
ダウンロード手順:
- 検索結果画面右上の「ダウンロード」アイコン(↓マーク)をクリック
- 「.csv」または「Googleスプレッドシート」を選択
- ファイルが自動でダウンロードまたは作成される
ダウンロードしたデータの活用方法:
Excelでの分析活用:
- 検索ボリューム順にソート
- 競合性でフィルタリング
- 入札単価の高いキーワードを抽出
- 条件付き書式で視覚化(色分け)
- ピボットテーブルでカテゴリ別集計
スプレッドシートでの管理:
- チームメンバーとの共有が簡単
- コメント機能で担当者割り当て
- 進捗管理(記事作成済み・未着手など)
- キーワードマップの作成
大量キーワードの一括管理: 1回の検索で数百〜数千のキーワードが取得できるため、ダウンロードして整理することで、中長期的なコンテンツ計画に活用できます。
定期的にダウンロードして、キーワードデータベースを構築すると、戦略的なSEO運用が可能になります。
除外キーワードの設定
不要なキーワードを除外することで、より関連性の高いキーワードリストを作成できます。
除外キーワードの設定方法: 検索結果画面で、不要なキーワードの右側にある「−」マークをクリックすると、そのキーワードが非表示になります。
除外すべきキーワードの例:
SEO目的の場合:
- 無料(収益化が難しい)
- 求人・採用(目的が異なる)
- 画像・動画(コンテンツ形式が異なる)
- とは(基礎的すぎる場合)
広告運用の場合:
- ブランド名の誤表記
- 競合他社名
- コンバージョンに繋がりにくいワード
除外キーワードリストの作成: 頻繁に除外するキーワード(例:「無料」「評判」)は、テキストファイルやExcelでリスト化しておくと、次回以降の作業が効率化されます。
精度の高いキーワードリスト作成: 除外機能を活用することで、「量より質」のキーワードリストが完成し、SEO施策や広告運用の効果が向上します。
除外キーワードの設定は一見地味ですが、費用対効果を大きく左右する重要な作業です。
キーワードプランナーの注意点・デメリット
キーワードプランナーは非常に便利なツールですが、いくつかの制限や注意点があります。
事前に理解しておくべきデメリットを解説します。
無料版の検索ボリュームが曖昧
無料版の最大の制限は、検索ボリュームが範囲表示になることです。
具体的な制限内容:
- 広告出稿なし: 「100〜1,000」「1,000〜1万」などの範囲表示
- 広告出稿あり: 「880」「3,600」などの具体的数値表示
この仕様変更は2016年に実施されました。それ以前は無料でも具体的数値が見られましたが、Google広告を実際に利用しているユーザーへの付加価値提供として変更されました。
範囲表示の問題点: 「1,000〜1万」という範囲では、実際が1,200なのか9,800なのか判断できず、優先順位の決定が困難になります。
代替ツールでの補完方法:
- Ubersuggest: 無料で具体的数値を確認(1日3回まで)
- aramakijake.jp: 順位別予想流入数を確認
- ラッコキーワード: 有料プランでボリューム取得
- Google Search Console: 既存記事の実際の検索数を確認
正確な数値が必要な場合: 少額(月数千円程度)でも広告を配信すれば、具体的な数値が表示されるようになります。本格的にSEOに取り組むなら、検討する価値があります。
無料版でも「大・中・小」の規模感は十分把握できるため、初心者のうちは無料版でも問題ありません。
予測データはあくまで予測値
キーワードプランナーの予測機能は便利ですが、実際の結果と乖離する可能性があります。
予測データの限界:
- 過去7〜10日間のデータに基づく 直近の短期データを元にしているため、市場環境の急激な変化には対応できません。
- 様々な要因により変動する
- 季節性(イベント、天候など)
- 競合の参入・撤退
- Googleアルゴリズムの更新
- 社会情勢の変化(例:パンデミック)
- 広告の品質スコアは考慮されない 実際の広告配信では、広告の品質によってクリック単価や掲載順位が変動しますが、予測では平均値しか考慮されません。
予測データの正しい使い方:
- あくまで「目安」として活用
- 実際のデータを週次・月次で確認し、継続的に調整
- 予測と実績の差を分析して、次回の精度を向上
市場変化の影響を受けやすい場合: 安定した市場では予測精度が高いですが、新製品発売や法改正など市場が変動しやすい業界では、予測データの信頼性が低下します。
予測データは「スタート地点の仮説」として活用し、実データで検証・改善するPDCAサイクルが重要です。
モバイル対応の課題
キーワードプランナーは、モバイル環境での使いやすさに課題があります。
スマートフォンブラウザでの問題点:
- レスポンシブ未対応: PC画面がそのまま縮小表示される
- 操作性が悪い: ボタンが小さく、誤タップしやすい
- データの視認性が低い: 表形式のデータが見づらい
- フィルタ操作が煩雑: 詳細設定が困難
モバイルアプリの存在: Google広告の公式モバイルアプリが提供されていますが、キーワードプランナーの全機能は利用できず、簡易的な確認のみ可能です。
推奨される利用環境:
- PC(Windows/Mac): 最も快適に利用可能
- タブレット: ある程度利用可能だが、PCの方が効率的
- スマートフォン: 緊急時の確認のみ。本格的な作業には不向き
モバイルでの代替案: 外出先で簡易的にキーワード調査したい場合は、Ubersuggestやラッコキーワードのモバイル版アプリの方が使いやすいです。
キーワードプランナーは、PC環境でじっくり分析・計画するためのツールと割り切って使うのが現実的です。
キーワードプランナーの代替ツール5選
キーワードプランナーの弱点を補完したり、異なる視点でキーワード調査ができる代替ツールがあります。
それぞれの特徴と使い分けを解説します。
Keywordmap(キーワードマップ)
Keywordmapは、国内企業向けに最適化された高機能SEOツールです。
主な機能と特徴:
- 自然検索キーワードの詳細分析
- 競合サイトの流入キーワード調査
- 検索意図の分類機能
- コンテンツギャップ分析
- 共起語・関連語の抽出
キーワードプランナーとの違い: キーワードプランナーが「広告向け」のデータであるのに対し、KeywordmapはSEO特化型で、実際の自然検索データに基づく分析が可能です。また、競合分析機能が非常に充実しています。
料金体系: 有料ツール(月額数万円〜)。無料トライアルあり。
おすすめの使い方: 本格的なSEO戦略を立てる企業向け。キーワードプランナーで大枠を掴み、Keywordmapで詳細分析を行うという併用が効果的です。
URL: https://keywordmap.jp/
予算に余裕があり、SEOを本気で取り組む企業にはKeywordmapが最適な選択肢です。
ラッコキーワード
ラッコキーワードは、サジェストキーワードを一括取得できる国産無料ツールです。
主な機能と特徴:
- Googleサジェストの網羅的取得
- Yahoo!知恵袋・教えて!gooなどのQ&A抽出
- 見出し抽出(上位サイトの構成分析)
- 月間検索数取得(有料プラン)
- 関連語・共起語の抽出
キーワードプランナーとの違い: キーワードプランナーが「検索ボリューム」重視であるのに対し、ラッコキーワードは「検索バリエーション」の網羅性が強みです。ユーザーが実際に検索している生の言葉を大量に取得できます。
料金体系:
- 無料版: 1日5回まで(会員登録で50回)
- 有料版: 月額990円〜
おすすめの使い方: キーワードプランナーで検索ボリュームを確認する前に、ラッコキーワードでキーワード候補を大量に洗い出す。その後、キーワードプランナーで絞り込むという流れが効率的です。
URL: https://related-keywords.com/
無料で使える範囲が広く、個人ブロガーやSEO初心者に最もおすすめのツールです。
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)
Ubersuggestは、具体的な検索ボリューム数値を無料で確認できるツールです。
主な機能と特徴:
- 検索ボリュームの具体的数値表示
- SEO難易度(SD)の表示
- CPC(クリック単価)の表示
- 競合サイトのトラフィック分析
- コンテンツアイデアの提案
キーワードプランナーとの違い: 無料版でも「880回」「3,600回」など具体的数値が見られる点が最大の違いです。また、SEO難易度スコアが表示されるため、キーワードの選びやすさで優位性があります。
料金体系:
- 無料版: 1日3回まで検索可能
- 有料版: 月額2,999円〜(個人向けプランあり)
注意点: 検索ボリュームは独自アルゴリズムで算出しているため、Googleキーワードプランナーの数値とは異なります。あくまで参考値として活用しましょう。
おすすめの使い方: キーワードプランナーの無料版で範囲表示されたキーワードを、Ubersuggestで具体的数値を確認する補完的な使い方が効果的です。
URL: https://neilpatel.com/jp/ubersuggest/
無料で具体的な検索ボリュームを知りたい方にとって、Ubersuggestは必携ツールです。
Ahrefs(エイチレフス)
Ahrefsは、世界中のSEOプロフェッショナルが使う最高峰のSEOツールです。
主な機能と特徴:
- キーワード難易度(KD)の高精度分析
- 被リンク分析(世界最大級のデータベース)
- コンテンツギャップ分析
- ランキングトラッカー
- サイト監査機能
キーワードプランナーとの違い: キーワードプランナーが「検索需要」を調べるツールであるのに対し、Ahrefsは「SEO競合度」を詳細に分析できます。キーワード難易度スコアの精度が非常に高く、上位表示の実現可能性を正確に判断できます。
料金体系: 有料のみ(月額$129〜)。7日間トライアル$7。
おすすめの使い方: 企業のSEO担当者や本格的なアフィリエイターが、キーワード選定の最終判断に使用。キーワードプランナーで候補を絞り込み、Ahrefsで実現可能性を確認するという使い方が理想的です。
URL: https://ahrefs.com/jp/
予算が許すなら、Ahrefsは投資する価値のある最強SEOツールです。
SEMrush(セムラッシュ)
SEMrushは、SEOと広告の両面で活用できる総合マーケティングツールです。
主な機能と特徴:
- キーワード調査(オーガニック・広告両対応)
- 競合他社のトラフィック分析
- 広告コピーの調査
- ソーシャルメディア分析
- コンテンツマーケティングツール
キーワードプランナーとの違い: キーワードプランナーがGoogle広告専用であるのに対し、SEMrushは複数の広告プラットフォーム(Google、Facebook、YouTubeなど)を横断的に分析できます。また、グローバル展開する企業向けに多言語・多地域対応が充実しています。
料金体系: 有料のみ(月額$129.95〜)。14日間無料トライアルあり。
おすすめの使い方: グローバル展開企業や、SEOと広告の統合戦略を立てたい企業向け。日本国内のみの小規模ビジネスには、費用対効果が合わない可能性があります。
URL: https://www.semrush.com/
グローバルマーケティングを展開する企業にとって、SEMrushは強力な武器になります。
よくある質問(FAQ)
キーワードプランナーに関して、ユーザーからよく寄せられる質問とその回答をまとめました。
キーワードプランナーは完全無料で使えますか?
はい、キーワードプランナーは基本機能を完全無料で使うことができます。
Google広告のアカウント登録は必要ですが、実際に広告を出稿しなければ料金は一切発生しません。登録時に初期キャンペーンの設定が求められますが、設定後すぐにキャンペーンを「一時停止」すれば広告配信されず、費用もかかりません。
ただし、無料版には以下の制限があります。
無料版の制限内容:
- 検索ボリュームが範囲表示(例:1,000〜1万)
- 一部の詳細データが非表示
- 関連キーワード数に制限がある場合も
有料版(広告出稿あり)のメリット:
- 検索ボリュームが具体的数値で表示(例:3,600)
- より詳細なデータにアクセス可能
- 関連キーワードがフル表示
とはいえ、SEO目的でのキーワード選定であれば、無料版でも十分に活用できます。おおよその検索規模が把握できれば、対策キーワードの優先順位付けは可能だからです。
もし正確な数値が必要な場合は、月額数千円程度の少額広告を出稿するか、Ubersuggestなどの代替ツールを併用する方法があります。
結論として、無料版でも実用的なキーワード調査は十分可能であり、初心者やブロガーの方は無料版から始めることをおすすめします。
スマートモードからエキスパートモードに戻せますか?
いいえ、一度エキスパートモードに切り替えると、スマートモードには戻せません。
この仕様はGoogleの公式ヘルプでも明記されており、システム上の制限となっています。
スマートモードとエキスパートモードの違い:
| 項目 | スマートモード | エキスパートモード |
|---|---|---|
| 対象ユーザー | 初心者向け簡易版 | 上級者向け完全版 |
| 設定の複雑さ | シンプル | 詳細設定可能 |
| キーワードプランナー | 使用不可 | 使用可能 |
| 広告設定 | 自動最適化中心 | 手動設定可能 |
キーワードプランナーを使用するためには、エキスパートモードが必須です。そのため、スマートモードのままではキーワードプランナーにアクセスできません。
エキスパートモードのデメリットは? エキスパートモードに切り替えても、特にデメリットはありません。管理画面が多少複雑になりますが、使わない機能は無視すればよいだけです。むしろ、より詳細な設定や分析が可能になるため、メリットの方が大きいといえます。
また、エキスパートモードでもスマートアシストキャンペーン(簡易的な広告配信)は引き続き利用できるため、初心者向けの機能が完全になくなるわけではありません。
キーワードプランナーを使いたい場合は、迷わずエキスパートモードに切り替えて問題ありません。実質的なデメリットはほとんどないと考えてよいでしょう。
広告を出稿しないと正確な検索ボリュームは見られませんか?
はい、広告を出稿していない場合、検索ボリュームは範囲表示(例:1,000〜1万)となり、正確な数値は表示されません。
この制限は2016年にGoogleが実施した仕様変更によるもので、それ以前は無料でも具体的な数値が見られましたが、現在は広告出稿しているアカウントのみが正確なデータにアクセスできます。
範囲表示の具体例:
- 10〜100
- 100〜1,000
- 1,000〜1万
- 1万〜10万
- 10万〜100万
正確な数値を確認する方法:
1. 少額でも広告を出稿する 月額数千円程度の少額広告でも出稿すれば、具体的な数値が表示されるようになります。本格的にSEOに取り組む場合、この投資は十分価値があります。
2. 代替ツールを使用する
- Ubersuggest: 無料で具体的数値を確認(1日3回まで)
- aramakijake.jp: GoogleとYahoo!の予測検索数を表示
- ラッコキーワード: 有料プランで月間検索数取得
3. Google Search Consoleで実測値を確認 既存記事がある場合、Search Consoleの「検索パフォーマンス」で実際の表示回数(≒検索ボリューム)を確認できます。
実務上のアドバイス: 多くのSEO専門家は、範囲表示でも実用上問題ないと考えています。「1,000〜1万」と表示されていれば、少なくとも1,000以上の需要があることは確実であり、対策する価値があると判断できます。厳密な数値よりも、キーワードの「規模感」と「相対的な比較」ができれば、優先順位付けは可能です。
結論として、正確な数値があれば理想的ですが、無料版の範囲表示でも実用的なキーワード選定は十分可能です。予算と目的に応じて判断しましょう。
キーワードプランナーとGoogle Analyticsの違いは何ですか?
キーワードプランナーとGoogle Analyticsは、目的と機能が全く異なるツールです。
簡単に言えば、キーワードプランナーは「これから対策するキーワードを選ぶツール」であり、Google Analyticsは「既存サイトのアクセスを分析するツール」です。
両者の違いを表で比較:
| 項目 | キーワードプランナー | Google Analytics |
|---|---|---|
| 主な目的 | キーワード調査・選定 | アクセス解析 |
| 使用タイミング | コンテンツ作成前 | コンテンツ公開後 |
| 提供データ | 検索ボリューム、関連KW、広告データ | PV、UU、滞在時間、CV |
| 対象 | Web全体の検索データ | 自社サイトのみ |
| 料金 | 無料(制限あり) | 完全無料 |
具体的な使い分け例:
【キーワードプランナーの使用場面】
- 新しい記事を書く前にキーワードを選定する
- 競合サイトのキーワード戦略を調査する
- リスティング広告のキーワードを選ぶ
- 検索需要を予測して予算計画を立てる
【Google Analyticsの使用場面】
- 公開済み記事のアクセス数を確認する
- ユーザーの行動パターンを分析する
- コンバージョン率を測定する
- 離脱率の高いページを特定する
第三のツール:Google Search Console さらに、Google Search Console(サーチコンソール)というツールもあります。これは「自社サイトがどんなキーワードで検索されているか」を確認できる、キーワードプランナーとAnalyticsの中間的なツールです。
理想的な使い方の流れ:
- キーワードプランナー: 対策キーワードを選定
- 記事を作成・公開
- Search Console: 実際にどんなキーワードで検索されているか確認
- Google Analytics: アクセス数や成約率を分析
- 改善して再公開
キーワードプランナーは「企画段階」、Analyticsは「結果分析」と覚えておくと、使い分けがスムーズです。両方を組み合わせることで、効果的なSEO対策が実現できます。
SEO初心者でも使いこなせますか?
はい、SEO初心者でもキーワードプランナーは十分使いこなせます。
キーワードプランナーは、一見複雑そうに見えますが、基本的な使い方は非常にシンプルです。初心者の方は、まず以下の2つの機能を覚えるだけで十分です。
初心者が覚えるべき2つの基本機能:
1. 新しいキーワードを見つける
- キーワードを入力→「結果を表示」をクリック
- 検索ボリュームと関連キーワードを確認
- これだけで80%の用途はカバーできる
2. キーワード候補をダウンロード
- 検索結果をExcelやスプレッドシートで保存
- 整理して記事作成計画を立てる
初心者向けの具体的な使用手順:
ステップ1: 自分のブログテーマに関連するキーワードを5個書き出す
例:「ブログ」「アフィリエイト」「SEO」「WordPress」「収益化」
ステップ2: キーワードプランナーに1つずつ入力して検索
ステップ3: 検索ボリュームが100〜1,000程度のキーワードを見つける
→ 初心者でも上位表示しやすい
ステップ4: そのキーワードで記事を書く
ステップ5: 慣れてきたら、より大きな検索ボリュームに挑戦
よくある初心者の不安と回答:
Q: 「どのキーワードを選べばいいかわからない」 A: 最初は検索ボリューム100〜1,000の範囲で、自分が書けそうなテーマを選びましょう。完璧を求めず、まずは実践することが大切です。
Q: 「競合性が高いか低いか判断できない」 A: 初心者のうちは、検索ボリュームが小さめ(100〜1,000)のキーワードを選べば、自動的に競合も少なくなります。
Q: 「設定項目が多くて混乱する」 A: 最初は言語と地域を「日本語」「日本」に設定するだけでOK。他の設定はデフォルトのままで問題ありません。
学習リソース:
- Googleの公式ヘルプ(https://support.google.com/google-ads/)
- YouTube動画(「キーワードプランナー 使い方」で検索)
- 本記事のような解説記事
結論として、キーワードプランナーは初心者フレンドリーなツールです。完璧に理解しようとせず、まずは基本機能だけ使ってみることをおすすめします。使いながら少しずつ覚えていけば、自然と使いこなせるようになります。
どのくらいの頻度でデータは更新されますか?
キーワードプランナーのデータは、種類によって更新頻度が異なります。
主要データの更新頻度:
1. 検索ボリューム(月間平均検索ボリューム)
- 更新頻度: 月次更新
- 反映期間: 過去12ヶ月の平均値
- 詳細: 毎月初旬に前月までのデータが反映される
例えば、1月初旬に確認すると、前年1月〜12月の12ヶ月平均が表示されます。そのため、直近1週間や1ヶ月の急激なトレンド変化は即座には反映されません。
2. 予測データ(広告配信の予測)
- 更新頻度: 日次〜週次
- 反映期間: 過去7〜10日間のデータに基づく
- 詳細: 広告市場の直近動向を反映
公式ヘルプによれば、予測データは「過去7〜10日間」のデータを基に算出されるため、検索ボリュームよりも頻繁に更新されます。
3. 競合性・入札単価
- 更新頻度: 日次〜リアルタイム
- 詳細: 広告オークションの状況によって変動
特に入札単価は、競合の広告出稿状況によってリアルタイムに変動します。
季節性キーワードの注意点: 「クリスマス プレゼント」のような季節性の強いキーワードは、該当シーズン以外は検索ボリュームが極端に少なくなるため、年間平均値だけでは正確な需要が把握できません。このようなキーワードは、期間フィルタで特定月(例:11月〜12月)に絞り込んで確認しましょう。
トレンドキーワードの反映タイミング: 急激に検索が増えた新しいキーワード(例:新製品名、時事ニュース関連)は、検索ボリュームに反映されるまで1〜2ヶ月程度のタイムラグがあります。トレンドを狙う場合は、Googleトレンドなどのリアルタイム性の高いツールを併用しましょう。
実務上のアドバイス: キーワード調査は月1回程度の定期実施で十分です。毎日確認しても大きな変動はないため、月初に前月データを確認し、その月のコンテンツ計画を立てるというペースが効率的です。
結論として、検索ボリュームは月次更新のため、リアルタイム性は高くありません。ただし、中長期的なキーワード戦略を立てるには十分な更新頻度といえます。
まとめ:キーワードプランナーを活用してSEO・広告運用を成功させよう
Googleキーワードプランナーは、SEO対策とリスティング広告運用の両方に活用できる強力な無料ツールです。
本記事で解説した内容を振り返りましょう。
キーワードプランナーの重要性: コンテンツを作成する前に、どんなキーワードが検索されているのか、どれくらいの需要があるのかを把握することは、SEO成功の第一歩です。キーワードプランナーを使えば、データに基づいた戦略的なキーワード選定が可能になります。
本記事で学んだポイント:
- 基本機能: 月間検索ボリューム、関連キーワード、競合性、入札単価の確認
- 無料利用方法: 広告を出稿しなくても基本機能は無料で使える
- SEO活用法: ロングテールキーワード選定、競合分析、アクセス予測
- 広告活用法: キーワード選定、予算シミュレーション、キャンペーン作成
- 注意点: 無料版の検索ボリュームは範囲表示、予測データはあくまで目安
- 代替ツール: Ubersuggest、ラッコキーワードなどとの併用で精度向上
SEO対策と広告運用での活用ポイント:
【SEO対策での使い方】
- 検索ボリューム100〜1,000のロングテールキーワードから始める
- 関連キーワードを網羅的に取得してコンテンツ計画を立てる
- 競合サイト分析で未対策キーワードを発見
- 定期的にキーワード調査を実施して最新トレンドをキャッチ
【広告運用での使い方】
- 費用対効果の高いキーワードを厳選
- 予測データで予算計画を事前シミュレーション
- 除外キーワードを設定して無駄な広告費を削減
- キャンペーン作成から配信まで一気通貫で管理
無料で始められる手軽さ: キーワードプランナーの最大の魅力は、Google広告のアカウント登録だけで、誰でも無料で利用開始できる点です。特別な知識やスキルは不要で、初心者でも今日から使い始められます。
他ツールとの併用推奨: キーワードプランナーは万能ではありません。以下のツールと組み合わせることで、より効果的なキーワード戦略が実現できます。
- ラッコキーワード: サジェストキーワードの網羅的取得
- Ubersuggest: 具体的な検索ボリューム確認
- Google Search Console: 実際の検索パフォーマンス測定
- Google Analytics: コンバージョン分析
継続的なキーワード調査の重要性: 検索トレンドは常に変化しています。月1回程度の定期的なキーワード調査を習慣化し、新しいキーワード機会を逃さないようにしましょう。また、既存記事のパフォーマンスを定期的に確認し、必要に応じてキーワード戦略を見直すことも大切です。
最後に: キーワードプランナーは「知っている」だけでは意味がありません。実際に使ってみて、自分のサイトやビジネスに合った活用方法を見つけることが重要です。
まずは本記事で紹介した基本的な使い方を試してみて、徐々に応用テクニックにチャレンジしていきましょう。データに基づいたキーワード選定により、あなたのWebサイトのアクセス数と成約率が大きく向上するはずです。
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