サーチコンソールでスパムリンクを削除する方法【完全ガイド2026年版】
「サイトの検索順位が突然下がった」「サーチコンソールで怪しい被リンクを見つけた」とお悩みではありませんか?
スパムリンクは放置するとSEOに深刻な悪影響を及ぼし、検索順位の低下やペナルティの原因となります。しかし、適切な対処法を知っていれば、初心者でも30分程度で対策が可能です。
この記事では、サーチコンソールを使ったスパムリンクの確認方法から削除依頼、Googleのリンク否認ツールの活用まで、実務で即使える手順を画像付きで徹底解説します。
2026年最新のサーチコンソールUIに対応し、削除依頼メールのテンプレートや否認ファイルのサンプルコードも提供しているため、この記事を読めば今日からすぐに実行できます。SEO担当者必見の完全保存版ガイドです。
目次
サーチコンソールでスパムリンクを確認する方法
スパムリンクとは?見分け方の基準
スパムリンクとは、SEO効果を不正に操作する目的で設置された低品質な被リンクのことです。これらはGoogleのガイドラインに違反しており、サイトの評価を下げる原因となります。
スパムリンクの代表的な特徴は以下の通りです。
スパムリンクの主な特徴
- 海外の無関係なサイトからのリンク(特に文脈と関係のないもの)
- リンクファームやディレクトリサイトからの大量リンク
- アダルトサイトやギャンブルサイトからのリンク
- キーワードを過度に詰め込んだアンカーテキスト
- ランダムな文字列で構成されたドメイン名
- 明らかに自動生成されたコンテンツページからのリンク
一方、自然リンク(ナチュラルリンク)は、ユーザーが自発的に設置した質の高いリンクで、関連性のある業界メディアや公式情報源、ユーザーのブログ記事などから張られます。判断に迷う場合は、「このサイトが自社をリンクする合理的な理由があるか」を考えると見分けやすくなります。
スパムリンクを放置すると、Googleのアルゴリズムが「不正なSEO操作を行っている」と判断し、検索順位の大幅な下落やマニュアルアクションによるペナルティを受けるリスクがあります。
サーチコンソールでの具体的な確認手順
サーチコンソールを使えば、自サイトへの全被リンクを無料で確認できます。以下の手順で、スパムリンクの有無をチェックしましょう。
確認手順(5ステップ)
- Googleサーチコンソールにログイン
- https://search.google.com/search-console にアクセス
- 対象サイトのプロパティを選択
- 「リンク」メニューをクリック
- 左側のサイドメニューから「リンク」を選択
- 外部リンクセクションが表示される
- 「上位のリンク元サイト」を確認
- リンク数の多い順にドメインが表示される
- 各ドメインをクリックすると詳細が確認可能
- 「上位のリンクされているページ」をチェック
- 自サイトのどのページが最も多くリンクされているか確認
- 不自然に特定ページへのリンクが集中していないかチェック
- CSVエクスポート機能を活用
- 「外部リンクをエクスポート」ボタンをクリック
- 「最新のリンク」を選択してダウンロード
- Excelやスプレッドシートで詳細分析が可能
エクスポートしたCSVファイルには、リンク元URL、リンク先URL、アンカーテキストなどの情報が含まれています。大量のリンクがある場合は、ドメインごとにソートして怪しいサイトを効率的に抽出しましょう。
チェックすべきポイントと危険信号
スパムリンクを見逃さないために、以下の3つの危険信号に注目してください。
1. ドメイン名の不自然さ
| 危険度 | ドメイン名の特徴 | 具体例 |
|---|---|---|
| 高 | ランダムな文字列 | abc123xyz.com |
| 高 | 成人向けキーワード含有 | adult-●●●.net |
| 中 | 極端に長いドメイン | best-seo-link-directory-2026.info |
| 中 | 無関係な国コードTLD | .ru, .cn(ビジネスと無関係な場合) |
2. 急激なリンク増加のアラート
サーチコンソールで「過去3ヶ月」「過去6ヶ月」の期間を比較し、被リンク数が急増している場合は要注意です。自然なリンク獲得は徐々に増加するため、短期間で数百〜数千のリンクが増えた場合はスパム攻撃の可能性があります。
3. アンカーテキストの不自然さ
- 完全一致キーワードが80%以上を占める(例:「サーチコンソール スパムリンク 削除」が大量)
- 同じアンカーテキストが何十回も繰り返される
- 日本語サイトなのに英語のアンカーテキストばかり
- 商品名やサービス名が過度に含まれる
これらの危険信号が複数該当する場合、スパムリンクである可能性が非常に高いため、次のセクションで解説する削除依頼や否認ツールでの対処を検討しましょう。
スパムリンクの削除依頼方法【ステップバイステップ】
リンク元サイトへの削除依頼の手順
リンク否認ツールを使う前に、まずリンク元サイトの運営者へ直接削除を依頼することが推奨されます。Googleも公式に「可能な限りリンク元に連絡して削除してもらうべき」と述べています。
削除依頼の5ステップ
- 運営者情報・お問い合わせフォームの探し方
- リンク元サイトの「会社概要」「Contact」「お問い合わせ」ページを確認
- フッターやサイドバーに記載されているメールアドレスを探す
- WHOISデータベース(https://who.is/)でドメイン所有者情報を確認
- 削除依頼メールの作成
- 件名は簡潔に「リンク削除のお願い」「Link Removal Request」
- 本文は丁寧かつ具体的に記述
- 該当するリンクのURLを明記
- 効果的な削除依頼メールのテンプレート(日本語版)
件名: リンク削除のご依頼
〇〇様
突然のご連絡失礼いたします。
[あなたのサイト名]を運営しております[あなたの名前]と申します。
貴サイト([リンク元URL])から弊サイト([自サイトURL])へリンクが設置されておりますが、弊社の方針により外部リンクの整理を行っております。
つきましては、以下のページに設置されているリンクの削除をお願いできますでしょうか。
■削除依頼対象のURL
・[具体的なリンク元ページURL]
・[リンクされている自サイトのURL]
お忙しいところ恐れ入りますが、ご対応いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
[あなたの名前]
[会社名]
[メールアドレス]
- 英語版テンプレート
Subject: Link Removal Request
Dear Webmaster,
I'm [Your Name] from [Your Website].
I noticed that your website ([Link Source URL]) contains a link to our site ([Your Site URL]). We are currently reviewing our backlink profile and would appreciate it if you could remove the following link:
■ Link to be removed:
・Source page: [Specific URL]
・Linked page: [Your page URL]
Thank you for your understanding and cooperation.
Best regards,
[Your Name]
[Company]
[Email]
- 返信率を上げるコツ
- 脅迫的な表現は避け、丁寧な言葉遣いを徹底
- 削除の理由を簡潔に説明(SEO方針の変更、サイトリニューアル等)
- 複数の連絡手段(メール、お問い合わせフォーム、SNS)を試す
- 件名に【重要】などを付けず、スパム判定を避ける
削除依頼が無視された場合の対処法
削除依頼メールを送信後、2週間〜1ヶ月経過しても返信がない、またはリンクが削除されない場合は、次のステップに進みます。
待機期間の目安と判断基準
| 期間 | 対応 | 備考 |
|---|---|---|
| 送信後3日 | 経過観察 | 週末を挟む場合は確認が遅れることも |
| 1週間 | リマインドメール送信(任意) | 「先日ご連絡した件の確認」として再送 |
| 2週間 | 削除されたか再確認 | サーチコンソールでリンク状況を確認 |
| 1ヶ月 | リンク否認ツールへ移行 | これ以上待っても改善の見込み低い |
次のステップ(リンク否認ツール)への移行判断
以下のいずれかに該当する場合は、リンク否認ツールの使用を検討しましょう。
- 1ヶ月経過しても返信なし、かつリンクも削除されていない
- お問い合わせフォームやメールアドレスが見つからない
- ドメインが既に失効・放置されている
- リンク元サイトが明らかにスパムサイトで連絡の意味がない
- 大量のスパムリンク(100件以上)があり、個別対応が現実的でない
削除依頼の記録(送信日時、相手の連絡先、対応状況)はスプレッドシートで管理しておくと、後々のトラブル防止や効果測定に役立ちます。
Googleリンク否認ツールの使い方【2026年最新版】
リンク否認ツールとは?使うべきタイミング
リンク否認ツール(Disavow Links Tool)は、Googleに対して「このリンクは評価しないでください」と申請する公式ツールです。削除依頼が困難な場合の最終手段として活用します。
ツールの役割と仕組み
リンク否認ツールは、指定したドメインやURLからのリンクをGoogleの検索アルゴリズムが評価対象から除外します。ただし、物理的にリンク自体が消えるわけではなく、あくまで「SEO評価に影響を与えないようにする」処理です。
反映までには数週間〜数ヶ月かかる場合があり、即効性はありません。また、一度否認したリンクを元に戻すには再度ファイルをアップロードする必要があります。
使用すべきケース
- スパムサイトからの大量リンクで検索順位が急落した
- マニュアルアクション(手動ペナルティ)を受けた
- 削除依頼しても対応されないリンクがある
- SEO会社が過去に行った不適切なリンク施策の後処理
避けるべきケース
- 被リンクが全体的に少ない(50件未満)段階での使用
- 自然リンクかスパムリンクか判断できないまま大量否認
- 検索順位に問題がないのに予防的に使用
- 競合サイトからの正当なリンクを誤って否認
Googleの公式見解
Google Search Centralの公式ドキュメントでは、「大半のサイトはリンク否認ツールを使う必要がない」と明言されています。不自然なリンクはGoogleのアルゴリズムが自動的に無視するため、明らかなスパムリンクや手動対策を受けた場合のみ使用を検討しましょう。
否認ファイルの作成方法
否認ファイルはシンプルなテキストファイル(.txt形式)で、特定のルールに従って記述する必要があります。記述ミスがあると正しく処理されないため、慎重に作成しましょう。
テキストファイルの作り方
- メモ帳(Windows)またはテキストエディット(Mac)を開く
- 否認したいリンクを指定のルールで記述
- UTF-8エンコードで保存(重要)
- ファイル名は任意(例:disavow-links-2026.txt)
記述ルール(domain:とURL形式の使い分け)
| 記述方法 | 対象範囲 | 使用場面 |
|---|---|---|
| domain:example.com | ドメイン全体 | スパムサイト全体を否認したい |
| http://example.com/spam-page.html | 個別URL | 特定ページのみ否認したい |
実際の記述例とサンプルコード
# スパムドメイン全体を否認する例
domain:spam-site-123.com
domain:bad-links-network.net
domain:random-directory.info
# 個別URLを否認する例
http://suspicious-site.com/spam-page.html
https://low-quality-blog.com/random-post-12345.html
# コメント(#で始まる行)は無視される
# 複数ドメインをまとめて否認可能
domain:automated-links.com
domain:link-farm-site.org
作成時の重要な注意点
- 1行につき1つのドメインまたはURL
- http://またはhttps://を含める(個別URL指定の場合)
- domain:の後にスペースを入れない
- ファイルサイズは最大2MB、100,000行まで
- 定期的に更新する場合は古いファイルを上書き
サーチコンソールでの否認ツールアクセス方法
2026年現在、リンク否認ツールはサーチコンソールのメインメニューには表示されておらず、直接URLアクセスまたは検索機能を使う必要があります。
アクセス手順(2つの方法)
方法1: 直接URLアクセス
- 以下のURLにアクセス
https://search.google.com/search-console/disavow-links - 対象のプロパティ(サイト)を選択
- 否認ツール画面が表示される
方法2: ヘルプ検索からアクセス
- サーチコンソールにログイン
- 画面右上の「?」(ヘルプ)アイコンをクリック
- 検索ボックスに「リンク否認」または「disavow」と入力
- 検索結果から「リンクを否認する」をクリック
- 「リンク否認ツールを開く」リンクをクリック
ファイルアップロード方法
- 「リンクの否認」ページで対象サイトを選択
- 「リンクの否認」ボタンをクリック
- 警告メッセージを確認(重要)
- 「ファイルを選択」から作成した.txtファイルを選択
- 「送信」ボタンをクリック
- 確認ダイアログで「完了」をクリック
確認メッセージの確認と保存
アップロード成功後、以下の情報が表示されます。
- 否認したドメイン数
- 否認したURL数
- アップロード日時
- ファイル内容のプレビュー
この画面をスクリーンショットで保存しておくと、後から「いつ何を否認したか」が確認できて便利です。
否認後の効果確認と注意点
リンク否認ツールの効果が表れるまでには、通常2週間〜3ヶ月程度かかります。Googleがサイトを再クロールし、リンクを再評価するまで時間を要するためです。
反映までの期間と確認タイミング
| 期間 | 確認内容 | 期待される変化 |
|---|---|---|
| 1週間後 | サーチコンソールでリンク数確認 | 変化なし(正常) |
| 1ヶ月後 | 検索順位の推移チェック | 徐々に改善の兆し |
| 3ヶ月後 | 総合的なSEO評価 | 効果が明確化 |
Search Consoleでの変化の確認方法
- 外部リンクレポート
- 「リンク」→「外部リンク」で総リンク数を確認
- 否認したリンクも表示されるが、評価には含まれていない
- 検索パフォーマンス
- 「検索結果」→「平均掲載順位」のグラフを確認
- 否認前後で順位の変化をモニタリング
- カバレッジレポート
- エラーや警告が減少しているか確認
やってはいけない失敗例
- 良質リンクの誤削除: 業界メディアや公式パートナーからのリンクを誤って否認し、SEO評価が下落
- 過剰な否認: 被リンクの50%以上を否認し、サイト評価が急落
- 頻繁な更新: 週に何度もファイルをアップロードし、Googleの評価が不安定化
- 効果を焦る: 1週間で変化がないからと何度もファイルを修正
否認は慎重に行い、効果測定は最低でも1ヶ月以上の期間で判断しましょう。不安な場合はSEO専門家に相談することをお勧めします。
スパムリンク対策の注意点とよくある失敗
自然リンクを誤って否認しないための確認方法
最も危険な失敗は、良質な自然リンクをスパムと誤認して否認してしまうことです。一度否認すると再評価に時間がかかるため、事前の精査が極めて重要です。
判断に迷うリンクの精査基準(チェックリスト)
□ リンク元サイトの業界・テーマは自サイトと関連があるか
□ リンク元サイトに有益なオリジナルコンテンツがあるか
□ リンク元ドメインの運用歴は1年以上あるか
□ リンクが文脈に沿って自然に設置されているか
□ アンカーテキストが過度に最適化されていないか
□ リンク元サイトに他の正常な外部リンクもあるか
□ 該当ドメインからのリンク数は適切な範囲か(1〜10件程度)
5つ以上当てはまる場合は自然リンクの可能性が高く、否認は避けるべきです。
ドメインオーソリティ確認ツールの活用
以下の無料ツールでリンク元の信頼性を数値化できます。
- Moz Link Explorer(無料版で月10回まで検索可能)
- Domain Authority(DA)が30以上なら一定の信頼性あり
- Ahrefs Backlink Checker(無料版で制限あり)
- Domain Rating(DR)で評価
- DR40以上は比較的高品質
- Ubersuggest(無料プランで1日3回まで)
- Domain Scoreで総合評価
業界関連性のチェックポイント
| 確認項目 | 良質リンクの例 | スパムリンクの例 |
|---|---|---|
| サイトテーマ | 同業界のメディア、パートナー企業 | 全く無関係の海外サイト |
| コンテンツ品質 | 専門的な記事、事例紹介 | 自動生成テキスト、無意味な羅列 |
| 被リンク文脈 | 記事内で自然に紹介 | フッターの大量リンク集 |
| 更新頻度 | 定期的に更新されている | 何年も更新なし |
迷った場合は「このサイトのユーザーが自社サイトを訪問する合理的な理由があるか」を考えると判断しやすくなります。
否認しすぎのリスク
リンク否認ツールは諸刃の剣です。過剰に使用すると、かえってSEO評価を下げる結果になります。
Googleペナルティとの関連性
リンク否認ツール自体が直接ペナルティを招くことはありませんが、以下のリスクがあります。
- 良質な被リンクを大量に否認することで、サイト全体の権威性(Authority)が低下
- Googleが「このサイトは不正なリンク施策を行っていた」と判断する可能性
- E-E-A-T評価(専門性・権威性・信頼性)の低下
特にマニュアルアクション(手動ペナルティ)を受けていない状態での大量否認は推奨されません。
被リンク全体のバランス維持
健全なリンクプロファイルには以下のバランスが重要です。
| リンクタイプ | 理想的な割合 | 注意点 |
|---|---|---|
| 自然リンク | 70-80% | ユーザーが自発的に設置 |
| 関連業界リンク | 15-20% | 業界メディア、パートナー等 |
| その他 | 5-10% | ディレクトリ登録等 |
被リンクの30%以上を否認すると、サイトの信頼性シグナルが大きく損なわれる可能性があります。
最小限の否認で最大効果を出すコツ
- ドメインレベルで否認
- 個別URL否認より効率的
- スパムサイトは全ページが低品質なケースが多い
- 優先順位を付ける
- 明らかなスパム → 最優先
- 判断が微妙なリンク → 様子見
- 関連性のあるリンク → 否認しない
- 段階的アプローチ
- 初回は最も悪質な10-20ドメインのみ否認
- 1ヶ月後に効果を確認してから追加否認を検討
- 定期レビュー
- 3ヶ月に1度、否認リストを見直し
- 誤って否認したリンクがあれば削除
定期的な監視体制の構築
スパムリンク対策は一度やって終わりではありません。継続的な監視体制を構築することで、新たなスパムリンクを早期発見できます。
月1回のチェックルーチン化(所要時間: 約10分)
【毎月1日の定例タスク】
1. サーチコンソールにログイン(2分)
2. 「リンク」→「外部リンク」で総リンク数確認(3分)
3. 前月比で50件以上増加していたら詳細確認(5分)
4. 新規ドメインをスプレッドシートに記録(2分)
5. 怪しいドメインがあれば削除依頼リストに追加(3分)
アラート設定の方法
サーチコンソール自体にはリンク増加の自動アラート機能がありませんが、以下の方法で代替できます。
- Google Apps Script活用
- Search Console APIと連携
- 被リンク数を毎週自動取得
- 急増時にGmailで通知
- サードパーティツール
- Ahrefs Alerts(有料)
- SEMrush Brand Monitoring(有料)
- 無料版では制限あり
- 手動チェックのカレンダー設定
- Googleカレンダーに月次タスクを設定
- リマインダー機能で通知
スプレッドシートでの管理テンプレート
以下の項目を含むシートを作成すると効率的です。
| 確認日 | リンク元ドメイン | リンク数 | 判定 | 対応状況 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2026/01/15 | example-spam.com | 50 | スパム | 削除依頼済 | 返信なし |
| 2026/01/15 | industry-news.jp | 3 | 自然 | 対応不要 | 業界メディア |
| 2026/02/01 | random-links.net | 120 | スパム | 否認済 | 2026/02/05 |
このテンプレートに毎月データを追加していくことで、リンクプロファイルの変化を可視化でき、異常な増加を即座に発見できます。
スパムリンクを防ぐための予防策
高品質な被リンクを増やす方法
最も効果的なスパムリンク対策は、良質な被リンクを増やしてサイト全体の権威性を高めることです。スパムリンクの割合が相対的に減少し、Googleの評価も安定します。
自然なリンク獲得の基本戦略
良質なリンクは「誰かに紹介したくなるコンテンツ」から自然発生します。以下の要素を満たすコンテンツを目指しましょう。
- 独自性(Uniqueness)
- 他サイトにない一次情報やデータ
- 実体験に基づいた事例やノウハウ
- オリジナルの調査・アンケート結果
- 網羅性(Comprehensiveness)
- テーマを徹底的に掘り下げた長文コンテンツ
- 初心者から上級者まで満足できる情報量
- 関連トピックへの内部リンク構造
- 視覚的価値(Visual Value)
- オリジナルの図解・インフォグラフィック
- 実例を示すスクリーンショット
- データを可視化したグラフ・表
コンテンツマーケティングの重要性
| 施策 | 効果 | 実施難易度 |
|---|---|---|
| ハウツー記事の作成 | 中〜高 | 低 |
| 業界統計データの公開 | 高 | 中 |
| ホワイトペーパー提供 | 高 | 高 |
| インタビュー記事 | 中 | 中 |
| ケーススタディ | 高 | 中〜高 |
特に「〇〇完全ガイド」「〇〇年版最新データ」などのエバーグリーンコンテンツは、継続的にリンクを獲得できます。
業界メディアへの寄稿・プレスリリース活用
- 業界メディアへのゲスト投稿
- 関連する業界メディアに執筆依頼
- 著者紹介欄にサイトURLを記載
- 専門性をアピールしながら自然なリンク獲得
- プレスリリースの効果的活用
- PR TIMESやValuePress等のプレスリリースサイトに配信
- 新サービス・調査結果発表時に活用
- メディア掲載につながれば高品質な被リンク獲得
- SNSでのコンテンツ拡散
- Twitter(X)、LinkedIn、Facebookで積極的に発信
- インフルエンサーへのメンション
- バズれば自然なリンクが増加
定期的なリンクプロファイル監視ツール
サーチコンソール以外のツールも併用することで、より包括的なリンク監視が可能になります。
サーチコンソール以外の監視ツール紹介
| ツール名 | 料金 | 主な機能 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|
| Ahrefs | 月$99〜 | 最大級のリンクDB、詳細分析 | ★★★★★ |
| SEMrush | 月$119.95〜 | 競合分析、キーワード調査も可能 | ★★★★☆ |
| Moz Pro | 月$99〜 | DA/PA指標、使いやすいUI | ★★★★☆ |
| Ubersuggest | 月$29〜 | コスパ重視、初心者向け | ★★★☆☆ |
| Majestic | 月$49.99〜 | Trust Flow/Citation Flow独自指標 | ★★★☆☆ |
予算が限られている場合、まずはUbersuggestから始めて、必要に応じてAhrefsやSEMrushに移行する段階的アプローチが現実的です。
無料ツールの活用法
完全無料または無料プランで使える代替手段も存在します。
- Google Alerts
- 自社ブランド名やサイト名で設定
- 新規言及を自動通知
- リンク付き言及は被リンク候補
- Ubersuggest無料版
- 1日3回までドメイン分析可能
- 主要な被リンクデータを確認
- 簡易的な監視には十分
- Bing Webmaster Tools
- Googleとは異なるリンクデータ
- 無料で全機能利用可能
- サーチコンソールの補完として有効
通知設定のベストプラクティス
効果的なアラート設定で異常を早期発見しましょう。
【推奨アラート設定】
1. Ahrefsの場合
・新規被リンク → 毎週月曜日にメール通知
・失われたリンク → 月1回通知
・ドメイン評価の変動 → 10%以上変化時に通知
2. SEMrushの場合
・バックリンク監査 → 月1回自動レポート
・Toxic Scoreが70以上のリンク検出時 → 即時通知
3. Google Alerts
・「"自社サイト名" -site:自社ドメイン」で設定
・頻度:1日1回まとめて配信
これらのツールとアラート設定を組み合わせることで、スパムリンクの早期発見と迅速な対処が可能になり、SEO評価を常に健全な状態に保てます。
よくある質問(FAQ)
スパムリンクはどれくらいSEOに悪影響しますか?
スパムリンクの影響度は、その数・質・サイト全体の被リンクプロファイルによって大きく異なります。一概に「何件以上で危険」とは言えませんが、目安をお伝えします。
影響度の判定基準
| スパムリンクの割合 | 影響レベル | 具体的な症状 |
|---|---|---|
| 総被リンクの5%未満 | 軽微 | ほぼ影響なし、Googleが自動無視 |
| 10-30% | 中程度 | 検索順位の微減(5-10位程度) |
| 30-50% | 深刻 | 順位大幅下落(20位以上)、トラフィック減少 |
| 50%以上 | 極めて深刻 | マニュアルアクションの可能性、圏外飛び |
具体的な悪影響の例として、以下のようなケースがあります。
- 事例1: 海外のスパムサイトから1週間で500件のリンクを受け、主要キーワードの順位が15位→47位に下落
- 事例2: 過去のSEO会社が設置したリンクファームからのリンク(300件)が原因で、Googleから手動対策を受けた
- 事例3: 競合による「ネガティブSEO攻撃」で1000件のアダルトサイトリンクを受けたが、リンク否認で1ヶ月後に回復
Googleの自動無視機能
現在のGoogleアルゴリズムは非常に高度で、明らかなスパムリンクの多くは自動的に評価から除外されます。そのため、数件程度のスパムリンクであれば過度に心配する必要はありません。
ただし、以下の場合は積極的な対処が必要です。
- サーチコンソールでマニュアルアクション(手動対策)の通知を受けた
- 急激な順位下落と同時に大量のスパムリンクが発生
- 同一ドメインから数百件以上のリンクが集中
- 検索トラフィックが前月比で30%以上減少
対処の優先順位
スパムリンクを発見した場合、以下の順で対応しましょう。
- 状況把握(1-2日): サーチコンソールで全体像を確認
- 影響度評価(3-5日): 検索順位やトラフィックの変化を分析
- 削除依頼(1-2週間): 削除可能なリンクは運営者に依頼
- リンク否認(必要時のみ): 削除不可能で影響が大きい場合のみ実施
焦って全てを否認する必要はなく、まずは冷静に状況を分析することが重要です。
リンク否認ツールは何回でも使えますか?
はい、リンク否認ツールは制限なく何度でも使用できます。ただし、頻繁な更新は推奨されません。
使用回数の制限
Googleはリンク否認ツールの使用回数に技術的な制限を設けていません。1日に複数回アップロードすることも可能ですが、以下の理由から月1回程度の更新が適切です。
頻繁な更新を避けるべき理由
- 処理の反映に時間がかかる
- Googleの再クロール・再評価には数週間〜数ヶ月必要
- 毎日更新しても効果の変化は見られない
- 不安定な評価を招く可能性
- 短期間で否認リストが頻繁に変わると、Googleの評価が揺れ動く
- 一貫性のあるリンクプロファイルが理想
- 管理の手間
- 頻繁な更新は記録管理が煩雑になる
- 過去の変更履歴が追いにくくなる
推奨される更新頻度
| 状況 | 推奨頻度 | 理由 |
|---|---|---|
| 通常運用 | 3ヶ月に1回 | 定期的なリンクプロファイル見直し |
| スパムリンク大量発生時 | 月1回 | 新規スパムへの迅速な対処 |
| マニュアルアクション受領時 | 即座+2週間後 | ペナルティ解除の申請準備 |
| 否認効果の検証期間 | 更新しない | 最低1ヶ月は様子見 |
ファイル更新時の注意点
新しいファイルをアップロードすると、前回のファイルは完全に上書きされます。そのため、以下の手順を守りましょう。
【正しい更新手順】
1. 前回アップロードしたファイルをダウンロード(バックアップ)
2. 新たに否認したいドメイン/URLを追加
3. 間違って否認していたものがあれば削除
4. 完成版をアップロード
5. 更新日時と変更内容をスプレッドシートに記録
誤って空のファイルや不完全なファイルをアップロードすると、過去の否認設定が全て消えてしまうため、必ずバックアップを取ることが重要です。
否認したリンクを元に戻すことはできますか?
はい、否認したリンクは簡単に元に戻すことができます。否認ファイルから該当の行を削除して再アップロードするだけです。
元に戻す手順(3ステップ)
- 現在の否認ファイルを確認
- サーチコンソールのリンク否認ツールページにアクセス
- 現在適用中のファイル内容を表示
- テキストエディタにコピー&ペースト
- 復活させたいリンクの行を削除
# 例: この行を削除すれば example.com からのリンクは再評価される domain:example.com ← この行を削除 - 更新したファイルを再アップロード
- .txt形式で保存
- リンク否認ツールから再送信
- 確認メッセージを保存
復活までの期間
否認解除後、Googleがリンクを再評価するまでには通常1〜2ヶ月かかります。これは否認時と同じく、Googleの再クロールと再計算が必要なためです。
よくある失敗と対処法
| 失敗例 | 原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 良質リンクを誤って否認 | 判断ミス | 即座に否認ファイルから削除・再アップ |
| ドメイン全体否認で一部URL復活したい | domain:で包括否認 | domain:を削除し、個別URLで否認 |
| 古い否認設定の記録がない | 管理不足 | 今後はスプレッドシートで履歴管理 |
予防策:テスト環境での確認
重要なリンクを誤って否認しないために、以下のチェックリストを活用しましょう。
□ 否認前にリンク元サイトの品質を再確認
□ 業界関連性のあるサイトは除外
□ Domain Authority 30以上のサイトは慎重判断
□ 否認ファイルを第三者にレビューしてもらう(可能であれば)
□ 否認前のリンクリストをバックアップ
一度否認しても取り返しは可能ですが、最初から慎重に判断することで無駄な手間を省けます。
競合他社からの意図的なスパムリンク攻撃への対処法は?
ネガティブSEO(競合によるスパムリンク攻撃)は実在しますが、Googleのアルゴリズムは年々進化しており、多くの場合は自動的に無効化されます。ただし、大規模攻撃には対処が必要です。
ネガティブSEOの典型的なパターン
- 短期間(1週間〜1ヶ月)で数百〜数千の低品質リンクが急増
- 主にアダルトサイト、ギャンブルサイト、海外のスパムサイトから発生
- 同一アンカーテキストの繰り返し使用
- クロール頻度の低い古いドメインからのリンク
攻撃を受けた場合の対処手順
- 証拠の収集と記録(1-2日)
- サーチコンソールでリンク増加の開始時期を特定
- 異常なリンク元ドメインをリスト化
- スクリーンショットで証拠を保存
- Googleへの報告(任意)
- Search Console ヘルプフォーラムで相談
- スパムレポート送信(https://www.google.com/webmasters/tools/spamreport)
- ただし、Googleが個別対応するケースは稀
- 即座にリンク否認(攻撃確認後1週間以内)
- 明らかなスパムドメインは即座に否認ファイルに追加
- domain: 形式で包括的に否認
- マニュアルアクションを受ける前に先手を打つ
- 継続的な監視(攻撃後3ヶ月間)
- 週1回のペースでサーチコンソールをチェック
- 新たな攻撃の兆候を早期発見
- 必要に応じて否認リストを更新
Googleの公式見解
Google Search Centralの公式ブログでは、「競合によるスパムリンクで検索順位が下がることは非常に稀」と明言しています。Googleのアルゴリズムは以下の点を考慮しています。
- 急激なリンク増加パターンの検出
- リンク元サイトの品質評価
- 過去のリンク獲得履歴との整合性
参考:Google Webmaster Central Blog – Link Schemes
予防策
完全に防ぐことは困難ですが、以下の対策でリスクを軽減できます。
- 定期的なリンクプロファイル監視(月1回)
- 高品質な被リンクを継続的に獲得し、スパムリンクの割合を下げる
- サーチコンソールのメール通知を有効化
- 有料ツール(Ahrefs等)のアラート機能を活用
万が一攻撃を受けても、冷静に対処すれば数ヶ月で元の順位に回復するケースがほとんどです。
サーチコンソールに表示されないリンクもありますか?
はい、サーチコンソールは全ての被リンクを表示するわけではありません。Googleがクロールしていないリンクや、インデックスされていないページからのリンクは表示されない可能性があります。
表示されないリンクの主なケース
- Googleがまだクロールしていないリンク
- 新しく設置されたばかりのリンク(数日〜数週間)
- クロール頻度の低いサイトからのリンク
- robots.txtでブロックされているページからのリンク
- インデックスされていないページからのリンク
- noindexタグが設定されたページ
- Googleが低品質と判断したページ
- ログインが必要なページ(会員制サイト等)
- Googleが意図的に非表示にしているリンク
- 既にスパムと判定されたリンク
- リンクファームからの大量リンク
- ペナルティを受けたサイトからのリンク
- SNSやリダイレクトリンク
- TwitterやFacebookの短縮URL(t.coやfb.me)
- JavaScriptリダイレクト経由のリンク
- 一部のリンク短縮サービス
補完的なチェック方法
サーチコンソールで表示されないリンクを確認するには、他のツールを併用しましょう。
| ツール | カバー範囲 | 利点 |
|---|---|---|
| Ahrefs | 非常に広い | 最大級のリンクDB、サーチコンソールより多くのリンクを発見 |
| Majestic | 広い | 独自クローラーでGoogleとは異なるリンクも検出 |
| SEMrush | 広い | 競合比較機能も充実 |
| Bing Webmaster Tools | 中程度 | Bingのクロールデータ、無料で利用可能 |
実際の比較例
あるサイトでの各ツールの検出リンク数比較(2026年1月時点)。
- サーチコンソール: 1,250件
- Ahrefs: 2,847件
- Majestic: 2,104件
- SEMrush: 1,956件
このように、有料ツールの方が多くのリンクを検出することが一般的です。
どちらを信頼すべきか?
**SEO評価の観点では、サーチコンソールのデータが最も重要です。**なぜなら、Googleの検索順位はGoogle自身がクロールしたリンクのみを評価対象とするためです。
ただし、以下の目的では他ツールも有効です。
- 競合分析(他サイトのリンク獲得状況)
- 新規リンクの早期発見(サーチコンソールより早く検出)
- リンク構築戦略の立案(どんなサイトがリンクを張りやすいか分析)
推奨アプローチ
- サーチコンソール: メイン監視ツールとして使用
- Ahrefs/SEMrush: 月1回の詳細分析と新規リンク発見に使用
- Bing Webmaster Tools: 無料補完ツールとして併用
この組み合わせで、ほぼ全ての重要なリンクを網羅的に把握できます。
まとめ:サーチコンソールでのスパムリンク削除の3ステップ
サーチコンソールを使ったスパムリンク対策は、正しい手順を踏めば初心者でも30分程度で実行可能です。この記事で解説した内容を、3つの重要ステップとしてまとめます。
ステップ1: サーチコンソールで外部リンクを定期確認
- 月1回のルーチンチェックを習慣化
- 「リンク」→「外部リンク」で総リンク数と上位リンク元を確認
- 前月比で50件以上の急増があれば詳細調査
- CSVエクスポートで全データをバックアップ
チェックポイント
- ランダムな文字列ドメインがないか
- 海外の無関係なサイトからのリンクがないか
- 同一ドメインから異常な数(100件以上)のリンクがないか
ステップ2: スパムリンク発見時は削除依頼を優先
- リンク否認ツールを使う前に、リンク元サイトへ削除依頼を送る
- お問い合わせフォームやメールで丁寧に依頼
- 2週間〜1ヶ月の返信待機期間を設ける
- 削除依頼メールのテンプレートを活用して効率化
削除依頼が有効なケース
- 運営者情報が明記されている正常なサイト
- 過去に依頼したSEO会社が設置したリンク
- ディレクトリサイトやまとめサイトへの登録
ステップ3: 応答なしの場合はリンク否認ツールを活用
- 削除依頼から1ヶ月経過しても対応されない場合に使用
- domain: 形式でドメイン全体を否認(効率的)
- .txt形式のファイルを作成し、サーチコンソールから送信
- 効果が現れるまで2週間〜3ヶ月待つ
注意すべきポイント
- 良質な自然リンクを誤って否認しない
- 被リンクの30%以上を否認しない
- 一度否認しても元に戻すことは可能
今日から始められるアクションプラン
今すぐ実行できる5つのタスク
- サーチコンソールにログインし、現在の被リンク状況を確認(所要時間5分)
- CSVファイルをエクスポートしてバックアップ(所要時間3分)
- 怪しいドメインを10個ピックアップしてリスト化(所要時間10分)
- 月次チェックのカレンダーリマインダーを設定(所要時間2分)
- この記事をブックマークし、必要時にすぐ参照できるようにする(所要時間1分)
長期的な運用計画
- 1ヶ月目: 現状把握とスパムリンクの特定
- 2ヶ月目: 削除依頼の送信と追跡
- 3ヶ月目: リンク否認ツールの活用(必要に応じて)
- 4ヶ月目以降: 月次監視体制の確立と高品質リンク獲得戦略
関連記事
スパムリンク対策と合わせて読みたい記事はこちらです。
- 「Googleサーチコンソールの使い方完全ガイド」
- 「被リンク獲得の正攻法:ホワイトハットSEO実践テクニック」
- 「SEO順位が下がった時の原因特定と対処法」
- 「Googleペナルティの種類と解除方法」
参考資料・引用元
- Google Search Central – リンクを否認する
- Google Developers – スパムポリシー
- Web-Yonet – スパムリンクへの対処方法
- クーミル – リンク否認ツールの使い方
- Lany – Googleリンク否認ツール活用法
- Sellp – 低品質な被リンクを削除・対策する方法
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