BtoBマーケティング・営業関連の展示会集:2025年スケジュールあり
BtoB展示会は、新規顧客の開拓や商談機会の創出に欠かせないマーケティング手法です。しかし、「どの展示会を選べばよいのか」「投資対効果を最大化するにはどうすればよいのか」といった悩みを抱える企業も多いのではないでしょうか。2025年は、AIやデジタルマーケティングの進化により、展示会のあり方も大きく変化しています。
デジタルマーケティングでの施策ばかりに目が行きがちですが、展示会もリードを獲得するのに有効的な手法です。業種・業界によっては展示会が最もリードの質よい場合もあります。展示会は今でも重要な施策なため最適なものを選んで出展をおすすめします!
本記事では、2025年に開催される主要なBtoB展示会の情報から、効果的な活用方法、成功事例まで、実践的な知見をご紹介します。展示会マーケティングの成功に向けて、ぜひ最後までお読みください。
目次
BtoB展示会の価値と最新動向
BtoB展示会は、対面での商談機会の創出と、製品・サービスの実践的なデモンストレーションを可能にする重要なマーケティングチャネルです。2025年のBtoB展示会市場は、デジタルとリアルを融合したハイブリッド型の展示会が主流となっており、出展企業は多様な商談機会を得られるようになっています。具体的には、会場でのリアルな商談に加え、オンラインでの商談予約システムやバーチャルブースの活用など、新たな取り組みが増加しています。
2025年のBtoB展示会トレンド分析
最新のトレンドとして、以下の3つが特に注目されています。
- AIを活用したマッチング最適化
- 来場者の興味関心データに基づく、最適な商談相手の提案
- リアルタイムでの商談スケジュール調整
- デジタルツインの活用
- 実際の展示会場のデジタル再現
- 時間や場所に縛られない商談機会の提供
- サステナビリティへの取り組み
- ペーパーレス化の推進
- カーボンニューラルな展示会運営

2025年注目のBtoB展示会カレンダー
【表:2025年主要展示会スケジュール】
展示会名 | 開催日 | 会場 | 内容 |
---|---|---|---|
Exhibition Marketing Conference 2025 | 2025年3月19日(水) | オンライン(Zoom配信) | AI時代における展示会マーケティングの役割や最新トレンドを深掘りするパネルディスカッション |
DX総合EXPO 2025 春 東京 | 2025年2月26日(水)~2月28日(金) | 幕張メッセ | BtoBセールスマーケティング施策の無料診断コンテンツやABM・SDRコンサルティングなどを紹介 |
営業・デジタルマーケティング Week 春 2025 | 2025年4月23日(水)~4月25日(金) | 東京ビッグサイト 東展示棟 | 営業DX、SFA、CRM、CX向上、マーケティングオートメーションなど幅広いソリューションが出展 |
コンテンツ東京2025 | 2025年7月2日(水)~7月4日(金) | 東京ビッグサイト 西展示棟 | 動画制作、SNSマーケティング、インフルエンサー活用などコンテンツマーケティングに特化 |
第4回 営業・マーケDXPO | 2025年8月21日(木)~8月22日(金) | 東京ビッグサイト 西展示棟 | 営業およびマーケティング業務のDX化をテーマにした展示会 |
第15回イーコマースフェア 大阪 2025 | 2025年5月28日(水)~5月29日(木) | マイドームおおさか | ECサイト構築システム、SNS運用支援サービス、BtoB-EC受発注システムなどが出展 |
これらの展示会では、それぞれの業界における最新のトレンドや技術革新が紹介されます。出展を検討する際は、自社の目的やターゲット顧客層に合わせて、最適な展示会を選択することが重要です。
【よくある質問】
Q1. 初めて展示会に出展する場合、どのような準備が必要ですか?
A1. 展示会出展の成功には、以下の3つの要素が重要です。
- 明確な目標設定
- 獲得したい商談数
- 収集したい見込み顧客情報
- 期待する商談成約率
- 適切な予算配分
- ブース設営費
- 人員配置費用
- 販促物制作費
- 効果的な事前準備
- 商談シナリオの作成
- スタッフトレーニング
- 告知活動の実施
このような準備を、展示会開催の3-6ヶ月前から計画的に進めることをお勧めします。
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展示会選びの基準と事前準備
展示会選びは、自社のビジネス目標との予算で検討します。
展示会への出展は、投資を必要とするマーケティング活動です。そのため、事前の準備段階で適切な展示会を選定し、綿密な計画を立てることが、投資対効果を最大化する鍵となります。展示会選定から具体的な準備プロセスまでを詳しく解説します。
自社に最適な展示会の選定方法
展示会選定において、最も重要なのは以下の4つの評価軸です。
- 来場者の質と量
- 過去の来場者データ(業種、役職、企業規模)
- 主催者による来場者募集施策の内容
- 同時開催イベントの有無と相乗効果
- 費用対効果
- 出展費用の内訳(基本料金、オプション費用)
- 出展費以外にかかるものや造作の作成、印刷費用など費用
- 想定される商談件数と見込み顧客獲得数
- 過去の出展企業の成果事例
- 開催時期とロケーション
- 自社の商戦期との整合性
- ターゲット顧客の地理的分布との適合性
- 主催者の実績
- 過去の開催実績
- 業界内での評価
- 出展企業へのサポート体制
予算計画と投資対効果の試算
展示会出展の予算は、以下の項目で構成されます。
【表:展示会出展予算の構成要素】
費用項目 | 概要 | 予算比率の目安 |
---|---|---|
出展基本料金 | ブーススペース代、基本設備費 | 30-40% |
ブース設営費 | デザイン、施工、備品レンタル | 20-25% |
販促物制作費 | カタログ、ノベルティ、映像制作 | 15-20% |
人件費 | スタッフ派遣、研修、交通費 | 10-15% |
運営費 | 搬入出、保険、通信費 | 5-10% |

投資対効果(ROI)の試算式: ROI = (見込み顧客獲得数 × 平均客単価 × 想定成約率 – 総出展コスト) ÷ 総出展コスト × 100
見込み顧客数は、主催者側から想定人数より2割ほど少ない計算で見積もっておく方が良いです。
出展までのスケジュール管理
効果的な展示会出展には、6ヶ月以上の準備期間を設けることを推奨します。以下に、理想的なスケジュール例を示します。規模によっては、3ヶ月くらい前からの準備でも良いものもありますが、半年くらい前に行っているとスムーズに進むかと思います。
6ヶ月前:
- 展示会の選定と出展申込
- 予算案の策定
- 出展目標の設定
4ヶ月前:
- ブースデザインの確定
- 販促物の企画開始
- 運営体制の構築
2ヶ月前:
- 販促物の制作
- スタッフトレーニング計画の策定
- 来場者動員施策の開始
1ヶ月前:
- 最終的な運営マニュアルの作成
- スタッフトレーニングの実施
- 商談予約の受付開始

出展効果を最大化するための戦略
展示会での成果を最大化するには、戦略的なアプローチが不可欠です。本章では、ブース設計から商談獲得、デジタルツールの活用まで、具体的な施策を解説します。
3つの重要な要素があります。何をやっているブースであるか・サービス訴求・商談スペースになります。
ブース設計のベストプラクティス
効果的なブース設計には、以下の3つの要素が重要です。
- 視認性の確保
- 遠距離からでも認識できるブランディング要素
- 明確なメッセージ性のある看板やバナー
- 通路からの視線を考慮したレイアウト
- 商談スペースの最適化
- 来場者数に応じた適切な商談スペースの確保
- プライバシーに配慮した商談エリアの設置
- 効率的な動線設計
- 製品・サービスの効果的な展示
- デモンストレーションのしやすさ
- 来場者の体験価値の創出
- 説明パネルや映像の戦略的配置
展示会後のフォローアップと効果測定
展示会終了後の適切なフォローアップは、商談の成約率を大きく左右する重要な活動です。獲得したリードの効果的な管理方法から、具体的な成約率向上施策、そして次回の展示会出展に向けた分析手法まで、実践的なアプローチを解説します。
獲得リードの管理と育成方法
展示会で獲得した見込み顧客情報は、リード管理システムで管理することが重要です。具体的な管理プロセスとして、以下の手順を推奨します。
商談記録の整理と優先順位付けを行います。展示会での商談内容、顧客の関心事項、次のアクションなどを詳細に記録し、顧客の興味関心度に応じて優先順位を設定します。
次に、顧客の興味関心に応じたナーチャリングプランを策定します。例えば、製品詳細資料の送付、オンラインデモの実施、導入事例の共有など、段階的なアプローチを計画します。
事前に社内で決まっているナーチャリングを行うより、展示会用として考えるのが良いと思います。
興味関心度を持ってブースに来てもらい話をしている場合が多いので、育ているより分類分けを行った後にナーチャリングをするのが良いです。
各接点でのレスポンスを確認しながら、最適なタイミングで次のアクションを実行することで、商談の質を高めることができます。
【表:リードステータスと推奨アクション】
リードステータス | 特徴 | 推奨アクション | 目標期間 |
---|---|---|---|
ホットリード | 具体的な導入検討あり | 即時フォロー、商談設定 | 1週間以内 |
ウォームリード | 関心はあるが時期未定 | 定期的な情報提供 | 1-3ヶ月 |
コールドリード | 情報収集段階 | メールマガジン配信 | 3-6ヶ月 |
ROI分析と次回出展への活用
展示会出展のROI(投資対効果)を正確に測定し、次回の出展計画に活かすことが重要です。ROI分析では、定量的指標と定性的指標の両面から評価を行います。
定量的指標としては、以下の項目を測定します。
- 商談件数と質の比較(前回比)
- リード獲得コスト(Cost Per Lead)
- 商談成約率と平均商談金額
- 総投資額に対する受注金額の比率
定性的指標としては、以下の観点から評価を行います。
- ブランド認知度の向上
- 新規顧客層の開拓状況
- 競合他社との差別化効果
- 既存顧客との関係強化
展示会で獲得したリードからどのくらい受注があり、商談まで獲得したかをデータとして残します。
投資対効果の高いものだけに出展するのが良いです。もしくは、投資対効果の悪かった展示会は何が良くなかったかを分析する必要があります。
ハイブリッド展示会への対応
2025年の展示会は、リアルとデジタルを融合したハイブリッド形式が主流となっています。本章では、効果的なハイブリッド展示会の活用方法について解説します。
オンライン要素の効果的な活用方法
オンライン要素の展示会は、難しいため商材や単価などによっては出展自体をしない方が良いことが多いです。展示会のメリットは、直接会話できることが最大のメリットになります。
そのメリットがないことでリード獲得割合も大幅に減少することがよくあります。
ハイブリッド展示会では、オンライン要素を戦略的に活用することで、より広範な顧客層へのリーチが可能となります。具体的な活用方法として、まずリアルタイム配信の活用があります。展示会場での製品デモやセミナーをライブ配信することで、会場に来場できない顧客にも価値を提供できます。
また、オンラインならではのインタラクティブ要素の導入も重要です。例えば、チャット機能を活用した質疑応答、オンラインアンケートによる即時フィードバック収集、バーチャルショールームでの製品紹介など、デジタルならではの特性を活かした施策を展開します。
データ分析の観点からも、オンライン要素は大きなメリットをもたらします。視聴者の行動データや興味関心の分析により、より効果的なフォローアップが可能となります。
まとめ:成功する展示会活用の秘訣
BtoB展示会は、企業のマーケティング戦略において重要な位置を占めています。
2025年の展示会マーケティングでは、デジタル技術の活用とリアルな対面接点の最適な組み合わせが、成功への鍵となっています。
よくある課題と解決策
展示会出展において、多くの企業が直面する共通の課題とその解決策について説明します。まず、予算管理の観点では、初期投資の最適な配分が課題となることが多くあります。この課題に対しては、過去の出展実績データを分析し、効果の高い施策への重点的な投資を行うことが有効です。
リード単価・商談獲得単価など初期投資に対してどのくらいの効果があるかを判断して出展することをお薦めます。
人材リソースの面では、展示会期間中のスタッフ確保と教育が大きな課題となります。この解決には、社内の関連部署との連携強化や、展示会専門の派遣スタッフの活用を検討することが効果的です。特に、商談品質の均一化を図るため、標準的な商談シナリオやFAQの整備を行うこともおすすめします。
よくある質問(FAQ)
Q1:展示会出展の費用対効果をどのように測定すればよいですか?
A1:展示会の費用対効果は、短期的な定量指標と長期的な定性指標の両面から測定することが重要です。定量的な測定指標としては、獲得リード数、商談件数、成約率、売上貢献額などが挙げられます。具体的な計算式として、ROI(投資収益率)= (展示会を通じた売上 – 総投資額) ÷ 総投資額 × 100 を基本としつつ、リード獲得単価(総投資額 ÷ 獲得リード数)などもふまえて計算することが重要です。
Q2:初めて展示会に出展する場合、どのような準備が必要ですか?
A2:初めての展示会出展では、以下の準備プロセスを推奨します。まず、展示会選定の段階で、自社のターゲット顧客層と合致する展示会を慎重に選ぶことが重要です。来場者データや過去の開催実績を詳細に確認し、投資に見合う効果が期待できるかを判断します。
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